JP3063120U - コンセント取付部の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】電源プラグを差し込んだとき、壁面から突出す
ることがないコンセント取付部の構造の提供 【解決手段】この考案のコンセント取付部の構造は、壁
面１に、箱形の凹部２を設け、凹部２の側面３に、コン
セント４を取付けるとともに、前記凹部２に装着する蓋
５を備えており、コンセント４に差し込んだ電源プラグ
７は壁面１から突出しないようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、部屋などにおけるコンセント取付部の構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、部屋などの壁面に取付けられたコンセントは、壁面位置にあるために次の ような問題点があった。 コンセントに電源プラグを差し込むと、プラグ部が壁面から外側に突出してい るので、突出したプラグに躓き、プラグを引き抜くことがある。 冷蔵庫など長時間プラグを挿入して使用する場合には、埃等がたまり、表面リ −クや発火原因になる。 幼児が針金などを差し込んで、感電事故の原因となる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、従来の技術で記述した問題点を解消するためになされたもので、電 源プラグを差し込んだとき、壁面から突出することがないコンセント取付部の構 造の提供を目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案のコンセント取付部の構造は、壁面に、箱形の凹部を設け、この凹部の 側面に、コンセントを取付けるとともに、前記凹部に装着する蓋を備えたことを 特徴とするものである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

この考案の実施の形態の一例を図面を参照しながら説明するに、図１〜図３に示 すように、壁面１に、箱形の凹部２を設け、凹部２の側面３に、コンセント４を 取付けるとともに、前記凹部２に装着する蓋５を備えている。

【０００６】 凹部２が四角形の場合には、最大限度、上下左右の四側面に取付けることができ るが、凹部２の底面には取付ない。底面に取付けると、コンセント４が正面向き になり、幼児などが針金を差込み感電する危険性があるからである。なお、コン セントは市販のものを使用することができる。

【０００７】 蓋５はプラスチックなどからなり、凹部２に、着脱可能にはめ込める構造又は壁 面１に蝶番などで開閉可能に取り付ける構造など、凹部２を覆うことができる構 造であれば、特に限定はない。また、蓋５にコ−ド取り出し用孔６を設け、コン セント４に差し込んだ電源プラグ７のコ−ド８を、前記孔６から引き出し、コン セント４を使用中でも、蓋５を凹部２に装着しておくことができるようにしても よい。

【０００８】 実施に際しては、図４に示すように、適宜位置のコンセント４に電源プラグ７を 差込み、蓋５の孔６からコ−ド８を引き出し使用するのである。

【０００９】

【考案の効果】

この考案は上述のように構成されているので、次のような効果を呈する。 コンセントは壁面より内側側面に取付けているので、電源プラグを差し込んで もプラグが壁面から突出しないため、躓いて、プラグを脱落させる不具合を防止 できる。 コンセントを取付けている凹部は蓋で遮蔽されているので、長期連続使用中の プラグに埃等がつもることがないため、表面リ−クや発火などを引き起こす危険 性がない。 コンセントのプラグ差込孔は横向になっているので、幼児がコンセントに針金 などを差込み感電するという危険性がない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す一部切断側面図

【図２】図１における一部切欠正面図

【図３】図１において蓋を装着した場合の一実施例を示
す一部切断側面図

【図４】使用状態を示す説明図

【符号の説明】

１ 壁面 ２ 凹部 ３ 凹部の側面 ４ コンセント ５ 蓋 ６ コ−ド取り出し用孔 ７ 電源プラグ ８ コ−ド

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 壁面（１）に、箱形の凹部（２）を設
   け、該凹部（２）の側面（３）に、コンセント（４）を
   取付けるとともに、前記凹部（２）に装着する蓋（５）
   を備えたことを特徴とするコンセント取付部の構造