JP3062439U - 着脱自在簡易ポケット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポケットを独立させることにより、既製服や
バッグ類などの任意の場所に取り付けられるようにな
り、なおかつ被服やかばん類など既製品の利便・機能性
を向上させる。 【解決手段】 ポケットの表側１には携帯品などの出し
入れをするための開口部３を設け、裏側２には既製服な
どにアイロンなどで容易に貼り付けることが出来る面フ
ァスナーなどを付着させることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、裏側に面ファスナー等を取付けた着脱自在の簡易ポケットに関す るものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ポケットは衣服やバッグ類などの既製品の縫製あるいは製造段階におい て取付けられていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ） 製品へのポケットの取付は過去の既成概念やメーカーの判断に委ねられ ており、消費者のニーズは十分に反映されていなかった。 （ロ） そのためポケットがなかったり或いはその数が足らないために、頻繁に 出し入れもしくは携帯する身の回り品などを収納する場所がなくて不便をきたす 製品が多くあった。 （ハ） 特に近年、社会における女性の活躍が増すと共にライフスタイルが変化 し、名刺や手帳、定期券、その他さまざまなチケット類などを頻繁に使用するよ うになってきたにもかかわらず、スーツなどの婦人服には紳士服にあるような内 ポケットがないために起こる不便が多く見られる。 （ニ） 働く女性ばかりでなく、お年寄りや子供もバスや電車の切符などを収納 する場所がないために、切符をなくさぬように下車するまで手に握り締めていた り下車直前にあわてて鞄の底等を探すなど不便を感じている人が多くいる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

外部から洋服、鞄等の既製品への着脱を容易にするため裏側上部に面ファスナ ー或いは接着テープ等を付着させ、さらにアロマティックオイル等の芳香剤等を 含ませたチップや香水入れ等としても利用できる収納部も取付けたことを特徴と する着脱自在簡易ポケット。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、考案の実施の携帯について説明する。 （イ） ポケット本体Ａは袋仕立てとし、図１に示すように表側（１）にはファ スナーなどで始末された開口部（３）を儲ける。 （ロ） 裏側（２）には図２に示すように、着脱を自在にするため上部（４）に 面ファスナーや接着テープなどを取り付ける。 （ハ） ポケット本体の素材は、取り付ける既成服などの外観のデザインやシル エットなどを損なわずさらに洗濯しても乾燥しやすい薄手又はメッシュ素材等を 使用する。 （ニ） ポケット収納部には、切符や名刺など用途の異なる携帯品を分別するた めの仕切り（５）を設けたり、図５に示すように、大、中、小、縦長、横長など 大きさ・形・デザイン等を使用目的に合わせて使い分けられるような仕様にして 使い勝手を高める。 （ホ）収納部の一部（６）には、リラクゼーション効果の高いアロマティック・ オイルなどの香料や芳香剤を含ませたチップなどを収める。 （ヘ） ポケットの上端（７）には、単独で使用する際の利便性を高めさらに紛 失など万一の事故を防止するために予め既製品に縫い付けたボタン等に取付ける ことが出来るように把手（紐など）を設ける。

【０００６】

【考案の効果】

婦人用スーツの上着の裏や布製バッグの内側など、ポケットがなくて不便な個 所にどこにでも容易に取り付けられるので便利である。また使用する際にアロマ ティック・オイルの香りが漂うことで気持ちが安らぎ、さらに好みの香水類を手 軽に携帯できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図である。

【図２】本考案の背面図である。

【図３】本考案の取付状態を示す斜視図である。

【図４】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図５】本考案の形状を示す正面図である。

【符号の説明】

１ ポケット表側部 ２ ポケット裏側部 ３ 開口部 ４ 接着部 ５ 収納部しきり ６ 芳香剤収納部 ７ 把手部 Ａ 本体

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 外部から洋服、鞄等の既製品への着脱
   を容易にするためポケット本体の裏側上部に面ファスナ
   ー或いは接着テープ等を付着させ、さらにアロマティッ
   クオイル等の芳香剤等を含ませたチップや香水入れ等と
   しても利用できる収納部も取付けたことを特徴とする着
   脱自在簡易ポケット。