JP3063556B2 - 携帯電話システム - Google Patents

携帯電話システム

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JP3063556B2
JP3063556B2 JP390095A JP390095A JP3063556B2 JP 3063556 B2 JP3063556 B2 JP 3063556B2 JP 390095 A JP390095 A JP 390095A JP 390095 A JP390095 A JP 390095A JP 3063556 B2 JP3063556 B2 JP 3063556B2
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徹 朝日
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株式会社田村電機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の無線子機と、各
無線子機及び複数の外線を収容する親装置とからなる携
帯電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PHS(パーソナルハンディホン
システム;以下、携帯電話システムという)による通話
サービスが開始されつつある。この携帯電話システム
は、一般家屋,事務所等に設置され、電話回線に接続さ
れた親装置と、この親装置と無線接続される複数台の無
線子機とからなるシステムである。このような携帯電話
システムでは、親装置に収容された電話回線(以下、外
線)に着信が到来すると、親装置は無線子機に対して無
線による呼出を行う。そしてこのとき無線子機側で所定
の応答操作が行われると、親装置側では、外線着信に応
答すると共にこの外線と無線子機との通話パスを接続す
ることで無線子機による着信応答通話が行われる。ま
た、無線子機側で所定の外線発信操作が行われると、親
装置側ではこれを検出して外線を捕捉し、捕捉外線と無
線子機との通話パスを接続した後、捕捉外線へダイヤル
信号を送出する。この結果、相手の呼出が行われ、相手
の応答によって無線子機の外線発信通話が行われる。
【0003】ところで、各無線子機及び親装置にはシス
テム固有の自営用ID番号が登録されている。この自営
用ID番号は、システムで共通の共通番号と各無線子機
でそれぞれ異なる内線呼出用の内線番号とから構成さ
れ、各無線子機が親装置を介して外線発信を行う場合
は、それぞれ親装置及び各無線子機に記憶される共通番
号が一致したときのみ発信が許容される。また、外線着
信の場合も共通番号の一致した子機に対してのみ呼出が
行われる。なお、システム内の内線呼出は上述の内線番
号に基づいて行われる。一方、各無線子機をそれぞれ所
定の電話サービス会社と契約すれば、契約した無線子機
を街中に携帯して自身の所属する親装置(即ち、自営用
ID番号の一致する親装置)以外の最寄りの公衆基地局
経由で自在に通話することもできる。このことを考慮し
て、無線子機には契約した電話サービス会社から付与さ
れた公衆用ID番号を複数登録できるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにこの種の携
帯電話システムでは、各無線子機は自営用ID番号の他
に公衆基地局を介して発信可能な公衆用ID番号も登録
でき、自身の所属する親装置以外に公衆基地局経由で街
中で自在に通話することが可能である。通常、電話サー
ビス会社と契約した無線子機にこのような公衆用ID番
号が登録されると、利用者はその無線子機の使用の有無
にかかわらず、一定の基本料金を電話サービス会社に対
して支払わなければならない。このため、一般の利用者
は無線子機による公衆基地局経由での通話を希望する場
合、基本料金の支払や使用頻度等を考慮して、複数台の
無線子機のうち必要台数の無線子機のみを選択して契約
するものと思われる。
【0005】こうして必要台数の無線子機分を電話サー
ビス会社と契約したとすると、公衆用ID番号が無登録
の第1の無線子機の使用者が外出して公衆基地局経由で
通話する場合は、自身の使用する無線子機は使用できな
いため、そのID番号が登録されている第2の無線子機
の使用者からその第2の無線子機を借用することにな
る。一方、システム内の内線呼出は、各無線子機に登録
された自営用ID番号を構成する上述の各無線子機毎に
異なる内線番号に基づいて行われるため、第2の無線子
機が借用され持ち出されているときに、第三者が第2の
無線子機の本来の使用者(貸出者)に対し内線呼出を行
った場合は、その本来の使用者が外出せずにその場に居
るにもかかわらず呼出が不可能になるという問題が生じ
る。従って本発明は、公衆基地局経由での通話が可能な
公衆用ID番号を必要最小限登録するようにして電話サ
ービス会社に支払う基本料金等の削減を図るとともに、
何れの無線子機においても公衆基地局を介する通話を可
能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、複数の外線を収容した親装置(実施
例では、主装置1及び親機6から構成される)と、親装
置と無線接続される複数の無線子機とからなり、各無線
子機の第1のメモリには外線通話を行うためのID番号
が登録される携帯電話システムにおいて、親装置に、予
め所定数の公衆用ID番号を登録する第2のメモリと、
外出時に携帯される無線子機からの公衆用ID番号取得
要求に対し第2のメモリの公衆用ID番号を送信すると
共に送信した公衆用ID番号を第2のメモリから消去す
る手段とを設け、かつ、無線子機に、公衆用ID番号を
取得するための取得操作を検出する取得操作検出手段
と、取得操作検出手段の検出出力に応じ親装置へ公衆用
ID番号の取得要求を行う手段と、この公衆用ID番号
の取得要求に応じ親装置から送信された公衆用ID番号
を第1のメモリに登録する登録手段とを設けたものであ
る。
【0007】また、無線子機に、公衆用ID番号を返却
するための返却操作を検出する返却操作検出手段と、返
却操作検出手段の検出出力に応じ第1のメモリに登録さ
れた公衆用ID番号を親装置に送信すると共に送信した
公衆用ID番号を第1のメモリから消去する手段とを設
け、かつ、親装置に、無線子機から送信される公衆用I
D番号を受信して第2のメモリに登録する手段を設けた
ものである。また、親装置に、無線子機の返却操作に基
づいて無線子機から公衆用ID番号とともに送信される
この公衆用ID番号を用いた通話実績データを記憶する
第3のメモリを設けたものである。
【0008】
【作用】外出時に携帯される無線子機に対し、親装置の
第2のメモリに登録されている公衆用ID番号を送信し
て無線子機の第1のメモリに登録させ、かつ送信した公
衆用ID番号を第2のメモリから消去する。この結果、
システムとして必要最小限分の公衆用ID番号を親装置
に登録しておけば、各無線子機の公衆基地局を介する通
話が過不足なく行われることになり、従って電話サービ
ス会社に支払う基本料金等の削減が可能になる。また、
親装置に無線接続される無線子機の使用者が公衆基地局
経由で通話したい場合は、親装置から自身の使用する無
線子機へ公衆用ID番号が付与されるため、使用者は自
身の無線子機を用いて公衆基地局経由の通話を自在に行
うことが可能になり、従って公衆基地局経由での通話の
際に他人の無線子機を借用する必要が無くなり、この結
果、無線子機の借用中に無線子機の貸出者に対して内線
呼出が不可能になるといった不具合を回避できる。
【0009】また、外出から帰宅した時に無線子機で公
衆用ID番号の返却操作が行われると、無線子機では第
1のメモリに登録された公衆用ID番号を親装置に送信
して第2のメモリに登録させ、かつ送信した公衆用ID
番号を第1のメモリから消去する。この結果、帰宅時に
は常に親装置側に公衆用ID番号が返却されることにな
り、新たに外出する人は自分用の新たな無線子機にこの
返却された公衆用ID番号を登録して最寄りの公衆基地
局で通話することができる。また、無線子機で返却操作
が行われると、無線子機から公衆用ID番号とともに通
話実績データを送信しこの通話実績データを親装置の第
3のメモリに記憶する。この結果、各無線子機が外出中
に通話した通話料金等の実績データを親装置側で一元管
理することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る携帯電話システムの一実施例を
示すブロック図であり、このシステムは、複数の外線3
1 〜3n を収容する主装置1と、主装置1に接続される
複数のボタン電話機5と、主装置1に接続される親機6
と、親機6に無線接続される無線子機7とからなる。
【0011】図1において、主装置1は、各外線31
n のインタフェースである外線インタフェース111
〜11n 、通話路スイッチ12、ボタン電話機5のイン
タフェースである電話機インタフェース13、親機6の
インタフェースである携帯電話機インタフェース14、
ID番号を格納するEEPROM15、CPU16、R
OM17、RAM18等から構成される。また、ボタン
電話機5は、通話回路51、伝送回路54、制御部5
5、表示回路56、ダイヤルキー等を収容するキーボー
ド57等から構成される。
【0012】さて以上のように構成されたシステムにお
いて、主装置1では、周知のように各ボタン電話機5に
おいて操作され各電話機から伝送される操作データを受
信してこの操作データに応じた外線発信及び内線呼出等
の発信制御を行い、かつ各外線から到来する着信を検出
して各ボタン電話機へ着信を報知する着信制御等の交換
接続処理を行っている。また、主装置1では、各ボタン
電話機に対する制御と同様な制御を親機6を介し無線子
機7に対しても行っている。
【0013】ここで、親機6と無線子機7との間の無線
通信では、データの1フレームが8つのタイムスロット
に分割され、分割された各タイムスロットを介する時分
割無線通信が行われる。そして各タイムスロットのう
ち、親機6から各無線子機への送信タイムスロットに4
つのスロットが割り当てられ、残りの4つのタイムスロ
ットは、各無線子機から親機6に対する送信タイムスロ
ット(親機6にとっては受信タイムスロット)に割り当
てられている。従って、1フレームの8スロットを全て
を使用したとすると、親機6は4台の無線子機と同時に
無線通信を行うことができる。
【0014】図2はこのような親機6の構成を示すブロ
ック図である。同図において、親機6は次のように構成
されている。即ち、61はアンテナAT1を介し各無線
子機と無線通信を行う無線送受信部、62は無線送受信
部61で受信した信号の中からデジタル音声信号等を復
調するモデム復調器、63は復調信号の中から指定され
たタイムスロットの信号を抽出するチャネルコーディッ
ク、64はチャネルコーディック63で抽出されたデジ
タル音声信号をアナログ信号に変換すると共に主装置1
側から送信された音声信号をデジタル信号に変換出力す
る音声コーディックである。
【0015】また、65は音声コーディック64からの
アナログ信号を主装置1側へ出力しかつ主装置1側から
の音声信号を音声コーディック64へ出力すると共に、
主装置1との間で授受されるデータ信号は後述のCPU
68を介して行う主装置インタフェース、66は音声コ
ーディック64を介する主装置1側からのデジタル音声
信号の中から指定されたタイムスロットの信号を抽出す
るチャネルコーディック、67はチャネルコーディック
66からのデジタル信号を変調して無線送受信部61へ
出力するモデム変調器、68は親機6の全制御を行うC
PUである。
【0016】このように構成された親機6の各部は次の
ように動作する。まず、アンテナAT1を介し各無線子
機からの例えば周波数1.9GHZ の無線信号が無線送
受信部61に入力されると、無線送受信部61では、こ
れを増幅し、さらにこの増幅された信号を、所定の周波
数帯域の信号としてモデム復調器62へ出力する。この
信号はモデム復調器62で復調され、さらに指定された
スロットの復調信号がチャネルコーディック63で抽出
される。そして抽出された信号は、音声コーディック6
4でアナログ音声信号に変換されて主装置インタフェー
ス65の中の該当無線子機に対応する通話線を介し、主
装置1側へ送出される。なお、チャネルコーディックで
抽出されるデータ信号は、CPU68へ与えられ、この
場合、CPU68はこのデータ信号を主装置インタフェ
ース65の中の該当無線子機対応の信号線を介し主装置
1側へ送信する。
【0017】一方、主装置インタフェース65中の通話
線を介する主装置1側からの音声信号は音声コーディッ
ク64でデジタル信号に変換され、指定されたスロット
の信号がチャネルコーディック66で抽出された後、モ
デム変調器67で変調されて無線送受信部61へ送られ
る。無線送受信部61では、この入力信号を例えば周波
数1.9GHz帯の信号としたうえ、増幅し、無線子機
側へ無線信号として伝送する。なお、このとき主装置イ
ンタフェース65中の信号線を介する主装置1側からの
制御データはCPU68へ与えられ、CPU68はこの
制御データを、無線送受信部61から出力される無線信
号に重畳して無線子機側へ送信する。
【0018】次に図3は無線子機7の構成を示すブロッ
ク図であり、無線子機7の構成は親機6とほぼ同様の構
成となっている。即ち、無線子機7には、図2に示す親
機6の無線送受信部61、モデム復調器62、チャネル
コーディック63,66、音声コーディック64、及び
モデム変調器67の各部と同等機能を有する無線送受信
部71、モデム復調器72、チャネルコーディック7
3,76、音声コーディック74、モデム変調器77が
それぞれ設けられている。そして、親機6との構成の相
違は、無線子機7を制御するCPU78に、キーボード
79、ID番号を記憶するEEPROM80、外出か或
いは帰宅かを切り替える外出・帰宅スイッチ81が接続
されている他に、音声コーディック74にスピーカ82
及びマイク83が接続されていることである。
【0019】このように構成された無線子機7では、C
PU78は、親機6からの無線信号(送信バースト信
号)中の所定の信号が自身宛の情報か否かを、モデム復
調器72で復調されチャネルコーディック73で抽出さ
れる制御データの中から検出する。そして自身宛の情報
であれば、この送信バースト中の各信号を受信し、かつ
この時点を自身の受信タイムスロットとして定める。続
いて、この受信タイムスロットの次のタイムスロットか
ら4番目のタイムスロットを自身の送信タイムスロット
として定め、この送信タイムスロットを介して同期バー
スト信号を送出し無線リンクを形成する。その後、この
送信タイムスロットを介しキーボード79の操作情報等
の制御データまたはマイク83からの音声信号を、無線
送受信部71から出力される無線信号に重畳して親機6
側へ送信させる。
【0020】ところで、無線通信を行う無線子機7の上
述したEEPROM80には、主装置1のEEPROM
15に登録されているID番号と同一の自営用(宅内
用)ID番号が登録されている。そして、無線子機7と
主装置1とが親機6を介して通信を行う場合は、相手側
へ自身のID番号を送信することにより互いに相手側と
自身の各ID番号を照合し、双方の番号が一致するとき
に主装置1を介する外線発着信が許容されるものとなっ
ている。
【0021】即ち、無線子機7において、キーボード7
9中の「通話キー」及び「ダイヤルキー」が順次操作さ
れると、CPU78は、操作された相手先ダイヤル情報
及びEEPROM80に登録されている自営用ID番号
を無線送受信部71,アンテナAT2を介して無線信号
として親機6へ送信する。親機6ではこの無線信号を受
信すると、主装置インタフェース65を介し有線信号と
して主装置1へ送信する。この場合、主装置1のCPU
16は、この有線信号の中から自営用ID番号を取り出
しこの番号がEEPROM15に登録されているものと
一致するか否かを判断する。そして双方の番号が一致し
た場合は、空いている外線を捕捉し、かつ通話路スイッ
チ12を制御して捕捉外線と無線子機7との通話パスを
設定し、さらに親機6を制御して無線通話チャネルを設
定させると共に、受信した有線信号の中のダイヤル情報
をダイヤル信号として捕捉外線へ送出する。この結果、
相手先の呼出が行われ、相手先の応答により無線子機7
の主装置1を経由する外線発信通話が行われる。
【0022】また、外線に着信が到来した場合、主装置
1はボタン電話機5側へ着信通知を行うと共に、携帯電
話機インタフェース14を介し親機6側に対しても着信
通知を行う。なお、親機6側へ着信を通知する場合は、
EEPROM15に登録されている自営用ID番号も一
緒に通知する。すると、親機6では着信データ及び自営
用ID番号を無線信号として無線子機側へ送信する。こ
の場合、無線子機のCPU78では無線信号の中から自
営用ID番号を取り出してEEPROM80に登録され
ている自営用ID番号と照合し、一致すれば呼出音を鳴
動させ外線着信を報知する。
【0023】この着信報知に対しキーボード79中の
「通話キー」が操作されると、CPU78は無線送受信
部71を介して無線による応答信号を親機6へ送信す
る。この応答信号は親機6を経由して主装置1へ送ら
れ、この場合、主装置1のCPU16は着信外線を捕捉
制御して着信に応答すると共に、通話路スイッチ12を
制御して捕捉外線と無線子機7との通話パスを設定し、
さらに親機6を制御して無線通話チャネルを設定させ
る。この結果、無線子機7の主装置1を経由する外線着
信通話が行われる。このように、主装置1及び無線子機
7に各々登録された自営用ID番号が一致するときの
み、無線子機7の主装置1を経由する外線通話が許容さ
れる。なお、この自営用ID番号は、外線発着信の許容
の有無を判定する際に参照されるシステムで共通の共通
番号と、各無線子機でそれぞれ異なる内線番号とから構
成されていて、内線発信時にはこの内線番号に基づき当
該無線子機への内線呼出が行われる。
【0024】ところで、このような無線子機7のEEP
ROM80に、予め各電話サービス会社と契約した公衆
用の各ID番号を登録しておけば、これを携帯して最寄
りの公衆基地局を介し相手先と自在に通話が可能にな
る。しかし、無線子機7に公衆用ID番号を登録する
と、その使用の有無にかかわらず、一定の基本料金を電
話サービス会社に支払わなければならない。このため、
必要な台数分の無線子機に公衆用IDを登録することが
考えられる。しかしながら、必要台数分の無線子機に公
衆用IDを登録すると、公衆用IDが登録されない無線
子機の使用者が公衆基地局を介して通話する場合は、こ
のIDの登録されている無線子機を借用しなければなら
なく、この間、この該当無線子機の貸出者に対しては内
線呼出が不可能になるという問題がある。このため、主
装置1側で公衆用ID番号を付与する無線子機の台数を
管理し、公衆基地局経由で通話を行う無線子機に対して
主装置1からこのID番号を登録できるようにして上述
の問題を回避すると共に、電話サービス会社へ支払う料
金を低減できるようにする。
【0025】図4及び図5は、本発明の要部を示すフロ
ーチャートであり、無線子機7に対し公衆用ID番号を
付与する主装置1の動作及び主装置1の動作に応動する
無線子機7の動作を示すものである。まず、無線子機7
の動作から説明する。外出時に携帯される無線子機7の
外出・帰宅スイッチ81が操作され、外出側に切り替え
られると、図4(a)のステップS1の「外出操作」の
判定が「Y」となる。この場合、無線子機7のCPU7
8はステップS2で親機6との無線リンクを形成し、自
身に割り当てられた送信タイムスロットを介し、ステッ
プS3で親機6へID番号の取得要求データを送信し、
主装置1へ公衆用ID番号の取得要求を行う。
【0026】このような無線子機7の公衆用ID番号の
取得要求により、主装置1側ではEEPROM15(第
2のメモリ)内に登録されている各公衆用ID番号を親
機6を介して無線子機7側へ送信することになる。ステ
ップS4ではこのID番号の受信を判断し、ID番号が
受信されると、ステップS5でこの受信ID番号のEE
PROM80(第1のメモリ)への記憶済みを判断し、
この受信ID番号が既にEEPROM80に記憶されて
いなければ、ステップS6で受信ID番号をCPU78
の内蔵メモリに一旦仮書き込みする。
【0027】そして、仮書き込みした受信ID番号をス
テップS7で親機6を介し主装置1へ返送する。こうし
た受信ID番号の主装置1への送信に対し、主装置1で
は後述するように該当ID番号をEEPROMから消去
し、その消去通知を無線子機7へ送信する。ステップS
8ではこの消去通知の受信の有無を判断し、消去通知が
受信されると、CPU78は内蔵メモリに仮書き込みさ
れている該当ID番号を読み出してステップS9でEE
PROM80へ本書き込みを行い登録する。
【0028】次に、このような無線子機7の動作に応動
する主装置1のCPU16の動作を図4(b)のフロー
チャートに基づいて説明する。まず、ステップS11で
は無線子機7からの公衆用ID番号の取得要求の有無を
判断し、ID番号の取得要求があり、かつ、このときE
EPROM15内に無線子機7へ登録可能な公衆用ID
番号が残存していれば、ステップS12でEEPROM
15から各電話サービス会社対応の複数のID番号を読
み出して親機6を介し該当無線子機へ送信する。このよ
うなID番号の送信に対し、無線子機側では、上述した
ように内蔵メモリにこのID番号を仮書き込みして主装
置側へこのID番号を返送する。
【0029】この場合、CPU16はステップS13で
無線子機側から返送されるこのID番号を受信すると、
該当子機へ送信したものと一致することを確認のうえ、
ステップS14で該当ID番号をEEPROM15から
消去する。そしてその後、該当ID番号が消去されたこ
とをステップS15で該当無線子機へ通知する。この結
果、該当の無線子機側ではこのID番号がEEPROM
80に登録される。このように各無線子機で外出操作を
行うと、該当の各無線子機側に公衆用ID番号が登録さ
れ、主装置1側ではこれが消去される。そして、予め割
り当てた数の各公衆用ID番号が各無線子機へ付与さ
れ、主装置1側に登録されている全ての公衆用ID番号
が消去されると、新たな無線子機で外出操作を行って
も、公衆用ID番号はこの無線子機側には登録されるこ
とはない。こうして複数の公衆用ID番号が無線子機7
に登録されると、この無線子機7は外出中に携帯され、
最寄りの公衆基地局を介する外線通話が行われる。
【0030】即ち、無線子機7において、キーボード7
9中の「通話キー」及び「ダイヤルキー」が順次操作さ
れると、CPU78は、操作された相手先ダイヤル情報
及びEEPROM80に登録されている公衆用ID番号
を無線送受信部71,アンテナAT2を介して無線信号
として公衆基地局へ送信する。公衆基地局では、この無
線信号を受信すると、この無線信号の中から公衆用ID
番号を取り出してこの番号が電話サービス会社から提供
されている番号か否かを判断する。そして双方の番号が
一致した場合は、無線子機7の公衆基地局を介する通話
を許容するために無線子機7との無線通話チャネルを形
成し、かつ受信した無線信号の中のダイヤル情報をダイ
ヤル信号として公衆回線へ送出する。この結果、相手先
の呼出が行われ、相手先の応答により無線子機7の公衆
基地局を経由する外線通話が行われる。そして外線通話
中には、無線子機7では公衆基地局側から到来する無線
信号による課金信号を受信して通話料金の演算を行い、
内蔵メモリに記憶する。その後、外出先から帰宅または
帰社し、外出中に携帯した無線子機7の所定操作が行わ
れると、無線子機7の公衆用ID番号は主装置1側へ返
却され、かつその際には使用した通話料金データも主装
置1へ送信され記憶される。
【0031】図5は、帰宅(帰社)時における無線子機
7及び主装置1の動作を示すフローチャートである。無
線子機7の外出・帰宅スイッチ81が操作されて、帰宅
側に切り替えられると、図5(a)のステップS21の
「帰宅操作」の判定が「Y」となる。この場合、無線子
機7のCPU78は、ステップS22で親機6との無線
リンクを形成する。そして、EEPROM80に登録さ
れている複数の公衆用ID番号、及び内蔵メモリに記憶
されている通話料金等の使用実績データを読み出し、こ
の読み出した各データを自身の送信タイムスロットを介
しステップS23で主装置1へ送信する。
【0032】このようなID番号等の送信に対し、主装
置1側では、後述するようにRAM18にこのID番号
を仮書き込みして無線子機7側へこのID番号を返送す
る。この場合、CPU78は主装置側から返送されるこ
のID番号をステップS24で受信すると、この番号が
主装置1へ送信したものと一致することを確認のうえ、
ステップS25で該当ID番号をEEPROM80から
消去する。そしてその後、該当ID番号が消去されたこ
とをステップS26で主装置1へ通知する。この結果、
主装置側ではこのID番号がEEPROM15に再登録
される。
【0033】次に、このような無線子機7の動作に応動
する主装置1の動作を図5(b)のフローチャートに基
づいて説明する。まず、ステップS31で、CPU16
は無線子機7から返却される各公衆用ID番号及び使用
実績データの受信の有無を判断する。そしてこれらのデ
ータが受信されれば、受信したID番号が既にEEPR
OM15に記憶されているか否かをステップS32で判
断のうえ、これが「N」となれば、ステップS33で受
信ID番号をRAM18に仮書き込みし、かつ受信した
通話料金等の使用実績データをステップS34でRAM
18の別途領域(第3のメモリ)に記憶する。
【0034】そして、仮書き込みした受信ID番号をス
テップS35で親機6を介し該当無線子機へ返送する。
こうした受信ID番号の無線子機への送信に対し、無線
子機では上述したように該当ID番号をEEPROM8
0から消去し、その消去通知を主装置1へ送信する。C
PU16はステップS36でこの消去通知の受信の有無
を判断し、消去通知が受信されると、RAM18に仮書
き込みされている該当ID番号を読み出してステップS
37でEEPROM15へ本書き込みを行い再登録す
る。このように外出から戻って外出時に携帯していた無
線子機7で帰宅操作が行われると、この無線子機7に登
録された公衆用ID番号は主装置1側へ返却され、この
とき新たな無線子機で公衆用ID番号を取得するための
外出操作が行われると、返却された公衆用ID番号が新
たにこの無線子機へ付与される。
【0035】この結果、システムとして必要最小限の公
衆用ID番号を主装置1に登録しておけば、各無線子機
の公衆基地局を介する通話が過不足なく行われることか
ら、電話サービス会社に支払う基本料金等の削減が可能
になる。また、無線子機の使用者が公衆基地局経由で通
話する場合は、主装置1から自身の使用する無線子機へ
公衆用ID番号が付与されることから、使用者は自身の
無線子機を用いて公衆基地局経由の通話を自在に行うこ
とが可能になり、従って公衆基地局経由での通話の際に
公衆用IDが登録されている他人の子機を借用するよう
なことが回避され、この結果、無線子機の借用中に無線
子機の貸出者に対して内線呼出が不可能になるような事
態を未然に防止できる。また、帰宅の際には外出中に公
衆基地局経由で通話した通話料金等の使用実績データを
主装置1側へ返却して記憶させるため、各無線子機が外
出中に通話した通話料金を主装置1側で一元管理するこ
とができる。
【0036】なお、本実施例では、主装置1のEEPR
OM15に公衆用ID番号を登録して無線子機側への貸
出管理を行っているが、親機6に公衆用ID番号を登録
するようにしても良い。また、本実施例では、主装置1
と親機6とを別々に構成しこれらを親装置としている
が、主装置1に親機6を内蔵するように構成しても良
く、この場合、親装置は主装置に相当する。また、本携
帯電話システムは、電話回線に接続された親機と、この
親機と無線接続された複数台の無線子機とからなるシス
テムにも適用される。この場合、上述の親装置は親機に
相当する。また、本実施例では、主装置1及び無線子機
7において同一EEPROMに自営用ID番号及び公衆
用ID番号を記憶するようにしているが、2つのメモリ
を設け、一方のメモリに自営用ID番号を記憶し、他方
のメモリに公衆用ID番号を記憶するように構成しても
良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
出時に携帯される無線子機に対し、親装置の第2のメモ
リに登録されている公衆用ID番号を送信して無線子機
の第1のメモリに登録させ、かつ送信した公衆用ID番
号を第2のメモリから消去するようにしたので、システ
ムとして必要最小限分の公衆用ID番号を親装置に登録
しておけば、各無線子機の公衆基地局を介する通話が過
不足なく行われることになり、従って電話サービス会社
に支払う基本料金等の削減が可能になる。また、親装置
に無線接続される子機の使用者が公衆基地局経由で通話
したい場合は、親装置から自身の使用する無線子機へ公
衆用ID番号が付与されるため、使用者は自身の無線子
機を用いて公衆基地局経由の通話を自在に行うことが可
能になり、従って公衆基地局経由での通話の際にID番
号が登録されている他人の無線子機を借用するようなこ
とが回避され、この結果、無線子機の借用中にこの無線
子機の貸出者に対して内線呼出が不可能になる事態を未
然に防止できる。
【0038】また、外出から帰宅した時に無線子機で公
衆用ID番号の返却操作が行われると、無線子機では第
1のメモリに登録された公衆用ID番号を親装置に送信
して第2のメモリに登録させ、かつ送信した公衆用ID
番号を第1のメモリから消去するようにしたので、帰宅
時には常に親装置側に公衆用ID番号が返却されること
になり、新たに外出する人は自分用の新たな無線子機に
この返却された公衆用ID番号を登録して最寄りの公衆
基地局で通話することができる。また、無線子機で返却
操作が行われると、無線子機から公衆用ID番号ととも
に通話実績データを送信しこの通話実績データを親装置
の第3のメモリに記憶するようにしたので、各無線子機
が外出中に通話した通話料金等の実績データを親装置側
で一元管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る携帯電話システムの一実施例を
示すブロック図である。
【図2】 上記実施例システムを構成する親機のブロッ
ク図である。
【図3】 上記システムを構成する無線子機のブロック
図である。
【図4】 上記システムを構成する主装置及び無線子機
の要部動作を示すフローチャートである。
【図5】 上記システムを構成する主装置及び無線子機
の要部動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主装置、6…親機、7…無線子機、14…携帯電話
機インタフェース、15,80…EEPROM、16,
68,78…CPU、18…RAM、61,71…無線
送受信部、62,72…モデム復調器、63,66,7
3,76…チャネルコーディック、64,74…音声コ
ーディック、65…主装置インタフェース、67,77
…モデム変調器、81…外出・帰宅スイッチ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の外線を収容した親装置と、親装置
    と無線接続される複数の無線子機とからなり、各無線子
    機の第1のメモリには外線通話を行うためのID番号が
    登録される携帯電話システムにおいて、 前記親装置に、予め所定数の公衆用ID番号を登録する
    第2のメモリと、外出時に携帯される無線子機からの公
    衆用ID番号取得要求に対し前記第2のメモリの公衆用
    ID番号を送信すると共に送信した公衆用ID番号を第
    2のメモリから消去する手段とを設け、かつ前記無線子
    機に、公衆用ID番号を取得するための取得操作を検出
    する取得操作検出手段と、取得操作検出手段の検出出力
    に応じ前記親装置へ公衆用ID番号の取得要求を行う手
    段と、この公衆用ID番号の取得要求に応じ前記親装置
    から送信された公衆用ID番号を前記第1のメモリに登
    録する登録手段とを設けたことを特徴とする携帯電話シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯電話システムにおい
    て、 前記無線子機に、公衆用ID番号を返却するための返却
    操作を検出する返却操作検出手段と、返却操作検出手段
    の検出出力に応じ第1のメモリに登録された公衆用ID
    番号を親装置に送信すると共に送信した公衆用ID番号
    を第1のメモリから消去する手段とを設け、かつ前記親
    装置に、前記無線子機から送信される公衆用ID番号を
    受信して前記第2のメモリに登録する手段を設けたこと
    を特徴とする携帯電話システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の携帯電話システムにおい
    て、 前記親装置に、前記無線子機の返却操作に基づいて前記
    無線子機から前記公衆用ID番号とともに送信されるこ
    の公衆用ID番号を用いた通話実績データを記憶する第
    3のメモリを設けたことを特徴とする携帯電話システ
    ム。
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