JP3064614B2 - 高精度座標測定装置 - Google Patents

高精度座標測定装置

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JP3064614B2
JP3064614B2 JP3344784A JP34478491A JP3064614B2 JP 3064614 B2 JP3064614 B2 JP 3064614B2 JP 3344784 A JP3344784 A JP 3344784A JP 34478491 A JP34478491 A JP 34478491A JP 3064614 B2 JP3064614 B2 JP 3064614B2
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  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ干渉を利用した
高精度座標測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず従来技術に基づいて作られたレーザ
干渉座標測定器の概念を示す図12について説明する。
X,Y方向に移動可能なステージ6の上には長方形の反
射鏡Mx、Myが固定されている。これらの反射鏡M
x、MyはそれぞれX軸測定用レーザ干渉計(以下X軸
干渉計という)IxおよびY軸測定用レーザ干渉計(以
下Y軸干渉計という)Iyの測定アームに垂直になるよ
うに配置されている。ステージ1がX方向に動く場合は
X軸干渉計IxによってX方向の移動量が測定され、ま
たY方向に動く時はY軸干渉計IyによってY方向の移
動量が測定される。3は被測定物4の上の描かれた図形
5の位置を検出する位置検出用顕微鏡等の表面位置検出
器である。X、Y軸干渉計Ix、Iyの光軸と、表面位
置検出器3の光軸は互いに垂直で、かつ1点で交わるよ
うになっている。このように構成されていれば、アッベ
の条件が満たされ、ステージ1がX軸および/あるいは
Y軸の回りに僅か傾いたとしても、この傾き角に比例す
る測定誤差(アッベの誤差)は生じない。しかしこの例
では被測定物4を載せた重量のあるステージ6を動かさ
ねばならず、このためX軸干渉計Ix、Y軸干渉計Iy
や、表面位置検出器3が固定されている基台(図示せ
ず)が十分な剛性を持っていないと、基台に撓みが生じ
る。その結果、干渉計と反射鏡の間隔が変わり誤差を生
じる。ナノメータの精度を実現するためには、このよう
な誤差を除去するためには基台の剛性を高めなければな
らず、装置全体が大きく、かつ重たいものになる。従っ
て、移動する物体が出来るだけ軽量になる構成とするこ
とが、精度向上の鍵となる。
【0003】図13は3次元測定の概念図であり、図1
2に示す構成に対してZ軸方向のZ軸干渉計Izおよび
ステージ6の下面にZ軸反射鏡Mzを付加し、かつステ
ージ6がX、Y、Zの3次元に動くように構成されてい
る。また5aは3次元表面である。この例においても重
いステージ6を動かさねばならず、基台の撓みのよる誤
差は避けられない。移動物体を軽量化する方法は、ステ
ージ6の代わりに干渉計Ix、Iy、Izを3個の反射
鏡の内側に置き、表面位置検出器3と一体にして、これ
を移動させる方法である。この場合、干渉計も表面位置
検出器もステージに比べれば、遙に軽量にすることがで
きる。しかし、干渉計を表面位置検出器に近付けようと
すると、干渉計が被測定物にぶつかってしまう。そこで
接触しないように干渉計の光軸を上方にずらせば、アッ
ベの条件を満たすことができない。このような不都合は
2次元の場合も同じである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光波干渉を利用した測
長システムでは、ナノメータオーダの非常に高い精度が
実現できると謂われている。しかし、位置検出も含めた
測定系を総合的に考慮しないと、干渉計が本来有する高
い精度を実現することは出来ない。また、従来の座標測
定器では、重量のあるステージを2次元に動かさなけれ
ばならず、撓みの来ない頑丈な基台が要求され、大形に
なってしまうと言う問題がある。更に、3次元物体を精
度高く測定する手段は未だ知られていない。本発明は測
長あるいは座標の測定において、移動部分を軽量化する
ことによって、干渉計の有する高い精度を実現すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】本発明の高精度座
標測定装置は、基台と、該基台に固設された反射鏡と、
該基台に設けられた前記反射鏡に垂直な方向に移動可能
な可動ホルダと、該可動ホルダに固設された位置検出装
置と、該可動ホルダに固設され前記反射鏡との相対的移
動量を測定する干渉計とを備え、特にこれらの干渉計は
測定用光学系と参照用光学系とを備え、前記測定用光学
系は前記反射鏡との間をN回(Nは2以上の整数)往復
する測定光路を有し、前記参照用光学系は前記反射鏡と
の間をM回(MはNより小さい整数)往復する参照光路
を有し、測定点から測定用光学系の光軸および参照用光
学系の光軸までの距離をそれぞれL、Dとするとき、N
L=MDなる関係を満足するように測定用光学系および
参照用光学系の位置を設定したことを特徴とする。更
に、干渉計と反射鏡を入れ換えて、干渉計を基台に、反
射鏡を可動ホルダに固設して、NL=MDの関係を満足
させても良い。この関係を満足させると、測定点を中心
として可動ホルダが傾いたときに、測定用光学系と参照
用光学系とで光路差の変動が同じ値となるため,アッベ
の誤差が除去される。
【0006】
【実施例】本発明を図面に基づき説明する。図3は3次
元測定の概念図を示した構成である。基台1の上には平
面反射鏡Mx、My、Mzがそれぞれ図示しない適宜手
段により固定されている。可動ホルダ2には表面位置検
出器3、X軸干渉計Ix、Y軸干渉計Iy、Z軸干渉計
Izが取り付けられている。このホルダ2は周知の3次
元駆動機構によりX、Y、Zの3軸方向にそれぞれ自在
に移動可能になっており、可動ホルダ2に取り付けられ
た表面位置検出器3により基台1上に置かれた3次元の
被測定物4の表面位置を検出できるようになっている。
【0007】ここで、干渉計の第1の実施例を図1、2
に基づき説明する。これらの図は可動ホルダ2に固定さ
れたX軸干渉計Ixの光路図を示す。図において7は偏
光プリズムで、紙面に平行に振動する直線偏光すなわち
p偏光はこれを透過し、参照系光学系20に入射する。
紙面に垂直に振動する直線偏光すなわちs偏光は偏光プ
リズム7で反射して測定用光学系30に入射する。測定
用光学系30は偏光プリズム31、32、 1/4波長板3
3、34、36、直角プリズム35、反射プリズム37
から構成されている。また前記参照系光学系20は偏光
プリズム21、22、 1/4波長板23、24、反射プリ
ズム25から構成されている。また、前記可動ホルダ2
には反射鏡8、9が固定されている。
【0008】前記偏光プリズム7を透過したp偏光は、
参照系光学系20の偏光プリズム21および 1/4波長板
23を透過した後、基台1(ここには図示しない)に固
定されたX軸反射鏡Mxで反射し再び 1/4波長板23を
透過した後、偏光プリズム21で反射し、別の偏光プリ
ズム22に向かう。ここで反射して 1/4波長板24を透
過して、可動ホルダ2に固定されている反射鏡8で反射
し、再び 1/4波長板24を透過し、今度は偏光プリズム
22を透過する。そして、直角プリズム25で反射した
後、偏光プリズム22、 1/4波長板24を透過してX軸
反射鏡Mxに向かう。更に、ここで反射した光束は、 1
/4波長板24を透過した後、偏光プリズム22で反射
し、偏光プリズム21に向かう。更に、ここで反射し
て、可動ホルダ2に固定された別の固定反射鏡9で反射
した後、再び 1/4波長板23と偏光プリズム21を透過
して参照用光学系20から射出する。従って、この参照
用光学系20は、X軸反射鏡Mxが例え傾いても可動ホ
ルダ2に固定された偏光プリズム7から射出する光束の
進行方向に変化が無いと云う特徴がある。
【0009】一方、s偏光は偏光プリズム7、反射プリ
ズム37で反射し 1/4波長板36を透過する。その後偏
光プリズム31,32及び直角プリズム35からなる測
定用光学系30に入射する。光束の進路については、光
束が可動ホルダ2に固定された反射鏡8、9の代わりに
X軸干渉計Ixで反射することを除きp偏光の場合と同
様である。
【0010】今、測定点Oを中心に可動ホルダ2が例え
ば時計回りに、僅かに回転した場合について考えてみ
る。回転角をαとすると、2次以上の誤差を無視できる
とすれば、参照用光学系においては光路長は4Dαだけ
短くなる。但しDはZ軸方向に計ったときの測定点から
参照用光学系の光軸までの距離である。この光学系の光
軸は反射鏡に向かう4本の光束の対称軸である。測定用
光学系については固定反射鏡が無いので可動ホルダ2の
傾きによる光路長の減少は8Lαになる。ここで、Lは
測定点と測定用光学系の光軸の間隔である。従ってD=
2Lのとき可動ホルダ2の傾きに関わらず光路差は0に
なる。即ち測定点Oを中心に傾く限り光路差に変化がな
いので、可動ホルダ2の傾きにも関わらずO点の位置を
正しく測定することができる。すなわち、アッベの誤差
を除去するこができる。可動ホルダ2に固定されている
ブローブ10は測定点Oの位置を検出する位置検出装置
の一例であって、光電顕微鏡、走査型トンネル顕微鏡
(STM)、原子間力顕微鏡(AFM)など公知の装置
を利用することができる。この位置検出装置は測定軸が
紙面内にあれば干渉計の光学系とぶつからないように例
えば左方にずらしてもよい。以上説明した干渉計はX軸
干渉計としても使用できる。
【0011】図4は第2の実施例であって、図2の直角
プリズム25に代えてレンズ11とその焦点に置かれた
反射鏡15とからなる所謂キャッツアイ(11─15)
を用いた参照用光学系の例である。尚、図2では、偏光
プリズム21、22は別々で2個になっているが、この
例では一体型のプリズム26にしてある。この系では固
定反射鏡9との間を2往復し、X軸反射鏡Mxとの間を
2往復する。測定用光学系には固定反射鏡9を外したも
のを使用する。従って測定用光学系はX軸反射鏡Mxと
の間を4往復する。
【0012】図5は第3の実施例を示す。この例は、図
2に示した光学系で射出した光束を直角プリズム27に
より、もう1度干渉計光学系に戻したものである。この
例では、参照用光束はX軸反射鏡Mxとの間を6往復す
る。測定用光学系の場合は、この図中の反射鏡9、8を
使用しないので、測定用光束は8往復する。従って、3
D=4Lが成立すれば、可動ホルダ2が傾いても光路差
が変化しない。参照用光学系と測定用光学系との光軸間
隔はD−Lであるが、D−L=L/3となる。従ってL
が同じとすれば干渉計光学系の間隔を詰めて、干渉計を
コンパクトに構成することができる。間隔が同じとすれ
ば測定点をより離れた位置に設定することができる。
【0013】図6は1次元の長さ測定および2次元の座
標測定あるいは限られた範囲であるが、Z軸方向の3次
元測定にも適用可能な干渉計光学系の第4の実施例であ
る。偏光プリズム26は図4に示したものと同じ構造で
ある。X軸反射鏡Mxの前に複プリズム12が置かれて
いる。これはX軸反射鏡Mxと共に基台1(ここには図
示なし)に固定されている。図7は、直角プリズム2
5、偏光プリズム26以外の光学素子の図示を省略した
光路説明図である。矢印の位置から入射した光束(実線
で示す)は偏光プリズム26および 1/4波長板23を透
過した後、複プリズム12で屈折してX軸反射鏡Mxで
反射して、再び複プリズム12を通って光軸に平行な光
束として偏光プリズム26に入り、ここで反射して 1/4
波長板23、プリズムaを透過、反射鏡8で反射、、プ
リズムb、 1/4波長板23を経て偏光プリズム26を透
過し、直角プリズム25で反射、同様に点線で示す光路
を通って点線矢印の位置から射出する。ここでプリズム
a、bおよびc、dは複プリズム12の対応する部分を
切り取った形状のプリズムであって、偏光プリズム26
と同じく可動ホルダ(ここには図示せず)に固定されて
いる。この構成は参照用干渉計のものであり、測定用干
渉計は、これからプリズムa、b、c、dおよび反射鏡
8、9を除いたものとなる。この干渉計を用いた場合に
は、D=2Lの関係が成立することによりアッベの誤差
がなくなる。以上の実施例に示した干渉計を図3の干渉
計Ix、Iyに用いればアッベの誤差のない座標測定器
を実現することができる。
【0014】また、図3において、Z軸干渉計Izに
は、位置検出装置の測定軸と干渉計の光軸を合致させれ
ば公知の干渉計を用いてもアッベの誤差を除去すること
ができる。例えば図8に示すような第5の実施例による
干渉計を用いることができる。即ち、図8において紙面
に対して45°の振動面を有する直線偏光IPが偏光プ
リズム26に入射すると、紙面に平行に振動する直線偏
光成分、即ちp偏光成分(実線で示す)は偏光プリズム
26を透過し、垂直に振動する直線偏光成分、即ちs偏
光成分(点線で示す)は偏光プリズム26で反射する。
図8では光路が重なって1線または1破線で示されてい
るので、光路説明用に図9を用いて先ず、p偏光成分の
経路を説明する。ここでは反射鏡Mx、My、 1/4波長
板23、24の図は省略してある。図中、、、
は反射鏡Mz での反射順位を示す。偏光プリズム26を
透過したp偏光成分は 1/4波長板23を透過した後、Z
軸反射鏡Mzで1回目の反射をして再び偏光プリズム
26に戻るが 1/4波長板23を2度透過して偏光面が9
0°回転しているので偏光プリズム26で反射して、第
2の偏光プリズム27で反射し 1/4波長板24を透過し
た後Z軸反射鏡Mzで2回目反射して偏光プリズム2
7に戻って透過し、直角プリズム25で反射した後、Z
軸反射鏡Mzで3回目の反射をする。反射光は偏光プ
リズム27、26で反射しZ軸反射鏡Mzで4回目の反
射をする。そして 1/4波長板23と偏光プリズム26
を透過する。
【0015】一方、s偏光成分については図9での図示
説明を省略したが、偏光プリズム26で反射した後、固
定反射鏡Mb、Maでそれぞれ2回反射して、最後に偏
光プリズム26で反射して、Z軸反射鏡Mzから反射し
て戻った前記p偏光成分と同一光路をとりOPとして射
出する。その後、図示しない公知の干渉縞検出手段によ
って干渉縞を検出する。勿論、図1に示した干渉計を用
いることもできる。この場合図1の干渉計を反時計回り
に90°回転してO点を測定軸、即ち固定用干渉計の光
軸が通るようにすれば良い。
【0016】図10、11は1次元測定の場合の第6の
実施例であって、測定用光束は2往復、参照用光束は1
往復する実施例を示す。偏光プリズム21を透過したp
偏光はレンズ14とその焦点に置かれた反射鏡9から所
謂キャッツアイ(9─14)で反射して再び偏光プリズ
ム21を透過する。一方、偏光プリズム21で反射した
s偏光はもう一つの偏光プリズム22で反射し、 1/4波
長板24を透過し、基台1に固定されたレンズ11と反
射鏡15から構成されたもう一つのキャッツアイ(11
─15)で反射し、再び偏光プリズム22に戻り、これ
を透過し直角プリズム25で反射した後、偏光プリズム
22、 1/4波長板24を透過し再びキャッツアイ(11
─15)で反射してから偏光プリズム22、21で反射
しp偏光と一緒になって射出する。この射出した二つの
光束を、p偏光に対して45°の方位にある検光子を通
すことにより干渉縞を検出することができる。尚、この
ような干渉縞の検出方法については、何れの実施例にお
いても公知の方法が適用できる。
【0017】以上の実施例に見られるように一般的に測
定光束が反射鏡との間をN回(Nは2以上の整数)往復
し、参照用光束が反射鏡との間をM回(MはNより小さ
い整数)往復するようにしたとき、NL=MDの関係が
満たされればアッベの誤差を除去することができる。ま
た、実施例では、可動ホルダ2にX軸干渉計Ixを固定
し、基台1にX軸反射鏡Mxを固定したが、可動ホルダ
2に反射鏡を、基台1に干渉計を固定してもNL=MD
の関係が満たされれば、アッベの誤差を除去することが
できる。
【発明の効果】本発明による高精度座標測定装置は、移
動部分が軽量化され、アッベの誤差を排除した高精度の
測定が可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高精度座標測定装置の第1の実施
例の構成図である。
【図2】同じく要部の光路説明図である。
【図3】同じく構成の概念を示す図である。
【図4】本発明による高精度座標測定装置の第2の実施
例による要部の構成図である。
【図5】本発明による高精度座標測定装置の第3の実施
例による要部の光路説明図である。
【図6】本発明による高精度座標測定装置の第4の実施
例による要部の構成図である。
【図7】同じく要部の光路説明図である。
【図8】本発明による高精度座標測定装置の第5の実施
例による要部の構成図である。
【図9】同じく要部の光路説明図である。
【図10】本発明による高精度座標測定装置の第6の実
施例による要部の構成図である。
【図11】同じく要部の光路説明図である。
【図12】従来の2次元測定の概念を示した構成図であ
る。
【図13】同じく3次元測定の概念を示した構成図であ
る。
【符号の説明】
1 基台 2 可動ホルダ 3 表面位置検出器 4 被測定物 6 ステージ 7 偏光プリズム 8 反射鏡 9 反射鏡 10 ブローブ 11 レンズ 12 複プリズム 13 レンズ 14 レンズ 15 反射鏡 20 参照用光学系 21 偏光プリズム 22 偏光プリズム 23 1/4波長板 24 1/4波長板 25 反射プリズム 26 偏光プリズム 27 偏光プリズム 30 測定用光学系 31 偏光プリズム 32 偏光プリズム 33 1/4波長板 34 1/4波長板 35 直角プリズム 36 1/4波長板 37 反射プリズム Mx X軸反射鏡 My Y軸反射鏡 Mz Z軸反射鏡 Ix X軸干渉計 Iy Y軸干渉計 Iz Z軸干渉計 O 測定点

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、該基台に固設された反射鏡と、
    該基台に設けられた前記反射鏡に垂直な方向に移動可能
    な可動ホルダと、該可動ホルダに固設された位置検出装
    置と、該可動ホルダに固設され前記反射鏡との相対的移
    動量を測定する干渉計とを備え、該干渉計は測定用光学
    系と参照用光学系とを備え、前記測定用光学系は前記反
    射鏡との間をN回(Nは2以上の整数)往復する測定光
    路を有し、前記参照用光学系は前記反射鏡との間をM回
    (MはNより小さい整数)往復する参照光路を有し、測
    定点から測定用光学系の光軸および参照用光学系の光軸
    までの距離をそれぞれL、Dとするとき、NL=MDな
    る関係を満足するように測定用光学系および参照用光学
    系の位置を設定したことを特徴とする高精度座標測定装
    置。
  2. 【請求項2】 基台と、該基台に対して一方向に移動可
    能に設けられた可動ホルダと、該可動ホルダに固設され
    た位置検出装置と、該可動ホルダに固設された反射鏡
    と、前記基台に固設され前記反射鏡との移動量を測定す
    る干渉計とを備え、該干渉計は測定用光学系と参照用光
    学系と備え、前記測定用光学系は前記反射鏡との間をN
    回(Nは2以上の整数)往復する測定光路を有し、前記
    参照用光学系は前記反射鏡との間をM回(MはNより小
    さい整数)往復する参照光路を有し、測定点から測定用
    光学系の光軸および参照用光学系の光軸までの距離をそ
    れぞれL、Dとするとき、NL=MDなる関係を満足す
    るように測定用光学系および参照用光学系の位置を設定
    したことを特徴とする高精度座標測定装置。
  3. 【請求項3】 基台と、XおよびY軸上で前記基台に各
    々固設されたX軸およびY軸反射鏡と、前記基台に対し
    て少なくとも前記X、Y方向に沿って移動可能に設けら
    れた可動ホルダと、前記XおよびY軸反射鏡との相対的
    位置を検出するために前記可動ホルダに固定されたX軸
    干渉計光学系およびY軸干渉計光学系とを備え、前記各
    干渉計は各々測定用光学系と参照用光学系とを備え、前
    記測定用光学系は前記反射鏡との間をN回(Nは2以上
    の整数)往復する測定光路を有し、前記参照用光学系は
    前記反射鏡との間をM回(MはNより小さい整数)往復
    する参照光路を有し、測定点から測定用光学系の光軸お
    よび参照用光学系の光軸までの距離をそれぞれL、Dと
    するとき、NL=MDなる関係を満足するように測定用
    光学系および参照用光学系の位置を設定したことを特徴
    とする高精度座標測定装置。
  4. 【請求項4】 基台と、X、YおよびZ軸上で前記基台
    に各々固設されたX軸、Y軸およびZ軸反射鏡と、前記
    基台に対して少なくとも前記X、YおよびZ軸方向に沿
    って移動可能に設けられた可動ホルダと、前記X、Yお
    よびZ軸反射鏡との相対的位置を検出するために前記可
    動ホルダに固定されたX、YおよびZ軸干渉計光学系と
    を備え、前記X軸干渉計光学系およびY軸干渉計光学系
    は各々測定用光学系と参照用光学系とを備え、前記測定
    用光学系は前記反射鏡との間をN回(Nは2以上の整
    数)往復する測定光路を有し、前記参照用光学系は前記
    反射鏡との間をM回(MはNより小さい整数)往復する
    参照光路を有し、測定点から測定用光学系の光軸および
    参照用光学系の光軸までの距離をそれぞれL、Dとする
    とき、NL=MDなる関係を満足するように測定用光学
    系および参照用光学系の位置が設定され、前記Z軸干渉
    計光学系は前記位置検出装置の測定軸上に配置されてい
    ることを特徴とする高精度座標測定装置。
  5. 【請求項5】 前記Z軸干渉光学系が測定用光学系と参
    照用光学系とを備え、前記測定用光学系は前記反射鏡と
    の間をN回(Nは2以上の整数)往復する測定光路を有
    し、前記参照用光学系は前記反射鏡との間をM回(Mは
    Nより小さい整数)往復する参照光路を有し、測定点か
    ら測定用光学系の光軸および参照用光学系の光軸までの
    距離をそれぞれL、Dとするとき、NL=MDなる関係
    を満足するように測定用光学系および参照用光学系の位
    置を設定したことを特徴とする請求項4の高精度座標測
    定装置。
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