JP3066164U - 扉用ロックハンドル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類用意されたパーツを組み合わせるこ
とによって、全体としての製造コストを抑えて各種形状
大きさの扉用ロックハンドル装置を製造する。 【解決手段】 扉に固着される複数種類の本体１Ａ，１
Ｂ，１Ｃと；本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃ内に収納固着される
共通のラッチユニット５と；本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃの中
間部に中間部を回転可能に枢軸２４により枢着され、ラ
ッチユニット５と連動する複数種類のハンドル２Ａ，２
Ｂ，２Ｃと；固定枠体に固着され、ラッチユニット５と
係脱する受金２６とから成り、本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃの
選択された一つにラッチユニット５を組み立て、ハンド
ル２Ａ，２Ｂ，２Ｃの選択された一つを前記選択された
一つ本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃに組み立てる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が属する技術分野】 本考案は、業務用冷凍庫等の固定枠体に対して 、扉を開放不能に拘束するのに使用される扉用ロックハンドル装置に関するもの である。

【０００２】

【従来の技術】 従来のロックハンドル装置では、本体中間部にハンドルの 中間部を回転可能に枢着し、ハンドルの操作により受金との係合が解除されるラ ッチ機構を本体に装着していた。 しかしながらこのような装置では、各種用途の形状大きさの異なる扉用ロック ハンドル装置を製造する場合、それぞれ別々に設計し製造することになるため、 手間やコストがかかってしまう。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】 したがって本考案の目的は、複数種類用 意されたパーツを組み合わせることによって、全体としての製造コストを抑えて 各種形状大きさの扉用ロックハンドル装置を製造することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明 すると、本考案の扉用ロックハンドル装置は、扉に固着される複数種類の本体１ Ａ，１Ｂ，１Ｃと；本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃ内に収納固着される共通のラッチユニ ット５と；本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃの中間部に中間部を回転可能に枢軸２４により 枢着され、ラッチユニット５と連動する複数種類のハンドル２Ａ，２Ｂ，２Ｃと ；固定枠体に固着され、ラッチユニット５と係脱する受金２６とから成り、本体 １Ａ，１Ｂ，１Ｃの選択された一つにラッチユニット５を組み立て、ハンドル２ Ａ，２Ｂ，２Ｃの選択された一つを前記選択された一つ本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃに 組み立てるものである。

【０００５】 扉が閉鎖されて固定枠体に対し拘束されているときには、ハンドル２Ａ，２Ｂ ，２Ｃを引くと、それに連動してラッチユニット５と受金２８との係合が解除さ れ、扉の拘束が解かれるため、扉の開放操作ができる。扉を施錠させる場合は、 逆に扉を閉鎖し、ラッチユニット５と受金２８とを係合させる。

【０００６】

【考案の実施の形態】 図１から図１８は互いにパーツを組み替えて組み立 てられた扉用ハンドル装置の一群を示している。本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃはそれぞ れカバー３とベース４Ａ，４Ｂ，４Ｃから成っている。ラッチユニット５は本体 １Ａ，１Ｂ，１Ｃに共通に使用できる形状構造に構成されている。ハンドル２Ａ ，２Ｂ，２Ｃは本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃに共通に使用できる形状構造に構成されて いる。

【０００７】 図１９から図３６は互いにパーツを組み替えて組み立てられた扉用ハンドル装 置の別の一群を示している。この扉用ロックハンドル装置は、扉に固着される複 数種類の本体６Ａ，６Ｂ，６Ｃと；本体６Ａ，６Ｂ，６Ｃ内に収納固着されるラ ッチユニット５と；本体６Ａ，６Ｂ，６Ｃの中間部を回転可能に枢軸２４により 枢着され、ラッチユニット５と連動する複数種類のハンドル７Ａ，７Ｂ，７Ｃと ；固定枠体に固着され、ラッチユニット５と係脱する受金２７とから成り、本体 ６Ａ，６Ｂ，６Ｃの選択された一つにラッチユニット５を組み立て、ハンドル７ Ａ，７Ｂ，７Ｃの選択された一つを前記選択された一つ本体６Ａ，６Ｂ，６Ｃに 組み立てる。 本体６Ａ，６Ｂ，６Ｃはそれぞれカバー８とベース９Ａ，９Ｂ，９Ｃから成っ ている。ラッチユニット５は本体６Ａ，６Ｂ，６Ｃに共通に使用できる形状構造 に構成されている。ハンドル７Ａ，７Ｂ，７Ｃは本体６Ａ，６Ｂ，６Ｃに共通に 使用できる形状構造に構成されている。

【０００８】 図３７から図４８は互いにパーツを組み替えて組み立てられた扉用ハンドル装 置の更に別の一群を示している。この扉用ロックハンドル装置は、扉に固着され る本体１０と；本体１０内に収納固着されるラッチユニット５と；本体１０の中 間部に中間部を回転可能に枢軸２４により枢着され、ラッチユニット５と連動す る複数種類のハンドル１１Ａ，１１Ｂと；固定枠体に固着され、ラッチユニット ５と係脱する受金２８とから成り、本体１０にラッチユニット５を組み立て、ハ ンドル１１Ａ，１１Ｂの選択された一つを前記本体１０に組み立てる。 本体１０はカバー１２とベース１３から成っている。ハンドル１１Ａ，１１Ｂ は本体１０に共通に使用できる形状構造に構成されている。

【０００９】 ラッチユニット５は、ブラケット１４に受金２６，２７，２８と係脱するカム レバー１５を枢軸２１により回転可能に枢着し、カムレバー１５の基端部と係脱 する係止突起２９とハンドル２Ａ，２Ｂ，２Ｃ，７Ａ，７Ｂ，７Ｃ，１１Ａ，１ １Ｂの駆動突起３０Ａ，３０Ｂ，３０Ｃ，３１Ａ，３１Ｂ，３１Ｃ，３２Ａ，３ ２Ｂと当接する受動突起３３を設けたキーパーレバー１６を枢軸２２により回転 可能に枢着し、先端部をキーパーレバー１６の基端部に当接させたリセットレバ ー１７を枢軸２３により回転可能に枢着し、カムレバー１５，キーパーレバー１ ６，リセットレバー１７をそれぞれバネ１８，１９，２０により図４の反時計回 り方向に回転付勢している。ラッチユニット５の機構はこれに限らず、他にもい ろいろな機構を採用することができる。

【００１０】

【考案の効果】 以上のように本考案の扉用ロックハンドル装置は、扉に固 着される複数種類の本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃと；本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃ内に収納固 着される共通のラッチユニット５と；本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃの中間部を回転可能 に枢軸２４により枢着され、ラッチユニット５と連動する複数種類のハンドル２ Ａ，２Ｂ，２Ｃと；固定枠体に固着され、ラッチユニット５と係脱する受金２６ とから成り、本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃの選択された一つにラッチユニット５を組み 立て、ハンドル２Ａ，２Ｂ，２Ｃの選択された一つを前記選択された一つ本体１ Ａ，１Ｂ，１Ｃに組み立てるものであり、本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃとハンドル２Ａ ，２Ｂ，２Ｃの組み合わせを変えて本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃ内に共通のラッチユニ ット５を組み込むことによって、多様なニーズに即応した各種形状大きさの扉用 ハンドル装置を全体としての製造コストを抑えて製造することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の一実施例に係る扉用ロックハンドル
装置の正面図である。

【図２】 図１の扉用ロックハンドル装置の平面図であ
る。

【図３】 図１の扉用ロックハンドル装置の底面図であ
る。

【図４】 図２のＡ−Ａ線断面図である。

【図５】 図１の扉用ロックハンドル装置の右側面図で
ある。

【図６】 図１の扉用ロックハンドル装置の左側面図で
ある。

【図７】 本考案の別の実施例に係る扉用ロックハンド
ル装置の正面図である。

【図８】 図７の扉用ロックハンドル装置の平面図であ
る。

【図９】 図７の扉用ロックハンドル装置の底面図であ
る。

【図１０】 図８のＢ−Ｂ線断面図である。

【図１１】 図７の扉用ロックハンドル装置の右側面図
である。

【図１２】 図７の扉用ロックハンドル装置の左側面図
である。

【図１３】 本考案の更に別の実施例に係る扉用ロック
ハンドル装置の正面図である。

【図１４】 図１３の扉用ロックハンドル装置の平面図
である。

【図１５】 図１３の扉用ロックハンドル装置の底面図
である。

【図１６】 図１４のＣ−Ｃ線断面図である。

【図１７】 図１３の扉用ロックハンドル装置の右側面
図である。

【図１８】 図１３の扉用ロックハンドル装置の左側面
図である。

【図１９】 本考案の他の実施例に係る扉用ロックハン
ドル装置の正面図である。

【図２０】 図１９の扉用ロックハンドル装置の平面図
である。

【図２１】 図１９の扉用ロックハンドル装置の底面図
である。

【図２２】 図２０のＤ−Ｄ線断面図である。

【図２３】 図１９の扉用ロックハンドル装置の右側面
図である。

【図２４】 図１９の扉用ロックハンドル装置の左側面
図である。

【図２５】 本考案の更に他の実施例に係る扉用ロック
ハンドル装置の正面図である。

【図２６】 図２５の扉用ロックハンドル装置の平面図
である。

【図２７】 図２５の扉用ロックハンドル装置の底面図
である。

【図２８】 図２６のＥ−Ｅ線断面図である。

【図２９】 図２５の扉用ロックハンドル装置の右側面
図である。

【図３０】 図２５の扉用ロックハンドル装置の左側面
図である。

【図３１】 本考案の別の実施例に係る扉用ロックハン
ドル装置の正面図である。

【図３２】 図３１の扉用ロックハンドル装置の平面図
である。

【図３３】 図３１の扉用ロックハンドル装置の底面図
である。

【図３４】 図３２のＦ−Ｆ線断面図である。

【図３５】 図３１の扉用ロックハンドル装置の右側面
図である。

【図３６】 図３１の扉用ロックハンドル装置の左側面
図である。

【図３７】 本考案の更に別の実施例に係る扉用ロック
ハンドル装置の正面図である。

【図３８】 図３７の扉用ロックハンドル装置の平面図
である。

【図３９】 図３７の扉用ロックハンドル装置の底面図
である。

【図４０】 図３８のＧ−Ｇ線断面図である。

【図４１】 図３７の扉用ロックハンドル装置の右側面
図である。

【図４２】 図３７の扉用ロックハンドル装置の左側面
図である。

【図４３】 本考案の他の実施例に係る扉用ロックハン
ドル装置の正面図である。

【図４４】 図４３の扉用ロックハンドル装置の平面図
である。

【図４５】 図４３の扉用ロックハンドル装置の底面図
である。

【図４６】 図４４のＨ−Ｈ線断面図である。

【図４７】 図４３の扉用ロックハンドル装置の右側面
図である。

【図４８】 図４３の扉用ロックハンドル装置の左側面
図である。

【符号の説明】

１ 本体 ２ ハンドル ３ カバー ４ ベース ５ ラッチユニット ６ 本体 ７ ハンドル ８ カバー ９ ベース １０ 本体 １１ ハンドル １２ カバー １３ ベース １４ ブラケット １５ カムレバー １６ キーパーレバー １７ リセットレバー １８ バネ １９ バネ ２０ バネ ２１ 枢軸 ２２ 枢軸 ２３ 枢軸 ２４ 枢軸 ２５ バネ ２６ 受金 ２７ 受金 ２８ 受金 ２９ 係止突起 ３０ 駆動突起 ３１ 駆動突起 ３２ 駆動突起 ３３ 受動突起

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 扉に固着される複数種類の本体１Ａ，１
   Ｂ，１Ｃと；本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃ内に収納固着される
   共通のラッチユニット５と；本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃの中
   間部に中間部を回転可能に枢軸２４により枢着され、ラ
   ッチユニット５と連動する複数種類のハンドル２Ａ，２
   Ｂ，２Ｃと；固定枠体に固着され、ラッチユニット５と
   係脱する受金２６とから成り、本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃの
   選択された一つにラッチユニット５を組み立て、ハンド
   ル２Ａ，２Ｂ，２Ｃの選択された一つを前記選択された
   一つ本体１Ａ，１Ｂ，１Ｃに組み立てる扉用ロックハン
   ドル装置。