JP3064360U - 携帯電話収納用ポケット付きスラックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で安価に製品化することができる
とともに、携帯電話の収納や取出しを容易に行うことが
でき、しかも携帯電話を安定した状態で持ち歩くことが
できる、携帯電話収納用ポケット付きスラックスを提供
する。 【解決手段】 脇ポケット口１１の周縁に縫合されると
ともに、一端がスラックス本体２の脇部８に縫合された
脇ポケット用布袋１５と、携帯電話Ｋが収納される携帯
電話用袋体１９とを具備するスラックス１において、ス
ラックス本体２の脇線上に携帯電話用ポケット口１２が
形成され、脇布１８の裏面と脇ポケット用布袋１５の一
部分とにより携帯電話用袋体１９が形成されたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、携帯電話収納用ポケット付きスラックスに関するものであり、特に 、携帯電話専用のポケットを備えることにより、携帯電話を容易に、しかも確実 に収納することができるスラックスに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

近年、携帯電話の普及は目覚ましく、また、多機能で且つ小型化された商品が 次々と開発されている。ところで、携帯電話を持ち歩く際には、携帯電話を鞄の 中に入れたり、上着のポケットに入れることが多い。しかし、鞄の中に入れて持 ち歩く場合には、鞄ごと置き忘れる恐れがある。また、鞄を身体から離れた場所 に置いたときには、電話の呼出音に気づかないこともある。さらに、携帯電話を 鞄の奥側に収納したときには、携帯電話が取り出し難く、呼出に対して速やかに 応答することができないこともある。

【０００３】 一方、背広や作業着等、上着のポケットに携帯電話を入れることも日常茶飯事 行われているが、通常、携帯電話の大きさとポケットの大きさとは対応していな いため、携帯電話がポケットの中で動き回ったり、横斜したりすることがあり、 安定した状態で持ち歩くことができない。また、使用者が俯いたときや、上着を 脱ぐときに、ポケット口から携帯電話が落下することもある。

【０００４】 そこで、スラックス（ズボン）に、携帯電話を収納するための専用のポケット を設けることが望まれている。ところで、スラックスの後面に携帯電話を収納し ようとすると着席する際に携帯電話を破損する恐れがあり、また、スラックスの 前面に携帯電話を収納しようとすると歩行の際の障害となる。そこで、本願発明 者等は、専用のポケットをスラックスの側面（横面）に備えたものを試作した。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】 しかし、スラックスの側面には、脇ポケットが配設されているため、携帯電話 を収納するための専用のポケットを別途設けようとすると、スラックスの構成が 複雑になるとともに、製品コストが上昇した。

【０００６】 また、脇ポケットと、専用のポケットとが近接して配設されることから、２つ のポケットが互いに関わり合い、携帯電話の収納や取出しをスムーズに行うこと ができない場合も生じた。

【０００７】 そこで、本考案は、簡単な構成で安価に製品化することができるとともに、携 帯電話（ＰＨＳを含む）の収納や取出しを容易に行うことができ、しかも携帯電 話を安定した状態で持ち歩くことができる、携帯電話収納用ポケット付きスラッ クスの提供を課題とするものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案にかかる携帯電話収納用ポケット付きスラックスは、脇ポケッ ト口の周縁に縫合されるとともに、一端がスラックス本体の脇部近傍に縫合され た脇ポケット用布袋と、携帯電話が収納される携帯電話用袋体とを具備する携帯 電話収納用ポケット付きスラックスにおいて、前記スラックス本体の前記脇ポケ ット口の周縁と前記脇部近傍との間に携帯電話用ポケット口が形成され、前記ス ラックス本体の裏面と前記脇ポケット用布袋の一部分とにより前記携帯電話用袋 体が形成されたものである。

【０００９】 したがって、請求項１の考案の携帯電話収納用ポケット付きスラックスによれ ば、スラックス本体の脇ポケット口の周縁と、脇部近傍との間に、携帯電話用ポ ケット口を形成することにより、脇ポケット用布袋を利用した携帯電話用袋体が 形成される。具体的に説明すると、脇ポケット用布袋は、脇ポケット口の周縁に 縫合されるとともに、延設された一端がスラックス本体の脇部近傍に縫合されて いる。脇ポケット口の周縁に縫合されることにより、脇ポケット口のみが開放さ れた空間（ポケット）が形成される。また、脇部近傍に縫合されることにより、 脇ポケット用布袋の取付状態が補強される。

【００１０】 脇ポケット用布袋が上記のように縫合されることにより、脇ポケット口の周縁 と脇部近傍との間では、スラックス本体と脇ポケット用布袋とが重合され、しか も、その周囲は互いに縫合された状態となる。なお、この重合部分は、脇ポケッ トとして使用されていない部分である。

【００１１】 そして、携帯電話用ポケット口が、上記の重合部分、すなわちスラックス本体 の裏面と脇ポケット用布袋の一部とで囲まれた空間に臨むように、スラックス本 体に形成されている。このため、携帯電話用ポケット口から携帯電話を挿入する と、携帯電話はスラックス本体の裏面と脇ポケット用布袋の一部とで囲まれた空 間内に収納される。つまり、この囲まれた空間が携帯電話用袋体として使用され る。

【００１２】 請求項２の考案にかかる携帯電話収納用ポケット付きスラックスは、請求項１ に記載の携帯電話収納用ポケット付きスラックスにおいて、前記携帯電話用ポケ ット口を閉塞するファスナーを備えたものである。

【００１３】 したがって、請求項２の考案の携帯電話収納用ポケット付きスラックスによれ ば、請求項１の考案の携帯電話収納用ポケット付きスラックスの作用に加え、携 帯電話用ポケット口がファスナーによって閉塞されるため、例えば使用者が着席 した場合や、飛び跳ねた場合であっても、携帯電話がポケット口から飛出すこと はない。

【００１４】 請求項３の考案にかかる携帯電話収納用ポケット付きスラックスは、請求項２ に記載の携帯電話収納用ポケット付きスラックスにおいて、前記携帯電話用ポケ ット口が、前記スラックス本体の脇線上に形成されたものである。

【００１５】 したがって、請求項３の考案の携帯電話収納用ポケット付きスラックスによれ ば、請求項２の考案の携帯電話収納用ポケット付きスラックスの作用に加え、携 帯電話用ポケット口を閉塞するファスナーがスラックス本体の脇線上に配設され ているため、ファスナーが閉じられた状態では、ファスナーと脇線とが直線上に 繋がり、ファスナーが目立たなくなる。

【００１６】 請求項４の考案にかかる携帯電話収納用ポケット付きスラックスは、請求項１ 乃至請求項３のいずれかに記載の携帯電話収納用ポケット付きスラックスにおい て、前記携帯電話用袋体は、縦長の形状であり、携帯電話が緩やかな状態で収納 される大きさである。

【００１７】 したがって、請求項４の考案の携帯電話収納用ポケット付きスラックスによれ ば、請求項１乃至請求項３のいずれかの考案の携帯電話収納用ポケット付きスラ ックスの作用に加え、携帯電話は、縦立された状態で収納されるとともに、袋体 の中で動き回ったり横斜したりすることがなく、安定した状態で収納される。

【００１８】 請求項５の考案にかかる携帯電話収納用ポケット付きスラックスは、請求項４ に記載の携帯電話収納用ポケット付きスラックスにおいて、前記携帯電話用袋体 の底部に、携帯電話が貫通しない大きさの開口が穿設され、前記開口を介して前 記携帯電話用袋体の内部と脇ポケットの内部とが連通されたものである。

【００１９】 したがって、請求項５の考案の携帯電話収納用ポケット付きスラックスによれ ば、請求項４の考案の携帯電話収納用ポケット付きスラックスの作用に加え、縦 長の携帯電話用袋体に、コイン等の小物を誤って収納した場合であっても、小物 を、携帯電話用袋体の底部に穿設された開口から脇ポケットの内部へ移動させる ことができる。このため、脇ポケット口から小物を取出すことが可能となる。

【００２０】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の一実施形態の携帯電話収納用ポケット付きスラックス（以下、 「スラックス」と称す）について、図１乃至図４に基づき説明する。図１及び図 ２はスラックスの要部を示す右側面図、図３及び図４はスラックスにおけるポケ ットの構成を説明するための説明図である。本考案のスラックス１は、図１及び 図２に示すように、スラックス本体２と、このスラックス本体２に具備された、 脇ポケット３、携帯電話収納用ポケット４、及び後ポケット５とから構成されて いる。

【００２１】 スラックス本体２は、主に、前部材６と後部材７とから構成され、前部材６及 び後部材７が左右の脇部８で互いに縫合されることにより一体的に形成されてい る。スラックス本体２の上部には、複数のベルト通し９が取付けられており、そ の下方には、３つのポケット口が各ポケットに対応して形成されている。すなわ ち、スラックス本体２の脇線１０より前方の位置には、脇ポケット口１１が傾斜 して形成されており、脇線１０上には、携帯電話用ポケット口１２が形成されて おり、更に、脇線１０より後方位置には、後ポケット口１３が横向に形成されて いる。なお、携帯電話用ポケット口１２には、該ポケット口１２を閉塞するコン シールファスナー１４が取付けれられている。このコンシールファスナー１４は 、閉じた際にその外観が縫い目の状態となるファスナーである。つまり、図１に 示すようにコンシールファスナー１４を閉じると、携帯電話用ポケット口１２が 隠され、脇線１０が上方まで連続して形成されているように見える。また、図２ に示すように、コンシールファスナー１４を開けると、携帯電話用ポケット口１ ２が開放され、携帯電話Ｋの挿入及び取出しが可能となる。

【００２２】 図３は、スラックス１の左側面を内側から見た状態を示している。脇ポケット ３は、脇ポケット用布袋１５を備えている。脇ポケット用布袋１５は、１枚の布 から形成されたものであり、袋閉部１６を境として折曲げられ、布の上端部及び 下端部において、折曲げられた布を互いに縫合することにより袋体を形成したも のである。そして、脇ポケット用布袋１５の一端は、脇ポケット口１１の一部を 構成する折返部１７に挟まれた状態で縫合されており（図３において「Ｎ１」） 、他端はスラックス本体２の脇部８に縫合されている（図３において「Ｎ２」） 。また、脇ポケット用布袋１５の、袋閉部１６と他端との略中間位置に相当する 部位は、脇ポケット口１１の一部を構成する脇布１８の周縁部１８ａに縫合され ている（図３において「Ｎ３」）。つまり、脇ポケット用布袋１５が脇ポケット 口１１の周縁に縫合（図３において「Ｎ１」及び「Ｎ３」）されたことにより、 脇ポケット口１１のみが開放された脇ポケット３が形成されている。また、脇ポ ケット用布袋１５の他端がスラックス本体２の脇部８に縫合（図３において「Ｎ ２」）されたことにより、脇ポケット用布袋１５の取付け状態が補強されている 。

【００２３】 図４は、スラックス１の右側面を内側から見た状態を示している。なお、右側 面に配設された脇ポケット３の構成は、左側面に配設された脇ポケット３（図３ に示す）と同じ構成である。つまり、図３の脇ポケット３を左右反転させたもの が、図４に示す脇ポケット３と一致している。

【００２４】 図４において、１９は、携帯電話用袋体である。つまり、脇ポケット用布袋１ ５を利用して携帯電話用袋体１９が形成されている。具体的には、脇ポケット３ を形成することにより、脇ポケット口１１の一部である脇布１８の周縁部１８ａ と、脇ポケット用布袋１５の他端が縫合された脇部８との間（図４において「Ｎ ２」と「Ｎ３」との間）では、スラックス本体２の脇布１８と脇ポケット用布袋 １５の一部とが重なり合い、しかも、その周囲は互いに縫合されている。

【００２５】 そして、携帯電話用ポケット口１２が、この重合部分、すなわち脇布１８の裏 面と脇ポケット用布袋１５の一部とで囲まれた空間Ｓに臨むように形成されてい る。つまり、この囲まれた空間Ｓが携帯電話用袋体１９である。携帯電話用袋体 １９は、例えば、横幅が９ｃｍで、高さが２０ｃｍである縦長の長方形状であり 、通常の携帯電話Ｋを緩やかな状態で収納することが可能である。なお、携帯電 話用ポケット口１２は、携帯電話用袋体１９の後方端部であり、且つ携帯電話用 袋体１９の中央の高さから上端部にかけて形成されている。

【００２６】 携帯電話Ｋを収納する際は、脇線１０上に取付けられているコンシールファス ナー１４を操作して、携帯電話用ポケット口１２を開放させ（図２参照）、この 携帯電話用ポケット口１２から携帯電話用袋体１９内に携帯電話Ｋを挿入する。 このとき、携帯電話Ｋは、携帯電話用袋体１９の形状によって縦立された状態で 収納されるとともに、袋体の中で動き回ったり横斜したりすることがなく、安定 した状態で収納される。なお、携帯電話Ｋが収納された後、必要に応じてコンシ ールファスナー１４を操作して、携帯電話用ポケット口１２を閉じる（図１参照 ）ことにより、携帯電話Ｋが携帯電話用ポケット口１２から飛出すことが防止で きる。

【００２７】 ところで、携帯電話用袋体１９は、上述したように縦長の形状であり、その上 部に携帯電話用ポケット口１２が形成されているため、コイン等の小物を誤って 携帯電話用ポケット口１２から挿入した場合、小物が取れなくなる可能性がある 。また、コイン等の小物と携帯電話Ｋが擦れ、携帯電話Ｋに小傷等がつく恐れも ある。そこで、本実施形態のスラックス１においては、携帯電話用袋体１９の底 部に、携帯電話Ｋが貫通しない大きさの開口２０が穿設され、開口２０を介して 携帯電話用袋体１９の内部と脇ポケット３の内部とが連通されている。このため 、携帯電話用袋体１９に入れられた小物を、携帯電話用袋体１９の底部に穿設さ れた開口２０を介して脇ポケット３の内部に移動させることができる。すなわち 、脇ポケット口１１から手を入れて小物を取出すことができる。

【００２８】 このように、上記のスラックス１では、脇線１０上に携帯電話用ポケット口１ ２を形成することにより、脇ポケット用布袋１５を利用した携帯電話用袋体１９ を形成したため、簡単な構成で、安価に製品化することができる。また、脇ポケ ット３と携帯電話収納用ポケット４とが一体的に形成されているため、２つのポ ケットが互いに関わり合うことがない。したがって、携帯電話Ｋの挿入、及び取 出しをスムーズに行うことができる。

【００２９】 また、上記のスラックス１では、携帯電話用ポケット口１２がコンシールファ スナー１４によって閉塞されるため、携帯電話Ｋが携帯電話用ポケット口１２か ら外部に飛出すことがない。このため、携帯電話Ｋの落下を防止することができ る。

【００３０】 上記のスラックス１では、携帯電話用ポケット口１２を閉塞するコンシールフ ァスナー１４がスラックス本体２の脇線１０上に配設されているため、コンシー ルファスナー１４が閉じられた状態では、ファスナーが目立たなくなり、スラッ クス１のデザインに影響を与えることがない。

【００３１】 上記のスラックス１では、携帯電話用袋体１９は、縦長であり、携帯電話Ｋの 大きさに対応しているため、携帯電話Ｋを縦立させた状態で収納することができ るとともに、携帯電話Ｋを安定した状態で持ち歩くことができる。したがって、 携帯電話Ｋが歩行の際の障害となることはない。

【００３２】 ところで、上記のスラックス１では、携帯電話収納用ポケット４を、右側の脇 部に形成するものを示したが、左側の脇部に形成するようにしてもよい。あるい は、左右の脇部にともに形成するようにしてもよい。

【００３３】 上記のスラックス１では、携帯電話用ポケット口１２を脇線１０上に形成する ものを示したが、脇布１８の端部１８ａと脇部８との間（図４においては「Ｎ２ 」と「Ｎ３」との間）であれば、どの部位に形成してもよい。また、携帯電話用 ポケット口を、横向に形成してもよく、傾斜して形成してもよい。

【００３４】

【考案の効果】

以上のように、請求項１の考案の携帯電話収納用ポケット付きスラックスは、 脇ポケット用布袋を利用して携帯電話用袋体が形成されているため、簡単な構成 で、安価に製品化することができる。また、脇ポケットと携帯電話用袋体とが互 いに関わり合うことがないため、携帯電話の挿入、及び取出しをスムーズに行う ことができる。

【００３５】 請求項２の考案の携帯電話収納用ポケット付きスラックスは、請求項１の携帯 電話収納用ポケット付きスラックスの効果に加えて、携帯電話が、携帯電話用ポ ケット口から外部に飛出すことがない。このため、携帯電話の落下を防止するこ とができる。

【００３６】 請求項３の考案の携帯電話収納用ポケット付きスラックスは、請求項２の携帯 電話収納用ポケット付きスラックスの効果に加えて、スラックスのデザインに影 響を与えることなく、携帯電話収納用ポケットを備えることができる。

【００３７】 請求項４の考案の携帯電話収納用ポケット付きスラックスは、請求項１乃至請 求項３ののいずれかの携帯電話収納用ポケット付きスラックスの効果に加えて、 携帯電話を縦立させた状態で収納することができるとともに、携帯電話を安定し た状態で持ち歩くことができる。

【００３８】 請求項５の考案の携帯電話収納用ポケット付きスラックスは、請求項４の携帯 電話収納用ポケット付きスラックスの効果に加えて、携帯電話用袋体に誤って小 物が入れられても、脇ポケット口から手を入れて小物を取出すことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施形態であるスラックスの要部を
示す右側面図である。

【図２】本考案の一実施形態であるスラックスの要部を
示す右側面図である。

【図３】本考案の一実施形態であるスラックスにおける
ポケットの構成を説明するための説明図である。

【図４】本考案の一実施形態であるスラックスにおける
ポケットの構成を説明するための説明図である。

【符号の説明】

１ スラックス（携帯電話収納用ポケット付スラック
ス） ２ スラックス本体 ８ 脇部 １０ 脇線 １１ 脇ポケット口 １２ 携帯電話用ポケット口 １４ コンシールファスナー（ファスナー） １５ 脇ポケット用布袋 １９ 携帯電話用袋体 ２０ 開口

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 脇ポケット口の周縁に縫合されるととも
   に、一端がスラックス本体の脇部近傍に縫合された脇ポ
   ケット用布袋と、 携帯電話が収納される携帯電話用袋体とを具備する携帯
   電話収納用ポケット付きスラックスにおいて、 前記スラックス本体の前記脇ポケット口の周縁と前記脇
   部近傍との間に携帯電話用ポケット口が形成され、前記
   スラックス本体の裏面と前記脇ポケット用布袋の一部分
   とにより前記携帯電話用袋体が形成されたことを特徴と
   する携帯電話収納用ポケット付きスラックス。
2. 【請求項２】 前記携帯電話用ポケット口を閉塞するフ
   ァスナーを備えることを特徴とする請求項１記載の携帯
   電話収納用ポケット付きスラックス。
3. 【請求項３】 前記携帯電話用ポケット口は、前記スラ
   ックス本体の脇線上に形成されたことを特徴とする請求
   項２記載の携帯電話収納用ポケット付きスラックス。
4. 【請求項４】 前記携帯電話用袋体は、縦長の形状であ
   り、携帯電話が緩やかな状態で収納される大きさである
   ことを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれか１つ
   に記載の携帯電話収納用ポケット付きスラックス。
5. 【請求項５】 前記携帯電話用袋体の底部に、携帯電話
   が貫通しない大きさの開口が穿設され、前記開口を介し
   て前記携帯電話用袋体の内部と脇ポケットの内部とが連
   通されたことを特徴とする請求項４に記載の携帯電話収
   納用ポケット付きスラックス。