JP3064625B2 - 振動サブソイラ消毒機 - Google Patents

振動サブソイラ消毒機

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JP3064625B2
JP3064625B2 JP4011260A JP1126092A JP3064625B2 JP 3064625 B2 JP3064625 B2 JP 3064625B2 JP 4011260 A JP4011260 A JP 4011260A JP 1126092 A JP1126092 A JP 1126092A JP 3064625 B2 JP3064625 B2 JP 3064625B2
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JP
Japan
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subsoiler
soil
chemical solution
tractor
discharge
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茂義 前田
浩史 大塚
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Agritecno Yazaki Co Ltd
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Agritecno Yazaki Co Ltd
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  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、園芸作物や野菜等を栽
培する圃場において、薬液を土壌に注入することによ
り、土壌内に発生する根食い虫等を殺虫する土壌消毒機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、トラクターの後部の三点リン
ク式作業機装着機構に土壌消毒機を装着する技術は、公
知のものとされているである。例えば、図2に示す如
く、トラクターTの後部に、トップリンク15とロアリ
ンク16を介装してロータリ耕耘装置Rを配置し、該ロ
ータリ耕耘装置Rの後部に、土壌消毒機を配置している
のである。該土壌消毒機の構成は、フレーム29に、注
入刃1を配置し、該注入刃1の後部に、薬液を注入した
後の土壌を鎮圧する為の鎮圧輪8を配置しているのであ
り、図2に示す土壌消毒機の場合には、薬液ポンプ5と
薬液タンク6は、トラクターTの前端に配置している
が、他に、前記土壌消毒機のフレーム29に薬液ポンプ
5と薬液タンク6を配置する構成もある。前記薬液ポン
プ5を駆動させる為のスイッチボックス7は、トラクタ
ーTのタイヤ17のフェンダー上面に配置されている。
また、前記の如く土壌消毒機を、ロータリ耕耘装置Rの
後部に配置する構成ではなく、直接、トラクターTの後
部に配置する構成もあり、その場合には、トラクターT
のタイヤ17の軌跡を消す為にサブソイラを配置する必
要がある。前記ロータリ耕耘装置Rを配置している場合
には、該ロータリ耕耘装置R自体が後輪17の後を耕耘
するので、前記サブソイラを配置する必要はないのであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術におい
て、土壌消毒機を直接トラクターに装着する場合、土壌
消毒機が装着配置されていることにより、作業時に抵抗
が発生し、トラクターの駆動力を減少させてしまうとい
う不具合が生じるのである。そこで、本発明は、ザブソ
イラを振動させることにより抵抗を軽減させて、トラク
ターの駆動力の減少を防ぐことのできる土壌消毒機を構
成することを目的とするのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は以上の如
くであり、該目的を達成するために次のような構造を有
している。トラクターの後部の三点リンク式作業機装着
機構に装着する振動サブソイラ消毒機において、タンク
部Aとポンプ部Pと鎮圧輪部Bを固定配置し、サブソイ
ラ2を前後に振動可能に支持すると共に、サブソイラ2
の後部に配置した薬液吐出部4から土壌への薬液の注入
は、サブソイラ2の振動の往復に合わせて、サブソイラ
2が前進する往時の、サブソイラ2の後部に間隙が出来
たときに薬液を吐出し、サブソイラ2が前進せずに残る
復時には、薬液の吐出を停止し、間欠吐出させるもので
ある。
【0005】
【作用】次に、作用について説明する。本発明の振動サ
ブソイラ消毒機は、トラクターの後部にトップリンク1
5とロアリンク16を介装して装着されており、本体上
部には、ポンプ部Pとタンク部Aが配置され、下部に
は、サブソイラ2が配置され、後部には、鎮圧輪部Bが
配置されている。前記サブソイラ2の上部には、トラク
ターのPTO軸18に接続されている偏心カム3が配設
されており、該偏心カム3がPTO軸18からの動力に
て回転することにより、前記サブソイラ2は、枢支軸2
1を軸にして振動するのである。また、サブソイラ2の
後部に薬液吐出部4を設けることにより、薬液を土壌に
注入する注入刃の働きも兼備しているのである。該薬液
の注入は、間欠吐出により行うのである。
【0006】
【実施例】次に、添付の図面に示した本発明の実施例に
ついて説明する。図1は、本発明の振動サブソイラ消毒
機の側面図である。
【0007】図1において、本発明の振動サブソイラ消
毒機の構成を説明する。振動サブソイラ消毒機は、トラ
クターの後部に直接ワンタッチで装着することができる
ワンタッチ装着タイプであり、該トラクター後部のトッ
プリンク15とロアリンク16が振動サブソイラ消毒機
の前部のトップリンクマスト19に装着されているので
ある。振動サブソイラ消毒機の本体上部には、ポンプ部
Pとタンク部Aが配置され、下部には、サブソイラ2が
配置され、後部には、鎮圧輪部Bが配置されており、前
記サブソイラ2の上部には、トラクターのPTO軸18
に接続されている偏心カム3が配設されており、該偏心
カム3がPTO軸18からの動力にて回転することによ
り、前記サブソイラ2は、枢支軸21を軸にして振動す
るように構成されているのである。以上のようにポンプ
部Pとタンク部Aと鎮圧輪部Bは、本体に固定されて、
サブソイラ2のみが振動しているのである。
【0008】前記サブソイラ2の先端部は、圃場の耕盤
までとどくように構成されており、また、サブソイラ2
は、サブソイラ2の後部に薬液吐出部4を設けることに
より、薬液を土壌に注入する注入刃の働きも兼備してい
るのである。該薬液の注入は、サブソイラ2の振動の往
復に合わせて、往時に薬液を吐出し、復時に停止する等
の間欠吐出により行うのである。前記薬液の間欠吐出
は、ポンプ部Bの薬液ポンプ5により、タンク部Bの薬
液タンク6内の薬液を吸引し、高圧化し、薬液吐出部4
に供給することにより行っているのである。なお、前記
のような間欠吐出ではなく、作業中常時薬液を吐出する
構成にすることも可能である。前記薬液ポンプ5の駆動
は、モーターもしくは鎮圧輪部Bの鎮圧輪8の動力にて
行うように構成することが可能であり、特に限定するも
のではない。また、前記の如く、本実施例において、サ
ブソイラ2は、薬液の注入刃の働きを兼備しているが、
該注入刃をサブソイラ2とは別体として設けることも可
能である。
【0009】前記鎮圧輪8は、薬液を土壌に注入した後
に、薬液が気化して有害ガスとなるのを防ぐ為に設けら
れているのであり、鎮圧輪8による鎮圧のみでは薬液の
有害ガスの発生を抑えることができない場合には、該鎮
圧輪8の後部にマルチング装置を配設し、該マルチング
装置にて土壌表面にマルチフィルムを被覆することによ
り、有害ガスの噴出を阻止し、有毒ガスを土壌内に滞留
させることもできるのである。また、サブソイラ2と鎮
圧輪8の間に土壌均平板を配置することにより、土壌表
面の凹凸を無くし平らにすることもできるのである。以
上のように本発明の振動サブソイラ消毒機は、前記サブ
ソイラ2によりトラクターのタイヤの軌跡を消しなが
ら、土壌に薬液を注入し、鎮圧輪8により薬液の有毒ガ
スを土壌内に滞留させることにより、土壌内の根食い虫
等を完全に殺虫することができるように構成しているの
である。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上のような構造及び実施例
を有しているので、以下のような効果を奏するものであ
る。第1に、サブソイラを振動させることにより、抵抗
を軽減させることができ、トラクターの駆動力の減少を
防ぐことのできるので、該トラクターの駆動力の増大を
図ることができ、作業の迅速化を図ることができ、効率
良く土壌の消毒、殺虫作業を行うことができるのであ
る。また、サブソイラにより水田の耕盤より深く、芯土
を破砕しながら薬液を芯土の部分に注入することにより
土壌を深い位置から消毒することが出来るのである。
【0011】第2に、サブソイラ2の部分が前進し、サ
ブソイラ2の後部に間隙が出来た時のみに、薬液が注入
されるので、該瞬間は注入パイプの先端が負圧になる可
能性が高く、抵抗の無い状態で薬液が、土壌中に吐出さ
れるのである。また、サブソイラ2が前進せずに残る場
合には、吐出口の近傍は土壌に圧縮された状態となり、
薬液が出にくくなるのであるが、この場合には吐出を停
止することにより、ポンプに無理な負荷が掛からないの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振動サブソイラ消毒機の側面図であ
る。
【図2】従来の土壌消毒機の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
2 サブソイラ 3 偏心カム 4 薬液吐出部 P ポンプ部 A タンク部 B 鎮圧輪部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01M 17/00 A01B 13/08 A01B 49/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクターの後部の三点リンク式作業機
    装着機構に装着する振動サブソイラ消毒機において、タ
    ンク部Aとポンプ部Pと鎮圧輪部Bを固定配置し、サブ
    ソイラ2を前後に振動可能に支持すると共に、サブソイ
    ラ2の後部に配置した薬液吐出部4から土壌への薬液の
    注入は、サブソイラ2の振動の往復に合わせて、サブソ
    イラ2が前進する往時の、サブソイラ2の後部に間隙が
    出来たときに薬液を吐出し、サブソイラ2が前進せずに
    残る復時には、薬液の吐出を停止し、間欠吐出させる
    とを特徴とする振動サブソイラ消毒機。
JP4011260A 1992-01-24 1992-01-24 振動サブソイラ消毒機 Expired - Fee Related JP3064625B2 (ja)

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