JP3066132U - 多目的キャリングカ―ト - Google Patents
多目的キャリングカ―トInfo
- Publication number
- JP3066132U JP3066132U JP1999005630U JP563099U JP3066132U JP 3066132 U JP3066132 U JP 3066132U JP 1999005630 U JP1999005630 U JP 1999005630U JP 563099 U JP563099 U JP 563099U JP 3066132 U JP3066132 U JP 3066132U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- underframe
- carrier
- caster
- casters
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handcart (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型店の郊外進出によって、住環境によって
は食料品、日用品の買出しが重労働化し、カートの必要
性が増してきているが、買物運搬用カートやアウトドア
レジャー用カートは専用設計のため、一長一短があり、
2台所有することは不経済でもあり多目的使用出来る自
動車常設用のカートが望まれていた。 【解決手段】 折り畳み収納自在のキャスター付の台枠
上に略X字状に組んだ支持脚を設け、このX字脚上に荷
台を載置して、荷台に設けたハンドルを押して走行させ
るものである。又、車輪は、大径の空気入りタイヤを使
用してそのトレッドをマウンテンバイク様に粗くし、様
々な使用に対応する。
は食料品、日用品の買出しが重労働化し、カートの必要
性が増してきているが、買物運搬用カートやアウトドア
レジャー用カートは専用設計のため、一長一短があり、
2台所有することは不経済でもあり多目的使用出来る自
動車常設用のカートが望まれていた。 【解決手段】 折り畳み収納自在のキャスター付の台枠
上に略X字状に組んだ支持脚を設け、このX字脚上に荷
台を載置して、荷台に設けたハンドルを押して走行させ
るものである。又、車輪は、大径の空気入りタイヤを使
用してそのトレッドをマウンテンバイク様に粗くし、様
々な使用に対応する。
Description
【0001】
本願はキャリングカートに係るものであり、特には、小型に折り畳み可能で常 時自動車にも装備可能として買物の運搬に利用するとともに、屋外でのキャンピ ング等においても利用可能とした多目的キャリングカートに関するものである。
【0002】
現代の生活において、定期的にスーパーマーケット等へ食料品、日用品の買出 しを行うことは欠かせないものであるが、その様な店舗が大型化し、郊外に進出 する傾向が進むにしたがい、自動車を使用した買物とならざるを得なくなってき ている。 スーパーマーケットの店内にはショッピングカートが置かれており、各売り場を 回って品物を選び、レジで清算し、駐車場の自分の自動車まではカートによって 買物を運搬することができるが、その後店内の定位置にカートを返し、自宅に戻 れば駐車場または車庫より数回に分けて部屋内へ運び込む、という非常に煩わし い現状がある。 この自宅に戻ってからの運び込みにおいても、玄関に隣接して車庫があれば比較 的容易ではあるが、マンション等では駐車場より建物入口までの距離が長く、さ らにエレベーターを使用し、長い廊下を通ってようやく自宅に行きつくような状 況も見られ、買物が多い場合、これを数回往復すれば買物といえども年配者には 重労働であった。 このような状況は、スーパーマーケットが街中を避け、郊外に大規模な店舗を設 ける傾向にあることより、客も一度にまとめ買いすることが多くなるから今後も さらに厳しくなって行くと思われる。 このような背景を考慮した、2輪式の手軽な折り畳み式カートも開発されている が、これは街中の移動で、電車等への乗車を考慮したものであり、その積載量は わずかで、普通の家族構成におけるまとめ買いには適したものではなく、予定よ り買物が嵩張れば、品物が入り切らない空のカートを余分に運ばなければならな い本末転倒の事態となる。 また他の現状として、ピクニック、キャンプ等のアウトドアのレジャーでは、自 動車で出かけて行き、所定位置に停めた車より、食事用の道具、食材を運ぶ必要 があるが、このような際には草原や砂地であることが多く、一般的な小径のキャ スター付のカートでは走行ができないものであった。
【0003】
以上のように、昨今では都市部においての買物は売り側の事情にも影響されて 重労働化し、またレジャーにおいても草地、砂地等を走行できるカートが要求さ れており、荷物の人力のみに頼った運搬の苦痛を、自動車にも載せることができ る簡易な折り畳み式のカートで解決できないかということである。
【0004】
本願では上記したような状況および課題を図1に示すような、多目的カートに よって解決するものである。 本願カートは、キャスター付の台枠上に略X字状に組んだ支持脚を設け、当該 X字脚上に荷台を載置して、荷台に設けたハンドルを押して走行させるものであ る。 X字脚は台枠と荷台間をリンク接合し、両者の上下間隔を自由に変更するもの である。 つまりX脚を開脚すれば荷台は台枠に当接する位置まで下がってコンパクトにな り自動車への収容が可能となり、閉脚すれば荷台は上がって使用状態となるもの である。 さらに、荷台の側壁を折り畳むようにし、より収納時の形状を小さくするもので ある。 また、キャスターは、一方を外側へ回動固定することにより、ハンドルを持ち上 げて立てた時の引き回しを容易とし、大径の空気入りタイヤを使用してそのトレ ッドをマウンテンバイク様に粗くし、草地、砂地の走行に対処するものである。 以上のような概要を持つカートを構成することにより、X脚を閉脚した使用時に おいては、適度な高さに荷台が位置して、ショッピングの買物を載置でき、大径 の空気入りタイヤによって操縦性もよく、混雑した店内においても希望の進行方 向への操作が可能で、他の客の迷惑になることもない。また、駐車場の車に積み 込む際には、X脚を開脚して荷台を下げ、キャスターを外側へ折り畳めば、小さ くなりトランクルームに収まるものである。トランクルーム内ではキャスターが 折り畳まれているため、カート自体が移動することもなく、また荷台の枠によっ て買物が散らばることもない。 また、屋外の使用においては、キャスターのタイヤが大径であること、トレッド が粗いこと等により、草地、砂地の走行が容易であり、地面の凸凹にも容易に対 応するものである。
【0005】
本願の実施例を示すと、キャスター1,2付の台枠3上に略X字に組んだ支持脚4 を設け、当該X字状の支持脚4上に荷台5を載置して、荷台5に設けたハンドルを 押して走行させるものである。 荷台5は、側壁52を内側へ折畳自在とすると共に、使用者の体型、使用状況に 応じて変化を可能とするため、伸縮自在なハンドル6を回動自在に設け、固定金 具51によってハンドル6の回動を固定するものである。このハンドルの回動は、 収容時を考慮してのものである。 キャスター1,2の内、後ろ側のキャスター2をフレームごと台枠3の外側後方向 へ回動自在とすると共に、キャスター1,2は空気入りタイヤでトレッドをマウン テンバイクのタイヤの様なブロック状とする。キャスター1,2に空気入りタイヤ を採用することによって、地面、床面の凹凸を吸収して振動を少なくし、走行性 の向上が得られるものである。また、そのトレッドを粗くすることにより、未舗 装の屋外での使用にも対応するものである。 X字状の支持脚4は、開脚すれば荷台5は台枠3に当接する位置まで下がり、コ ンパクトとなり自動車への収納が可能となる。また閉脚すれば荷台5は上がって 使用状態となる。 X字状の支持脚4は、台枠3と荷台5間をリンク接合し、Xの交差角度状態によ って両者の上下間隔を自由に変更することができるものである。 台枠3および荷台5のハンドル6側には支持脚4の各々片方を回動自在に固定し、 もう片方はフリーとして、台枠3先頭方向に接する脚の両者間をつなぐ水平バー4 1を台枠3に設けたストッパー31に引っかけることによって荷台5は上がって使用 状態を保持するものである。 本実施例を説明する図には示してないが、このストッパー31を2段3段と設けれ ば荷台5の高さを変更することができるものである。又、台枠3上にもビン物や嵩 の高い物を載せることができる。
【0006】 本願の多目的キャリングカートを組立てるには、図4に示すような折り畳み状 態より、先ずキャスター2を固定している金具56(荷台5と台枠3を固定している 兼用金具)を解除し、キャスター2を起こして固定装置(図示せず)によってキ ャスター2を固定する。そして、荷台5と台枠3間に設けた連結用の金具55(ベル ト等)を解除する。次に荷台5を引き上げて下側の水平バー41をストッパー31に 引っかけることによって所定位置まで上げることができる。続いて固定金具51を 解除し、ハンドル6を起こし反対方向へ回動し、再び固定金具51によってハンド ル6を固定する。次に、荷台5の固定フック54を解除し、側壁52を起し、掛合フッ ク53を掛けて組立てる。そして、体格に合わせてハンドル6を伸ばしてセット完 了である。 また、折り畳む時は、逆の手順で行えばよく、ハンドル6を縮め、荷台5の側壁 52の掛合フック53を解除し、側壁52を折畳み固定フック54を掛けて側壁52を固定 する。次にハンドル6の固定金具51を解除し、ハンドル6を回動し、再び固定金具 51によってハンドル6を固定する。続いて荷台5を持って少し引き上げれば水平バ ー41がストッパー31より外れて折り畳むことができる。そして、荷台5と台枠3間 に設けた連結用の金具55(ベルト等)によって開かないように留める。そして、 キャスター2の固定装置(図示せず)を解除し、キャスター2を後方へ回動し、連 結固定金具56で固定することによって、荷台5と台枠3をも開かないように固定す る。 よって、店内での引き回しも容易であり、自動車のトランクルームやワゴン車の 後部片隅にでも常備することができる。
【0007】
以上のように本願多目的キャリングカートは、簡単に、短時間で折り畳み,組 立が可能であり、軽量で携帯、運搬性にすぐれ、自動車のトランクルームに入れ ても嵩張ることがない。よって駐車場より遠く離れた住環境の人が、まとめ買い をしたような際に特に有効である。 又、キャスターも大型の空気入りタイヤを使用することによって、駐車場の溝 に敷いてあるグレーチングや段差があってもスムーズに走行することができる。 このキャスターはアウトドアレジャー時の草地、砂地の路面等においても走行が 容易である。
【図1】本願多目的キャリングカートの組立状態の斜視
図。
図。
【図2】本願多目的キャリングカートの組立状態の正面
図。
図。
【図3】図2の右側面図。
【図4】本願多目的キャリングカートの折畳状態の正面
図。
図。
【図5】図4の右側面図。
【図6】図4の平面図。
【図7】側壁部の斜視図。
1 キャスター(前) 2 キャスター(後) 3 台枠 4 支持脚 5 荷台 6 ハンドル 31 ストッパー 41 水平バー 42 水平フレーム 45 ストッパー 51 固定金具 52 側壁 53 掛合フック 54 固定フック 55 金具 56 金具
Claims (1)
- 【請求項1】 キャスター1,2付の台枠3上に側面略X字
状に相対応する2組の脚端間を連結して所定幅に組んだ
支持脚4を設け、支持脚4上に荷台5を載置し、X字状の
支持脚4を開脚すれば荷台5は台枠3に当接する位置まで
下がって両者は重合し、所定角度まで閉脚すれば荷台5
は上昇して使用状態の位置固定を可能とし、また荷台5
の側壁52を内側へ折畳自在とすると共に、伸縮自在なハ
ンドル6を回動自在に設け、空気入りタイヤでトレッド
をブロック状としたキャスター2を台枠3外側へ回動自在
としたことを特徴とする多目的キャリングカート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999005630U JP3066132U (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 多目的キャリングカ―ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999005630U JP3066132U (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 多目的キャリングカ―ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3066132U true JP3066132U (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=43199710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999005630U Expired - Lifetime JP3066132U (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 多目的キャリングカ―ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3066132U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011057125A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Rogosu Corp:Kk | カーゴキャリー |
-
1999
- 1999-07-28 JP JP1999005630U patent/JP3066132U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011057125A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Rogosu Corp:Kk | カーゴキャリー |
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