JP3065593U - 舵取り装置を設けたｈ形鋼材の横移動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は，Ｈ形鋼材の横移動装置の舵取り
装置を提供する。 【構成】 Ｈ形鋼材の横移動装置（１）の支持先端部
に、パイプ（２）を設け、舵棒（３）を挿入する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は，Ｈ形鋼材の横移動装置の舵取り装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より，Ｈ形鋼材の横移動装置（１）には、図３のごとく、舵取り装置が設 けられていない為、進行方向対し、Ｈ形鋼材の横移動装置の向きを適当に合わせ て取りつけ、使用されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには，次のような欠点がある． Ｈ形鋼材の横移動装置（１）を使用する時、横移動装置の車輪の接地面が平ら でなかったり、小さな突起等や異物が付くなどの障害があった場合、車輪の向き が変わってしまい、他方向へそれることがある。又、横移動中、進行方向の制御 が出来ない為、向きを変える場合は、一旦Ｈ形鋼材の横移動装置を外し、取りつ け直さなくてはならない。 この考案は、これらの欠点を解決する為に、考案されたものである。

【０００４】

【問題を解決する為の手段】

今その構成を説明すると Ｈ形鋼材の横移動装置（１）の支持材先端部に、パイプ（２）を設ける。そし て、パイプ（２）の中に舵棒（３）を挿入し、移動する際には舵棒（３）の先端 を作業員が手に持ち、舵を取る。

【０００５】

【作用】

本考案は以上のような構成であるので，Ｈ形鋼材の横移動装置（１）の移動方 向の制御が可能であり、又、移動方向を修正したい場合においても、Ｈ形鋼材の 横移動装置（１）を、一旦取り外す事なく修正する事が出来る。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 （イ），Ｈ形鋼材の横移動装置（１）の支持材先端部に、金属製のパイプ（２） を取りつける。 （ロ）、パイプ（２）の中に金属製の舵棒（３）を挿入する。 （ハ）、横移動の作業においては、図２のごとく、作業員が舵棒（３）の先端を 手に取り、移動する方向に合わせてＨ形鋼材の横移動装置（１）の向きを制御し 、Ｈ形鋼を目的地に誘導する。

【０００７】

【考案の効果】

従って以下の様な効果が得られる。 Ｈ形鋼材の横移動装置（１）を使用する際、移動方向の制御が可能となり、又 、車輪の向きの修正が必要となった場合でも、Ｈ形鋼材の横移動装置（１）を、 一旦取り外す事なく、簡単に向きを修正することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の使用状況全体斜視図である。

【図３】従来のＨ形鋼材の横移動装置の使用状況全体斜
視図である。

【符号の説明】

（１）はＨ形鋼材の横移動装置 （２）はパイプ （３）は舵棒

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】Ｈ形鋼材の横移動装置（１）の支持材先端
   部に、パイプ（２）を設け、舵棒（３）を挿入する。