JP3064326U - フィットネスチェアの関節機構 - Google Patents

フィットネスチェアの関節機構

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JP3064326U
JP3064326U JP1999003673U JP367399U JP3064326U JP 3064326 U JP3064326 U JP 3064326U JP 1999003673 U JP1999003673 U JP 1999003673U JP 367399 U JP367399 U JP 367399U JP 3064326 U JP3064326 U JP 3064326U
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circular piece
shaft
groove
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教垣 黄
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教垣 黄
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 調整が容易で構造が簡単なフィットネスチェ
アの関節機構の提供。 【解決手段】 二つの対向する内盤20と外盤30を具
え、その間に、フィットネスチェアのベッドフレームの
個別の側部枠に連接可能な、第1円形片40と第2円形
片50を取付ける。これらの中心孔51と内盤、外盤の
偏心孔21,31とに軸を通し中心孔に環状に複数の位
置決め孔42〜44を設ける。一つの調整軸62を異な
る位置決め孔中に選択的に挿入可能とし、調整軸の軸身
に一つの弾性装置を設ける。一端が外盤を貫通して外表
面の旋回つまみ60との長扁部61と結合され、長扁部
に組み合わされる外盤の表面に、引っ張って制御される
長溝位置決め溝35及び表面の浅い溝36を備えた構成
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のフィットネスチェアの関節機構に関し、特に横たわることがで き、また腰部や腹部の運動に使用できる多機能フィットネスチェアの、場所を取 らず調整に便利な関節機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本考案でいうフィットネスチェアは、一般の状態では使用者がその上で仰臥可 能な椅子として使用され、関節調整の後には中央位置に接近する関節を活動支点 として全体のフィットネスチェアを足上げ、腰伸ばし、腹筋等各種運動に使用で き、胸部や腹部、及び腰や腿の室内運動効果を達成するものである。このような フィットネスチェアを椅子の状態からフィットネスチェアの状態に調整するため には中央位置に接近する関節機構で制御がなされる。ただしこのようなフィット ネスチェアの旧式の関節機構は、位置決め器にベースフレームの固定座を組み合 わせて角度調整を行わねばならず、全体の機構の体積が大きくなり場所をとるほ か、使用時の安全性も比較的劣った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、一種のフィットネスチェアの関節機構を提供することにあり 、それは二つの対向する内盤と外盤を具え、並びにその間に、それぞれフィット ネスチェアのベッドフレームの個別の側部枠に連接可能な第1円形片と第2円形 片が介装され、これら円形片の中心孔と内盤、外盤の偏心孔とが串接され、並び にこれら円形片の中心孔に環状に複数の位置決め孔が配設され、一つの調整軸を 異なる位置決め孔中に選択的に挿置可能とされ、該調整軸の軸身に一つの弾性装 置が設けられ、且つ一端が外盤を貫通して外表面の旋回つまみとの長扁部と結合 され、該長扁部に組み合わされる外盤の表面に引っ張って制御される長溝位置決 め溝及び表面の浅い溝が設けられ、場所をとらず単一の旋回つまみでフィットネ スチェアを異なる傾斜或いは自由状態に調整可能で、且つ関節機構全体が良好な 使用安全性を有するものとされている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、二つの対向する内盤と外盤を具え、並びにその間に、二つ の、それぞれフィットネスチェアのベッドフレームの個別の側部枠に連接可能な 第1円形片と第2円形片が介装され、外盤の表面に制御用の旋回つまみが設けら れ、該第1円形片と第2円形片に中心孔が設けられ、内盤と外盤に対応する偏心 孔が設けられてボルトによる内盤、外盤及び第1円形片及び第2円形片の定距串 接に供され、第1円形片と第2円形片の中心孔に沿って同じ径方向距離の位置に 環状に複数の位置決め孔が配設され、一つの調整軸が選択的に異なる位置決め孔 中に挿置可能に設けられ、該調整軸の一端が外盤を貫通して外表面の旋回つまみ に結合され、並びにその軸身にスプリングが套設され、該旋回つまみの内端面に 長扁部が設けられて該調整軸の一端に結合され、且つ該長扁部が外盤の一側表面 の長溝位置決め溝に組み合わされて弾性移動調整可能とされ、且つ該長溝位置決 め溝の上方にもう一つの浅い溝が設けられて自由状態に調整可能とされ、以上で 構成されたフィットネスチェアの関節機構としている。 請求項2の考案は、前記第1円形片と第2円形片の中心孔がボルト外周の軸ス リーブに枢接され、並びに軸スリーブのフランジで隔てられ、軸スリーブの両端 が内盤と外盤の偏心孔の位置に当接することを特徴とする、請求項1に記載のフ ィットネスチェアの関節機構としている。 請求項3の考案は、前記外盤に貫通孔が設けられて調整軸が貫通し、該貫通孔 の一側に貫通孔よりやや大きい収容室が設けられ、調整軸に套設されたスプリン グの一端が軸に嵌められたスナップリングに当接し、別端が収容室の内底端に圧 接されたことを特徴とする、請求項1に記載のフィットネスチェアの関節機構と している。 請求項4の考案は、前記第1円形片の中心孔の環状に配置された位置決め孔が 、第1、第2位置決め孔及び折り畳み位置決め孔を包括することを特徴とする、 請求項1に記載のフィットネスチェアの関節機構としている。 請求項5の考案は、前記外盤の表面の長溝位置決め溝が旋回つまみの長扁部に 組み合わされる形状を有し、並びに適当な深さを以て凹み、その上方の浅い溝が それと垂直に交差するよう設置されたことを特徴とする、請求項1に記載のフィ ットネスチェアの関節機構としている。
【0005】
【考案の実施の形態】
図3に示されるように、フィットネスチェア10には着地するベースフレーム 100があり、該ベースフレーム100の一側にやや高いサポートフレーム11 があり、もう一側に逆V形のサイドフレーム12があり、上部にベッドフレーム 13が組み合わされ、このベッドフレーム13に適当な幅と長さを有するテント 布14が張られている。このベッドフレーム13の両側部枠15、16の中段位 置に近い部分にそれぞれ二つの個別の扁平部151、152、161、162が 設けられて、本考案の二組の関節機構が組合せられている。
【0006】 図1、2を参照されたい。そのうちの一組の関節機構を例として以下に説明す る。該関節機構は対向する内盤20と外盤30を具え、並びに両者の間に、上述 のベッドフレーム13の両側部枠の扁平部161、162に組み合わされうる第 1円形片40と第2円形片50が介装され、並びに外盤30の表面に制御用の旋 回つまみ60が設けられている。
【0007】 図2、4に示されるように、第1円形片40と第2円形片50それぞれに中心 孔41、51が設けられ、内盤20と外盤30に対応する偏心孔21、31が設 けられ、ボルト70にナット71、軸スリーブ72が組み合わされて内盤20と 外盤30及び第1円形片40と第2円形片50が組み合わされて一体とされ、軸 スリーブ72のフランジ73が第1円形片40と第2円形片50を隔てて距離を 固定しており、並びに外盤30の底凸縁32と内盤20の対応する貫通孔22の 螺接により必要な関節機構の主体が形成されている。上述の軸スリーブ72の両 端は内盤20と外盤30の偏心孔部分に当接し、並びにその挿入段74が外盤3 0の対応する内部に挿入されている。
【0008】 第1円形片40と第2円形片50の中心孔41、51に沿った同じ径方向距離 部分にそれぞれ第1位置決め孔42、位置決め孔52、第2位置決め孔43及び 折り畳み位置決め孔44が設けられている。旋回つまみ60の調整軸62はまず 第2円形片50の位置決め孔52に挿入され、選択的に第1円形片40の異なる 位置決め孔中に挿入され、該調整軸62の一端は外盤30を貫通し、軸身に凹溝 63が設けられてスナップリング64が組み合わされスプリング65が套設され る。
【0009】 図4、5に示されるように、上述の旋回つまみ60の内端面に長扁部61が設 けられ、該長扁部61に予め調整軸62が結合され、外盤30の貫通孔22の一 側にやや大きい収容室34が設けられ、調整軸62の軸身に套設されたスプリン グ65の一端がスナップリング64に当接し、別端が該収容室34の内底端に圧 接されている。
【0010】 同時に図2、4、5を参照されたい。上述の外盤30の貫通孔33の別側の外 表面に適当な深さを具えた長溝位置決め溝35が設けられ、対応する形状のやや 小さい旋回つまみ60の内端面の長扁部61が位置決めされ、該長溝位置決め溝 35に沿った上方近い位置に別に垂直に交差する形状の浅い溝36が設けられ、 自由状態の位置決め装置とされる。
【0011】 図2、4を参照されたい。旋回つまみ60操作により調整軸62が第1円形片 40、第2円形片50の第1位置決め孔42、位置決め孔52に挿入される時、 図6、7に示されるように、フィットネスチェアは水平に近い状態となる。旋回 つまみ60を外向きに引っ張り、その後、調整軸62を第1円形片40の第2位 置決め孔43に挿入すると、図8、9に示されるように比較的大きく傾斜する椅 子となる。旋回つまみ60を最も外側に引っ張り(図5参照)、並びに90度回 転させ、その長扁部61を長溝位置決め溝35より引き出して浅い溝36に弾性 係止すると、全体のフィットネスチェアは自由状態となり、図10から図12に 示されるような屈伸の動作を進行可能で、人体が仰臥することでフィットネス運 動を進行することができる。
【0012】 旋回つまみ60で調整軸62を駆動しそれを折り畳み位置決め孔44に挿入す るとき、全体のフィットネスチェアはベースフレーム100、サイドフレーム1 2及びベッドフレーム13と共に関節機構が折り畳まれて図13に示される折り 畳み状態となる。
【0013】
【考案の効果】
本考案によりフィットネスチェアの、異なる角度、折り畳み及び自由状態の調 整が関節機構の外に設けられた旋回つまみの操作で簡単に行えるようになり、従 来のようなベースフレーム固定座の位置決め器が不要となり、構成要件がより簡 素化され場所をとらずより良好な安全性を有するものとなり、ゆえに本考案は実 用性と新規性を有していることが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の望ましい実施例の斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図1をフィットネスチェアに取り付けた状態表
示図である。
【図4】本考案の関節機構の位置決め状態断面図であ
る。
【図5】図4を自由状態に調整した断面図である。
【図6】本考案を椅子状態に調整した第1位置表示図で
ある。
【図7】図6の局部拡大図である。
【図8】本考案を椅子状態に調整した第2位置表示図で
ある。
【図9】図8の局部拡大図である。
【図10】本考案を図5のような自由状態に調整した動
作図である。
【図11】図10の上向き位置の局部拡大図である。
【図12】図10の下向き位置の局部拡大図である。
【図13】本考案を使用したフィットネスチェアの折り
畳み状態表示図である。
【符号の説明】
10 フィットネスチェア 100 ベースフレーム 11 サポートフレーム 12 サイドフレーム 13 ベッドフレーム 14 テント布 15、16 側部枠 151、152 扁平部 161、162 扁平部 20 内盤 21 偏心孔 22 貫通孔 30 外盤 31 偏心孔 32 底凸縁 33 貫通孔 34 収容室 35 長溝位置決め溝 36 浅い溝 40 第1円形片 41 中心孔 42 第1位置決め孔 43 第2位置決め孔 44 折り畳み位置決め孔 50 第2円形片 51 中心孔 52 位置決め孔 60 旋回つまみ 61 長扁部 62 調整軸 63 凹溝 64 スナップリング 65 スプリング 70 ボルト 71 ナット 72 軸スリーブ 73 フランジ 74 挿入段

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの対向する内盤と外盤を具え、並び
    にその間に、それぞれフィットネスチェアのベッドフレ
    ームの個別の側部枠に連接可能な第1円形片と第2円形
    片が介装され、外盤の表面に制御用の旋回つまみが設け
    られ、該第1円形片と第2円形片に中心孔が設けられ、
    内盤と外盤に対応する偏心孔が設けられてボルトによる
    内盤、外盤及び第1円形片及び第2円形片の定距串接に
    供され、第1円形片と第2円形片の中心孔に沿って同じ
    径方向距離の位置に環状に複数の位置決め孔が配設さ
    れ、一つの調整軸が選択的に異なる位置決め孔中に挿置
    可能に設けられ、該調整軸の一端が外盤を貫通して外表
    面の旋回つまみに結合され、並びにその軸身にスプリン
    グが套設され、該旋回つまみの内端面に長扁部が設けら
    れて該調整軸の一端に結合され、且つ該長扁部が外盤の
    一側表面の長溝位置決め溝に組み合わされて弾性移動調
    整可能とされ、且つ該長溝位置決め溝の上方にもう一つ
    の浅い溝が設けられて自由状態に調整可能とされ、以上
    で構成されたフィットネスチェアの関節機構。
  2. 【請求項2】 前記第1円形片と第2円形片の中心孔が
    ボルト外周の軸スリーブに枢接され、並びに軸スリーブ
    のフランジで隔てられ、軸スリーブの両端が内盤と外盤
    の偏心孔の位置に当接することを特徴とする、請求項1
    に記載のフィットネスチェアの関節機構。
  3. 【請求項3】 前記外盤に貫通孔が設けられて調整軸が
    貫通し、該貫通孔の一側に貫通孔よりやや大きい収容室
    が設けられ、調整軸に套設されたスプリングの一端が軸
    に嵌められたスナップリングに当接し、別端が収容室の
    内底端に圧接されたことを特徴とする、請求項1に記載
    のフィットネスチェアの関節機構。
  4. 【請求項4】 前記第1円形片の中心孔の環状に配置さ
    れた位置決め孔が、第1、第2位置決め孔及び折り畳み
    位置決め孔を包括することを特徴とする、請求項1に記
    載のフィットネスチェアの関節機構。
  5. 【請求項5】 前記外盤の表面の長溝位置決め溝が旋回
    つまみの長扁部に組み合わされる形状を有し、並びに適
    当な深さを以て凹み、その上方の浅い溝がそれと垂直に
    交差するよう設置されたことを特徴とする、請求項1に
    記載のフィットネスチェアの関節機構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112426288A (zh) * 2020-12-31 2021-03-02 黑龙江省医院 一种多功能护理支撑装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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