JP3064956U - 食品材料の定量吐出装置 - Google Patents

食品材料の定量吐出装置

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JP3064956U
JP3064956U JP1999004374U JP437499U JP3064956U JP 3064956 U JP3064956 U JP 3064956U JP 1999004374 U JP1999004374 U JP 1999004374U JP 437499 U JP437499 U JP 437499U JP 3064956 U JP3064956 U JP 3064956U
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JP
Japan
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food material
hopper
food
air
air bubbles
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JP1999004374U
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之宣 齋藤
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Rheon Automatic Machinery Co Ltd
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Rheon Automatic Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】均一な密度の食品を定量吐出する定量吐出装
置。 【解決手段】食品材料を投入するホッパに空気の通路を
設けた。このことにより食品材料中の気泡を除去するこ
とができるので、定量吐出装置の吐出口より吐出される
食品材料の密度を均一にすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば、ハンバーグやコロッケ等の肉材料や、クッキー等の菓子生 地材料などの食品材料を定量吐出するための食品材料の定量吐出装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホッパに投入されたハンバーグやコロッケ、クッキー等の食品材料を定 量吐出する場合、食品材料がホッパの中でブリッジ現象を起こしてスクリュー等 の圧送機構に供給することができず、スクリューで搬送できなくなってしまい、 吐出が一定ではなくなることがあった。そのため、特公昭56−9885号や、 実公昭63−38775号に見られるように、ホッパにブリッジ現象の解消手段 として押し込み装置等をを設けていた。
【0003】 しかし、ブリッジ現象は解消することができても、さらに別の問題として食品 材料を仕込んだ際に抱き込まれた空気が気泡となって偏在していることがあげら れる。この偏在する余分な気泡が食品材料吐出とともに吐出され、出来上がった 製品に重量乱慣(重量のばらつき)が生じてしまうことがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、定量吐出装置から均一な密度の食品材料が吐出さ れないことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、食品材料がホッパの中で、食品材料中に含まれる偏在する気泡を取 り除くために、食品材料を収容するホッパーの底部に材料送り手段を設け、この 材料送り手段によって、食品材料を圧送して吐出する定量吐出装置において、前 記材料送り手段の上流側の上方位置に、食品材料中に含まれる気泡を脱気する脱 気通路を設けたことを特徴とし、さらに、前記脱気通路は食品材料を収容するホ ッパーの壁面に隔壁を設け、この隔壁の上下端部に空気の出入口を設けたことを 特徴とする。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の装置を図1〜図3に従って説明する。 図1は本考案による定量吐出装置1であり、シリンダ3と、その中に水平方向 に設けられたスクリュ−4がある。スクリュー4は図示しないモータにより駆動 される。シリンダ3上部にはホッパ2があり、その内側の側壁には隔壁7がシリ ンダ3の後側の壁(図1では、右側)に設けてあり、ホッパ2の内壁と隔壁7と の間に空気の通路6が設けてあり、上下端部に空気出入り口が設けてある。ホッ パ2の前方側(図1では、左側)には、押し込み装置5が設けてあり、矢印方向 に回転する。
【0007】 ホッパ2に投入された食品材料Wは、シリンダ3に設けられたスクリュー4に より圧送され吐出口8より吐出される。このとき、食品材料W内に気泡Eが抱き 込まれている場合は、ホッパ2の内壁と隔壁7により作られた空気の通路6を通 り、ホッパ2の外部に放出されるものである。
【0008】 このように脱気された食品材料Wは、定量吐出装置1の吐出口8より均一な密 度で吐出される。
【0009】 図1に示すように、ハンバーグやコロッケ、クッキー等の食品材料Wを、ホッ パ2に投入する。投入された食品材料Wの中には図に示すように気泡Eが混入し ており、この気泡Eの偏在具合により、吐出される食品材料Wの単位体積当たり の重量にばらつきが生じることになる。そこで、重量のばらつきを生じさせない ようにするためには、食品材料W中の偏在する気泡Eを抜いて密度を均一にする 必要がある。
【0010】 ホッパ2の中の食品材料Wは、ホッパ2下方のシリンダ3に設けられているス クリュー4により搬送される。このとき、食品材料Wは進行方向(矢印)に圧力 を受けることになり吐出方向に移動するにしたがい、食品材料の内圧が高まる。 食品材料Wの内圧が高まるとそのなかに含まれている気泡Eは、内圧の低い方 へと移動する。図2では、気泡Eは矢印方向(図2では右側)へ移動することを 示している。このとき圧力の低い方に移動した気泡Eは、スクリュー4に沿って 移動し、スクリュー4後端(図2では右側)付近に集合する。 ホッパ2には空気の通路6が設けてあり、スクリュー4後端に集まった気泡E は、食品材料Wからホッパ2の空気の通路6を通り、ホッパ2外へ脱気されるも のである。、
【0011】 従来はスクリュー4の後端に集まった気泡Eも、ホッパ内に充満している食品 材料のために、それ以上上方に移動することができず、結果としてスクリュー4 の送りとともに、食品材料Wとともに、吐出されていた。このため、吐出される 食品材料W中には気泡Eが偏在してしまい、重量乱慣が大きかった。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、食品材料がホッパの中で、食品材料中に含ま れる偏在する気泡を取り除くために、食品材料を収容するホッパーの底部に材料 送り手段を設け、この材料送り手段によって、食品材料を圧送して吐出する定量 吐出装置において、前記材料送り手段の上流側の上方位置に、食品材料中に含ま れる気泡を脱気する脱気通路を設けたことを特徴とし、さらに、前記脱気通路は 食品材料を収容するホッパーの壁面に隔壁を設け、この隔壁の上下端部に空気の 出入口を設けたことにより、ホッパの中の食品材料に含まれる余分な気泡は、ス クリューに沿って食品材料中を移動し、ホッパに設けた空気の通路より抜けるの で、食品材料中の余分な気泡を無くして、均一な密度で吐出することができる。
【0013】 均一な密度になった食品材料は次工程の定量送り機構で定量送りされ、定量分 割機構で定量分割され製品になる。この製品には、余分な気泡が含有されていな いため、各々の重量は一定になる。すなわち、重量乱慣が少なくなり製品重量精 度の向上が計れるので、重量の過不足がなくなり、大量生産時において製品のロ スを減らすことができ、生産効率の向上に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】定量吐出装置を示す説明図である。
【図2】定量吐出装置を従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 定量吐出装置 2 ホッパ 3 シリンダ 4 スクリュー 5 押し込み装置 6 空気の通路 7 隔壁 8 吐出口 W 食品材料 E 気泡

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品材料を収容するホッパーの底部に材料
    送り手段を設け、この材料送り手段によって、食品材料
    を圧送して吐出する定量吐出装置において、前記材料送
    り手段の上流側の上方位置に、食品材料中に含まれる気
    泡を脱気する脱気通路を設けたことを特徴とする食品材
    料の定量吐出装置。
  2. 【請求項2】前記脱気通路は食品材料を収容するホッパ
    ーの壁面に隔壁を設け、この隔壁の上下端部に空気の出
    入口を設けたことを特徴とする請求項1記載の食品材料
    の定量吐出装置。
JP1999004374U 1999-06-17 1999-06-17 食品材料の定量吐出装置 Expired - Lifetime JP3064956U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200109825A (ko) * 2019-03-14 2020-09-23 박만선 물김 찌꺼기 압출 장치

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