JP3064591U - 椅子用キャスタ―の構造 - Google Patents

椅子用キャスタ―の構造

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JP3064591U
JP3064591U JP1999003955U JP395599U JP3064591U JP 3064591 U JP3064591 U JP 3064591U JP 1999003955 U JP1999003955 U JP 1999003955U JP 395599 U JP395599 U JP 395599U JP 3064591 U JP3064591 U JP 3064591U
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聰明 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量を受けることにより椅子に滑り止めの効
果を達成できる椅子用キャスターの構造を提供すること
にある。 【解決手段】 椅子に重量が加えられた時、主体の第一
および第二位置決め板と移動用切欠部は下へ移動し、第
一および第二位置決め板は滑り止めが地面と接触するま
で弾性部材の両端を下へ押す。このとき、軸桿とホイー
ルセットが地面と接触したままで移動用切欠部が下へ移
動するため、軸桿は移動用切欠部の上部まで相対変位す
る。椅子への重量がなくなった時、弾性部材は第一およ
び第二位置決め板を押し上げるため、主体は地面から押
し上げられる。このとき、軸桿とホイールセットが地面
と接触したままで移動用切欠部が上へ移動するため、弾
性部材を貫穿した軸桿は移動用切欠部の底部まで相対変
位する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、主として椅子用キャスターの構造に関するもので、各種の家具にも 使用できるキャスターの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の椅子用キャスターの構造にあっては、下記のようなものになって いる。
【0003】 A.例えば、1996年7月11日付で公告された台湾の公告番号第28105 2号の実用新案「オフィス用椅子のホイールセットの構造改良」に開示されたも のは、ホイールセット、弾性部材、支軸および滑り止めカバーにより構成された ものである。ホイールセットは習知の自在ホイールを設置する他に、軸筒の組立 て孔の内部にフランジが突設されるため、フランジの下方に比較的直径の大きい 嵌合孔が形成されている。弾性部材は組立て孔の内部に入れられることができる と共に、フランジにより適当に定位され、支軸の上端には椅子の脚が挿入して固 定するための環状溝とフランジが設けられている。支軸の下端の小径部に浅い環 状溝が凹設され、滑り止めカバーは適宜の材質により作成される。滑り止めカバ ーの内孔には浅いフランジが突設されると共に、滑り止めカバーの底部にはフラ ンジが形成されている。以上の組合せにより、普段におけるホイールセットは活 動自在に移動させることができるのに対し、人が座ると、滑り止めカバーが地面 と適当な隙間を保つように下降され、そして、人が少し力を施したり又は踏み下 ろしたりすると、滑り止めは地面と適当に接触するように形成されるため、滑り 止めの目的に達するように構成されている。
【0004】 B.例えば、1997年2月11日付で公告された台湾の公告番号第29816 5号の実用新案「椅子用キャスターの改良構造」に開示されたものは、ホイール 蓋、本体およびホイールセットにより構成されたものである。ホイール蓋の適宜 位置に心軸が貫穿するための中空孔が穿設され、本体の底部にU形の切欠部が開 設されている。ホイールセットは二個の対応する回転ホイールに軸を枢着してな ると共に、回転ホイールの内側には突出柱が突設されている。ホイール蓋の中空 孔の前方には収容室が設けられ、収容室の両側の壁には複数本の定位リブが設け られるのに対し、本体の前、後周壁には鋸状の嵌合部が設けられると共に、本体 の切欠部の両側の周壁には嵌合リブが設けられている。切欠部には収容孔が設け られ、収容孔に弾性部材を収容することができる。また、回転ホイールの突出柱 に複数本の突出リブが突設されるため、本体をホイール蓋の収容室内に設置する ことができる。そして、嵌合部と定位リブとの相互の嵌合により本体を定位置に 固定し、それから、ホイールセットを本体の切欠部に固定して組立てることによ り、椅子用キャスターが重圧を受けていない時、嵌合リブと突出リブとの相互の 嵌合によって回転ホイールが回転して移動することがないように構成されている 。
【0005】 このような従来の椅子用キャスターの構造については、以下のような問題を指 摘することができる。
【0006】 公告番号第281052号の実用新案で掲示された椅子用キャスターの構造は 、滑り止めカバーがピストン方式でストッパの目的を達するものであるが、滑り 止めカバーがホイールセットの組立て孔において上下に移動する時、滑り止めカ バーが脱落しやすくなったり、地面のほこりが組立て孔と滑り止めカバーの間の 隙間に挟まれたりする問題を有している。
【0007】 B.公告番号第298165号の実用新案で掲示された椅子用キャスターの構造 は、嵌合部と定位リブとの相互の嵌合ではその滑り止めの効果があまりないため 、椅子が滑りやすいという問題を有している。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、 その目的とするところは、次のようなことを達成できる椅子用キャスターの構造 を提供することにある。
【0009】 本考案の目的は、重量を受けることにより椅子に滑り止めの効果を確実に達成 することができる椅子用キャスターの構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案による椅子用キャスターの構造は下記のよ うに構成されるものである。
【0011】 すなわち、本考案による椅子用キャスターの構造は、主体、係合部材、弾性部 材、軸桿およびホイールセットにより構成される。主体の上部の適宜位置に椅子 の脚を挿入するための孔が穿設されるのに対し、主体の反対側に収容室が設けら れる。収容室の両側の適宜位置にはそれぞれ固定孔と移動用切欠部が設けられ、 固定孔は固定部材が貫穿するのに用いられる。係合部材の両側にそれぞれ第一孔 と第二孔が穿設され、第一孔は固定部材により主体の固定孔に連接される。弾性 部材の両端はそれぞれ主体の収容室の内部を適当に推し止めるように形成される 。軸桿は主体の片方の移動用切欠部を貫穿してから、再び係合部材の片方の第二 孔を貫穿し、それから弾性部材を貫穿してから、再び係合部材の他方の第二孔を 貫穿し、最後に主体の他方の移動用切欠部を貫穿する。ホイールセットは適宜な 方法で軸桿に結合し固定される。弾性部材が重圧を受けていない時、軸桿は移動 用切欠部の底部に位置するため、主体を地面から推し離すように形成され、弾性 部材が重圧を受けた時、軸桿は移動用切欠部の上部に位置するため、主体の底部 を地面と接触させるように形成される。
【0012】 また、本考案による椅子用キャスターの構造は、以下のように構成することも できる。 1.固定部材の一端に孔が穿設され、孔は蓋板の突出物を嵌入するのに用いられ る。 2.主体の移動用切欠部の底部縁端に護り壁が突設される。 3.主体の片側に設けられた収容室の内部の適宜位置に第一位置決め板と第二位 置決め板が設けられる。 4.主体の片側に設けられた収容室の第一位置決め板と第二位置決め板に位置決 め溝と位置決め溝が設けられ、位置決め溝と位置決め溝は軸桿に固定された弾性 部材の両端が嵌入して定位するのに用いられる。 5.ホイールセットは二個のホイールからなる。 6.主体の底部に孔が穿設され、孔は滑り止めを嵌入して固定するのに用いられ る。
【0013】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
【0014】 本考案の実施例による椅子用キャスターの構造は、図1,2,3に示すように 、主に、主体1、係合部材2、弾性部材3、軸桿4、ホイールセット5および滑 り止め6により構成される。
【0015】 主体1は比較的堅いかつ軽い材質より作成されるのが好適である。主体1の上 部の適宜位置には孔11が穿設されており、孔11は椅子の脚が挿入して枢着す るのに用いられることができるため、主体1は椅子の脚に対して回転するように 形成される。主体1の底部の適宜位置にはもう一個の孔12が穿設されており、 孔12は滑り止め6が挿入して組立てるのに用いられることができる。主体1の 片側には収容室13が設けられ、収容室13の両側の壁面の適宜位置にはそれぞ れ固定孔14が穿設される。
【0016】 係合部材2はコの字型に形成されると共に、係合部材2の両側の壁面にはそれ ぞれ第一孔21と第二孔22が穿設される。固定部材141は金属製の材質又は 変形しにくい材質により円柱形の長棒状に形成される。固定部材141は固定孔 14を貫穿してから、係合部材2の二個の第一孔21を貫穿し、最後に他方の結 合孔14を貫穿し、そして、蓋板143の突出物144により固定部材141の 孔142と結合する。
【0017】 また、収容室13の両側の壁面の適宜位置にはそれぞれ任意形状の移動用切欠 部15と護り壁16が設けられる。護り壁16は移動用切欠部15の底部縁端に 位置するように形成されるため、移動用切欠部15の底部縁端の構造を強化する ことができる。
【0018】 軸桿4は主体1の片方の移動用切欠部15を貫穿してから、再び係合部材2の 片方の第二孔22を貫穿し、それから弾性部材3を貫穿してから、再び係合部材 2の他方の第二孔22を貫穿し、最後に主体1の他方の移動用切欠部15を貫穿 する。軸桿4の両端は適宜な方法でホイールセット5と結合して固定される。ホ イールセット5は二個のホイールからなるのが好ましい。この場合、二個のホイ ールは主体1の両側に位置するように設けられる。
【0019】 収容室13の内部の適宜位置には第一位置決め板17と第二位置決め板18が 設けられ、そして、第一位置決め板17と第二位置決め板18にはそれぞれ位置 決め溝171と位置決め溝181が設けられる。位置決め溝171と位置決め溝 181は軸桿4に固定された弾性部材3の両端が嵌入して定位するのに用いるこ とができる。
【0020】 図3に示すように、主体1内部の弾性部材3が重圧を受けていない時、弾性部 材3は椅子そのものの重量のみを受けることにより、第一位置決め板17と第二 位置決め板18を押し支える。この場合、弾性部材3を貫穿してホイールセット 6に結合された軸桿4は主体1の移動用切欠部15の底部に位置するように形成 され、そして、弾性部材3は主体1を地面から押し上げることにより、滑り止め 6は地面と接触することができない。
【0021】 図4に示すように、椅子に重圧がかかることによって主体1が下へ移動した時 、主体1の第一位置決め板17と第二位置決め板18と移動用切欠部15は重力 の圧迫により下へ移動するため、第一位置決め板17と第二位置決め板18は、 弾性部材3が下へ開くように、滑り止め6が地面と接触するまで弾性部材3の両 端を下へ押す。このとき、軸桿4とホイールセット5が地面と接触したままで移 動用切欠部15が下へ移動するため、弾性部材を貫穿した軸桿4は主体1の移動 用切欠部15の上部まで相対変位する。
【0022】 椅子にかかっていた重量がなくなった時、弾性部材3は第一位置決め板17と 第二位置決め板18を押し上げるため、主体1は地面から押し上げられる。この とき、軸桿4とホイールセット5が地面と接触したままで移動用切欠部15が上 へ移動するため、弾性部材を貫穿した軸桿4は主体1の移動用切欠部15の底部 まで相対変位する。
【0023】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏することがで きる。
【0024】 本考案によれば、滑り止めは主体に固定して組み立てられることにより、滑り 止めは主体と一緒に上下に移動するように形成されるため、本案の構造は前述し た公告番号第281052号の実用新案で開示された椅子用キャスターの構造に おけるような滑り止めカバーがホイールセットの組立て孔において上下に移動す る構造とは全く異なり、滑り止めが脱落するのを確実に避けることができる。ま た、係合部材と弾性部材によってホイールセットが受けた重量を滑り止めまで移 転することにより、ホイールセットは使用過程において壊れにくくなり、椅子用 キャスターの使用寿命を延ばすことができる。
【0025】 本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実 施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なも のであり、限定を意図するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例の分解斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す図3の2−2線に沿った
断面図である。
【図3】本考案の実施例を示す図2の3−3線に沿った
断面図である。
【図4】図3に示す本考案の実施例の作動図である。
【符号の説明】
1 主体 11 孔 12 孔 13 収容室 14 固定孔 141 固定部材 142 孔 143 蓋板 144 突出物 15 移動用
切欠部 16 護り壁 17 第一位置
決め板 171 位置決め溝 18 第二位
置決め板 181 位置決め溝 2 係合部
材 21 第一孔 22 第二孔 3 弾性部材 4 軸桿 5 ホイールセット 6 滑り止め

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主体(1)、係合部材(2)、弾性部材
    (3)、軸桿(4)およびホイールセット(5)により
    構成され、主体(1)の上部の適宜位置に椅子の脚を挿
    入するための孔(11)が穿設されるのに対し、主体
    (1)の反対側に収容室(13)が設けられ、収容室
    (13)の両側の適宜位置にはそれぞれ固定孔(14)
    と移動用切欠部(16)が設けられ、固定孔(14)は
    固定部材(141)が貫穿するのに用いられ、係合部材
    (2)の両側にはそれぞれ第一孔(21)と第二孔(2
    2)が穿設され、第一孔(21)は固定部材(141)
    により主体(1)の固定孔(14)に連接され、弾性部
    材(3)の両端はそれぞれ主体(1)の収容室(13)
    の内部を適当に推し止めるように形成され、軸桿(4)
    は主体(1)の片方の移動用切欠部(15)を貫穿して
    から、再び係合部材(2)の片方の第二孔(22)を貫
    穿し、そして、弾性部材(3)を貫穿してから、再び係
    合部材(2)の他方の第二孔(22)を貫穿し、最後に
    主体(1)の他方の移動用切欠部(15)を貫穿し、ホ
    イールセット(5)は適宜な方法で軸桿(4)に結合し
    て固定され、弾性部材(3)が重圧を受けていない時、
    軸桿(4)は移動用切欠部(15)の底部に位置するこ
    とにより、主体(1)を地面から推し離すように形成さ
    れ、弾性部材(3)が重圧を受けた時、軸桿(4)は移
    動用切欠部(15)の上部に位置することにより、主体
    (1)の底部を地面と接触させるように形成されること
    を特徴とする椅子用キャスターの構造。
  2. 【請求項2】 固定部材(141)の一端には孔(14
    2)が穿設されており、孔(142)は蓋板(143)
    の突出物(144)を嵌入するのに用いられるように構
    成される請求項1記載の椅子用キャスターの構造。
  3. 【請求項3】 主体(1)の移動用切欠部(15)の底
    部縁端に護り壁(16)が突設されるように構成される
    請求項1記載の椅子用キャスターの構造。
  4. 【請求項4】 主体(1)の片側に設けられた収容室
    (13)内部の適宜位置に第一位置決め板(17)と第
    二位置決め板(18)が設けられるように構成される請
    求項1記載の椅子用キャスターの構造。
  5. 【請求項5】 主体(1)の片側に設けられた収容室
    (13)の第一位置決め板(17)と第二位置決め板
    (18)には位置決め溝(171)と位置決め溝(18
    1)がそれぞれ設けられ、位置決め溝(171)と位置
    決め溝(181)は軸桿(4)に固定された弾性部材
    (3)の両端が嵌入して定位するのに用いられるように
    構成される請求項4記載の椅子用キャスターの構造。
  6. 【請求項6】 ホイールセット(5)は二個のホイール
    からなるように構成される請求項1記載の椅子用キャス
    ターの構造。
  7. 【請求項7】 主体(1)の底部には孔(12)が穿設
    されており、孔(12)は滑り止め(6)を嵌入して固
    定するのに用いられるように構成される請求項1記載の
    椅子用キャスターの構造。
JP1999003955U 1998-08-03 1999-06-04 椅子用キャスタ―の構造 Expired - Lifetime JP3064591U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102466905B1 (ko) * 2022-04-11 2022-11-11 강준기 스토퍼가 결합된 캐스터를 갖는 의자
KR102466988B1 (ko) * 2022-04-13 2022-11-11 강준기 완충 캐스터를 갖는 의자

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102466905B1 (ko) * 2022-04-11 2022-11-11 강준기 스토퍼가 결합된 캐스터를 갖는 의자
KR102466988B1 (ko) * 2022-04-13 2022-11-11 강준기 완충 캐스터를 갖는 의자

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