JPH04234268A - マトリクススイッチャ装置 - Google Patents

マトリクススイッチャ装置

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JPH04234268A
JPH04234268A JP2416344A JP41634490A JPH04234268A JP H04234268 A JPH04234268 A JP H04234268A JP 2416344 A JP2416344 A JP 2416344A JP 41634490 A JP41634490 A JP 41634490A JP H04234268 A JPH04234268 A JP H04234268A
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JP
Japan
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matrix switcher
input
unit
format
matrix
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JP2416344A
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English (en)
Inventor
Michio Mita
三田 道男
Hidetoshi Nishimoto
西本 英敏
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ信号やオーディ
オ信号の複数チャンネルの入力を複数チャンネルの出力
に任意に振り分けるマトリクススイッチャユニットを複
数台備えて成るマトリクススイッチャ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送番組やビデオソフト等
を作成するような放送局やプロダクションスタジオ等に
おいては、複数台の機器、例えばVTR(ビデオテープ
レコーダ)、ビデオディスク記録再生装置、オーディオ
のテープレコーダやディスク記録再生装置、さらにはマ
イクロホンやテレビジョンカメラ等に対して入出力され
るビデオ信号やオーディオ信号を、任意に切り換えて伝
送することが必要とされる。例えば、多数のVTRや各
種記録再生装置等が集中して設置されたVTR室と、い
くつかの編集室との間には、スイッチがマトリクス状に
配設されたマトリクススイッチャ装置が設けられ、この
マトリクススイッチャ装置の各スイッチを任意に切換制
御することにより、一の編集室に対して上記VTR室に
配設された多数のVTR等機器の内から所望の、あるい
は現在使用されていない機器を指定して使用可能とする
ための接続状態を実現している。
【0003】ところで、このようなマトリクススイッチ
ャ装置は、使用機器の台数や編集室の室数等を含むシス
テム全体の規模によって要求されるマトリクスサイズが
異なってくることや、入出力がそれぞれ数十チャンネル
を越えるような大規模なシステムの場合に1台のマトリ
クススイッチャ装置で対応させることが困難であること
等を考慮して、例えば数チャンネルから数十チャンネル
までの小規模あるいは中規模程度のマトリクススイッチ
ャユニットを複数台用いて、任意の規模の、あるいはさ
らに大規模のマトリクススイッチャ装置を構成すること
が考えられている。
【0004】ここで図5は、上述したようなマトリクス
スイッチャユニットMSUを複数台(例えば4台)用い
て規模を拡大し入出力端子数を増加したマトリクススイ
ッチャ装置の一例を示している。この図5に示す4台の
マトリクススイッチャユニットMSU1 〜MSU4 
は、いずれもが32チャンネルの入力端子TI1 〜T
I32と32チャンネルの出力端子TO1 〜TO32
とを有し、これらの入力端子TI1 〜TI32の延長
ラインと出力端子TO1 〜TO32の延長ラインとの
交差点(クロスポイント)毎にそれぞれスイッチが配設
されたいわゆる32×32のスイッチマトリクスを有し
て成っている。さらに各マトリクススイッチャユニット
MSU1 〜MSU4 のそれぞれが32チャンネルの
拡張用出力端子EO1 〜EO32と32チャンネルの
拡張用入力端子EI1 〜EI32とを有している。こ
れらの4台のマトリクススイッチャユニットMSU1 
〜MSU4 を用い、例えばマトリクススイッチャユニ
ットMSU1 の各拡張用入力端子EI1 〜EI32
にマトリクススイッチャユニットMSU2 の各出力端
子TO1 〜TO32をそれぞれ接続し、マトリクスス
イッチャユニットMSU1 の各拡張用出力端子EO1
 〜EO32にマトリクススイッチャユニットMSU4
 の各入力端子TI1 〜TI32をそれぞれ接続し、
マトリクススイッチャユニットMSU2 の各拡張用出
力端子EO1 〜EO32にマトリクススイッチャユニ
ットMSU3 の各入力端子TI1 〜TI32をそれ
ぞれ接続し、さらに、マトリクススイッチャユニットM
SU4 の各拡張用入力端子EI1 〜EI32にマト
リクススイッチャユニットMSU3 の各出力端子TO
1 〜TO32をそれぞれ接続することにより、全体と
して64チャンネル入力×64チャンネル出力のマトリ
クススイッチャ装置を構成している。 この場合、64チャンネル入力のうちの32チャンネル
分の各入力IN1 〜IN32をマトリクススイッチャ
ユニットMSU1 の各入力端子TI1 〜TI32に
それぞれ供給し、残り32チャンネル分の各入力IN3
3〜IN64をマトリクススイッチャユニットMSU2
 の各入力端子TI1 〜TI32にそれぞれ供給する
ように割り当てると共に、64チャンネル出力のうちの
32チャンネル分の各出力OUT1 〜OUT32をマ
トリクススイッチャユニットMSU1 の各出力端子T
O1 〜TO32からそれぞれ取り出し、残り32チャ
ンネル分の各出力OUT33〜OUT64をマトリクス
スイッチャユニットMSU4 の各入力端子TO1 〜
TO32からそれぞれ取り出すように割り当てればよい
。これによって、64チャンネル入力IN1 〜IN6
4を任意に振り分けて64チャンネル出力OUT1 〜
OUT64のいずれかとして取り出すことが可能となる
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなマトリクススイッチャ装置においては、各入力端子
或いは出力端子に接続される外部機器で扱う信号フォー
マットを、検知又は設定する必要がある。すなわち、例
えば、上記扱う信号フォーマットが異なる外部機器同士
をつないでしまう切り換えミスがないようにするため、
該マトリクススイッチャ装置では上記信号フォーマット
の検知又は設定を必要とする場合があり、この場合、例
えば、上記各拡張用の入出力端子の各接続点それぞれに
おいて、その信号フォーマットが如何なるフォーマット
のものであるかを検知又は設定することになる。
【0006】このようなことから、上記複数のマトリク
ススイッチャユニットを互いに接続して拡張した場合も
、各マトリクススイッチャユニット毎の各入出力端子毎
に、上述のような検知又は設定を行わなければならない
。すなわち例えば、入力の場合は入力信号から判断する
か或いは外部から設定するようにしなければならず、出
力系の場合は出力端子に接続される外部機器に応じて設
定を行わなければならない。
【0007】また、上述したようなマトリクススイッチ
ャ装置を、例えばシリアルディジタルビデオ信号等のよ
うなディジタル信号を扱う装置に適用すると、該装置で
は、通常、入力ディジタル信号に対して再生成(リジェ
ネレイト)がなされるため、入力ディジタル信号のフォ
ーマットに応じて、クロック周波数を切り換える必要が
ある。なお、このクロックは電圧制御発振器(VCO)
等で発生されている。また、上記マトリクススイッチャ
装置の各クロスポイントスイッチの後にも、波形整形用
に同様の再生成回路を設けた場合、例えば、入力側と出
力側のクロック周波数が異なれば、信号は正常に出力さ
れなくなってしまう。
【0008】本発明は、上述のような実情に鑑みて提案
されたものであり、複数のマトリクススイッチャユニッ
トを接続して拡張した場合、各マトリクススイッチャユ
ニット毎に信号フォーマットの検知又は設定が不要で、
スイッチ切換操作ミスをも防止することができるマトリ
クススイッチャ装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のマトリクススイ
ッチャ装置は、上述の目的を達成するために提案された
ものであり、複数チャンネルの入力と複数チャンネルの
出力とを任意に切換接続するスイッチマトリクスと、こ
のスイッチマトリクスの各スイッチをオン/オフ制御す
るための制御回路と、この制御回路の制御動作に関連し
たデータを含む通信データを外部シリアルバスラインを
介して送受信するための送受信回路とを有して成るマト
リクススイッチャユニットが複数台設けられ、これらの
マトリクススイッチャユニットを遠隔操作するための制
御回路及び送受信回路を有して成る遠隔操作ユニットが
少なくとも1台設けられ、これらのマトリクススイッチ
ャユニット及び遠隔操作ユニットの各送受信回路間で上
記外部シリアルバスラインを介して上記通信データを送
受信するマトリクススイッチャ装置であって、上記マト
リクススイッチャユニットは、上記複数チャンネルの各
入力に関連する情報と各出力に関連する情報とを伝送す
るための伝送線(制御線)を有してなるものである。
【0010】
【作用】本発明のマトリクススイッチャ装置によれば、
各マトリクススイッチャユニットは、複数チャンネルの
各入力に関連する情報と各出力に関連する情報とを伝送
するための伝送線を有しているので、複数のマトリクス
スイッチャユニットを接続して装置規模を拡張した場合
、各マトリクススイッチャユニットにこの伝送線を介し
て各入出力に関連する情報がそのまま伝送され、各マト
リクススイッチャユニット毎の検知又は設定が不要とな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明のマトリクススイチャ装置の一
実施例を図面を参照しながら説明する。図1は本発明実
施例のマトリクススイッチャ装置の概略構成を示すブロ
ック回路図である。この図1において、mチャンネルの
入力端子TI1 〜TIm からの入力をnチャンネル
の出力端子TO1 〜TOn (m、nはいずれも2以
上の整数、図1の例ではm,n共に2チャンネル)に任
意に振り分けるマトリクススイッチャユニットMSUは
、m×n個の各クロスポイント毎にそれぞれ設けられた
スイッチX11〜Xnm(図1の例では4個でX11〜
X22)から成るスイッチマトリクスSXと、このスイ
ッチマトリクスSXの各スイッチX11〜Xnmをオン
/オフ制御するための制御回路CNTと、該制御回路C
NTの制御動作に関連するデータやスイッチマトリクス
SXの状態を含む各種情報データをパケット化して通信
データとし外部シリアルバスラインSBを介して送受信
するための送受信回路TRとを少なくとも有して成って
いる。さらにマトリクススイッチャユニットMSUは、
各入力端子TI1 〜TIm とスイッチマトリクスS
Xの入力側のm個のスイッチX11〜X1mとの間にそ
れぞれ設けられたm個のバッファBT1 〜BTm (
図1では2個のバッファBT1 ,BT2 )と、これ
らm個のバッファBT1 〜BTm の出力端子にそれ
ぞれ接続された拡張用出力端子EO1 〜EOm (図
1では2個の端子EO1 ,EO2 )と、n個の拡張
用入力端子EI1 〜EIn (図1の2個の端子EI
1 ,EI2 )と、これらn個の拡張用入力端子EI
1〜EIn にそれぞれ接続されたバッファBE1 〜
BEn (図1ではBE1 ,BE2 )と、これらの
バッファBE1 〜BEn と各出力端子TO1 〜T
On とのクロスポイント毎にそれぞれ設けられたスイ
ッチX10〜Xn0(図1ではX10,X20)とが設
けられている。
【0012】このような構成を有するマトリクススイッ
チャユニットの複数台(図1では4台のマトリクススイ
ッチャユニットMSU1 〜MSU4 )を用い、一の
ユニットの拡張用入力端子に他のユニットの出力端子を
、また一のユニットの拡張用出力端子にさらに他のユニ
ットの入力端子を接続することにより、入力チャンネル
数及び/又は出力チャンネル数を増加させてシステム規
模を拡大させることができる。
【0013】図1の例では、マトリクススイッチャユニ
ットMSU1 の拡張用入力端子EI1 ,EI2 に
マトリクススイッチャユニットMSU2 の出力端子T
O1 ,TO2 を、マトリクススイッチャユニットM
SU1 の拡張用出力端子EO1 ,EO2 にマトリ
クススイッチャユニットMSU4 の入力端子TI1 
,TI2 を、マトリクススイッチャユニットMSU2
 の拡張用出力端子EO1 ,EO2 にマトリクスス
イッチャユニットMSU3 の入力端子TI1 ,TI
2 を、またマトリクススイッチャユニットMSU4 
の拡張用入力端子EI1 ,EI2 にマトリクススイ
ッチャユニットMSU3 の出力端子TO1 ,TO2
 をそれぞれ接続することにより、全体として4チャン
ネル入力×4チャンネル出力のマトリクススイッチャ装
置としている。さらに4チャンネル入力のうちの2チャ
ンネル入力IN1 ,IN2 をマトリクススイッチャ
ユニットMSU1 の入力端子TI1 ,TI2 に、
残りの2チャンネル入力IN3 ,IN4 をマトリク
ススイッチャユニットMSU2 の入力端子TI1 ,
TI2にそれぞれ供給し、4チャンネル出力のうちの2
チャンネル出力OUT1 ,OUT2 をマトリクスス
イッチャユニットMSU1 の出力端子TO1 ,TO
2 から、残りの2チャンネル出力OUT3 ,OUT
4 をマトリクススイッチャユニットMSU4 の各出
力端子TO1 ,TO2 からそれぞれ取り出すように
している。
【0014】更に、この図1の各マトリクススイッチャ
ユニットMUSは、上記複数チャンネルの各入力に関連
する情報として各入力端子TI1 〜TIm に供給さ
れる入力ディジタル信号の信号フォーマットを示す情報
(以下フォーマット指示信号とする)を、伝送する伝送
線LI1 〜LIm (図1では2つの伝送線LI1 
,LI2 )を有している。これら各伝送線LI1 ,
LIm には、フォーマット指示信号用入力端子ti1
 〜tim (図1では2個の端子ti1 ,ti2 
)と、当該フォーマット指示信号用入力端子ti1 〜
tim にそれぞれ対応するフォーマット指示信号用の
拡張用出力端子eo1 〜eom (図1では2個の端
子eo1 ,eo2 )とが接続されている。同じく、
各マトリクススイッチャユニットMUSは、上記複数チ
ャンネルの各出力に関連する情報として各出力端子TO
1 〜TOn の後段に接続される各種外部機器で用い
られる上記フォーマット指示信号を、伝送する伝送線L
O1 〜LOn (図1では2つの伝送線LO1 ,L
O2 )をも有している。この各伝送線には、フォーマ
ット指示信号用出力端子to1 〜ton (図1では
2個の端子to1 ,to2 )と、当該フォーマット
指示信号用出力端子to1 〜ton (図1では2個
の端子to1 ,to2 )にそれぞれ対応するフォー
マット指示信号用の拡張用入力端子ei1 〜ein 
(図1では2個の端子ei1 ,ei2 )とが接続さ
れている。更に、上記フォーマット指示信号用入力端子
ti1 と上記入力端子TI1 、フォーマット指示信
号用入力端子ti2 と入力端子TI2 は、それぞれ
ペアとなっており、同様に、フォーマット指示信号用出
力端子to1 と上記出力端子TO1 、フォーマット
指示信号用出力端子to2 と出力端子TO2 、フォ
ーマット指示信号用の拡張用入力端子ei1 と上記拡
張用入力端子EI1 、フォーマット指示信号用の拡張
用入力端子ei2 と拡張用入力端子EI2 、フォー
マット指示信号用の拡張用出力端子eo1 と上記拡張
用出力端子EO1 、フォーマット指示信号用の拡張用
出力端子eo2 と拡張用出力端子EO2 は、それぞ
れペアとなっている。すなわち、各マトリクススイッチ
ャユニットMUSを互いに接続して拡張した場合、これ
ら各端子での接続は、このペア毎に行われる。このため
、上記各端子間を接続する接続コードとしては、例えば
、端子部分が上記接続信号用の端子と上記入出力用の端
子とからなる2つの端子を有すると共に、コード部分は
1本とされるようなもの、換言すれば、当該2つの端子
を一単位とするような接続コードが考えられる。
【0015】上述のようなことから、各マトリクススイ
ッチャユニットMSU1 〜MSU4 間では、これら
フォーマット指示信号用の各端子を介してそれぞれの上
記伝送線LI1 ,LI2 ,LO1 ,LO2 上の
上記フォーマット指示信号が伝送されるようになる。
【0016】更に、上記マトリクススイッチャユニット
MSUには、上記フォーマット指示信号に応じて切り換
えられる入力フォーマット切換スイッチSI1 〜SI
m (図1では2個の切換スイッSI1 ,SI2 )
と、各出力端子TO1 〜TOn の後段に接続される
各種機器で用いられる上記信号フォーマットに応じて切
り換えられる出力フォーマット切換スイッチSO1 〜
SOn (図1では2個の切換スイッSO1 ,SO2
 )とが設けられている。これら各入出力フォーマット
切換スイッチの一方の被切換端子は接地され、他方の被
切換端子はオープン端子とされている。また、上記入力
フォーマット切換スイッチSI1 ,SI2 の共通端
子は対応する伝送線LI1 ,LI2 を介して上記フ
ォーマット指示信号用入力端子ti1 ,ti2 と接
続され、出力フォーマット切換スイッチSO1 ,SO
2 の共通端子も同じく対応する伝送線LO1 ,LO
2 を介してフォーマット指示信号用出力端子to1 
,to2 と接続されている。また、上記各入力フォー
マット切換スイッチSI1 ,SI2 においては、例
えば、このスイッチの配されているマトリクススイッチ
ャユニットMSUの各入力端子TI1 ,TI2 が、
他の外部機器と接続されている場合にのみ、上記フォー
マット指示信号に応じて切り換えられるものであって、
当該各入力端子TI1 ,TI2 が他のマトリクスス
イッチャユニットMUSの拡張用出力端子EO1 ,E
O2 と接続されている場合には、常にオープン状態と
なるものである。同じく、上記出力フォーマット切換ス
イッチSO1 ,SO2 も、このスイッチが配されて
いるマトリクススイッチャユニットMSUの各出力端子
TO1 ,TO2 が、外部機器と接続されている場合
のみ上記フォーマット指示信号に応じて切り換えられる
ものであって、当該各出力端子TO1 ,TO2 が他
のマトリクススイッチャユニットの拡張用入力端子EI
1,EI2 と接続されている場合は常にオープン状態
となるものである。
【0017】上述のような各フォーマット切換スイッチ
を用いることにより、複数マトリクススイッチャユニッ
トを接続して拡張した場合でも、上記各フォーマット指
示信号は、それぞれのマトリクススイッチャユニット毎
にフォーマットに応じた設定を行わなくても伝送できる
ようになる。
【0018】ここで、上記フォーマット指示信号は、例
えば、通常、H(ハイレベル)とされており、上記各チ
ャンネルの入出力の信号が、第1の信号フォーマットの
時に例えばそのままのH(ハイレベル)、該第1の信号
フォーマットとは異なる第2の信号フォーマットの時に
例えばL(ローレベル)とされることで2つの入力ディ
ジタル信号のフォーマットを区別する信号とすることが
できる。このフォーマット指示信号のレベル切り換えは
、上記各フォーマット切換スイッチSI1 ,SI2 
,SO1 ,SO2 の切り換えによって実現可能であ
る。或いは、上記フォーマット指示信号を通常L(ロー
レベル)の信号とすることも可能である。この場合、上
記各入出力フォーマット切換スイッチは、一方の被切換
端子がH(ハイレベル)の電圧源と接続され、他方はオ
ープンとされる。この図1の例では、上記切り換えられ
る信号フォーマットを2つとしているが、より多数種類
の信号フォーマットに対応させることも可能である。こ
の場合、上記各フォーマット切換スイッチでのスイッチ
ングの代わりに、例えば、フォーマット指示信号を多数
ビットからなるデータとして、多数種類のフォーマット
に対応させるようなことが考えられる。或いは、上記フ
ォーマット切換スイッチの被切換端子を多数個設け、こ
れら各端子毎に異なるレベルを取り得るようにして、各
フォーマットに対応させるようにすることも可能である
。なお、本実施例装置に例えば入力ディジタル信号のフ
ォーマットを検出する検出回路を付加し、このフォーマ
ット検出信号に応じて上記各入力フォーマット切換スイ
ッチを自動的に切り換えるようにすることも可能である
【0019】ところで、これら各伝送線上のフォーマッ
ト指示信号は、全て上記制御回路CNTに送られるよう
になっている。該制御回路CNTでは、供給された各フ
ォーマット指示信号に応じて、各チャンネルの入力毎に
設定された信号フォーマットと、各チャンネルの出力毎
に設定された信号フォーマットとが異なるフォーマット
であるときは、対応するクロックポイントのスイッチの
接続を禁止するような制御データを出力するようになっ
ている。ここで、上記図1において、例えば、上記チャ
ンネル入力IN1 とIN4 が上記第1の信号フォー
マットのシリアルディジタル信号に、チャンネル入力I
N2 とIN3 が上記第2の信号フォーマットに切り
換えられており、チャンネル出力OUT1 とOUT2
 が上記第2の信号フォーマットに、チャンネル出力O
UT3 とOUT4 が第1の信号フォーマットに切り
換えられている場合を考えるとする。この場合、上記マ
トリクススイッチャユニットMUS1 のスイッチX1
1, X21と、マトリクススイッチャユニットMUS
2 のスイッチX12, X22と、マトリクススイッ
チャユニットMUS3 のクロスポイントのスイッチX
11, X21と、マトリクススイッチャユニットMU
S4 のスイッチX12, X22との各クロスポイン
トでは、互いに信号フォーマットが異なるようになる。 このように各スイッチにおいて異なる信号フォーマット
同士の信号を接続すると、正常な信号が得られなくなる
(例えば画像信号の場合、正常な画像が得られなくなる
)ので、上記制御回路CNTでは、これらのスイッチの
切り換えを禁止するようにしている。
【0020】図2に、当該制御回路CNTで行われる切
り換え禁止動作のフローチャートを示す。すなわち、こ
のフローチャートにおいて、ステップS1  では、後
述するような例えば遠隔操作ユニットから、スイッチマ
トリクスSXの各スイッチ切り換え制御用の制御データ
が供給される。ステップS2では上記各フォーマット指
示信号に基づいて入出力のディジタル信号のフォーマッ
トが一致しているか否かの判断が行われる。このステッ
プS2においてYesの場合すなわち入出力のフォーマ
ットが一致している場合は、ステップS3に進む。該ス
テップS3では、上記制御データに応じて、各スイッチ
マトリクスSXの各スイッチの切り換え動作が行われる
。 また、上記ステップS2においてNoの場合すなわち入
出力のフォーマットが異なっている場合は、ステップS
4に進む。該ステップS4では、対応するスイッチの切
り換えを禁止すると共に、例えば、遠隔操作ユニットへ
切換禁止を行った旨のデータを返送したりする。この遠
隔操作ユニットには、例えば、オペレータ等に入出力の
切換操作ミスであることを知らしめるために、例えば、
光(文字表示,映像等も含む)或いは音等で異常を知ら
せる警報手段(図示は省略する)が設けられ、この警報
手段では、上記切換ミスを示すデータに応じてエラー表
示(或いはエラー用ブザーの発音)等がなされる。
【0021】上述のようなことから、本実施例装置にお
いては、入力側と出力側の信号フォーマットが異なると
きは、対応するスイッチの切換を行わないようにして、
スイッチ切換操作ミスを防止することができることにな
る。
【0022】これらの複数台のマトリクススイッチャユ
ニットMSUを遠隔操作するために少なくとも1台の遠
隔操作ユニット(いわゆるリモコンユニット)RCU設
けられており、図1の例では2台のリモコンユニットR
CU1 、RCU2 が示されている。この遠隔操作ユ
ニットRCUは制御回路CTRL及び送受信回路TRを
有して成っている。送受信回路TRは、上記シリアルバ
スラインSBを介して上記通信データを送受信するため
のものであり、制御回路CTRLは、送受信回路TRを
介して入出力される各種データに関連して遠隔操作ユニ
ットRCUの表面パネル等に設けられた操作ボタン等か
らの操作入力や表示部へのデータ表示出力等の制御を行
うものである。
【0023】次に、上記シリアルバスラインSBを介し
てのデータ伝送フォーマットあるいは通信プロトコルに
ついて説明する。ネットワークの種類はLAN(ローカ
ルエリアネットワーク)に属するもので、例えば伝達距
離500m、通信速度(データレート)307Kbps
のような最下位の性能でも有効な動作が可能としている
。構造はバス状で、同軸線により伝送路を形成し、上記
マトリクススイッチャユニットや遠隔操作ユニットの各
送受信回路が端末として接続されて、時分割により伝送
路が利用されるようになっている。
【0024】変調方式はいわゆるバイフェーズスペース
変調であり、図3に示すようにデータの各ビットの境界
で必ず反転(あるいは遷移)が生じており、さらにデー
タ値“0”のビットでは中央でも反転が生じている。電
気信号は2V±0.5V(75Ω終端)であり、コネク
タには75Ω  T型BNCが使用され、入力インピー
ダンスは57kΩ/27kΩとしている。
【0025】上記図1に示したようなマトリクススイッ
チャユニットMSUや遠隔操作ユニットRCU、特に各
ユニットの送受信回路TRは、データ通信の観点で1次
局,2次局に分類される。1次局は、データリンクの制
御を行うと共にリンクレベルでの誤りの制御及び回復等
に対して全責任を持つような局であり、2次局は、上記
1次局からの指示によってデータリンクの制御内容を実
行するような局である。この1次局は上記バスラインS
Bに接続された全てのユニットの内に1台のみ設けられ
、残りは全て2次局となっている。1次局は、全ユニッ
ト(の送受信回路TR)を順次指定してデータの送信を
求め、送信すべきデータを有するユニットから送出され
た通信データを記憶して、記憶されたデータをまとめて
送出し、各ユニット(の送受信回路TR)は上記1次局
から送られた通信データの内の自分のユニットに該当す
るデータのみを取り込む。これによってバスラインSB
上での全てのデータ通信が1次局により制御されること
になり、バスラインSBの利用効率を高めることが容易
に実現できる。なお1次局は、リモコンユニットからの
切換要求等の情報データを含む通信データをまとめる役
を受け持つものであり、全ユニットを直接制御するもの
ではない。
【0026】ここで本発明実施例において、上記マトリ
クススイッチャユニットMSUや遠隔操作ユニットRC
Uには、1次局,2次局切換用の切換スイッチが設けら
れており、この切換スイッチを1次局側に切り換えると
、当該ユニットMSU又はRCU(実際には当該ユニッ
トの送受信回路TR)は上記1次局となり、2次局側に
切り換えると、上記2次局となる。なお共通のバスライ
ンSBに接続された全ユニットに対して、1台のみを1
次局に、残り全てを2次局に切換設定する。
【0027】図4は上記シリアルバスライン上を伝送さ
れる信号の具体例として、上記1次局ユニットから全ユ
ニットを順次指定して問い合わせを行いデータの送信を
うながすようないわゆるポーリングが行われ、指定され
たユニットに送信したいデータがあった場合の信号を示
している。
【0028】ここで、上記マトリクススイッチャユニッ
トや遠隔操作ユニット(リモコンユニット)等の全ての
ユニットには一連のアドレス(局アドレス,ステーショ
ンアドレス)が付されている。このアドレスの具体例と
しては、上記1次局は1番地に固定し、2番地以降を2
次局に割り振っていって、1つのデータリンク内に同一
番地の局が存在しないようにする。通信データに付され
た相手先アドレスに対応するアドレスの局のみが当該通
信データを取り込む。特殊なアドレスとして、0番地を
ノースステーションアドレスとし、裁断番地(例えば8
ビットアドレスの場合255番地)をグローバルアドレ
スとする。ノースステーションアドレスはどの局も応答
しないものであり、バスラインの回線テスト時等に用い
られ、グローバルアドレスはバスラインに接続された全
ての局が受信できるようにするためのものである。
【0029】図4には上記1次局の制御による一連のポ
ーリング動作時の通信データパケットDPPとこのポー
リングに応答して2次局から送出された通信データパケ
ットDPSとが示されている。ここでパケットとはデー
タ送信の単位ブロックのことである。またポーリング動
作とは、上記バスラインに接続された一のユニットの局
アドレスを指定して当該ユニットにデータの送信をうな
がすと共に当該ユニットにバスラインを利用する権利を
与えるものであり、一定の待ち時間Twt内に応答が無
ければ上記局アドレスを更新して次の局のポーリングに
移行することにより、バスラインに接続されている全ユ
ニットを順次指定してゆく。この場合、自分自身(1次
局)に対するポーリングはユニット内部で実行され、バ
スライン上に1次局ポーリング用の通信データパケット
DPPが乗ることはない。図4中の通信データパケット
DPP(k) はk番地の局を指定してポーリングを行
うときのパケット(ブロック)を示しており、このk番
地のユニット(2次局)に送信すべきデータがあり、上
記待ち時間Twt以内に当該ユニットから通信データパ
ケットDPSがバスラインに送出されている。
【0030】
【発明の効果】本発明のマトリクススイッチャ装置にお
いては、各マトリクススイッチャユニットに、複数チャ
ンネルの各入力に関連する情報と各出力に関連する情報
とを伝送するための伝送線が配されているため、複数の
マトリクススイッチャユニットを接続して装置規模を拡
大した場合であっても、各マトリクススイッチャユニッ
ト毎に入出力信号の検知又は設定の必要がなく、自動的
に設定がなされる。したがって、フォーマットの異なる
外部機器をつなぐ切換操作ミスをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のマトリクススイッチャ装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】スイッチ切り換え禁止動作を示すフローチャー
トである。
【図3】バイフェーズスペース変調方式を説明するため
の図である。
【図4】本実施例装置間の信号伝送の様子を説明するた
めの図である。
【図5】従来の拡張されたマトリクススイッチャ装置の
概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
MUS・・・・・マトリクススイッチャユニットLI,
LO・・・伝送線 SX・・・・・・スイッチマトリクス CNT,CTRN・・・・・制御回路 TR・・・・・・送受信回路 RCU・・・・・遠隔操作ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数チャンネルの入力と複数チャンネ
    ルの出力とを任意に切換接続するスイッチマトリクスと
    、このスイッチマトリクスの各スイッチをオン/オフ制
    御するための制御回路と、この制御回路の制御動作に関
    連したデータを含む通信データを外部シリアルバスライ
    ンを介して送受信するための送受信回路とを有して成る
    マトリクススイッチャユニットが複数台設けられ、これ
    らのマトリクススイッチャユニットを遠隔操作するため
    の制御回路及び送受信回路を有して成る遠隔操作ユニッ
    トが少なくとも1台設けられ、これらのマトリクススイ
    ッチャユニット及び遠隔操作ユニットの各送受信回路間
    で上記外部シリアルバスラインを介して上記通信データ
    を送受信するマトリクススイッチャ装置であって、上記
    マトリクススイッチャユニットは、上記複数チャンネル
    の各入力に関連する情報と各出力に関連する情報とを伝
    送するための伝送線を有してなることを特徴とするマト
    リクススイッチャ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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