JP3062482U - 発光素子付アンテナ - Google Patents

発光素子付アンテナ

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JP3062482U
JP3062482U JP1999001855U JP185599U JP3062482U JP 3062482 U JP3062482 U JP 3062482U JP 1999001855 U JP1999001855 U JP 1999001855U JP 185599 U JP185599 U JP 185599U JP 3062482 U JP3062482 U JP 3062482U
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antenna
light emitting
light
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wireless communication
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JP1999001855U
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Inventor
田 能 充 須
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須田 能充
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機などでアンテナがその中へ収納さ
れているとき、受信感度が低く告知用の発光ダイオード
が発光しない場合があるが、アンテナ収納時でも受信感
度を低下させない発光素子付アンテナを提供する。 【解決手段】 アンテナ先端部にヘリカルアンテナを設
け、それと電磁結合するコイルと検波ダイオードで共振
回路を形成し、発光ダイオードを発光させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は携帯電話機などの無線通信装置に取付けられて使用される発光素子付 アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機などの無線通信装置は広く利用されているが、地形や建物等の立地 条件によっては電磁波の電界が弱く感度が低下しやすい状態が多い、とくに、不 使用時で無線通信装置内にアンテナが先端部を残し収納した場合には発光用の発 光ダイオードが発光しなくなり易い。(図4参照)
【0003】 従来例では、搬送波帯のLC共振回路を設けることにより、その共振信号波を 検波ダイオードで整流し、直流分を生成し発光ダイオードを発光させるのが報告 されている。
【0004】 しかしながら、アンテナが収納されている不使用時はアンテナへ受信される電 力が少なく、その周波数にLC回路と共振させても、それによって生成される直 流分は少なく発光し難くなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前述の問題点を解決するためになされたもので、アンテナが無線通信 機の収納部に収納され、アンテナ先端部だけが出ている状態でも容易に発光する 発光素子付アンテナを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の発光素子付アンテナは、無線通信装置に使用される送受信可能なアン テナであって、 ロッド或は中空円筒の導体により形成されたアンテナ本体と、 該アンテナ上端に着脱可能に設けられた頭部と、 前記無線通信装置の収納部へ前記アンテナ本体を収納するための挿通孔を有し 、該アンテナ本体をその無線通信装置に取付ける支持部とを具備し、 前記頭部は、該アンテナ本体の先端に接続したアンテナ本体収納時受信用ヘリ カルアンテナと、前記ヘリカルアンテナと電磁結合する共振用コイルと、告知用 の発光ダイオードと、高周波を直流に変換する整流用の検波ダイオードと、それ らの全部品を保護収納する透明或は半透明の絶縁材で形成されたキャップのある 外囲器とを備え、 前記発光ダイオードと少なくとも1個の検波ダイオードは総て直列に接続し、 その直列回路の両端は前記コイルの両端にそれぞれ接続されて高周波共振回路を 形成し、高周波共振信号波を前記検波ダイオードで整流し、発光ダイオードを発 光させることを特徴とする。
【0007】 また、前記ヘリカルアンテナの展開長は無線通信装置に使用される搬送波帯の 電磁波の波長λの約1/4とし、λ/4の共振アンテナであることを特徴とする 。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図1,図2,図3に基づき説明する。図1には本 考案の発光素子付アンテナの外観図を示す。図2にはその先端の頭部の構造を示 す図である。図3は発光素子付アンテナが無線通信装置に収納され、先端の頭部 だけ外部にあるときの、受信時の電気回路の等価回路を示す。 ここで、これらの図について、符号を説明する。1はアンテナ本体、2はアン テナ本体1の先端部に着脱可能に設けられた頭部、3はアンテナ本体1を無線通 信装置にネジ留で取付けるための支持部であり、その支持部の中心にはアンテナ 本体1を無線通信装置の収納部へ収納するための挿通孔31がある。
【0009】 21はアンテナ本体収納時受信用ヘリカルアンテナ,22はヘリカルアンテナ と電磁結合する共振用コイル、23は告知用の発光ダイオード、25,26はそ れぞれ高周波を直流に変換する整流用の検波ダイオードであり、発光ダイオード 23の両側にある。28はそれらの全部品を保護収納する外囲器であり、その先 には発光ダイオードの光が外部へ輻射するよう透明或は半透明のプラスチックな どのキャップ24があり、その底には底蓋29がある。その底蓋29の中心から 下に向ってアンテナ本体1に接続されている。
【0010】 図2の等価回路の図3により、回路を説明する。図3(a)の場合はまず発光 ダイオード23とその両端B,B′に検波ダイオード25,26を直接に接続し 、その両端とそれぞれコイル22の両端をA,A′で接続する。 或は又、図3(b)のように、共振用コイル22の代りにヘリカルアンテナ2 1の途中からC−C′のように接続してもよい。或はまた図3(c)のように検 波ダイオード25だけでもよい。
【0011】 次に、本考案の発光素子付アンテナの動作を説明する。 発光素子付アンテナが無線通信装置の収納部に収納され、アンテナ先端の頭部 2だけがその外部に出ている場合、受信信号を受けると、まずヘリカルアンテナ 21が受信電磁波で励振される。
【0012】 さらに、受信感度を向上する場合はヘリカルアンテナの展開長が搬送周波数帯 の波長の約1/4にしておけば、受信時にその周波数で共振し、無線通信装置の 受信部へS/N比の高い信号波を送ることができる。
【0013】 いずれにしてもヘリカルアンテナ21が励振するとヘリカルアンテナ21の電 磁界と結合してコイル22が励振される。A,A′端子から右側を見た高周波帯 容量成分(検波ダイオードの空乏層による容量)と共振回路と形成するようにし て、その励振電流は図3(a)のときは検波ダイオード25,26で整流されて 、図3(c)のときは検波ダイオード25で整流され直流分が生成され、発光ダ イオード23が発光し、キャップ24から輻射する。 また図3(b)のときはヘリカルアンテナ21の一部の電磁波がC−C′を介 して共振回路を形成し検波ダイオード25,26で整流されて発光ダイオード2 3が発光する。
【0014】
【考案の効果】
本考案の発光素子付アンテナは次のような効果を奏する。 すなわち、携帯電話機などの無線通信装置で不使用時にアンテナはその収納部 に収納されているので、受信時は感度が低く発光ダイオードは発光せず、受信し 難い場合があるが、ヘリカルアンテナを先端に備えることにより、感度を低下さ せず、告知用の発光ダイオードを発光させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の発光素子付アンテナの外観図である。
【図2】本考案の発光素子付アンテナの先端の頭部構造
図である。
【図3】本考案の発光素子付アンテナの等価回路を示す
図である。
【図4】無線通信装置の収納部へ、アンテナを収納する
状態を示す外観図である。
【符号の説明】
A,A′ コイルの両端子 B,B′ 発光ダイオードの両端子 1 アンテナ本体 2 頭部 3 支持部 21 ヘリカルアンテナ 22 コイル 23 発光ダイオード 24 キャップ 25,26 検波ダイオード 28 外囲器 29 外囲器の底蓋 31 挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 1/16 H04B 1/16 C

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信装置に使用される送受信可能な
    アンテナであって、 ロッド或は中空円筒の導体により形成されたアンテナ本
    体と、 該アンテナ上端に着脱可能に設けられた頭部と、 前記無線通信装置の収納部へ前記アンテナ本体を収納す
    るための挿通孔を有し、該アンテナ本体をその無線通信
    装置に取付ける支持部とを具備し、 前記頭部は、該アンテナ本体の先端に接続したアンテナ
    本体収納時受信用ヘリカルアンテナと、前記ヘリカルア
    ンテナと電磁結合する共振用コイルと、告知用の発光ダ
    イオードと、高周波を直流に変換する整流用の検波ダイ
    オードと、それらの全部品を保護収納する透明或は半透
    明の絶縁材で形成されたキャップのある外囲器とを備
    え、 前記発光ダイオードと少なくとも1個の検波ダイオード
    は総て直列に接続し、その直列回路の両端は前記コイル
    の両端にそれぞれ接続されて高周波共振回路を形成し、
    高周波共振信号波を前記検波ダイオードで整流し、発光
    ダイオードを発光させることを特徴とする発光素子付ア
    ンテナ。
  2. 【請求項2】 前記ヘリカルアンテナの展開長は無線通
    信装置に使用される搬送波帯の電磁波の波長λの約1/
    4とし、λ/4の共振アンテナであることを特徴とする
    請求項1記載の発光素子付アンテナ。
JP1999001855U 1999-03-25 1999-03-25 発光素子付アンテナ Expired - Lifetime JP3062482U (ja)

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