JP3064453B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP3064453B2
JP3064453B2 JP3060771A JP6077191A JP3064453B2 JP 3064453 B2 JP3064453 B2 JP 3064453B2 JP 3060771 A JP3060771 A JP 3060771A JP 6077191 A JP6077191 A JP 6077191A JP 3064453 B2 JP3064453 B2 JP 3064453B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真複写機やプ
リンタ等の電子写真応用装置に使用される放電器などに
直流の高電圧を印加するための直流高圧電源装置等の電
源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記電子写真応用装置の放電器な
どに用いられる直流高圧電源装置としては、次に示すよ
うなものがある。これは、図6に示すように、昇圧トラ
ンスTの一次側にスイッチング素子Qを設け、このスイ
ッチング素子Qによって昇圧トランスTの一次側巻線N
1に印加される直流電圧をオンオフすることにより、昇
圧トランスTの二次側巻線N2に高電圧を発生させる。
そして、この昇圧トランスTの二次側巻線N2に発生し
た高電圧を、ダイオードDA1、DA2及びコンデンサ
C1、C2からなるコッククロフトウオルトン型の多倍
圧整流回路100によって整流した後、制限抵抗R02
を介して直流の高電圧を電子写真応用装置の放電器など
に出力するように構成されている。
【0003】上記直流高圧電源装置では、まず、スイッ
チング素子Qがオン状態になると、昇圧トランスTの一
次側巻線N1に電流が流れ、昇圧トランスTの二次側巻
線N2に高電圧が誘起される。そして、この昇圧トラン
スTの二次側巻線に誘起された高電圧によって、多倍圧
整流回路100のダイオードDA1を介してコンデンサ
C1が充電されるフォワードモード動作が行われる。
【0004】次に、スイッチング素子Qがオフ状態にな
ると、主スイッチング素子Qのオン期間中に昇圧トラン
スTの励磁インダクタンスに蓄えられた励磁エネルギ
が、ダイオードD2とコンデンサC2とからなる整流回
路100を介して、コンデンサC2を充電するフライバ
ックモード動作が行われる。
【0005】その後、上記の如きスイッチング素子Qの
オフ時における励磁エネルギの伝達が完了した後、次の
サイクルにおいてスイッチング素子Qが再オン状態とな
るまで、スイッチング素子Qのオフ状態を維持し、昇圧
トランスTの励磁インダクタンスに蓄えられた励磁エネ
ルギをリセットする再オン動作が行われる。
【0006】ところで、上記直流高圧電源装置では、ス
イッチング素子Qがオフ状態となるフライバックモード
動作への移行時などに、図7に示すように、スイッチン
グ素子Qに過大な電圧が印加されるため、スイッチング
素子Qに流れる過大な電流によって、スイッチング素子
Qの特性が劣化したり破壊したりすることがあるため、
昇圧トランスTには、スイッチング素子Qのコレクタに
電圧を印加する一次側巻線N1に、直列接続のコンデン
サCと抵抗Rとからなるスナバー回路101が並列に接
続されている。そして、このスナバー回路101によっ
て、図8に示すように、スイッチング素子Qに流れる過
大な電流を吸収することにより、スイッチング素子Qの
特性劣化や破壊を防止するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記直流高圧電源装置では、スナバー回路を昇圧ト
ランスTの一次側巻線N1に並列して接続しており、こ
の昇圧トランスTの一次側巻線N1は、比較的高い電圧
が印加され且つフライバックモードにおいて一次側巻線
N1に過大な電圧が印加されるため、スナバー回路を構
成するコンデンサCや抵抗Rとしては、例えば耐圧が数
100Vのメタライズドフィルムコンデンサや容量が数
Wの抵抗等を使用する必要があり、コストが高くなると
ともに、コンデンサ等の部品が大きくなるため、装置が
大型化するという問題点があった。なお、特開昭61−
147777号公報に開示されているように、一次側巻
線とは別にスパイクパルス吸収用の巻線を昇圧トランス
の一次側に設け、このスパイクパルス吸収用巻線にスナ
バー回路を接続するように構成した技術も提案されてい
るが、この場合には、スパイクパルス吸収用の特別な巻
線やオフ時に同期を取るトランジスタなどを設ける必要
があり、電源回路のコストアップをもたらすとともに大
型化を招くという問題点がある
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
記従来技術の問題点を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、スナバー回路のコストダウン
及び小型化が可能な電源装置を提供することにある。
【0009】すなわち、この発明は、昇圧トランスの一
次側巻線に印加される電圧をオンオフするスイッチング
素子と、前記一次側巻線に結合し前記スイッチング素子
をオンオフする一次側の補助巻線とを備え、前記補助巻
線に誘起する電圧により前記スイッチング素子をオンオ
フすることによって、昇圧トランスの二次側巻線に電圧
を発生させる自励型の電源装置において、前記一次側巻
線よりも低い電圧が印加される前記補助巻線に、前記ス
イッチング素子のオフ時に発生するノイズを吸収する
ナバー回路を並列に接続するように構成されている。
【0010】上記スナバー回路としては、例えば直列に
接続されたコンデンサと抵抗とからなるものが用いられ
るが、これに限定されるものではなく、コンデンサのみ
からなるものや他の素子を組み合わせたものでも勿論よ
い。
【0011】
【作用】この発明においては、昇圧トランスの巻線であ
ってスイッチング素子によってオンオフする電圧が印加
される巻線よりも低い電圧が印加される巻線に、スナバ
ー回路を並列に接続するように構成されているので、ス
ナバー回路によってスイッチング素子に過大な電圧が印
加されるのを防止することができるのは勿論のこと、ス
ナバー回路が昇圧トランスの巻線であってスイッチング
素子によってオンオフする電圧が印加される巻線よりも
低い電圧が印加される巻線に並列に接続されているた
め、スナバー回路に印加される電圧は低くなり、スナバ
ー回路を構成するコンデンサや抵抗等として耐圧の低い
ものを使用することができる。
【0012】
【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
【0013】図1はこの発明に係る電源装置としての
流高圧電源装置の一実施例を示すものである。
【0014】この直流高圧電源装置は、図1に示すよう
に、基本的に上記トランスTの一次側巻線N1に印加さ
れる直流電圧を、スイッチング素子としてのスイッチン
グトランジスタQ21によってオンオフすることによ
り、昇圧トランスTの二次側巻線N2に高電圧を発生さ
せるとともに、この昇圧トランスTの二次側巻線N2に
発生した高電圧を、多倍圧整流回路によって整流し、制
限抵抗R208を介して図示外の電子写真応用装置の放
電器などに直流高電圧を出力するように構成された所謂
リンキングチョークコンバータ型の電源装置である。
【0015】さらに、上記直流高圧電源装置の構成を詳
細に説明する。
【0016】図1において、Tは昇圧トランスを示すも
のであり、この昇圧トランスTの一次側巻線N1には、
その一端に所定の直流電圧(+24V)が印加されてい
るとともに、その他端には、スイッチングトランジスタ
Q21のコレクタ端子が接続されている。また、上記昇
圧トランスTの他方の一次側巻線には、ダイオードD2
05と、このダイオードD205に並列に接続された直
列接続の抵抗R232及びコンデンサC203と、抵抗
R206とを介してスイッチングトランジスタQ21の
ベース端子が接続されており、当該他方の一次側巻線に
励起された電圧によってスイッチングトランジスタQ2
1を駆動するようになっている。さらに、上記スイッチ
ングトランジスタQ21のベース端子には、起動用の抵
抗R204を介して直流電圧が印加されているととも
に、スイッチングトランジスタQ21のベース端子に
は、出力を決定するためにスイッチングトランジスタQ
21をオフさせる点を決めるトランジスタQ22のエミ
ッタ端子が接続されている。
【0017】また、上記スイッチングトランジスタQ2
1のベース端子には、当該トランジスタQ21をオンオ
フするためのトランジスタQ20が接続されており、こ
のトランジスタQ20のベース端子には、オンオフ信号
が抵抗R231及びツエナーダイオードD202,ダイ
オードD203を介して印加されるようになっている。
【0018】一方、上記昇圧トランスTの二次側巻線に
は、ダイオードD208、D209とコンデンサC20
5,206とからなるコッククロフトウオルトン型の多
倍圧整流回路が接続されており、この多倍圧整流回路に
よって整流された直流の高電圧が、制限抵抗R208を
介して出力されるようになっている。ところで、この実
施例では、昇圧トランスの一次側巻線であってスイッチ
ング素子によってオンオフする電圧が印加される一次側
巻線よりも低い電圧が印加される一次側巻線に、スナバ
ー回路を並列に接続するように構成されている。
【0019】すなわち、昇圧トランスTの一次側には、
スイッチングトランジスタQ21によってオンオフする
電圧が印加される一次側巻線N1よりも低い電圧が印加
される他方の一次側巻線に、直列接続のコンデンサC2
05と抵抗R250とからなるスナバー回路が並列に接
続されている。
【0020】以上の構成において、この実施例に係る直
流高電圧電源装置においては、次のようにして直流の高
電圧が出力される。すなわち、上記直流高圧電源装置に
おいては、図1に示すように、昇圧トランスTの一次側
巻線N1に流れる電流を、スイッチングトランジスタQ
21によってオンオフすることにより、昇圧トランスT
の二次側巻線N2に高電圧を発生させ、この高電圧を多
倍圧整流回路1によって整流した後、制限抵抗R208
を介して直流の高電圧を出力するようになっている。
【0021】その際、上記直流高圧電源装置では、スイ
ッチングトランジスタQ21がオフ状態となるフライバ
ックモード動作への移行や負荷の短絡時などに、昇圧ト
ランスTの一次側に過大な電圧が励起されるが、昇圧ト
ランスTの他方の一次側巻線には、直列接続のコンデン
サC205と抵抗R250とからなるスナバー回路が並
列に接続されている。そのため、このスナバー回路によ
って、図1に示すように、昇圧トランスTの一次側に励
起される過大な電圧が吸収され、スイッチングトランジ
スタQ21に過大な電圧が印加されるのを防止可能とな
っている。
【0022】このように、昇圧トランスTの巻線であっ
てスイッチングトランジスタQ21によってオンオフす
る電圧が印加される巻線よりも低い電圧が印加される一
次側巻線に、スナバー回路が並列に接続されているの
で、図5に示すように、スナバー回路によってスイッチ
ングトランジスタQ21に過大な電圧が印加されるのを
防止することができるのは勿論のこと、スナバー回路が
昇圧トランスTの巻線であってスイッチングトランジス
タQ21によってオンオフする電圧が印加される巻線よ
りも低い電圧が印加される一次側巻線に並列に接続され
ているため、スナバー回路に印加される電圧は低くな
り、スナバー回路を構成するコンデンサや抵抗等として
耐圧の低いものを使用することができる。
【0023】その結果、これらのスナバー回路を構成す
るコンデンサや抵抗等としては、例えば、コンデンサの
耐圧が数10V、抵抗が数100mW程度のものを使用
することができ、スナバー回路のコストダウン及び小型
化が可能となる。
【0024】第二実施例 図2はこの発明の第二実施例を示すものであり、前記実
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、昇圧トランスの巻線に並列に接続され
たスナバー回路がコンデンサC250のみから構成する
ようになっている。
【0025】このスナバー回路においては、コンデンサ
C250そのものと、コンデンサC250内部の直列イ
ンピーダンスによって過電流の吸収を行うものであり、
スナバー回路の構成が簡略化できる利点を有する。
【0026】その他の構成及び作用は前記実施例と同様
であるので、その説明を省略する。
【0027】第三実施例及び第四実施例 図3及び図4はこの発明の第三実施例及び第四実施例を
それぞれ示すものであり、前記実施例と同一の部分には
同一の符号を付して説明すると、これらの実施例では、
整流回路が多倍圧整流回路ではなく半波整流回路によっ
て構成されているものであり、他の構成については、前
記第一及び第二実施例と同様であるので、その説明を省
略する。
【0028】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用よりな
るもので、一次側巻線よりも低い電圧が印加され前記ス
イッチング素子をオンオフする一次側の補助巻線にスイ
ッチング素子のオフ時に発生するノイズを吸収するスナ
バー回路を設けているので、特別な巻線やオフ時に同期
を取るトランジスタなどを必要とすることなく、簡単な
構成で、オフ時に発生することができる。従って、スナ
バー回路のコストダウン及び小型化が可能な電源装置
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係る電源装置としての直流
高圧電源装置の第一実施例を示す回路図である。
【図2】 図2はこの発明に係る電源装置としての直流
高圧電源装置の第二実施例を示す回路図である。
【図3】 図3はこの発明に係る電源装置としての直流
高圧電源装置の第三実施例を示す回路図である。
【図4】 図4はこの発明に係る電源装置としての直流
高圧電源装置の第四実施例を示す回路図である。
【図5】 図5は図1の回路の動作を示すグラフであ
る。
【図6】 図6は従来の直流高圧電源装置を示す要部回
路図である。
【図7】 図7はスナバー回路を使用しない場合の動作
を示すグラフである。
【図8】 図8はスナバー回路を使用した場合の動作を
示すグラフである。
【符号の説明】
T 昇圧トランス Q21 スイッチング素子 C250 コンデンサ(スナバー回路) R250 抵抗(スナバー回路)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇圧トランスの一次側巻線に印加される
    電圧をオンオフするスイッチング素子と、前記一次側巻
    線に結合し前記スイッチング素子をオンオフする一次側
    の補助巻線とを備え、前記補助巻線に誘起する電圧によ
    り前記スイッチング素子をオンオフすることによって、
    昇圧トランスの二次側巻線に電圧を発生させる自励型の
    電源装置において、前記一次側巻線よりも低い電圧が印
    加される前記補助巻線に、前記スイッチング素子のオフ
    時に発生するノイズを吸収するスナバー回路を並列に接
    続したことを特徴とする電源装置
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