JP3066642U - ジュ―サ― - Google Patents

ジュ―サ―

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JP3066642U
JP3066642U JP1999006172U JP617299U JP3066642U JP 3066642 U JP3066642 U JP 3066642U JP 1999006172 U JP1999006172 U JP 1999006172U JP 617299 U JP617299 U JP 617299U JP 3066642 U JP3066642 U JP 3066642U
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JP
Japan
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opening
squeezed
filter
squeezer
shaft
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JP1999006172U
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Inventor
邦夫 鈴木
Original Assignee
株式会社愛邦
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】被調理材から絞り出した液分が螺旋軸の回転に
より飛び散ることがないようにする。 【解決手段】ジューサーを、被圧搾物を投入する投入口
20aと、被圧搾物を圧搾した後の液分と固形分とをそ
れぞれ送り出す第一の開口20b及び第二の開口20c
と、を有する搾り器本体20と、搾り器本体の中におい
て回転可能に支持され、回転することにより被圧搾物を
圧搾する螺旋軸21と、螺旋軸の周囲に配置され、圧搾
物を固液分離するフィルター22と、搾り器本体の第二
の開口に嵌合し、螺旋軸及びフィルターを支持するキャ
ップ部材23であって、圧搾物の固形分が通過する開口
23aを有するキャップ部材23と、から構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は野菜や果物などの青果を絞り、液分と固形分とに分離するジューサー に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のジューサーの一例として、実開昭57−172607号公報に記載され ているジューサーを図3に示す。
【0003】 このジューサーは、ホッパー1が設けられている軸受筒2と、軸受筒2の内部 に回動自在に支持された螺旋軸6と、螺旋軸6の先端から突出した中心軸8に、 軸方向においてのみ摺動可能であるように取り付けられた内臼10と、内臼10 を軸方向に押圧しているスプリング11と、軸受筒2の先端の開口部に連続して 形成され、内臼10の外側にわずかな隙間を開けて接する外臼5と、軸受筒2の 底部に設けられた開口部に張られた濾過網3と、濾過網3の周囲に設けられた底 蓋4と、螺旋軸6の一端に取り付けられ、螺旋軸6を回転させるためのハンドル 7と、からなっている。
【0004】 底蓋4の下方には第一の容器12が置かれ、内臼10と外臼5との間の隙間の 下方には第二の容器13が置かれている。
【0005】 図3に示した従来のジューサーは次のようにして使用される。
【0006】 先ず、野菜や果物などの被調理材をホッパー1に投入する。
【0007】 次いで、ハンドル7を回し、螺旋軸6を回転させる。螺旋軸6の回転により、 被調理材は圧搾され、被調理材に含まれている液分が絞り出される。絞り出され た液分の大部分は濾過網3を通過し、濾過網3の下方に配置されている第一の容 器12に収容される。絞り出された液分の残りは内臼10と外臼5との間の隙間 を通って落下し、第二の容器13に収容される。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
被調理材から絞り出される液分は螺旋軸6が回転している間に濾過網3を通っ て、あるいは、内臼10と外臼5との間の隙間を通って落下し始める。濾過網3 を通って落下する液分は、螺旋軸6の回転に関係なく、確実に第一の容器12の 中に落下するが、内臼10と外臼5との間の隙間を通過する液分は内臼10及び 外臼5の回転の慣性力を受けて、螺旋軸6の回転の方向に飛び散ってしまうとい う問題点があった。
【0009】 また、図3に示したジューサーは、被調理材を絞った後の固形分を取り出すよ うには構成されていないため、被調理材を絞った後に、そのつど、軸受筒2の内 部に残った固形分を取り出さなければならないという問題点があった。
【0010】 本考案はこのような従来のジューサーにおける問題点に鑑みてなされたもので あり、被調理材から絞り出した液分を飛び散らせることなく、確実に容器に収容 することができるとともに、被調理材を絞った後の固形分を連続的に取り出すこ とができるジューサーを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1は、被圧搾物を投入する投入口と、被圧搾 物を圧搾した後の液分と固形分とをそれぞれ送り出す第一の開口及び第二の開口 と、を有する搾り器本体と、搾り器本体の中において回転可能に支持され、回転 することにより被圧搾物を圧搾する螺旋軸と、螺旋軸の周囲に配置され、圧搾物 を固液分離するフィルターと、搾り器本体の第二の開口に嵌合し、螺旋軸及びフ ィルターを支持するキャップ部材であって、圧搾物の固形分が通過する開口を少 なくとも一つ有するキャップ部材と、からなるジューサーを提供する。
【0012】 本請求項に係るジューサーによれば、螺旋軸の回転により絞り出された被調理 材の液分は、螺旋軸の周囲に配置されたフィルターを通過し、搾り器本体の第一 の開口から放出される。さらに、被調理材の固形分は、搾り器本体の第二の開口 及びキャップ部材を経て外部に放出される。
【0013】 すなわち、本請求項に係る青果搾り器によれば、被調理材の液分は螺旋軸の回 転に関係なく搾り器本体の第一の開口から放出されるため、従来のジューサーと は異なり、液分が放出されるときに、螺旋軸の回転に伴って周囲に飛び散るとい うことはない。
【0014】 また、圧搾後の被調理材の固形分は連続的に搾り器本体の第二の開口から放出 されるため、被調理材の圧搾のたびに固形分を取り出す必要はなくなる。
【0015】 請求項2に記載されているように、フィルターは圧搾物を固液分離せずに通過 させるカップ部材と交換可能であることが好ましい。
【0016】 このように、フィルターをカップ部材と交換可能とすることにより、本ジュー サーは、青果から液分を絞り取るためのジューサーとしてのみらず、肉や魚など の固体をミンチ状にする装置としても使用することが可能である。
【0017】 請求項3に記載されているように、螺旋軸は前方に向かうほど小径になってお り、フィルター又はカップ部材も前方に向かうほど小径になっていることが好ま しい。
【0018】 螺旋軸、フィルター及びカップ部材をこのように構成することにより、圧搾物 の液分及び固形分をより確実に前方へフィードすることが可能である。
【0019】
【考案の実施の形態】
図1及び図2に本考案の一実施形態に係るジューサーを示す。図1は、本実施 形態に係るジューサーの組立体としての斜視図であり、図2は、本実施形態に係 るジューサーを分解したときの分解斜視図である。
【0020】 図1に示すように、本実施形態に係るジューサーは、被圧搾物を投入する投入 口20aと、被圧搾物を圧搾した後の液分を送り出す第一の開口20bと、被圧 搾物を圧搾した後の固形分を送り出す第二の開口20cとを有する搾り器本体2 0と、搾り器本体20の中に回転可能に支持され、回転することにより被圧搾物 を圧搾する螺旋軸21(図1には図示せず。図2参照。)と、螺旋軸21の周囲 に配置され、圧搾物を固液分離するフィルター22(図1には図示せず。図2参 照。)と、搾り器本体20の第二の開口20cに嵌合し、螺旋軸21及びフィル ター22を支持するキャップ部材23と、クランプその他の適当な固定手段(図 示せず)を介して調理台に固定可能なベース本体24と、搾り器本体20とベー ス本体24とを脱離可能に相互に結合する固定リング25と、ベース本体24に 回動自在に取り付けられ、螺旋軸21を回転させるハンドル26と、からなって いる。
【0021】 図2に示すように、搾り器本体20の投入口20aは上方に向かって開口して おり、投入口20aには、必要に応じて、ホッパー27をはめ込むことができる ようになっている。搾り器本体20の第一の開口20bは下方に向かって開口し ており、第二の開口20cは水平方向に開口している。なお、搾り器本体20の 第二の開口20cとは反対側の面には第三の開口20dが形成されている。
【0022】 螺旋軸21は、投入口20aから投入された被調理材を切削する螺旋状の切削 刃部21aと、この切削刃部21aに連続して形成され、被調理材を圧搾する圧 搾部21bと、一端に突出して形成されている回転軸21cとを有している。
【0023】 螺旋軸21は、回転軸21cが固定リング25を介してベース本体24に支持 されることによって、搾り器本体20の内部において回転可能に支持されている 。螺旋軸21は合成樹脂からなり、中実の部材である。
【0024】 螺旋軸21の周囲に配置されるフィルター22はカップ形状をなしており、切 削刃部21aの一部と圧搾部21bとを覆う。フィルター22は、左右両側の端 面22a、22bが開口しており、端面22aから端面22bの方向に向かって 縮径されている。
【0025】 フィルター22の外周には、多数の小孔が形成されている金網22cが張り渡 されている。この小孔の直径は端面22aから端面22bの方向に向かうにつれ て小さくなっている。
【0026】 なお、例えば、魚や肉などのミンチをつくるときには、フィルター22に代え てカップ28が用いられる。カップ28はフィルター22と同一の外形形状をな しているが、フィルター22とは異なり、外周には金網22cのような金網は張 られていない。すなわち、カップ28はフィルターとしては機能しない。
【0027】 キャップ部材23は、螺旋軸21及びフィルター22を搾り器本体20の内部 に装填した後、搾り器本体20の第二の開口20cに装着される。キャップ部材 23を装着することにより、フィルター22が螺旋軸21に対して位置決めされ る。
【0028】 キャップ部材23には、中央に開口23aが設けられている。なお、キャップ 部材23に設けられる開口23aの数は1個に限定されるものではなく、複数個 の開口を、例えば、円形その他の適当なパターンに従って、形成することも可能 である。
【0029】 搾り器本体20の第三の開口20dには固定リング25を介してベース本体2 4が取り付けられる。ベース本体24の円形の開口部24aに搾り器本体20を はめ込んだ後、固定リング25を一方向に回転させることにより、搾り器本体2 0はベース本体24に固着される。固定リング25を他方向に回転させることに より、搾り器本体20をベース本体24から取り外すことができる。
【0030】 ベース本体24には凹部24bが形成されており、搾り器本体20をベース本 体24に取り付けると螺旋軸21の回転軸21cは凹部24bにはめ込まれるよ うになっている。これにより、螺旋軸21の全体が支持されるようになっている 。
【0031】 また、螺旋軸21の回転軸21は凹部24bを介してハンドル26と連接され るようになっている。
【0032】 本実施形態に係るジューサーは以下のように使用される。
【0033】 先ず、クランプその他の適当な固着手段を用いてベース本体24を調理台の上 に固定する。
【0034】 次いで、搾り器本体20の投入口20aに取り付けられたホッパー27から被 調理材を投入した後、ハンドル26を回して、螺旋軸21を回転させる。投入さ れた被調理材は回転している螺旋軸21の切削刃部21aに当たって裁断された 後、隣接する切削刃部21aの間の溝によって、圧搾部21bに向かってフィー ドされる。
【0035】 被調理材は圧搾部21bにおいて圧搾され、搾り汁(液分)はフィルター22 の外周に張られている金網22cを通過し、搾り器本体20の第一の開口20b を経て、下方に排出される。
【0036】 また、同様に、搾りかす(固形分)はフィルター22の開口端面22b、搾り 器本体20の第二の開口20c及びキャップ部材23の開口23aを経て、搾り 器本体20の外部に排出される。
【0037】 以上のように、本実施形態に係るジューサーによれば、螺旋軸21の回転によ り絞り出された被調理材の液分は、螺旋軸21の周囲に配置されたフィルター2 2の金網22cを通過し、搾り器本体20の第一の開口20bを通って外部に放 出される。
【0038】 すなわち、本実施形態に係るジューサーによれば、被調理材の液分は螺旋軸2 1の回転に関係なく第一の開口20bから放出されるため、従来のジューサーと は異なり、液分が放出されるときに、螺旋軸21の回転に伴って、液分が周囲に 飛び散ることを防止できる。
【0039】 また、本実施形態に係るジューサーによれば、螺旋軸21の回転により絞り出 された被調理材の固形分は螺旋軸21により前方に送られ、搾り器本体20の第 二の開口20cとキャップ部材23の開口23aとを介して、搾り器本体20の 外部に連続的に放出される。このため、従来のジューサーとは異なり、被調理材 を圧搾するたびに固形分を取り除く必要がなくなる。
【0040】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係るジューサーによれば、螺旋軸の回転により絞り出 された被調理材の液分は搾り器本体の第一の開口を通って外部に放出される。す なわち、被調理材の液分は螺旋軸の回転に関係なく、搾り器本体の第一の開口か ら放出されるため、従来のジューサーとは異なり、液分が放出されるときに、螺 旋軸の回転に伴って、液分が周囲に飛び散ることを防止できる。
【0041】 また、本考案に係るジューサーによれば、螺旋軸の回転により絞り出された被 調理材の固形分は螺旋軸により前方に送られ、搾り器本体の第二の開口から外部 に連続的に放出される。このため、従来のジューサーとは異なり、被調理材を圧 搾するたびに固形分を取り除く必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態に係るジューサーの斜視図
である。
【図2】図1に示したジューサーの分解図である。
【図3】従来のジューサーの断面図である。
【符号の説明】
20 搾り器本体 21 螺旋軸 22 フィルター 23 キャップ部材 24 ベース本体 25 固定リング 26 ハンドル 27 ホッパー 28 カップ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被圧搾物を投入する投入口と、被圧搾物
    を圧搾した後の液分と固形分とをそれぞれ送り出す第一
    の開口及び第二の開口と、を有する搾り器本体と、 前記搾り器本体の中において回転可能に支持され、回転
    することにより被圧搾物を圧搾する螺旋軸と、 前記螺旋軸の周囲に配置され、前記圧搾物を固液分離す
    るフィルターと、 前記搾り器本体の前記第二の開口に嵌合し、前記螺旋軸
    及び前記フィルターを支持するキャップ部材であって、
    前記圧搾物の固形分が通過する開口を少なくとも一つ有
    するキャップ部材と、 からなるジューサー。
  2. 【請求項2】 前記フィルターは前記圧搾物を固液分離
    せずに通過させるカップ部材と交換可能であることを特
    徴とする請求項1に記載のジューサー。
  3. 【請求項3】 前記螺旋軸は前記搾り器本体の前方に向
    かうほど小径になっており、前記フィルター又は前記カ
    ップ部材は前記搾り器本体の前方に向かうほど小径にな
    っていることを特徴とする請求項1又は2に記載のジュ
    ーサー。
JP1999006172U 1999-08-16 1999-08-16 ジュ―サ― Expired - Lifetime JP3066642U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017524500A (ja) * 2014-08-05 2017-08-31 コーウェイ株式会社Coway Co., Ltd. ソリッド網を含む搾汁装置及びそれを含むジューサー

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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