JP3064513B2 - 非同期通信におけるループスルー方式 - Google Patents
非同期通信におけるループスルー方式Info
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- JP3064513B2 JP3064513B2 JP3178092A JP17809291A JP3064513B2 JP 3064513 B2 JP3064513 B2 JP 3064513B2 JP 3178092 A JP3178092 A JP 3178092A JP 17809291 A JP17809291 A JP 17809291A JP 3064513 B2 JP3064513 B2 JP 3064513B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像装置の非同期通信に
おけるループスルー方式に関する。
おけるループスルー方式に関する。
【0002】
【従来の技術】映像装置における非同期通信は従来制御
装置1台に対し1の通信を行っていた。また多数の映像
装置を制御しようとした場合、通信装置を複数用いて基
本的には非同期通信は1対1の通信とするか、あるいは
非同期通信線の途中に切り換え装置を持ち、切り換え装
置を制御し通信を行っていた。
装置1台に対し1の通信を行っていた。また多数の映像
装置を制御しようとした場合、通信装置を複数用いて基
本的には非同期通信は1対1の通信とするか、あるいは
非同期通信線の途中に切り換え装置を持ち、切り換え装
置を制御し通信を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の非同期通信では、映像装置を複数制御するには切
り換え装置または複数の通信装置が必要となること、ま
たはそれらの装置を用いないで映像装置を複数台同時に
制御する場合は、映像装置から出力される送信信号がオ
ン信号またはオフ信号が同時に出力され、送信信号が競
合して信号が正しく検出できない現象が起きることがあ
る。またそのために最悪の事態として装置の故障に至る
などの問題点があった。本発明は上記従来の問題点を解
決する非同期通信におけるループスルー方式を提供する
のを目的とする。
従来の非同期通信では、映像装置を複数制御するには切
り換え装置または複数の通信装置が必要となること、ま
たはそれらの装置を用いないで映像装置を複数台同時に
制御する場合は、映像装置から出力される送信信号がオ
ン信号またはオフ信号が同時に出力され、送信信号が競
合して信号が正しく検出できない現象が起きることがあ
る。またそのために最悪の事態として装置の故障に至る
などの問題点があった。本発明は上記従来の問題点を解
決する非同期通信におけるループスルー方式を提供する
のを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、送信および受信の2本の通信線による非
同期通信において、送信器と受信器とを有する制御装置
と、送信器と受信器とをそれぞれ有する複数の映像装置
とを備え、前記制御装置は、その送信器からの制御信号
に装置番号を付加して制御データを送信し、前記各映像
装置はその各受信器で前記制御信号を受信し前記装置番
号の該当する映像装置の送信器のみがその出力をオンと
し、他の映像装置はその送信器の出力を開放状態となる
ように構成してなり、また必要により映像装置は2台以
上のグループの代表装置を定め、そのグループに対する
装置番号の指定に対して、代表装置の送信器の出力のみ
がオンとなり、他の映像装置の送信器の出力は開放状態
となるように構成したものである。
に本発明では、送信および受信の2本の通信線による非
同期通信において、送信器と受信器とを有する制御装置
と、送信器と受信器とをそれぞれ有する複数の映像装置
とを備え、前記制御装置は、その送信器からの制御信号
に装置番号を付加して制御データを送信し、前記各映像
装置はその各受信器で前記制御信号を受信し前記装置番
号の該当する映像装置の送信器のみがその出力をオンと
し、他の映像装置はその送信器の出力を開放状態となる
ように構成してなり、また必要により映像装置は2台以
上のグループの代表装置を定め、そのグループに対する
装置番号の指定に対して、代表装置の送信器の出力のみ
がオンとなり、他の映像装置の送信器の出力は開放状態
となるように構成したものである。
【0005】
【作用】本発明は上記の構成により、複数の映像装置を
同時に制御する場合に映像装置の出力信号は通常は解放
状態にあり、制御装置からの送信信号に装置番号を付加
し指令信号が送信され、その指定装置のみが指令信号を
受け取るとともに出力を解放状態から出力状態へと移行
させ、また次に他の装置が指定されることによりその装
置の出力を出力状態から解放状態へ移行させることがで
き、信号同士の競合が避けられる。
同時に制御する場合に映像装置の出力信号は通常は解放
状態にあり、制御装置からの送信信号に装置番号を付加
し指令信号が送信され、その指定装置のみが指令信号を
受け取るとともに出力を解放状態から出力状態へと移行
させ、また次に他の装置が指定されることによりその装
置の出力を出力状態から解放状態へ移行させることがで
き、信号同士の競合が避けられる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しながら、その構成と動作
を説明する。図1は本発明の一実施例の非同期通信にお
けるループスルー方式のブロック図で、例として制御装
置が1台、映像装置が3台の場合を示す。各装置とも非
同期通信用送受信装置を持つ。制御装置1は送信器1S
と受信機1Rを有し、映像装置2ないし4ではそれぞれ
送信器2S,3Sおよび4Sを、受信器2R,3Rおよ
び4Rを有し、送信装置としてその出力状態をオン状
態、オフ状態に加えて解放状態を設定できるようにす
る。本実施例では3ステートバッファとして図示してあ
る。
を説明する。図1は本発明の一実施例の非同期通信にお
けるループスルー方式のブロック図で、例として制御装
置が1台、映像装置が3台の場合を示す。各装置とも非
同期通信用送受信装置を持つ。制御装置1は送信器1S
と受信機1Rを有し、映像装置2ないし4ではそれぞれ
送信器2S,3Sおよび4Sを、受信器2R,3Rおよ
び4Rを有し、送信装置としてその出力状態をオン状
態、オフ状態に加えて解放状態を設定できるようにす
る。本実施例では3ステートバッファとして図示してあ
る。
【0007】図2では実施例の図1の場合のデータの送
受信の関係を示している。まず制御装置1の送信器1S
が映像装置4を指定するために、まずその送信指令に映
像装置4を指定する装置番号を付加した信号を送り、続
いて送信を促すデータを送る。そうして各映像装置の受
信器2Rないし4Rは、どの装置が選択されているかを
判断し、この場合は映像装置4の送信器4Sのみがデー
タを出力し他の装置の送信器の出力は解放状態を保つ。
映像装置4の送信器4Sは制御装置1の送信器1Sによ
る選択が他の映像装置の出力へ切り替わることで出力を
再び解放状態へ戻す。またこの例では映像装置3が映像
装置2と映像装置3との代表装置として設定されている
とすると、映像装置2+3を指定した場合、映像装置2
の送信器2Sの出力は解放の状態を保って、映像装置3
の送信器2Sのみがデータを出力するように動作する。
受信の関係を示している。まず制御装置1の送信器1S
が映像装置4を指定するために、まずその送信指令に映
像装置4を指定する装置番号を付加した信号を送り、続
いて送信を促すデータを送る。そうして各映像装置の受
信器2Rないし4Rは、どの装置が選択されているかを
判断し、この場合は映像装置4の送信器4Sのみがデー
タを出力し他の装置の送信器の出力は解放状態を保つ。
映像装置4の送信器4Sは制御装置1の送信器1Sによ
る選択が他の映像装置の出力へ切り替わることで出力を
再び解放状態へ戻す。またこの例では映像装置3が映像
装置2と映像装置3との代表装置として設定されている
とすると、映像装置2+3を指定した場合、映像装置2
の送信器2Sの出力は解放の状態を保って、映像装置3
の送信器2Sのみがデータを出力するように動作する。
【0008】ここで開放状態を作るには、たとえばアナ
ログスイッチで送信器の出力を切断するような方法で行
えばよい。
ログスイッチで送信器の出力を切断するような方法で行
えばよい。
【0009】なお、各映像装置2ないし4の送信器2S
ないし4Sから制御装置1へ送られる出力信号は、映像
装置の動作状態、たとえば再生、記録、早送りまたは再
生箇所の表示等、制御装置からの制御が確実に行なわれ
ているか否かの確認を行なうためのものでも良く、また
各映像装置からの出力映像信号であっても差し支えな
い。
ないし4Sから制御装置1へ送られる出力信号は、映像
装置の動作状態、たとえば再生、記録、早送りまたは再
生箇所の表示等、制御装置からの制御が確実に行なわれ
ているか否かの確認を行なうためのものでも良く、また
各映像装置からの出力映像信号であっても差し支えな
い。
【0010】
【発明の効果】以上説明のように、本発明の非同期通信
におけるループスルー方式によれば、複数の通信装置を
用いたり切り換え装置を用いないでも、オン状態、オフ
状態のほかに開放状態を設けることによって、送信信号
の競合を起こさないようにし、必要な映像装置からの通
信出力信号を正確に送受信できるようにし、また制御装
置が複数の映像装置をもつグループに対し指令信号を送
信する場合においても、その代表映像装置のみが制御装
置への信号の送信を行うことができ、スムーズな双方向
の通信が可能となる。
におけるループスルー方式によれば、複数の通信装置を
用いたり切り換え装置を用いないでも、オン状態、オフ
状態のほかに開放状態を設けることによって、送信信号
の競合を起こさないようにし、必要な映像装置からの通
信出力信号を正確に送受信できるようにし、また制御装
置が複数の映像装置をもつグループに対し指令信号を送
信する場合においても、その代表映像装置のみが制御装
置への信号の送信を行うことができ、スムーズな双方向
の通信が可能となる。
【図1】本発明の一実施例の非同期通信におけるループ
スルー方式のブロック図
スルー方式のブロック図
【図2】図1におけるデータの送受信例を示す説明図
1 制御装置 2〜4 3ステート出力バッファ付き映像装置 1S〜4S 送信器 1R〜4R 受信機
Claims (2)
- 【請求項1】 送信および受信の2本の通信線による非
同期通信において、送信器と受信器とを有する制御装置
と、送信器と受信器とをそれぞれ有する複数の映像装置
とを備え、前記制御装置は、その送信器からの制御信号
に装置番号を付加して制御データを送信し、前記各映像
装置はその各受信器で前記制御信号を受信し前記装置番
号の該当する映像装置の送信器のみがその出力をオンと
し、他の映像装置はその送信器の出力を開放状態となる
ように構成してなる非同期通信におけるループスルー方
式。 - 【請求項2】 映像装置は2台以上のグループの代表装
置を定め、そのグループに対する装置番号の指定に対し
て、代表装置の送信器の出力のみがオンとなり、他の映
像装置の送信器の出力は開放状態となるように構成して
なる請求項1記載の非同期通信におけるループスルー方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178092A JP3064513B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 非同期通信におけるループスルー方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178092A JP3064513B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 非同期通信におけるループスルー方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530113A JPH0530113A (ja) | 1993-02-05 |
JP3064513B2 true JP3064513B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=16042498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3178092A Expired - Fee Related JP3064513B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 非同期通信におけるループスルー方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064513B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP3178092A patent/JP3064513B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0530113A (ja) | 1993-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |