JP3063133B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JP3063133B2 JP3063133B2 JP2244412A JP24441290A JP3063133B2 JP 3063133 B2 JP3063133 B2 JP 3063133B2 JP 2244412 A JP2244412 A JP 2244412A JP 24441290 A JP24441290 A JP 24441290A JP 3063133 B2 JP3063133 B2 JP 3063133B2
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- Japan
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- bumper
- main body
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- vacuum cleaner
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭用の電気掃除機に関するものであ
る。
る。
従来の技術 従来この種の電気掃除機は、特願昭63−269868号の第
3図すなわち本願明細書の第4図に示すような構成にな
っていた。後部にモ−タを有する掃除機本体の前部に構
成した集塵室31は、下部本体32と集塵室蓋33とで形成さ
れ、また下部本体32に取り付けたバンパ−34で両者接合
部のエア−タイトが保持されていた。
3図すなわち本願明細書の第4図に示すような構成にな
っていた。後部にモ−タを有する掃除機本体の前部に構
成した集塵室31は、下部本体32と集塵室蓋33とで形成さ
れ、また下部本体32に取り付けたバンパ−34で両者接合
部のエア−タイトが保持されていた。
発明が解決しようとする課題 しかしこのような従来の構成では、掃除作業中にモ−
タの回転による吸引力で、集塵室31内が減圧されると、
集塵室蓋33は、矢印A方向に変位し、バンパ−34と下部
本体32とは矢印B方向に変位することにより、集塵室蓋
33とバンパ−34,バンパ−34と下部本体32との間に隙間
が発生し、エア−タイトが保持できにくいという欠点が
あった。また、バンパ−34に衝撃が加わっても、バンパ
−34で吸収できず、下部本体32が破損するなど強度上の
欠点があった。
タの回転による吸引力で、集塵室31内が減圧されると、
集塵室蓋33は、矢印A方向に変位し、バンパ−34と下部
本体32とは矢印B方向に変位することにより、集塵室蓋
33とバンパ−34,バンパ−34と下部本体32との間に隙間
が発生し、エア−タイトが保持できにくいという欠点が
あった。また、バンパ−34に衝撃が加わっても、バンパ
−34で吸収できず、下部本体32が破損するなど強度上の
欠点があった。
本発明は、このような従来の欠点を解決するもので、
エア−タイトが充分に保持されかつ耐衝撃性の良いバン
パ−の構成を備えた電気掃除機を提供し性能の確保およ
び強度の確保を図ることを目的とする。
エア−タイトが充分に保持されかつ耐衝撃性の良いバン
パ−の構成を備えた電気掃除機を提供し性能の確保およ
び強度の確保を図ることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の電気掃除機はバン
パ−を密閉された中空部を有する構成としこの中空部の
内側の中空部を集塵室の凹溝に嵌合することにより集塵
室の内側に内側の中空部、外側に外側の中空部を位置さ
せたものである。
パ−を密閉された中空部を有する構成としこの中空部の
内側の中空部を集塵室の凹溝に嵌合することにより集塵
室の内側に内側の中空部、外側に外側の中空部を位置さ
せたものである。
作用 この構成により本発明の電気掃除機はバンパ−を密閉
された中空部を有する構成とし、集塵室の内側と外側と
にこの中空部を位置させたことにより、掃除作業中モ−
タの回転により集塵室内が減圧され集塵室蓋が下部本体
側に吸いよせられ、バンパ−を圧縮すると、バンパ−は
中空部を有する密閉構造のため、その反力により、バン
パ−は下部本体の凹溝の内面と外側部に拡がり下部本体
の凹溝に挿入された嵌合部が下部本体の凹溝側に密着す
ることとなる。またバンパ−にはその構造により耐衝撃
性も有することとなる。
された中空部を有する構成とし、集塵室の内側と外側と
にこの中空部を位置させたことにより、掃除作業中モ−
タの回転により集塵室内が減圧され集塵室蓋が下部本体
側に吸いよせられ、バンパ−を圧縮すると、バンパ−は
中空部を有する密閉構造のため、その反力により、バン
パ−は下部本体の凹溝の内面と外側部に拡がり下部本体
の凹溝に挿入された嵌合部が下部本体の凹溝側に密着す
ることとなる。またバンパ−にはその構造により耐衝撃
性も有することとなる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の電気掃除機について第1図〜
第3図に基づいて説明する。1は上部本体2を結合して
掃除機の本体を構成する下部本体であり、この下部本体
1と集塵室蓋3とで集塵室4を形成している。この集塵
室蓋3は上部本体2に後方を枢支している。5は下部本
体1と集塵室蓋3との接合部のエア−タイトを保持する
弾性体からなるバンパ−であり、このバンパ−5は密閉
された中空部6と、その断面の中央上部に上方に向いた
凹部7と、中央下部に下方に向いた凹溝8とを有し、中
空部6は凹溝8により内側の中空部6aと外側の中空部6b
とに分れ、この両中空部は連通して構成されている。内
側の中空部6aを下部本体の凹溝9に、バンパ−の凹溝8
を下部本体の凹溝9を構成する外側部1aに嵌合するとと
もに、集塵室蓋の下縁部3aをバンパ−の凹部7に当接し
て構成している。この結果中空部6aは集塵室4の内側
に、中空部6bは集塵室4の外側に位置することとなる。
第3図に基づいて説明する。1は上部本体2を結合して
掃除機の本体を構成する下部本体であり、この下部本体
1と集塵室蓋3とで集塵室4を形成している。この集塵
室蓋3は上部本体2に後方を枢支している。5は下部本
体1と集塵室蓋3との接合部のエア−タイトを保持する
弾性体からなるバンパ−であり、このバンパ−5は密閉
された中空部6と、その断面の中央上部に上方に向いた
凹部7と、中央下部に下方に向いた凹溝8とを有し、中
空部6は凹溝8により内側の中空部6aと外側の中空部6b
とに分れ、この両中空部は連通して構成されている。内
側の中空部6aを下部本体の凹溝9に、バンパ−の凹溝8
を下部本体の凹溝9を構成する外側部1aに嵌合するとと
もに、集塵室蓋の下縁部3aをバンパ−の凹部7に当接し
て構成している。この結果中空部6aは集塵室4の内側
に、中空部6bは集塵室4の外側に位置することとなる。
またこのバンパ−5は、外周部10に肉厚Dに対し、下
部本体の凹溝9に挿入された嵌合部11の肉厚Eは、D>
Eとなるように設定している。上記構成において、掃除
作業中モ−タの回転による吸引力により集塵室4内が減
圧されると、第3図に示すように、集塵室蓋3は矢印G
方向に吸引されて移動し、バンパ−5を圧縮する。する
とバンパ−5は内側は中空部6a,外側は中空部6bを形成
しかつ密閉されているので、圧縮された反力として矢印
F方向に反力が加わり、とくに外周部10に対し嵌合部11
の肉厚は薄く、D>Eに設定されているため、下部本体
の凹溝9に挿入された嵌合部11が拡げられより下部本体
の凹溝9側に密着する。同様に集塵室蓋の下縁部3aとバ
ンパ−の凹部7とも密着する。よってバンパ−5と下部
本体の凹溝9およびバンパ−5と集塵室蓋3の間は確実
にエア−タイトが保持されることとなる。
部本体の凹溝9に挿入された嵌合部11の肉厚Eは、D>
Eとなるように設定している。上記構成において、掃除
作業中モ−タの回転による吸引力により集塵室4内が減
圧されると、第3図に示すように、集塵室蓋3は矢印G
方向に吸引されて移動し、バンパ−5を圧縮する。する
とバンパ−5は内側は中空部6a,外側は中空部6bを形成
しかつ密閉されているので、圧縮された反力として矢印
F方向に反力が加わり、とくに外周部10に対し嵌合部11
の肉厚は薄く、D>Eに設定されているため、下部本体
の凹溝9に挿入された嵌合部11が拡げられより下部本体
の凹溝9側に密着する。同様に集塵室蓋の下縁部3aとバ
ンパ−の凹部7とも密着する。よってバンパ−5と下部
本体の凹溝9およびバンパ−5と集塵室蓋3の間は確実
にエア−タイトが保持されることとなる。
また、バンパ−5は中空部6を介して、集塵室蓋3と
下部本体1とを取り付けられているため、集塵室蓋3に
衝撃を加えても、中空部6で衝撃を吸収できるので耐衝
撃性も向上する。
下部本体1とを取り付けられているため、集塵室蓋3に
衝撃を加えても、中空部6で衝撃を吸収できるので耐衝
撃性も向上する。
発明の効果 以上の実施例の説明で明らかなように、集塵室蓋と下
部本体との間のエア−タイトを保持するバンパ−を密閉
された中空部を有する構成とし合せてこの中空部を集塵
室の内側と外側とに分けて位置させかつ、内側に位置す
る中空部の肉厚を、外側の肉厚に対し、薄く構成したこ
とにより、掃除作業中、モ−タの回転による吸引力で、
集塵室蓋が下部本体側に吸いよせられバンパ−を圧縮す
る反力を利用し、バンパ−と下部本体、バンパ−と集塵
室蓋との密着が一層確実となるので、確実なエア−タイ
ト構造が得られる。
部本体との間のエア−タイトを保持するバンパ−を密閉
された中空部を有する構成とし合せてこの中空部を集塵
室の内側と外側とに分けて位置させかつ、内側に位置す
る中空部の肉厚を、外側の肉厚に対し、薄く構成したこ
とにより、掃除作業中、モ−タの回転による吸引力で、
集塵室蓋が下部本体側に吸いよせられバンパ−を圧縮す
る反力を利用し、バンパ−と下部本体、バンパ−と集塵
室蓋との密着が一層確実となるので、確実なエア−タイ
ト構造が得られる。
また、バンパ−に構成した中空部を介して、集塵室蓋
と下部本体とを取り付けているため、集塵室蓋に衝撃を
加えても、中空部にて衝撃を吸収できるので、耐衝撃性
も向上する。
と下部本体とを取り付けているため、集塵室蓋に衝撃を
加えても、中空部にて衝撃を吸収できるので、耐衝撃性
も向上する。
第1図は本発明の実施例を示す電気掃除機の斜視図、第
2図,第3図は第1図のC−C断面図、第4図は従来例
を示す断面図である。 1……下部本体、1a……外側部、2……上部本体、3…
…集塵室蓋、3a……集塵室蓋の下縁部、4……集塵室、
5……バンパ−、6……中空部、6a……内側の中空部、
6b……外側の中空部、7……バンパ−の凹部、8……バ
ンパ−の凹溝、9……下部本体の凹溝、10……外周部、
11……嵌合部。
2図,第3図は第1図のC−C断面図、第4図は従来例
を示す断面図である。 1……下部本体、1a……外側部、2……上部本体、3…
…集塵室蓋、3a……集塵室蓋の下縁部、4……集塵室、
5……バンパ−、6……中空部、6a……内側の中空部、
6b……外側の中空部、7……バンパ−の凹部、8……バ
ンパ−の凹溝、9……下部本体の凹溝、10……外周部、
11……嵌合部。
Claims (2)
- 【請求項1】上部本体と下部本体を結合して本体を構成
した電気掃除機であって、外周上縁部に上方に向いた凹
溝を設けた前記下部本体と、集塵室蓋とで形成した集塵
室と、前記集塵室蓋と前記下部本体とのエア−タイトを
保持する弾性体で構成したバンパ−とを具備し、前記バ
ンパ−は密閉された中空部と断面の中央上部に上方に向
いた凹部と、中央下部に下方に向いた凹溝とを有し、前
記バンパ−の凹溝により前記中空部は内側と外側の中空
部とに分れ、前記バンパ−の前記内側の中空部を前記下
部本体の凹溝に、前記バンパ−の凹溝を前記下部本体の
凹溝を構成する外側部に嵌合するとともに、集塵室蓋の
下縁部を前記バンパ−の凹部に当接してなる電気掃除
機。 - 【請求項2】バンパ−の外側の中空部の外周部の肉厚に
対し、前記バンパ−の下部本体の凹溝との嵌合部の肉厚
を薄く形成してなる請求項1記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2244412A JP3063133B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2244412A JP3063133B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04122325A JPH04122325A (ja) | 1992-04-22 |
JP3063133B2 true JP3063133B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=17118282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2244412A Expired - Fee Related JP3063133B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063133B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100456170B1 (ko) * | 2002-09-24 | 2004-11-09 | 삼성광주전자 주식회사 | 습건식 진공청소기의 실링구조 |
GB2519968A (en) * | 2013-11-01 | 2015-05-13 | Techtronic Floor Care Tech Ltd | Surface cleaning Apparatus |
-
1990
- 1990-09-14 JP JP2244412A patent/JP3063133B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04122325A (ja) | 1992-04-22 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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