JP3063248U - ９６穴マイクロプレ―ト用シ―ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案はシール本体にて、９６穴マイクロプ
レートをシールし、検体確認と、検体の汚染を防止す
る。 【解決手段】 本考案は本体１に５の丸印、６の糊除去
部を設け、４の部分を残し、９６穴マイクロプレートを
シールする事により、検体確認と検体汚染を防止に役立
つ

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する分野】

本考案は、９６穴マイクロプレートに用いられるシールに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、９６穴マイクロプレートに用いられているシールには番号記載が無く、 かつ、シール全面に糊が付着している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、全面糊付きシールを使用して検体注入針を使用した場合、針の 断面と外周に糊が付着し、試料を汚染する問題があった、また、検体をセットす る際、あるいは検体を検索するのに番号の記載が無い為、確認に時間を要し、取 り違える可能性があるなどの問題があった、本考案は上記の従来の問題点を鑑み てなされたものであって、その目的は、検体注入針で使用した時、針に糊が付着 する事がなく、かつ番号を付記する事により検体番号の検索を容易にする９６穴 プレート用シールを提供する事である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成する本考案の９６穴プレート用シールは、９６穴プレートと同 心の外径８ｍｍφのマークを付記、尚番号を１〜９６迄付記、又マークの中心部 ６ｍｍφの部分を糊の無い形状にする事を特徴とするものである。すなわち、本 考案は、９６穴プレート内の検体を汚染する事なく、かつ迅速に検体番号を検索 できる９６穴プレート用シールを提供する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

プレートシールの剥離線より剥離紙を剥がし、９６穴プレート上部に丸印を合 わせ指先にて、全面に軽〈圧力を掛ける事により、穴と穴を隔離する事が出来、 穴底部に丸印を合わせる事により、９６の番号を確認出来る。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１はポリエステル透明素材にて 丸印と数字が印刷された本体、２は９６穴プレートに密着させる為の糊、３は剥 離紙、グラシン紙、片面ラミネート、裏面防湿加工、３を本体より剥離し９６穴 プレートに装着する。

【０００７】 ４の部分をつまみ上方に引き上げる事により９６穴プレートより本体を剥離す る事ができる、その時９６穴プレートに２の糊が残存してはならない。

【０００８】

【考案の効果】

上述のように、本考案による９６穴プレートシールは、９６穴の、穴と穴との 検体の混濁、検体注入針の針に糊が付着せず、緩衝液等への汚染を防ぎ、かつ検 体の乾燥を防止し、検体の検索を容易にし、かつ迅速に行う事が可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の９６穴用プレートシールの上面図であ
る。

【図２】本考案の９６穴用プレートシールの断面図であ
る。

【符号の説明】

１ 本体、表面基材 ２ 接着剤 ３ 剥離紙 ４ 剥離紙残部 ５ 丸印、８ｍｍφ ６ ６ｍｍφ糊除去部 ７ １〜９６の数字

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【手続補正書】

【提出日】平成１１年５月１９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ９６穴マイクロプレート用シールに、９
   ６穴マイクロプレートと同心の、丸印を付けたシール
2. 【請求項２】 前記丸印を付けた内側の一部には糊を除
   去したシール
3. 【請求項３】 前記丸印を付けた内側に１〜９６迄の数
   字を印字したシール