JPH04207484A - マトリクススイッチャ制御システム - Google Patents

マトリクススイッチャ制御システム

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JPH04207484A
JPH04207484A JP2329622A JP32962290A JPH04207484A JP H04207484 A JPH04207484 A JP H04207484A JP 2329622 A JP2329622 A JP 2329622A JP 32962290 A JP32962290 A JP 32962290A JP H04207484 A JPH04207484 A JP H04207484A
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data
station
matrix switcher
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unit
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JP2329622A
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Inventor
Michio Mita
三田 道男
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオ信号やオーディオ信号の複数チャンネ
ルの入力を複数チャンネルの出力に任意に振り分けるマ
トリクススイッチャユニットを複数台備えて成るマトリ
クススイッチ十制御システムに関する。
〔発明の概要〕
本発明は、複数台のマトリクススイッチャユニットと少
なくとも1台の遠隔操作ユニットとを制御用のシリアル
バスラインで接続して成るマトリクススイッチャ制御シ
ステムにおいて、各ユニットはそれぞれ少なくともi′
IJrIJ回路と通信データをシリアルバスラインを介
して伝送するための送受信回路とを有し、これらの全て
のユニットは、全ユニットの通信データをまとめて出力
する1台の1次局と残り複数台の2次局とに区分され、
シリアルバスラインを介して伝送される通信データの1
ブロック内に、1次局/2次局判別ビットと、一連の情
報データがブロック分割されて伝送されるときの最終ブ
ロックか否かの判別ビットとを少なくとも設けることに
より、1次局を介しての全ユニット間でのデータ通信か
効率的に行え、伝送線路の性能が低くとも応答性の良い
スイッチ制御操作を可能とするものである。
〔従来の技術〕
テレビジョン放送番組やビデオソフト等を作成するよう
な放送局やプロダクションスタジオ等においては、複数
台の機器、例えばVTR(ビデオテープレコーダ)、ビ
デオディスク記録再生装置、オーディオのテープレコー
ダやディスク記録再生装置、さらにはマイクロホンやテ
レビジョンカメラ等に対して入出力されるビデオ信号や
オーディオ信号を、任意に切り換えて伝送することか必
要とされる。例えば、多数のVTRや各種記録再生装置
等が集中して設置されたVTR室と、いくつかの編集室
との間には、スイッチかマトリクス状に配設されたマト
リクススイッチャ装置か設けられ、このマトリクススイ
ッチャ装置の各スイッチを任意に切換制卸することによ
り、−の編集室に対して上記VTR室に配設された多数
のVTR等機器の内から所望の、あるいは現在使用され
ていない機器を指定して使用可能とするための接続状態
を実現している。
ところで、このようなマトリクススイッチャ装置は、使
用機器の台数や編集室の室数等を含むシステム全体の規
模によって要求されるマトリクスサイズか異なってくる
ことや、入出力がそれぞれ数十チャンネルを越えるよう
な大規模なシステムの場合に1台のマトリクススイッチ
ャ装置で対応させることが困難であること等を考慮して
、例えば数チャンネルから数十チャンネルまでの小規模
あるいは中規模程度のマトリクススイッチャユニットを
複数台用いて、任意の規模の、あるいはさらに大規模の
マトリクススイッチャ装置を構成することが考えられて
いる。
ここで第 図は、上述したようなマトリクススイッチャ
ユニットMSUを複数台(例えば4台)用いて規模を拡
大し入出力端子数を増加したマトリクススイッチャ装置
の一例を示している。
この第 図に示す4台のマトリクススイッチャユニット
MSU、−MSU4は、いずれもが32チヤンネルの入
力端子TI、〜T1..と32チヤンネルの出力端子T
O3〜T Os tとを有し、これらの入力端子TI、
〜TI2.の延長ラインと出力端子TO3〜TO72の
延長ラインとの交差点(クロスポイント)毎にそれぞれ
スイッチか配設されたいわゆる32X32のスイッチマ
トリクスを有して成っている。さらに各マトリクススイ
ッチャユニットMSU、〜MSU、のそれぞれか32チ
ヤンネルの拡張用出力端子EO,〜EO,,と32チヤ
ンネルの拡張用入力端子El、〜El、2とを存してい
る。これらの4台のマトリクススイッチャユニットMS
U、〜MSU、を用い、例えばマトリクススイッチャユ
ニットMSU、の各拡張用入力端子E1.−E1.!に
マトリクススイッチャユニットMSU、の各出力端子T
 O+〜TOoをそれぞれ接続し、マトリクススイッチ
ャユニットMSU、の各拡張用出力端子EO,〜EO2
2にマトリクススイッチャユニットMSU、の各入力端
子T I +〜T1..をそれぞれ接続し、マトリクス
スイッチャユニットMSU、の各拡張用出力端子EO□
〜E012にマトリクススイッチャユニットMSU、の
各入力端子TI、〜TI、、をそれぞれ接続し、さらに
、マトリクススイッチャユニットMSU、の各拡張用入
力端子E1.〜E1..にマトリクススイッチャユニッ
トMSU3の各出力端子TO3〜T022をそれぞれ接
続することにより、全体として64チヤンネル入力×6
4チヤンネル出力のマトリクススイッチャ装置を構成し
ている。
この場合、64チヤンネル入力のうちの32チャンネル
分の各入力IN、〜IN、、をマトリクススイッチャユ
ニットMSU、の各入力端子TI、〜T1.にそれぞれ
供給し、残り32チャンネル分の各入力!No〜IN、
、をマトリクススイッチャユニットM S U 2の各
入力端子TI、〜TIoにそれぞれ供給するように割り
当てると共に、64チヤンネル出力のうちの32チャン
ネル分の各出力OUT、〜OU T 2tをマトリクス
スイッチャユニットMSU、の各出力端子TO1〜TO
2,からそれぞれ取り出し、残り32チャンネル分の各
出力OUT、2〜OUT、、をマトリクススイッチャユ
ニットMSU、の各入力端子TO1〜TO22からそれ
ぞれ取り出すように割り当てればよい。これによって、
64チャンネル入力IN、〜I N、、を任意に振り分
けて64チャンネル出力OUT、〜○UT□のいずれか
として取り出すことか可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、一般のマトリクススイッチャ装置において、
各クロスポイントスイッチを任意にオン/オフ操作する
ために、遠隔操作ユニット(いわゆるリモコンユニット
)が設けられており、このリモコンユニットの操作パネ
ル上のボタンや切換レバー等を操作することにより、所
望の入出力信号経路の切換(いわゆるルーティング)を
行っている。ここで上述したような複数台のマトリクス
スイッチャユニットを有して成るマトリクススイッチャ
装置においては、上記リモコンユニットも複数台設けら
れることがあり、これらの複数台のマトリクススイッチ
ャユニットやリモコンユニットの間で制御信号等を送受
信するための信号形態(プロトフルやフォーマット等)
を規定しておく必要がある。
使用される機器の台数が数台から十数台程度までの場合
には、1本のシリアルバスラインを用いて制御信号等を
送受信することに何ら問題は生じないが、数十台から数
百台もの機器間でシリアルバスラインを介して信号伝送
を行わせようとすると応答性や信頼性の点等に問題が生
し、切換操作を行っても実際に信号ルート切換が行われ
るまでの待ち時間が長くかかったり、データエラー頻度
が高まって特別なケーブルが必要となったりして好まし
くない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、伝
送線路に高い性能が要求されることなくスイッチ切換操
作等の応答性が良好なマトリクススイッチャ制御システ
ムの提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るマトリクススイッチャ制御システムは、複
数チャンネルの入力と複数チャンネルの出力とを任意に
切換接続するスイッチマトリクスと、このスイッチマト
リクスの各スイッチをオン/オフ制御するための制御回
路と、この制御回路の制御動作に関連したデータを含む
通信データを外部シリアルバスラインを介して送受信す
るための送受信回路とを有して成るマトリクススイッチ
ャユニットが複数台設けられ、これらのマトリクススイ
ッチャユニットを遠隔操作するための制御回路及び送受
信回路を有して成る遠隔操作ユニットが少なくとも1台
設けられ、これらのマトリクススイッチャユニット及び
遠隔操作ユニットの各送受信回路間で上記外部シリアル
バスラインを介して上記通信データを送受信するマトリ
クススイッチャ制御システムであって、上記各ユニット
は、全ユニットの通信データをまとめて出力する1台の
1次局と残り複数台の2次局とに区分され、上記シリア
ルバスラインを介して伝送される通信データの1ブロッ
ク内には、上記1次局からのデータか上記2次局からの
データかを判別する1次局/2次局判別ビットと、一連
の情報データを複数ブロックに分割して伝送する場合の
各ブロックの最終ブロックかそれ以外のブロックかを判
別する情報データ連続判別ヒツトとを少なくとも有する
ことにより、上述の課題を解決する。
〔作 用〕
通信データの1ブロック毎に1次局/2次局の判別ビッ
トを含ませることにより、通信データの区別ができて2
次局間での直接的なデータ通信を行わせずに必ず1次局
を介在させて送信、受信を整理することができ、同時に
1ブロックで送れるデータ量を制限してこれを超えるデ
ータについては複数ブロックに分割して伝送させること
により1次局を介しての全ユニット間でのデータ通信が
効率的に行え、伝送線路の性能が低くとも応答性の良い
スイッチ制御操作か可能となる。
〔実施例〕
第1図は本発明に係るマトリクススイッチャ制御システ
ムの一実施例を示すブロック回路図である。
この第1図において、mチャンネルの入力端子TI、〜
T1.からの入力をnチャンネルの出力端子TO1〜T
o、(m、nはいずれも2以上の整数、第1図の例では
m、n共に2チヤンネル)に任意に振り分けるマトリク
ススイッチャユニツ)MSUは、mXn個の各クロスポ
イント毎にそれぞれ設けられたスイッチXll〜X6.
(第1図の例では4個でX + +〜xo)から成るス
イッチマトリクスSXと、このスイッチマトリクスSX
の各スイッチX I I−X * mをオン/オフ制御
するための制御回路CNTと、この制御回路CNTの制
御動作に関連するデータやスイッチマトリクスSXの状
態を含む各種情報データをパケット化して通信データと
し外部シリアルバスラインSBを介して送受信するため
の送受信回路TRとを少なくとも有して成っている。さ
らにマトリクススイッチャユニットMSUは、各入力端
子T1.〜TT、とスイッチマトリクスSXの入力側の
m個のスイッチXl1−Xl、どの間にそれぞれ設けら
れたm個のバッファBT、〜BT、(第11iJでは2
個のバッファBT、 、BT2 )と、これらm個のバ
ッファBT、〜BT、の出力端子にそれぞれ接続された
拡張用出力端子EO,〜ECL  (第1図では2個の
端子E○+、EOt)と、n個の拡張用入力端子El、
 〜E1.(第1図の2個の端子El、、El2)と、
これらn個の拡張用入力端子El。
〜E1.にそれぞれ接続されたバッファBE、〜BE、
(第1図ではBE、 、BE2)と、これらのバッファ
BE、−BE、と各出力端子TO1〜TO1どのクロス
ポイント毎にそれぞれ設けられたスイッチX1゜〜X、
。(第1図ではX+o、X、。)とが設けられている。
このような構成を有するマトリクススイッチャユニット
の複数台(第1図では4台のマトリクススイッチャユニ
ットMSU、〜MSU4)を用い、−のユニットの拡張
用入力端子に他のユニットの出力端子を、また−のユニ
ットの拡張用出力端子にさらに他のユニットの入力端子
を接続することにより、入力チャンネル数及び/又は出
力チャンネル数を増加させてシステム規模を拡大させる
ことかできる。
第1図の例では、マトリクススイッチャユニッ)MSU
、の拡張用入力端子El、、El、にマトリクススイッ
チャユニットMSU2の出力端子To、 、To、を、
マトリクススイッチャユニットMSU、の拡張用出力端
子EO,、EO2にマトリクススイッチャユニットMS
U4の入力端子TI、、T1.を、マトリクススイッチ
ャユニッ)MSU、の拡張用出力端子EO,、EO2に
マトリクススイッチャユニットMSUsの入力端子TI
l〜T1.を、またマトリクススイッチャユニットMS
U4の拡張用入力端子EI、、El2にマトリクススイ
ッチャユニットMSU3の出力端子To、、To、をそ
れぞれ接続することにより、全体として4チヤンネル入
力×4チヤンネル出力のマトリクススイッチャ装置とし
ている。さらに4チヤンネル入力のうちの2チャンネル
入力IN、 、IN、をマトリクススイッチャユニット
MSU、の入力端子TI、、T1.に、残りの2チャン
ネル入力IN、、IN、をマトリクススイッチャユニッ
トMSU2の入力端子TI、、TI。
にそれぞれ供給し、4チヤンネル出力のうちの2チャン
ネル出力OUT、 、OUT、をマトリクススイッチャ
ユニットMSU、の出力端子T01、Te3から、残り
の2チャンネル出力OUT、、OUT、をマトリクスス
イッチャユニットMSU。
の各入力端子To、 、Te2からそれぞれ取り出すよ
うにしている。
これらの複数台のマトリクススイッチャユニットMSU
を遠隔操作するために少なくとも1台の遠隔操作ユニッ
ト(いわゆるリモコンユニット)RCU設けられており
、第1図の例では2台のリモコンユニットRCU、 、
RCU、が示されている。この遠隔操作ユニットRCU
は制御回路CTRL及び送受信回路TRを有して成って
いる。送受信回路TRは、上記シリアルバスラインSB
を介して上記通信データを送受信するだめのものであり
、制御回路CTRLは、送受信回路TRを介して入出力
される各種データに関連して遠隔操作ユニットRCUの
表面パネル等に設けられた操作ボタン等からの操作入力
や表示部へのデータ表示出力等の制御を行うものである
次に、上記シリアルバスラインSBを介してのデータ伝
送フォーマットあるいは通信プロトコルについて説明す
る。
ネットワークの種類はLAN (ローカルエリアネット
ワーク)に属するもので、例えば伝達距離500m、通
信速度(データレート) 307Kbpsのような最下
位の性能でも有効な動作か可能としている。構造はバス
状で、同軸線により伝送路を形成し、上記マトリクスス
イッチャユニットや遠隔操作ユニットの各送受信回路が
端末として接続されて、時分割により伝送路が利用され
るようになっている。
変調方式はいわゆるパイフェーズスペース変調であり、
第2図に示すようにデータの各ビットの境界で必ず反転
(あるいは遷移)が生しており、さらにデータ値“0”
のビットでは中央でも反転か生じている。電気信号は2
V±0.5V(75Ω終端)であり、コネクタには75
Ω T型BNCが使用され、入力インピーダンスは57
にΩ/27にΩとしている。
上記第1図に示したようなマトリクススイッチャユニッ
トMSUや遠隔操作ユニットRCU、特に各ユニットの
送受信回路TRは、データ通信の観点で1次局、2次局
に分類される。1次局は、データリンクの制御を行うと
共にリンクレベルでの誤りの制御及び回復等に対して全
責任を持つような局であり、2次局は、上記1次局から
の指示によってデータリンクの制御内容を実行するよう
な局である。この1次局は上記パスラインSBに接続さ
れた全てのユニットの内に1台のみ設けられ、残りは全
て2次局となっている。1次局は、全ユニット(の送受
信回路TR)を順次指定してデータの送信を求め、送信
すべきデータを有するユニットから送出された通信デー
タを記憶して、記憶されたデータをまとめて送出し、各
ユニット(の送受信回路TR)は上記1次局から送られ
た通信データの内の自分のユニットに該当するデータの
みを取り込む。これによってパスラインSB上での全て
のデータ通信か1次局により制純されることになり、パ
スラインSBの利用効率を高めることか容易に実現でき
る。なお1次局は、リモコンユニットからの切換要求や
マトリクススイッチャユニットからの切換結果等の情報
データを含む通信データをまとめる役を受は持つもので
あり、全ユニットを直接制御するものではない。
ここで本発明実施例において、上記マトリクススイッチ
ャユニットMSUや遠隔操作ユニットRCUには、1次
局、2次局切換用の切換スイッチが設けられており、こ
の切換スイッチを1次局側に切り換えると、当該ユニッ
トMSU又はRCU(実際には当該ユニットの送受信回
路TR)は上記1次局となり、2次局側に切り換えると
、上記2次局となる。なお、共通のパスラインSBに接
続された全ユニットに対して、1台のみを1次局に、残
り全てを2次局に切換設定する。
第3図は上記シリアルバスライン上を伝送される信号の
具体例として、上記1次局ユニットから全ユニットを順
次指定して問い合わせを行いデー夕の送信をうながすよ
うないわゆるポーリングか行われ、指定されたユニット
に送信したいデータがあった場合の信号を示している。
ここで、上記マトリクススイッチャユニットや遠隔操作
ユニット(リモコンユニット)等の全てのユニットには
一連のアドレス(局アドレス、ステーションアドレス)
が付されている。このアドレスの具体例としては、上記
1次局は1番地に固定し、2番地以降を2次局に割り振
っていって、1つのデータリンク内に同一番地の局か存
在しないようにする。通信データに付された相手先アド
レスに対応するアドレスの局のみが当該通信データを取
り込む。特殊なアドレスとして、0番地をノーステーシ
ョンアドレスとし、最大番地(例えば8ビツトアドレス
の場合255番地)をグローバルアドレスとする。ノー
ステーションアドレスはとの局も応答しないものであり
、パスラインの回線テスト時等に用いられ、グローバル
アドレスはパスラインに接続された全ての局が受信でき
るようにするためのものである。
第3図には上記1次局の制御による一連のポーリング動
作時の通信データパケットDPPとこのポーリングに応
答して2次局から送出された通信データパケットDPS
とが示されている。ここてパケットとはデータ送信の単
位ブロックのことである。またポーリング動作とは、上
記パスラインに接続された−のユニットの局アドレスを
指定して当該ユニットにデータの送信をうなかすと共に
当該ユニットにパスラインを利用する権利を与えるもの
であり、一定の待ち時間T w を内に応答が無ければ
上記局アドレスを更新して次の局のポーリングに移行す
ることにより、パスラインに接続されている全ユニット
を順次指定してゆく。この場合、自分自身(1次局)に
対するポーリングはユニット内部で実行され、パスライ
ン上に1次局ポーリング用の通信データパケットDPP
が乗ることはない。
第3図中の通信データパケットDPP(klはに番地の
局を指定してポーリングを行うときのパケット(ブロッ
ク)を示しており、このに番地のユニット(2次局)に
送信すべきデータがあり、上記待ち時間T□以内に当該
ユニットから通信データパケットDPSかパスラインに
送出されている。
ポーリング時の通信データパケットDPP(kJは、先
頭から順に同期のためのビット列SYと、8ビツトの開
始(スタート)フラグSFと、8ビツトの相手先アドレ
スTADと、8ビツトの制御(コントロール)データC
Dと、16ビツトのエラー検出符号FDCと、8ビツト
の終了(エンド)フラグEFと、同期のためのビット列
SYとがら成っている。前後の同期用ビット列SYは、
例えばそれぞれlO〜16ビツトとしている。これに対
して2次局からの通信データパケットDPSや一般に情
報データを含むパケットは、上記パケットDPPの制御
データCDとエラー検出符号FDCとの間にNビットの
情報データIFDが配設された構成となっている。ここ
でNビットの情報データ[’Nはバイト(8ビツト)単
位で何バイトでもよいが、1個のパケット(ブロック)
内の前後のフラグSF、EF間の全データは最大値が例
えば256バイトに制限されており、この条件を越える
一連の情報データは複数ブロック(複数パケット)に分
割して伝送するようにしている。
次に、上記コントロール(制御)データCDの内容の具
体例として、最上位ビットB7に上記1次局からのデー
タか上記2次局からのデータかを判別する1次局/2次
局判別ビットM/Sを、次のビットB、に上記一連のデ
ータをブロック分割した場合の最終ブロックかそれ以外
かを判別するデータ連続判別ビットP/Fをそれぞれ配
設している。通信データカ月次局からのときには1次局
/2次局判別ビットM/Sは“l”となり、2次局から
のときには“O”となる。ブロック分割されたデータの
途中のブロックのときにはデータ連続判別ビットP/F
が“1“となり、最終ブロックのときには“02となる
。さらに、次のビットBiにはプロテクト要求判別ビッ
トPRを、ビットB4にはマトリクススイッチャ装置に
適用されるか否かの判別ビットRUを配設し、残り4ビ
ツトBs〜B0には次の第】表に示すようなコマンドC
MDを対応させている。
第1表 この第1表において、ポーリングコマンドは、上記ポー
リング時の通信データパケットDPPの上記コントロー
ルデータCDの下位4ビツトに相当し、1次局だけが出
力することができ、このときの上記相手先アドレスTA
Dで指定された2次局は、上記シリアルバスラインSB
を利用する権利を獲得する。指定された2次局は上記待
ち時間T w を以内に応答する必要があり、待ち時間
T、1を過ぎると1次局は次のポーリングに移行する。
クロスポイントの番号、名前の各コマンドは、次に続く
データがそれぞれクロスポイントの番号、名前であるこ
とを示す。1次局・2次局間、あるいは1次局を中継し
て2次局へのデータ要求やデータ転送の際に交換可能な
データは例えば8192バイトあり、上記lパケットの
上限(例えば256バイト)を越えるデータを伝送した
い場合には数回に分けて送信される。2次局間でのデー
タ要求やデータ転送は、1次局を介して行われる。他に
も、結線情報の検索要求コマンド(名前及び番号)、切
り換えの実行結果コマンド(名前及び番号)、時間デー
タ設定要求コマンド、ターミナルコマンド、AKC(肯
定応答)コマンF、NAK(否定応答)コマンド及びリ
セットコマンドか規定されている。
再び第3図に戻って、上記1次局は上記シリアルバスラ
インSBデータリンクに対して上記ポーリングの通信デ
ータパケットDPPを送出する。
このパケットDPPのコントロールデータCDの1次局
/2次局判別ビットM/Sは“l”となっており、相手
先アドレスTADで指定される番地の局のみがデータを
取り込んで実行に移す。いま相手先アドレスTADがk
の通信データパケットDPP(財)が送出され、対応す
るに番地の2次局が上記切換要求や切換結果等の通信す
べき情報データを有しているとき、パケットDPP(ト
)の送信終了時から上記待ち時間T W lが経過する
までの間に、当該に番地の2次局が上記情報データを含
む通信データパケットDPS(ト)をパスラインSB上
に送出する。一般に2次局からの通信データパケットD
PSのコントロールデータCDの1次局/2次局判別ビ
ットM/Sは“0”となっており、1次局のみかデータ
を取り込んで、2次局が直接取り込むことは禁止されて
いる。1次局は取り込んだデータをRAM等の記憶手段
に記憶し、全ての2次局に対するポーリングが終了する
まで保持している。一連のポーリングが終了すると、1
次局は上記記憶した各周毎のデータをパケット化して送
出する。このときの通信データパケットの1次局/2次
局判別ビットM/Sは“l”となっており、相手先アド
レスTADで指定された局がデータを取り込めるように
なっている。記憶されたデータを送出し終わると、再び
次の全ユニットに対するポーリングを開始する。
以上のように、全てのユニット間でのデータの伝送は、
常に1次局を相手として行われ、1つの局に対する送信
あるいは受信は1回に1パケツトのみ行われるだけであ
るから、全ての局のいずれの局についても送受信の待ち
時間を短縮できる。
すなわち、上記ポーリング時の通信データパケッ)DP
Pの長さを300μs〜400μs1上記待ち時間T1
.を100μs〜200μsとすると、1局をポーリン
グするのに要する時間が約500μsであり、例えば2
00局をポーリングする際に2次局からの通信データ送
出が無ければ100m5となる。従って、例えば500
m5の応答を実現するには、2次局と1次局との間の情
報データの通信時間を400m5(送信と受信、一方向
のみては200m5)に制限すればよく、情報データの
通信パケット伝送の平均所要時間を例えば5msとして
も、約40局分の情報データ送信要求が同時に生じても
あった場合まで対処できることになる。現実には、50
0ms周期で情報データの育無の問い合わせがされる場
合に、40局(40ユニツト)もの多くの局に同時に送
信データが発生することは殆ど無い。なお、応答時間を
500m5からさらに広げれば、局数をさらに拡大でき
ることは勿論である。
また、上述した全ユニットのポーリングの際に各ユニッ
トから送出される通信データは、切換要求データや、そ
の実行結果のデータや、問い合わせデータや、応答デー
タ等が混在しており、例えば、一つの制御動作について
の要求、応答、実行結果のような関連するデータでも、
各ポーリング毎のデータパケット単位で送信されるから
、この一つの制御動作が終了するまで他の機器の動作か
待たされることがなく、いずれの機器でも、上記全ユニ
ットに対するポーリングの周期で必ずアクセスされ、全
体としてパスラインの利用効率の向上か図れ、応答性か
良くなる。
さらに、1次局からまとめて出力されたデータは全ての
2次局が知ることができるので、他の2次局の動作等を
知ることができる。
1次局は単に通信データをまとめて記憶し、まとめて送
出するのみであるから、構造が単純で、安価に実現でき
る。
次に第4図は1台の1次局MSと複数台の2次局SSと
の接続の具体例を示している。この第4図に示す1次局
MSには、例えば4本のシリアルバスラインSB、〜S
B4を接続可能な4個のコネクタ端子CT、〜CT4か
設けられいるが、これら4個のコネクタ端子CT +〜
CT、に接続されるシリアルバスラインSB、〜SB4
に優先順位は無くとれも同等のレベルであり、全てのコ
ネクタ端子により一つのシリアルバスラインループを構
成する。上記ユニットが1次局と2次局とを切換可能な
場合に、2次局に切換設定したユニットの複数のコネク
タ端子の内、利用できるのは1次局と接続された1個の
みであり、他の端子は利用できない。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
く、例えば、上記実施例においては、マトリクススイッ
チャユニットとリモコン(遠隔操作)ユニットとを用い
たマトリクススイッチャ制御システムについて説明して
いるが、さらにデータ表示ユニット等の種々のユニット
を接続したシステムに本発明を適用することもできる。
また、信号フォーマットは第3図の例に限定されず、コ
ントロールデータやコマンド等の上記実施例に限定され
ないことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したことからも明らかなように、本発明に係る
マトリクススイッチャ制御システムによれば、マトリク
ススイッチャユニットや遠隔操作ユニットに設けられた
送受信回路にて通信データをシリアルバスラインを介し
て伝送するための送受信回路について、全ユニットの通
信データをまとめて出力する1台の1次局と残り複数台
の2次局とに区分しておき、シリアルバスラインを介し
て伝送される通信データの1ブロック(lパケット)内
に、1次局/2次局判別ビットと、一連の情報データか
ブロック分割されて伝送されるときの最終ブロックか否
かの判別ビットとを少なくとも設けることにより、1次
局を介しての全ユニット間でのデータ通信の効率が向上
し、伝送線路の性能が低くとも応答性の良いスイッチ制
御操作か可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマトリクススイッチャ制御システ
ムの一実施例を示すブロック回路図、第2図は該実施例
の通信データの変調方式を説明するための波形図、第3
図は通信データのフォーマットを示す図、第4図は1次
局と2次局との接続関係の具体例を示すブロック図、第
5図は複数台のマトリクススイッチャユニットを接続し
て成るシステムを示すブロック図である。 MUS・・・・・・マトリクススイッチャユニットTI
・・・・・・入力端子 TO・・・・・・出力端子 CNT、CTRL・・・・・・制御回路RCU・・・・
・・リモコン(遠隔操作)ユニットTR・・・・・・送
受信回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数チャンネルの入力と複数チャンネルの出力とを任意
    に切換接続するスイッチマトリクスと、このスイッチマ
    トリクスの各スイッチをオン/オフ制御するための制御
    回路と、この制御回路の制御動作に関連したデータを含
    む通信データを外部シリアルバスラインを介して送受信
    するための送受信回路とを有して成るマトリクススイッ
    チャユニットが複数台設けられ、これらのマトリクスス
    イッチャユニットを遠隔操作するための制御回路及び送
    受信回路を有して成る遠隔操作ユニットが少なくとも1
    台設けられ、これらのマトリクススイッチャユニット及
    び遠隔操作ユニットの各送受信回路間で上記外部シリア
    ルバスラインを介して上記通信データを送受信するマト
    リクススイッチャ制御システムであって、 上記各ユニットは、全ユニットの通信データをまとめて
    出力する1台の1次局と残り複数台の2次局とに区分さ
    れ、 上記シリアルバスラインを介して伝送される通信データ
    の1ブロック内には、上記1次局からのデータか上記2
    次局からのデータかを判別する1次局/2次局判別ビッ
    トと、一連の情報データを複数ブロックに分割して伝送
    する場合の各ブロックの最終ブロックかそれ以外のブロ
    ックかを判別する情報データ連続判別ビットとを少なく
    とも有することを特徴とするマトリクススイッチャ制御
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002290832A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Toshiba Corp 伝送路切替装置
JP2002290833A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Toshiba Corp 映像切替ネットワークシステム

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