JP3065798U - 粉体供給装置 - Google Patents

粉体供給装置

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JP3065798U
JP3065798U JP1999005287U JP528799U JP3065798U JP 3065798 U JP3065798 U JP 3065798U JP 1999005287 U JP1999005287 U JP 1999005287U JP 528799 U JP528799 U JP 528799U JP 3065798 U JP3065798 U JP 3065798U
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浩三 鍋倉
洋幸 宮田
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体がバルブ内面に付着することを防止す
る。 【解決手段】 A.上下方向に開口するバルブ12と、
B.バルブ12の上方に上下方向に配設された固定筒9
と、C.固定筒9に軸心方向に移動自在に嵌合されて、
バルブ12の開放時に、バルブ12に挿脱自在に挿通さ
れる可動筒10を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は粉体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
粉体を重合槽に供給する際には、例えば、ボールバルブを介して、粉体を供給 するが、従来においては、粉体の供給時には、粉体がボールバルブ内面に接触し ながら通過していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、粉体がボールバルブ内面に付着して、ボールバルブを完全に閉鎖で きなくなったり、シール不良を起こすことがあった。そして、この場合には、重 合槽での重合反応時に、発生したガス等がボールバルブを通過して、その上流側 へ漏れ出すとの問題が発生していた。
【0004】 本考案は、上記問題を解決できる粉体供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とするところは、A.上下方向に開 口するバルブと、B.バルブの上方に上下方向に配設された固定筒と、C.固定 筒に軸心方向に移動自在に嵌合されて、バルブの開放時に、バルブに挿脱自在に 挿通される可動筒を有する点にある。 尚、バルブがボールバルブとされ、ボールバルブの開放時に、該バルブの弁体 用ボールに可動筒が挿通されることもある。 又、バルブの下流側に、重合槽、混合槽、反応槽等の処理槽が接続されること もある。 更に、固定筒の上流側に、固定筒に粉体を搬送する粉体搬送機構が備えられる こともある。 又、空気又は不活性ガスを粉体搬送機構の出口側から固定筒の入口に向かって 供給する気体供給装置が備えられることもある。 更に、可動筒の駆動機構が備えられることもある。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態の一例を図面に基づき説明すると、図1は処理プラ ントの概略を示すもので、該プラントは、粉体が貯留されるベースサイロ1と、 処理槽2と、ベースサイロ1内の粉体を処理槽2に供給する粉体供給装置(粉体 仕込装置)3と、処理槽2に接続された還流管4及び真空ポンプ5等から構成さ れている。尚、処理槽2としては、例えば、重合槽、混合槽、反応槽等が使用さ れる。又、粉体(粉粒体)の径は、例えば、1〜1000μ程度とされる。
【0007】 粉体供給装置3は、図2及び図3にも示すように、スクリューフィーダ7と、 気体供給装置8と、固定筒(内側筒)9と、可動筒(外側筒)10と、エアーシ リンダ11と、ボールバルブ12と、接続筒13等を有する。
【0008】 スクリューフィーダ7は、粉体搬送機構として例示されるもので、ベースサイ ロ1内の粉体を固定筒9内へ搬送する。スクリューフィーダ7は、ベースサイロ 1から粉体が供給されるホッパー15と、左右方向に横設され且つホッパー15 の下端部に左端部(入口側端部)が接続された円筒状のケーシング16と、ケー シング16内に軸心方向に配設されたスクリュー17と、スクリュー17を回転 駆動する電動モータ18等を有する。ケーシング16の右端部(出口側端部)の 下壁部には、下方に開口する筒状の出口部19が形成されている。尚、粉体搬送 機構として、例えば、ベルトコンベヤ等が使用されることもある。
【0009】 気体供給装置8は、空気又は窒素ガス等の不活性ガスをスクリューフィーダ7 のケーシング16の右端部の上壁部から下方(即ち、固定筒9の上端部(入口側 ))に向かって供給して、ケーシング16内の粉体が固定筒9内へ落下するのを 補助するもので、ケーシング16の右側端部の上壁部に開閉弁21を介して接続 されている。
【0010】 固定筒9は円筒状とされて、上下方向に配設されるもので、上端部にフランジ 部22が形成されて、該フランジ部22が、スクリューフィーダ7のケーシング 16の出口部19に着脱自在にフランジ結合されて、固定筒9が出口部19から 下設されている。固定筒9の外周面は鏡面加工されている。
【0011】 可動筒10は円筒状とされて、固定筒9に軸心方向(上下方向)に移動自在( スライド自在、摺動自在)に外嵌され、ボールバルブ12の開放時に、該バルブ 12に挿脱自在に挿通されて、その下端がバルブ12の下端よりも下位となるも ので、その外周面は鏡面加工されている。尚、可動筒10の外周面の上部には、 上側リング体23と下側リング体24が外嵌固着されており、上側リング体23 は、可動筒10と固定筒9の隙間から空気又は窒素ガス等の不活性ガスが漏れな いようにするシールとして機能する。又、可動筒10が最大下降位置に下降して 、バルブ12に挿通された際には、下側リング体24が、ストッパとして、バル ブ12の上端面に当接することもある(当接しない場合もある)。
【0012】 エアーシリンダ11は可動筒10の駆動機構として例示されるもので、可動筒 10に沿って上下方向に配設されており、エアーシリンダ11のピストン(図示 省略)には、可動筒10の上端部に固着された連動体25が連動連結されている 。尚、可動筒10の駆動機構として、油圧シリンダ等が使用されることもある。
【0013】 ボールバルブ12は上下方向に開口するもので、固定筒9及び可動筒10の下 方に配設されており、貫通孔27が上下方向に形成されたハウジング28と、上 記貫通孔27内に配設され且つ連通孔29が貫通形成された弁体用ボール30と 、ボール30の駆動機構として例示される電動モータ31等を有する。電動モー タ31は、ボール30を回動させて、該ボール30を、図2に示すように、連通 孔29が前後方向を指向してハウジング28の貫通孔27を閉鎖する閉鎖位置と 、図3に示すように、連通孔29が上下方向を指向してハウジング28の貫通孔 27を開放する開放位置とに位置変更させる。尚、ボール30の駆動機構として 、エアーシリンダ等が使用されることもある。
【0014】 接続筒13は上下方向に配設されて、上端部がボールバルブ12のハウジング 28にフランジ結合され、下端部が処理槽2に挿入固着されている。
【0015】 上記構成例によれば、粉体の非供給時(仕込み前)には、スクリューフィーダ 7及び気体供給装置8が停止されると共に、図2に示すように、可動筒10が最 大上昇位置に位置し、ボールバルブ12のボール30の連通孔29が前後方向を 指向して、ボールバルブ12が閉鎖状態にある。
【0016】 粉体の供給時(仕込み時)には、まず、ボールバルブ12の電動モータ31に より、ボール30を回動させて、図3に示すように、その連通孔29を上下方向 を指向させ、ボールバルブ12を開放状態とする。 次に、エアーシリンダ12を作動させて、可動筒10を、図3に示すように、 最大下降位置まで下降させて、ボールバルブ12のハウジング28の貫通孔27 及びボール30の連通孔29内に挿通すると共に、接続筒13内に挿入し、可動 筒10の下端を貫通孔27よりも下位とする。
【0017】 この状態で、スクリューフィーダ7のスクリュー17を電動モータ18により 回動させて、スクリュー17により、ホッパー15内の粉体を右側へ搬送し、こ の搬送した粉体をケーシング16の出口部19から固定筒9内へ落下させる。 この際、気体供給装置8により、空気又は窒素ガス等の不活性ガスをスクリュ ーフィーダ7のケーシング16の右端部の上壁部から下方(即ち、固定筒9の上 端部(入口側))に向かって供給しておけば、ケーシング16内の粉体を固定筒 9内へスムーズに落下させることができる。
【0018】 上記のようにして固定筒9内を落下した粉体は、ボールバルブ12内に挿通さ れた可動筒10及び接続筒13を介して、処理槽2内に落下供給される。即ち、 粉体は、ボールバルブ12内面に接触することなく、処理槽2内に供給され、ボ ールバルブ12内面に付着することはない。
【0019】 粉体の処理槽2内への供給が終了すれば、まず、スクリューフィーダ7を停止 させる。尚、気体供給装置8を作動させている場合には、気体供給装置8も停止 させる。次に、エアーシリンダ11を作動させて、可動筒10を、図2に示すよ うに、最大上昇位置に復帰させる。 しかる後、ボールバルブ12の電動モータ31により、ボール30を回動させ て、その連通孔29を前後方向を指向させ、ボールバルブ12を図2に示す閉鎖 状態とする。そして、処理槽2内で、重合反応、混合処理、反応処理等の各種処 理を行う。
【0020】 上記のように、粉体の処理槽2内への供給時に、粉体がボールバルブ12内面 に接触して、付着しないので、ボールバルブ12の閉鎖時に、該バルブ12を完 全に閉鎖できると共に、シール不良を起こすこともない。従って、処理槽2での 重合反応時等に、発生したガス等がボールバルブ12を通過して、その上流側へ 漏れ出す惧れはない。
【0021】 尚、上記実施の形態では、可動筒を固定筒に外嵌したが、可動筒を固定筒内に 嵌合することもある。又、上記実施の形態では、バルブとしてボールバルブを使 用したが、その他のバルブを使用することもある。
【0022】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によれば、粉体の供給時に、粉体がバルブ内面に 接触して、付着しないので、バルブの閉鎖時に、該バルブを完全に閉鎖できると 共に、シール不良を起こすこともない。従って、バルブの下流側で重合反応時等 に発生したガス等がバルブを通過して、その上流側へ漏れ出す惧れはない。 請求項5によれば、粉体を粉体搬送機構から固定筒へスムーズに落下させるこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の一例を示す概略図であ
る。
【図2】図1の要部の縦側断面図である。
【図3】図2の作動状態図である。
【符号の説明】
2 処理槽 3 粉体供給装置 7 スクリューフィーダ(粉体搬送機構) 8 気体供給装置 9 固定筒 10 可動筒 11 エアーシリンダ(駆動機構) 12 ボールバルブ 30 弁体用ボール

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.上下方向に開口するバルブと、 B.バルブの上方に上下方向に配設された固定筒と、 C.固定筒に軸心方向に移動自在に嵌合されて、バルブ
    の開放時に、バルブに挿脱自在に挿通される可動筒を有
    する粉体供給装置。
  2. 【請求項2】 バルブがボールバルブとされ、 ボールバルブの開放時に、該バルブの弁体用ボールに可
    動筒が挿通される請求項1記載の粉体供給装置。
  3. 【請求項3】 バルブの下流側に、重合槽、混合槽、反
    応槽等の処理槽が接続された請求項1又は2記載の粉体
    供給装置。
  4. 【請求項4】 固定筒の上流側に、固定筒に粉体を搬送
    する粉体搬送機構が備えられた請求項1〜3の何れかに
    記載の粉体供給装置。
  5. 【請求項5】 空気又は不活性ガスを粉体搬送機構の出
    口側から固定筒の入口に向かって供給する気体供給装置
    が備えられた請求項1〜4の何れかに記載の粉体供給装
    置。
  6. 【請求項6】 可動筒の駆動機構が備えられた請求項1
    〜5の何れかに記載の粉体供給装置。
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