JP3065257U - スロットマシン - Google Patents
スロットマシンInfo
- Publication number
- JP3065257U JP3065257U JP1999004690U JP469099U JP3065257U JP 3065257 U JP3065257 U JP 3065257U JP 1999004690 U JP1999004690 U JP 1999004690U JP 469099 U JP469099 U JP 469099U JP 3065257 U JP3065257 U JP 3065257U
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- JP
- Japan
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- difficulty
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- count
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊戯者側自らが、残りのプレイ時間をカウン
トするカウント速度の変更による任意の難易度に設定可
能とし、1台のスロットマシンで様々な難易度のゲーム
を経験することができる。 【解決手段】 プレイ時間を1カウントづつ減算しなが
ら残り時間表示部44にそのつど表示させ、当たりが出
た場合には、役に対応する追加プレイ時間を読み取り、
追加プレイ時間と残り時間表示部44に表示されている
残り時間とを加算し、加算して得られた残り時間を1カ
ウントづつ減算しながら残り時間表示部44に表示させ
る制御部38を設け、制御部38が残り時間表示部44
の残り時間をカウントするときの1カウント分のカウン
ト速度の設定を変更することによりゲームの難易度を変
更可能な難易度変更手段48を、遊戯者自らがゲームの
難易度を各ゲーム毎に変更することができるように設け
た。
トするカウント速度の変更による任意の難易度に設定可
能とし、1台のスロットマシンで様々な難易度のゲーム
を経験することができる。 【解決手段】 プレイ時間を1カウントづつ減算しなが
ら残り時間表示部44にそのつど表示させ、当たりが出
た場合には、役に対応する追加プレイ時間を読み取り、
追加プレイ時間と残り時間表示部44に表示されている
残り時間とを加算し、加算して得られた残り時間を1カ
ウントづつ減算しながら残り時間表示部44に表示させ
る制御部38を設け、制御部38が残り時間表示部44
の残り時間をカウントするときの1カウント分のカウン
ト速度の設定を変更することによりゲームの難易度を変
更可能な難易度変更手段48を、遊戯者自らがゲームの
難易度を各ゲーム毎に変更することができるように設け
た。
Description
【0001】
本考案は、難易度を変更可能であるスロットマシンに関する。
【0002】
スロットマシンは、遊戯者に複数の図柄を表示する図柄表示手段である複数の 回転するリールを有しており、このリールの回転をストップボタンによって遊戯 者の意思による任意のタイミングで停止させ、回転が停止したときに遊戯者から みて判定ライン上に図柄が揃っている場合には当たりとして、所定の払い出し枚 数のコインを払い出すゲーム装置である。 また、リールの回転は制御部によって制御されるが、遊戯者がストップボタン を押下したタイミングにかかわらず、制御部内で予め設定された確率で当たりが 出るようにリールの停止位置等が制御されている。
【0003】 かかるスロットマシンのゲームの進行には、投入されたコインの枚数と払い出 されたコインの枚数とをクレジットとして記憶しておき、ゲームの1回毎にベッ トした枚数をクレジットから減算してゲームを進行させる方法と、投入されたコ インの枚数と払い出されたコインの枚数とをゲームのプレイ時間に換算し、換算 された時間内であればベット数にかかわらずにゲームを続行することができるい わゆるタイマー式の方法とがある。 ここでは、後者のゲームの進行方法によるスロットマシンについて説明する。
【0004】 当たりの際には、予め役ごとに記憶部に記憶されている追加プレイ時間を、そ の時点で残っている残り時間に追加して加算する。 ここで、役とは複数のリールにわたって並んだ図柄の種類によって決まるもの である。通常は、揃う確率の低い役ほど、長いプレイ時間が設定され、揃う確率 の高い役ほど、短いプレイ時間が設定される。 たとえば、横一列に数字の「7」が揃った場合には、追加プレイ時間は10秒 であって、横一列に「チェリー」が揃った場合には、追加プレイ時間は8秒であ るといった具合である。
【0005】 遊戯者がプレイできる残り時間は表示部に表示される。例えば残り40秒間プ レイできるとしたら、まず数字「40」が表示され、「40」から「39」、「 39」から「38」と、残り時間が1カウントづつ減算されて表示させられる。 なお、この減算時のカウントは正確に1秒づつ行われなくともよく、0.9秒 づつカウントされたり、1.1秒づつカウントされる場合もある。この残り時間 の減算時のカウントを早くしたり遅くしたりする変更を可能にすることによって 、いわゆるゲームの難易度の設定を変更することができる。つまり、残り時間の 減算のカウントを早くした場合には、残り時間がすぐ終わってしまうために難易 度が高いということができ、カウントを遅くするようにした場合には、残り時間 がなかなか経過しないために難易度が低いということができる。 なお、このような難易度の変更に伴って、リールの回転を制御する制御部内で の当たりの確率も変動してしまう。
【0006】 従来、残り時間のカウント速度を変更することによる難易度の設定を変更する 難易度変更スイッチが、スロットマシン本体裏側等の遊戯者には操作できない部 位に設けられている。このため、難易度変更スイッチはスロットマシンを設置し た遊技場側においてのみ操作可能である。 このような難易度変更スイッチを設けることにより、遊技場といっても子供等 も入場するゲームセンターから大人しか入店できないパチンコ店まであるため、 客のスロットマシンの操作レベルや投入金額等に合わせて、難易度を設定して遊 技場からみて効率よいスロットマシンの稼働ができるのである。 通常は複数段階に設定可能な難易度の中間の難易度に設定されていることが多 い。
【0007】
このように、従来のスロットマシンでは、遊技場の管理者等によってゲームの 難易度の変更を行うことができるため、同一のスロットマシンの機種であっても 、遊技場によって異なる難易度で設定されていることがあるが、遊戯側からみて も難易度が変更されているのかどうかは判断できない。 したがってこの場合には、遊戯者がある遊技場で設定された難易度で当たりが 出るような練習を積んだとしても難易度の設定が異なる他の遊技場では当たりの 出る確率も変わってしまい、練習の成果が発揮できず全く当たりを出せなくなっ てしまうといった課題がある。 さらに、スロットマシンの初心者であれば大人であっても子供であっても慣れ るまではすぐに残り時間がなくなってしまうので、ある程度点数の低い役であっ ても従来の追加されるプレイ時間よりも長いプレイ時間を望んでいる。
【0008】 したがって、本考案は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは 、遊戯者側自らが残りのプレイ時間をカウントするカウント速度を早くしたり遅 くしたりすることによる任意の難易度に設定可能とし、1台のスロットマシンで 様々な難易度のゲームを経験することができるスロットマシンを提供することに ある。
【0009】
本考案は上記目的を達成するため次の構成を備える。 すなわち、本考案に係るスロットマシンによれば、複数の図柄を表示する図柄 表示手段と、該図柄表示手段を駆動する駆動手段と、ゲーム代として投入された コインの枚数をカウントするカウンターと、投入されたコインの枚数に基づく複 数のプレイ時間が予め記憶されている記憶部と、当たりが出た場合に前記図柄表 示手段によって表示される図柄の組み合わせにより決まる役に基づく複数の追加 プレイ時間が予め記憶されている第2の記憶部と、前記カウンターによりカウン トしたコインの枚数に合わせて前記記憶部から対応するプレイ時間を読み取り、 該読み取ったプレイ時間を1カウントづつ減算しながら減算した結果の残り時間 を残り時間表示部にそのつど表示させると共に、当たりが出た場合には、前記第 2の記憶部から役に対応する追加プレイ時間を読み取り、該追加プレイ時間と前 記残り時間表示部に表示されている残り時間とを加算し、該加算して得られた残 り時間を1カウントづつ減算しながら前記残り時間表示部にそのつど表示させる 制御部と、該制御部により、前記残り時間表示部に表示される残り時間をカウン トするときの1カウント分のカウント速度を複数段階に設定を変更することによ り、ゲームの難易度を変更可能な難易度変更手段とを具備するスロットマシンに おいて、前記難易度変更手段は、遊戯者自らがゲームの難易度を各ゲーム毎に変 更することができるように、前記残りプレイ時間をカウントするときの1カウン ト分のカウント速度を選択して設定可能に設けたことを特徴としている。 この構成を採用することによって、遊戯者自らが難易度を変更して、1台のス ロットマシンで様々な難易度のゲームを体験することができる。
【0010】 また、前記制御部は、前記残り時間表示部に表示されている残り時間が所定時 間以上残っていた場合のみに前記難易度変更手段を操作可能とし、前記残り時間 が所定時間以上であって前記難易度変更手段の操作が行われた場合に現在の残り 時間から所定の数値を減算することを特徴とする。これによれば、熟練者等が常 に難易度の低い設定で長時間プレイするようなケースを防ぐことができる。 さらに、前記難易度変更手段によって、遊戯者自らがゲームの難易度を各ゲー ム毎に変更することができるように、前記残り時間をカウントするときの1カウ ント分のカウント速度を選択して設定した場合に、難易度を表示する難易度表示 部を設ければ、遊戯者にとって現在の難易度の状況が分かって便利であると共に 、視覚的にも遊戯者を楽しませることができる。
【0011】
以下、本考案に係るスロットマシンの好適な実施の形態を添付図面に基づいて 詳細に説明する。 図1にスロットマシンの外観を示す概略の正面図を、図2にスロットマシンの 制御を行う制御回路の概略のブロック図を示し、スロットマシンの構造と動作に ついて説明する。 スロットマシン30は、図柄表示手段34を構成するリール34a,34b, 34cに複数の図柄を表示させ、この表示される図柄を各リール34a,34b ,34cにわたって種類ごとに揃えることによってコインの払い出しを受けるゲ ーム装置である。 通常、このようなリール34は3本設けられており、遊戯者が向かう正面パネ ル20に備えられている。なお、リールは3本に限られることはなく、4本や5 本設けられていてもよい。
【0012】 各リール34a,34b,34cにはリールを駆動するための駆動手段の一例 としての複数のステッピングモータを有する駆動部36が接続されている。これ により各リール34a,34b,34cはそれぞれ独立して各ステッピングモー タにより駆動可能である。かかる駆動部36は、制御部38(具体的にはCPU 等)に接続される。なお、制御部38は予め記憶されている後述する記憶部から 制御プログラムを読み出して動作が行われる。 また、この制御部38には、リール34の回転を遊戯者の意思でスタートさせ るためのスタートスイッチ40が接続されている。スタートスイッチ40は、遊 戯者が向かう正面パネル20に設けられている。スタートスイッチ40がオンと なることで制御部38が駆動部36に駆動信号を出力して各リール34の回転を 開始させる。
【0013】 また、制御部38には各リール34a,34b,34cを独立して別個のタイ ミングで停止させることができるストップスイッチ42a,42b,42cが接 続されている。ストップスイッチ42a,42b,42cは、遊戯者が容易に操 作できるように、正面パネル20において対応する各リール34a,34b,3 4cのそれぞれの下方に配置されている。 遊戯者がストップスイッチ42a,42b,42cのいずれかを操作すること により、制御部38は対応するリール34a,34b,34cを駆動している駆 動部36内のステッピングモータに対して停止信号を出力して対応するリール3 4a,34b,34cの回転を停止させることができる。
【0014】 22はベットスイッチである。ベットスイッチ22は制御部38に接続されて いる。ベットスイッチ22は、ゲームの開始前に遊戯者が操作することで、ゲー ム代として何枚のコインを賭けるか(ベット数をいくつにするか)を設定するこ とができる。このベット数に基づいて、当たり外れを判定する判定ライン24も 増減する。通常、判定ライン24は最大で5本設定可能である。
【0015】 46は、予め制御プログラム等を記憶しておく記憶部である。記憶部としては ROMなどが用いられる。また、記憶部46には、スロットマシンを続けてプレ イすることができる時間であるプレイ時間が記憶されている。スロットマシンを プレイできる時間は、投入されたコインの枚数ごとに異なり、投入されたコイン の枚数それぞれにおけるプレイ時間のデータが記憶部に記憶されている。 なお、当たりが出た場合には、当たりの際の役に対応した分の追加プレイ時間 が付け加えられる。この追加プレイ時間は、当たりの場合に、役に応じて予め決 められた分の時間が追加される。この追加プレイ時間も上述したプレイ時間と同 様に、それぞれの役ごとに記憶部46に記憶されている。 なお、プレイ時間が記憶されている記憶部と、追加プレイ時間が記憶されてい る記憶部とはここでは1つのROM内に記憶されている場合について説明してい るが、これらの記憶部は別々のROM等内に記憶されていてもよい。
【0016】 制御部38には投入されたコインの枚数をカウントするカウンター47が接続 されている。カウンター47は、カウントしたコインの枚数をカウントし、この 枚数を制御部38に伝達する。制御部38では、カウンター47から入力された 投入コイン枚数に基づいて対応するプレイ時間を記憶部46から読み出し、該読 み出したプレイ時間だけゲームの実行ができる。 また記憶部46には、当たりの出る確率が予め設定されて記憶されており、こ の確率に基づいて駆動部36を制御する。 なお、当たりが出た場合には、制御部38は当たりの役に基づいて、役に対応 する追加プレイ時間を記憶部46から読み出して残り時間に加算する。
【0017】 図3〜図5に上述した記憶部内に記憶されているデータの一例を示す。 図3は投入されたコインの枚数と、それに基づいて決定されるプレイ時間との 関係を示すプレイ時間データである。本実施形態では、投入されたコインの枚数 とプレイ時間とは1対1に決まっている。投入されるコインとの枚数が多くなれ ば、それに伴ってプレイ時間も長くなるが、必ずしも比例関係でなくともよい。 図4は、当たりの場合に遊戯者がプレイできる残り時間に追加される追加プレ イ時間について示す追加プレイ時間データである。追加プレイ時間は役に基づい て決定される。出る確率の低い難しい役ほど追加プレイ時間が長くなり、出る確 率の高い容易な役ほど追加プレイ時間が短くなる。ここでは、役Aから役Fに行 くにしたがって難しい役となっている。
【0018】 また、制御部48には残り時間表示部44が接続され、図3および図4に示し た関係に基づいて決定されるプレイ時間と、当たりが出た場合の追加プレイ時間 とを加算して遊戯者が残りプレイできる時間を表示する。 制御部38では残り時間表示部44で表示された残り時間を所定時間ごとに1 カウントづつ減算して、減算した結果を残り時間表示部44に表示させている。
【0019】 制御部38には、ゲームの難易度を変更するための難易度変更手段48が接続 されている。この難易度変更手段48は、単に押しボタンスイッチ等で構成され た変更開始スイッチ10および設定スイッチ11の2つのスイッチから成る(図 1)。このような難易度変更手段48は遊戯者が容易に操作可能となるように表 面パネル20に設けられている。 難易度の変更は、制御部38が残り時間をカウントするカウント速度を変更す ることによって行われる。つまり、図5の難易度データに示すように、残り時間 を表示する残り時間表示部44に示されている残り時間のカウントを早くしたり 、遅くしたりすることによって難易度の変更を行うのである。
【0020】 例えば、図5によれば難易度1は最も易しいゲーム内容である。この場合には 1カウントは1.2秒で行われる。つまりこの場合では、1カウントが1秒で行 われる場合と比較すれば1カウントごとに0.2秒づつ遅くなるため、全体とし て0.2秒掛ける残り時間分だけプレイ時間が延長されたことと同じくなり、1 カウントが1秒で行われる場合と比較すれば難易度が下がったということがいえ る。 また、難易度5では、1カウント分のカウント速度が0.8秒である。このた め、他の難易度の場合よりも全体としてプレイ時間が短くなり、難易度が上がっ たということがいえる。 このように、難易度の設定を、残り時間をカウントする速度を変更することに よって行えるために、残り時間表示部44に表示される残り時間を追加しなくと も、難易度の変更が可能である。
【0021】 制御部38には難易度表示部66が設けられている。難易度表示部66は、例 えばセグメント表示装置等を用いることができる。この難易度表示部66には、 難易度変更手段48によって設定された難易度が表示される。 例えば、上述した図5でいうと、難易度変更手段48によってカウント速度を 0.9秒に設定した場合には難易度表示部66には難易度「4」が表示されるの である。 このように、設定されている難易度を表示可能にすることにより、遊戯者の利 用は現在どの難易度でゲームをしているのか容易に確認でき、また視覚的にも遊 戯者を楽しませることができる。
【0022】 なお、残り時間が多く残っており、プレイ時間を実際のコインに変換したい場 合には、図示しないコイン変換スイッチを押下することによって、その時点でゲ ームの進行が停止して、残り時間をコインに換算して払い出す。
【0023】 難易度変更手段48によって残り時間のカウント速度を変更することの設定変 更を行う際に制御部38は、その時点での残り時間を検出してその残り時間が所 定時間以上かどうかを確認して、難易度変更の際に難易度変更料として残り時間 の一部の徴収をしてもよい。つまり、残り時間が所定時間以上残っていたときの み難易度変更手段48の操作が可能となるように制御部38が難易度変更手段4 8を制御するのである。なお、難易度変更料としては所定のプレイ時間の徴収に 限られることはなく、実際にコインを徴収するようにしてもよい。 このように、遊戯者が難易度変更手段48の操作の際に所定の難易度変更料を 徴収することによって、遊技場の側からみれば特別の収入を得ることとなって売 上の増加を図ることができる。また、熟練した遊戯者が常に楽な難易度でゲーム を続けるといったことを防止することができる。さらに、遊戯者の側からみても むやみに設定の変更を行えないので緊張感をもってゲームに臨める。
【0024】 以下、図6示したフローチャートに基づいて、ゲームの進行について説明して いく。 まず、カウンター47がステップS100において投入されたコインの枚数を 数える。制御部38はカウンター47によりカウントされたコインの枚数に基づ いて、記憶部46に予め記憶しているプレイ時間を読み出す。 さらに、制御部38では、コインの枚数に基づいて読み出したプレイ時間と、 所定の難易度変更料としての所定のプレイ時間とを比較し、難易度変更料を徴収 可能である場合には、ステップ102において難易度変更手段48を操作可能に 設定する。難易度変更料が足りないことが確認されたらステップS110に移行 する。
【0025】 ステップS102では難易度変更手段48を操作可能であることを遊戯者に知 らせるために、難易度変更手段48に内蔵された照明機構(図示せず)を点灯さ せる。 ついで、ステップ104において遊戯者は、難易度の設定変更を行うかどうか を判断して難易度変更を行う場合にはステップS106へ移行して難易度変更手 段48の操作を行う。難易度変更を行わない場合にはステップS110へ移行す る。 上述したようにこの難易度変更手段48は、変更開始ボタン10と設定ボタン 11の2つのスイッチから成る。変更開始ボタン10を押下することで、難易度 表示部66に難易度1から難易度6までを示す数字「1」から「6」までが順番 に表示される。遊戯者は設定したい難易度の数字が難易度表示部66に表示され ている時に、設定ボタン11を押下する。すると、難易度が難易度表示部66に 表示されているその数字に対応する難易度となるように、残り時間表示部44に 表示される数字のカウント速度を変更する。 ステップS106において難易度の設定変更が終了したら、ステップS108 に移行して制御部38が投入されたコインの枚数に基づくプレイ時間から所定時 間を難易度変更料として減算する。
【0026】 ステップS108で難易度変更料の徴収が終了したら、ステップS110で遊 戯者がベットボタンを押下して、当たり判定ラインを設定する。ここでは、ベッ トボタンを押下する回数によってベット数が決定され、さらにこのベット数に基 づいて、どの当たり判定ラインを設定するかが決定される。 ステップS110の後は、ステップS112において遊戯者がスタートスイッ チ40を操作し、リール34a〜34cの回転をスタートさせる。 ステップS112から任意の時間経過後、ステップS114では、遊戯者が各 リール34a〜34に対応する複数のストップスイッチ42a〜42cを押下す ることで、各リール34a〜34cをそれぞれ独立のタイミングで停止させるこ とができる。リールが停止したらステップS116に移行する。
【0027】 ステップS116では、停止したリール34a〜34cの位置に基づいて制御 部38内において当たり外れを判定する。 当たりであれば、ステップS118に移行し、制御部38は記憶部46から役 に対応する追加プレイ時間を読み出し、現在表示されている残り時間に読み出し た追加プレイ時間を加算する。加算されて増加した残り時間は、残り時間表示部 44に表示される。 また、ステップS106に移行せずに設定変更を行わなかった場合には標準で 設定されている難易度3でゲームが進行する。
【0028】 クレジット数へ読み出した払い出し枚数が加算されたらステップS120へ移 行する。 なお、ステップS116において外れを判定されていれば、そのままステップ S120に移行する。 ステップS120では、難易度が設定変更されていた場合には、難易度を標準 で設定されていた難易度3に戻し、設定変更がされていなかった場合には難易度 はそのままの状態(元々難易度3なので)で1回のゲームを終了する。
【0029】 ステップS122では遊戯者は次回のゲームに移行するかどうかを判断する。 遊戯者は残り時間が残っている限りゲームを実行できる。次のゲームを続行する のであれば、引き続きステップS100に戻り、上述してきたステップを繰り返 す。 これで終了する場合には、ステップS124へ移行する。ここでは、残り時間 がまだ残っていれば、この時点で残っている時間をコインに換算して遊戯者に払 い出すようにしてもよい。
【0030】 なお、上述してきた実施形態では、制御部38を1台として説明してきたが、 難易度変更手段48の変更・設定信号が入力されて、記憶部内のプレイ時間と追 加プレイ時間とを読み出して加算することが可能なコントロール部(図示せず) を制御部とは別に設けてもよい。 また、図柄表示手段は回転するリールに限られることはなく、画像を表示する 表示装置であってもよい。
【0031】 以上、本考案の好適な実施例について種々述べてきたが、本考案は上述する実 施例に限定されるものではなく、考案の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施 し得るのはもちろんである。
【0032】
本考案に係るスロットマシンによると、何種類かの難易度を有するスロットマ シンについて、遊戯者が自ら難易度を変更して様々な難易度のゲームを経験する ことができるので、遊戯者にとっては難易度の変更により当たり確率等が変動す るような場合でも練習を積むことができる。 また、難易度を変更する際に難易度変更料を徴収するようにすれば、遊技場の 側からみれば特別の収入を得ることとなって売上の増加を図ることができる。ま た熟練した遊戯者が楽な難易度を選択して長時間プレイするといった弊害を防止 することができる。さらに、遊戯者の側からみてもむやみに設定の変更を行えな いので緊張感をもってゲームに臨める。 さらに、設定されている難易度を表示する難易度表示部を設ければ、遊戯者に とって現在の難易度の状況が分かって便利であると共に、視覚的にも遊戯者を楽 しませることができる。
【図1】本考案に係るスロットマシンの外観を示す概略
の正面図である。
の正面図である。
【図2】スロットマシンの制御回路の概略を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】記憶部内のプレイ時間データである。
【図4】記憶部内の追加プレイ時間データである。
【図5】記憶部内の難易度データである。
【図6】スロットマシンの動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
10 難易度変更スイッチ 11 設定スイッチ 20 正面パネル 22 ベットスイッチ 30 スロットマシン 34 図柄表示手段(リール) 36 駆動手段(ステッピングモータ) 38 制御部 40 スタートスイッチ 42 ストップスイッチ 44 残り時間表示部 46 記憶部 47 カウンター 66 難易度表示部
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の図柄を表示する図柄表示手段と、 該図柄表示手段を駆動する駆動手段と、 ゲーム代として投入されたコインの枚数をカウントする
カウンターと、 投入されたコインの枚数に基づく複数のプレイ時間が予
め記憶されている記憶部と、 当たりが出た場合に前記図柄表示手段によって表示され
る図柄の組み合わせにより決まる役に基づく複数の追加
プレイ時間が予め記憶されている第2の記憶部と、 前記カウンターによりカウントしたコインの枚数に合わ
せて前記記憶部から対応するプレイ時間を読み取り、該
読み取ったプレイ時間を1カウントづつ減算しながら減
算した結果の残り時間を残り時間表示部にそのつど表示
させると共に、前記図柄表示手段に当たりが出た場合に
は、前記第2の記憶部から役に対応する追加プレイ時間
を読み取り、該追加プレイ時間と前記残り時間表示部に
表示されている残り時間とを加算し、該加算して得られ
た残り時間を1カウントづつ減算しながら前記残り時間
表示部にそのつど表示させる制御部と、 該制御部により、前記残り時間表示部に表示される残り
時間をカウントするときの1カウント分のカウント速度
を複数段階に設定を変更することにより、ゲームの難易
度を変更可能な難易度変更手段とを具備するスロットマ
シンにおいて、 前記難易度変更手段は、遊戯者自らがゲームの難易度を
各ゲーム毎に変更することができるように、前記残りプ
レイ時間をカウントするときの1カウント分のカウント
速度を選択して設定可能に設けたことを特徴とするスロ
ットマシン。 - 【請求項2】 前記制御部は、 前記残り時間表示部に表示されている残り時間が所定時
間以上残っていた場合のみに前記難易度変更手段を操作
可能とし、 前記残り時間が所定時間以上であって前記難易度変更手
段の操作が行われた場合に現在の残り時間から所定の数
値を減算することを特徴とする請求項1記載のスロット
マシン。 - 【請求項3】 前記難易度変更手段によって、遊戯者自
らがゲームの難易度を各ゲーム毎に変更することができ
るように、前記残り時間をカウントするときの1カウン
ト分のカウント速度を選択して設定した場合に、難易度
を表示する難易度表示部を具備することを特徴とする請
求項1記載のスロットマシン。 - 【請求項4】 前記難易度変更手段によって、遊戯者自
らがゲームの難易度を各ゲーム毎に変更することができ
るように、前記残り時間をカウントするときの1カウン
ト分のカウント速度を選択して設定した場合に、難易度
を表示する難易度表示部を具備することを特徴とする請
求項2記載のスロットマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999004690U JP3065257U (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999004690U JP3065257U (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | スロットマシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3065257U true JP3065257U (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=43198874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999004690U Expired - Lifetime JP3065257U (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | スロットマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3065257U (ja) |
-
1999
- 1999-06-28 JP JP1999004690U patent/JP3065257U/ja not_active Expired - Lifetime
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