JP3062493B1 - ビフィズス因子の光劣化防止剤 - Google Patents

ビフィズス因子の光劣化防止剤

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Abstract

【要約】 【解決手段】 ヌクレオチドを有効成分とすること、を
特徴とするビフィズス因子の光劣化防止剤。 【効果】 ヌクレオチドをビフィズス因子と共存させる
だけでその耐光性を向上させることができ、ビフィズス
因子を更に有効利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビフィズス因子の
光劣化防止剤に関するものである。更に詳細には、本発
明はヌクレオチドによる、ビフィズス因子の耐光性向上
に関するものであって、当該物質をビフィズス因子と共
存させる、例えばビフィズス因子を配合した種々食品な
らばこれに直接添加することにより、ビフィズス因子の
光劣化を防止するものである。
【0002】
【従来の技術】有用なビフィズス菌を増殖せしめる物
質、いわゆるビフィズス因子のなかで、ナフトキノン関
連物質を成分として有するものに、プロピオニバクテリ
ウム属細菌が産生するビフィズス因子がある(特開平7
−289273)が、同因子を配合した食品等を透明容
器に充填した場合に、光の作用によってビフィズス因子
の活性(ビフィズス菌増殖促進活性)が低下することか
ら、その解決策のひとつとして、ビフィズス因子を安定
化させる物質の添加が考えられる。ビフィズス因子の安
定化については、従来よりいくつかの物質が研究され報
告されている。例えばアスコルビン酸や次亜硫酸、無水
酢酸はビフィズス因子の安定化剤となる(特開平10−
108672)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のビフィズス因子の安定化剤は、熱に対する安定性を向
上させるものであって、光に対する安定性の向上という
面では必ずしも十分とはいえない点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記のように、ビフィズ
ス因子の安定化については、熱に対する安定化が主に研
究されているが、熱に対しては充分に注意を払っても、
同因子を配合した食品等を透明容器に入れておくと、ビ
フィズス因子の活性低下現象は避けられず、光に対する
安定化も重要である点に本発明者らは着目した。
【0005】本発明は、上記した目的を達成するために
なされたものであって、本発明者らは、ビフィズス因子
の光劣化防止剤につき鋭意研究を重ねた結果、核酸の構
成単位であるヌクレオチドが、ビフィズス因子の耐光性
を向上させることを見出した。
【0006】本発明者等は、プロピオニバクテリウム
(Propionibacterium)属細菌が産生するビフィズス因
子の耐光性を向上させる安定化剤を検索していたとこ
ろ、ヌクレオチドがビフィズス因子の耐光性を向上させ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】本発明においては、有効成分としてヌクレ
オチド(本発明物質)を使用する。本発明においてヌク
レオチドとは、ヌクレオシドの糖部分にリン酸がエステ
ル結合で結合している化合物のことで、結合するリン酸
の位置はどこでもよく、結合するリン酸の数もいくつで
もよい。また、例えば、1つのリン酸が5′、3′位の
両方に結合する化合物もヌクレオチドに含める。この場
合も結合するリン酸の数や位置はどこでもよい。ここで
いうヌクレオシドは、ウリジン、アデノシン、グアノシ
ン、シチジン、リボチミジン、デオキシアデノシン、デ
オキシグアノシン、デオキシウリジン、デオキシシチジ
ン、チミジン、イノシン、キサントシンのことである。
本発明においては、リボヌクレオチドのほかデオキシリ
ボヌクレオチドも有効成分として使用することができ
る。
【0008】ヌクレオチドの非限定例としては、次のも
のが例示される:5′−グアニル酸(グアノシン5′−
モノリン酸:GMP)、5′−アデニル酸(アデノシン
5′−モノリン酸:AMP)、5′−イノシン酸(イノ
シン5′−モノリン酸:IMP)、5′−シチジル酸
(シチジン5′−モノリン酸:CMP);そ(れら)の
2′−又は3′−異性体;そ(れら)のジ−又はトリ−
リン酸誘導体(GDP、GTP、ADP、ATP、ID
P、ITP、CDP、CTPその他);脂肪酸エステル
その他各種のエステル類;そ(れら)のモノ(ジ)ナト
リウム塩等のアルカリ(土)金属塩(ナトリウム、カリ
ウム、カルシウム、マグネシウム塩その他)等。
【0009】本発明に係るビフィズス因子の光劣化防止
剤は、例えば微生物由来のビフィズス因子2%(w/
v)液に対して、上記ヌクレオチドの1種又は2種以上
を有効成分として、0.002〜5%、好ましくは0.
08〜2%、更に好ましくは0.09〜1%(w/v)
となるように使用すればよい。ヌクレオチドは天然由来
であって、調味料等食品としても使用されていて安全性
にも問題がないため、上記範囲以上に配合しても支障は
ない。
【0010】本発明において、ビフィズス因子とは、化
学物質として単離されたもの、及び微生物由来のものの
すべてを包含するものである。前者の例としては、α−
ナフトキノン及びその誘導体といったα−ナフトキノン
関連化合物等ナフトキノン(関連化合物)が挙げられ、
具体的には次の化合物が非限定的に例挙される。
【0011】(a)α(又はβ)−ナフトキノン (b)2−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン (c)2,3−ジクロロ−1,4−ナフトキノン (d)5−ヒドロキシ−1,4−ナフトキシン (e)フィロキノン (f)メナキノン−n (g)メナジオン (h)2−アミノ−3−カルボキシ−1,4−ナフトキ
ノン
【0012】また、後者の場合、ビフィズス因子はProp
ionibacteriaceae、Bacteroidaceae、Enterobacteriace
ae、Enterococcus、Lactococcus、Pediococcus、及びBa
cillaceaeに属する細菌によって産生される化合物であ
るが、該化合物としては単離精製された純粋な化合物の
ほか、粗製物、含有物も含有され、更にまた、これらの
微生物を培養して得られる微生物菌体、培養液(培養上
清)、培養物、これらの処理物(濃縮物、ペースト化
物、乾燥物、希釈物等)もビフィズス因子に包含され
る。
【0013】ビフィズス因子生産菌の非限定例として
は、次のものが例挙される。 (a)Propionibacterium freudenreichii ATCC 620
7 (b)Escherichia coli ATCC 9637 (c)Enterobacter cloacae ATCC 13047 (d)Serratia liquefaciens ATCC 27592 (e)Bacteroides vulgatus ATCC 8482 (f)Enterococcus faecalis ATCC 19433 (g)Lactococcus lactis subsp. lactis ATCC 1
9435 (h)Pediococcus halophilus ATCC 33315 (i)Bacillus subtilis ATCC 6051
【0014】上記のほか、下記する微生物も例挙され
る:Propionibacterium freudenreichii IFO 12426、
Prop. thoenii、Prop. acidipropionici、Prop. jen
senii; Enterococcus faecium; Lactococcus lacti
s subsp. cremorisその他。
【0015】本発明物質は、当該ビフィズス因子と共存
させるだけでその耐光性を向上させることができること
から、ビフィズス因子又はその含有物(発酵物、化学物
質含有物等)、あるいはビフィズス因子を配合したドリ
ンク、錠剤、その他各種の飲食品、あるいは、ヨーグル
トや発酵乳のように本来ビフィズス因子を含有している
飲食品に直接添加することにより、これら飲食物等に含
まれているビフィズス因子の耐光性を向上させ、製造や
保管中におけるビフィズス因子の活性低下を抑制するこ
とができる。
【0016】本発明物質は、それ自体で、あるいは必要
あれば医薬品製造、飲食品製造の常法にしたがって液状
又は固体の補助剤を用いて、光劣化防止剤に製剤化する
ことができる。
【0017】また、本発明は、このようにして製剤化し
た光劣化防止剤及び所望する場合はビフィズス因子を含
有する組成物を提供するものである。本組成物は、医薬
品タイプ及び飲食品タイプのいずれのタイプにも使用す
ることができ、例えば医薬品タイプとして使用する場合
には、本発明物質を種々の形態で投与する。その投与形
態としては、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散
剤、シロップ剤等による経口投与をあげることができる
が、特に腸溶性カプセル剤が有効である。これらの各種
製剤は、常法にしたがって主薬に賦形剤、結合剤、崩壊
剤、滑沢剤、矯味矯臭剤、溶解補助剤、懸濁剤、コーテ
ィング剤等の医薬の製造技術分野において通常使用しう
る既知の補助剤を用いて製剤化することができる。
【0018】本発明に係わる組成物は、飲食品タイプと
して使用することができる。そのためには、本発明物質
を各種補助剤や他の飲食品を用いて、ドリンク、錠剤、
その他各種の飲食品タイプにしたり、飲食品に直接添加
する等、各種の方法を利用することができる。このよう
に飲食品タイプとした本発明組成物は、長期間にわたっ
て摂取することが可能であるので、通常の飲食品のほ
か、特定保健用食品、栄養剤、健康食品等として市販に
供することができる。
【0019】本発明物質は、これをビフィズス因子(含
有物質)と共存させるだけでビフィズス因子の光劣化を
防止することができるので、ビフィズス因子を長期間安
定に保持することが可能となり、シェルフライフの期間
も延長され、ビフィズス因子の有効性を更に高めること
ができる。以下、本発明の実施例について述べる。
【0020】〔実施例1:5′−シチジル酸二ナトリウ
ムのビフィズス因子含有アスコルビン酸飲料に対する耐
光性向上作用〕Propionibacterium freudenreichii IFO
12426株をホエイ分解培地(10%ホエイ粉還元液をプ
ロテアーゼで処理)にて35℃、pH6.0に保持しな
がら72時間培養し、ビフィズス因子(培養液そのも
の)を得た。
【0021】ビフィズス因子2.0%(w/v)、アス
コルビン酸ナトリウム0.3%(w/v)を水に溶解
し、クエン酸でpH4.0に調整後、オートクレーブで
105℃、1分間殺菌して、ビフィズス因子含有アスコ
ルビン酸飲料を調製した。このとき、5′−シチジル酸
二ナトリウム(CMP−2Na)0.05%(w/v)
を更に添加した飲料についても同様に調製した。これら
2種の飲料はそれぞれ90ccの透明ビンに充填した。
充填後は、27W白色蛍光灯直下20000ルクスの光
量のもと、10℃で2日間保存した。
【0022】保存前後における飲料の保有するビフィズ
ス菌増殖促進活性を寒天平板拡散法により測定した。す
なわち、KHPO、KHPO、グルコース濃度
以外の成分を2分の1濃度に稀釈したNo.1培地(Az
uma, N., K.Yamauchi, and T.Mituoka, Agric. Biol. C
hem., 48, 2159 (1984))に寒天1.5%(w/v)を
加え、pH8.5に調整し、活性測定培地とし、これに
検定菌としてBifidobacterium longum 6001株を懸濁さ
せ、厚さ1mmの平板を作成して、この上に試料を含む
ペーパーディスクを置き、培養後に出現した増殖円径を
測定した。この際、標準物質として10倍段階稀釈した
1-hydroxy-2-naphthoic acidを含むペーパーディスクに
つき同様に試験し、得られた増殖円径と本標準物質濃度
を指標にビフィズス菌増殖促進活性(1μg/mlの1-
hydroxy-2-naphthoic acidが示す増殖円径に相当する活
性を1U/mlと定義)を算出した。
【0023】その結果、白色蛍光灯下での保存後のビフ
ィズス菌増殖促進活性は、CMP−2Naを添加しない
飲料が10.1U/ml、CMP−2Naを添加した飲
40.1U/mlとなり、保存前の活性値(50.
7U/ml)と比較すると、活性の残存率は前者が1
9.9%、後者が73.8%で、CMP−2Naの添加
によりビフィズス因子の耐光性が著しく向上することが
明らかとなった。
【0024】〔実施例2:5′−アデニル酸のビフィズ
ス因子含有アルコルビン酸飲料に対する耐光性向上作
用〕実施例1と同様に調製したビフィズス因子2.0%
(w/v)とアスコルビン酸ナトリウム0.3%(w/
v)を水に溶解し、クエン酸でpH4.0に調整後、オ
ートクレーブで105℃、1分間殺菌して、ビフィズス
因子含有アスコルビン酸飲料を調製した。このとき、
5′−アデニル酸(AMP−free)1.0%(w/
v)を更に添加した飲料についても同様に調製した。こ
れら2種の飲料はそれぞれ90ccの透明ビンに充填し
た。充填後は27W白色蛍光灯直下20000ルクスの
光量のもと、10℃で14日間保存した。
【0025】保存前後における飲料の保有するビフィズ
ス菌増殖促進活性を実施例1と同様な方法で測定した。
その結果、白色蛍光灯下での保存後のビフィズス菌増殖
促進活性は、AMP−freeを添加しない飲料が9.
8U/ml、AMP−freeを添加した飲料が42.
4U/mlとなり、保存前の活性値(50.9U/m
l)と比較すると、活性の残存率は前者が19.3%、
後者が83.4%で、AMPの添加によりビフィズス因
子の耐光性が著しく向上することが明らかとなった。
【0026】〔実施例3:5′−グアニル酸二ナトリウ
ムおよび5′−イノシン酸二ナトリウムのビフィズス因
子含有アルコルビン酸飲料に対する耐光性向上作用〕実
施例1と同様に調製したビフィズス因子2.0%(w/
v)とアスコルビン酸ナトリウム0.3%(w/v)を
水に溶解し、クエン酸でpH4.0に調整後、オートク
レーブで105℃、1分間殺菌して、ビフィズス因子含
有アスコルビン酸飲料を調製した。このとき、5′−グ
アニル酸二ナトリウム(GMP−2Na)1.0%(w
/v)を更に添加した飲料、ならびに5′−イノシン酸
二ナトリウム(IMP−2Na)1.0%(w/v)を
更に添加した飲料についても同様にそれぞれ調製した。
これら3種の飲料はそれぞれ90ccの透明ビンに充填
した。充填後は27W白色蛍光灯直下20000ルクス
の光量のもと、10℃で2日間保存した。
【0027】保存前後における飲料の保有するビフィズ
ス菌増殖促進活性を実施例1と同様な方法で測定した。
その結果、白色蛍光灯下での保存後のビフィズス菌増殖
促進活性は、ヌクレオチドを添加しない飲料が16.4
U/ml、GMP−2Naを添加した飲料が29.0U
/ml、IMP−2Naを添加した飲料が44.0U/
mlとなり、保存前の活性値(63.1U/ml)と比
較すると、活性の残存率はヌクレオチドを添加しない場
合が26.0%、GMP−2Naを添加した場合が4
6.0%、IMP−2Naを添加した場合が65%とな
り、GMP−2NaもしくはIMP−2Naの添加によ
りビフィズス因子の耐光性が著しく向上することが明ら
かとなった。
【0028】〔実施例4:ビフィズス因子含有アスコル
ビン酸飲料中における5′−シチジル酸二ナトリウム添
加濃度と耐光性向上効果の関係〕実施例1と同様の飲料
に5′−シチジル酸二ナトリウム(=CMP−2Na)
を0.02〜0.5%(w/v)となるように添加し、
27W白色蛍光灯直下20000ルクスの光量のもと、
10℃で7日間保存した場合の保存期間中のビフィズス
菌増殖促進活性を実施例1と同様な方法で測定した。図
1に示したように、CMP−2Na添加濃度の上昇に伴
い活性の残存率が高まることが認められた。
【0029】
【発明の効果】本発明は、ビフィズス因子の活性低下の
一因が光にあることをはじめて見出しただけでなく、ヌ
クレオチドを使用することによってビフィズス因子の光
劣化を有効に防止することに成功したものである。した
がって本発明によれば、非常にデリケートなビフィズス
因子を透明容器に充填して例えば店頭に陳列販売して
も、その効果を低減させることなく長期間に亘って安定
保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】5′−シチジル酸二ナトリウムを0.02〜
0.5%(w/v)となるように添加したPropionibact
erium freudenreichii IFO 12426株の培養液を含むアス
コルビン酸飲料を、27W白色蛍光灯直下20000ル
クスの光量のもと、10℃で7日間保存した場合のビフ
ィズス菌増殖促進活性の残存率の経時変化を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12N 1/00 - 7/08 A61K 31/33 - 33/44 A61K 35/00 - 35/76 A23C 1/00 - 23/00 A23L 1/00 - 1/035 A23L 1/27 - 1/308 BIOSIS(DIALOG) WPI(DIALOG) JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヌクレオチドを有効成分とすること、を
    特徴とする下記ビフィズス因子(A)又はビフィズス因
    子(B)の光劣化防止剤。 ビフィズス因子(A):下記(a)〜(i)属の少なく
    ともひとつに属するビフィズス因子産生菌の菌体、培養
    液、培養物、処理物から選ばれる少なくともひとつ; (a)プロピオニバクテリウム(Propionibacterium) (b)エシェリヒア(Escherichia) (c)エンテロバクター(Enterobacter) (d)セラチア(Serratia) (e)バクテロイデス(Bacteroides) (f)エンテロコッカス(Enterococcus) (g)ラクトコッカス(Lactococcus) (h)ペディオコッカス(Pediococcus) (i)バチルス(Bacillus) ビフィズス因子(B):下記(1)〜(8)から選ばれ
    るナフトキノン又はナフトキノン関連物質の少なくとも
    ひとつ; (1)α(又はβ)−ナフトキノン (2)2−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン (3)2,3−ジクロロ−1,4−ナフトキノン (4)5−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン (5)フィロキノン (6)メナキノン−n (7)メナジオン (8)2−アミノ−3−カルボキシ−1,4−ナフトキ
    ノン
  2. 【請求項2】 ヌクレオチドがリボヌクレオチド(遊離
    の酸、エステル、塩から選ばれる少なくともひとつ)で
    あること、を特徴とする請求項1に記載のビフィズス因
    子の光劣化防止剤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の光劣化防止剤の
    み、あるいは、更にビフィズス因子又は他の飲食品を含
    有してなること、を特徴とする飲食品タイプの光劣化防
    止剤組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の光劣化防止剤の
    み、あるいは、更にビフィズス因子又は補助剤を含有し
    てなること、を特徴とする医薬品タイプの光劣化防止剤
    組成物。
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