JP3062407U - 表示板 - Google Patents

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JP3062407U
JP3062407U JP1999001802U JP180299U JP3062407U JP 3062407 U JP3062407 U JP 3062407U JP 1999001802 U JP1999001802 U JP 1999001802U JP 180299 U JP180299 U JP 180299U JP 3062407 U JP3062407 U JP 3062407U
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慶治 横山
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株式会社太陽マーク
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品への取付構造を表示板本体と一体的に設
け、これらを紙又は樹脂のシートから一気に裁断して製
造できるようにして、パイプ部材又は面状部材に確実に
嵌合して必要な情報を表示できる、安くてコンパクトな
表示板を提供する。 【解決手段】 紙又は樹脂のシートから裁断された表示
板であって、表示板本体2と、表示板本体の両側に表示
板本体の背面側へ折曲げられるように連設された取付片
3、3とを備え、各取付片に嵌合孔5、6を、当該取付
片の外周に連通するように形成した。紙又は樹脂のシー
トから裁断された表示板であって、表示板本体12と、
表示板本体の両側に連設された取付片13、13とを備
え、表示板本体を湾曲させると各取付片が表示板本体の
背面側へ向くように構成し、各取付片に嵌合孔15を、
当該取付片の外周に連通するように形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば自転車のハンドルもしくはフレームチューブなどのパイプ部 材、又は自転車に備え付けのバスケットなどの面状部材に嵌合して、必要な情報 を表示する表示板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、商品の販売促進用の表示板として、紙又は樹脂のシートにより形成 した表示板本体に、例えばキャッチフレーズなどの文字列や図形、記号などから 構成した広告・宣伝の内容を表示し、これを樹脂製又は金属製の専用取付部材に より商品に取り付けるようにしたものが知られている。この専用取付部材として は、例えば一端に嵌合具を、そして他端に挟持具を備えたものが例示され、例え ば商品が自転車であるときには、自転車のハンドルなどに上記専用取付部材の嵌 合部を嵌合し、この専用取付部材の挟持具に表示板本体を挟むことにより、表示 板を自転車に取り付けるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のものでは、表示板としての本来的な機能を発揮する表示板本体以外 に専用取付部材が必要となる。この専用取付部材は、樹脂又は金属などでできて いること、嵌合部及び挟持部を備えるから製造工数がかかることなどが原因して コスト的に高くつき、結局、表示板が全体として高価なものになっている。しか も、専用取付部材は嵌合部及び挟持部を備えることもあって嵩高くなるから、表 示板の店舗への配送を考えると、さらにコンパクト化を図りたいという要請があ る。
【0004】 本考案はこのような点に着目してなされたものであり、その目的とするところ は、商品への取付構造を表示板本体と一体的に設け、これらを紙又は樹脂のシー トから一気に裁断して製造できるようにして、自転車のハンドルもしくはフレー ムチューブで例示されるパイプ部材、又は自転車に備え付けのバスケットなどで 例示される面状部材に確実に嵌合して必要な情報を表示できる、安くてコンパク トな表示板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の表示板は、紙又は樹脂のシートから裁断 された表示板であって、内容が表示された表示板本体と、この表示板本体の両側 に表示板本体の背面側へ折曲げられるように連設された取付片とを備え、各取付 片には嵌合孔が、当該取付片の外周に連通するように形成されている。
【0006】 この表示板では、各取付片を表示板本体の背面側へ折曲げ、各取付片の嵌合孔 を取付片外周への連通部から商品のパイプ部材又は面状部材などに嵌合すれば、 表示板が商品に取り付けられる。その場合、2つの取付片が折れ曲がり部の弾性 復元力によりハの字状に拡開しようとするので、これにより嵌合孔のパイプ部材 又は面状部材などへの嵌合力が強化される。また、2つの取付片は表示板本体に 連設されているから、表示板全体を型による打ち抜き作業などにより紙又は樹脂 のシートから一気に裁断できる。
【0007】 請求項2の表示板は、紙又は樹脂のシートから裁断された表示板であって、内 容が表示された表示板本体と、この表示板本体の両側に連設された取付片とを備 え、上記表示板本体を湾曲させると上記各取付片が表示板本体の背面側へ向くよ うに構成されていると共に、各取付片には嵌合孔が、当該取付片の外周に連通す るように形成されている。
【0008】 この表示板では、表示板本体を湾曲させて各取付片を表示板本体の背面側へ向 かせ、各取付片の嵌合孔を取付片外周への連通部から商品のパイプ部材又は面状 部材などに嵌合すれば、表示板が商品に取り付けられる。その場合、2つの取付 片が表示板本体の弾性復元力によりハの字状に拡開しようとするので、これによ り嵌合孔のパイプ部材又は面状部材などへの嵌合力が強化される。また、2つの 取付片は表示板本体に連設されているから、表示板全体を型による打ち抜き作業 などにより紙又は樹脂のシートから一気に裁断できる。
【0009】 請求項3の表示板は、請求項2の表示板において、表示板本体の央部に主表示 部が設けられ、この主表示部の各取付片側が周囲の表示板本体から切り離されて いる。
【0010】 この表示板では、表示板本体を湾曲させても、主表示部の各取付片側は周囲の 表示板本体に追従して湾曲しないので、主表示部がほぼ平面のままとなり、正面 視で目立つことになる。
【0011】 請求項4の表示板は、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の表示板におい て、少なくとも1つの嵌合孔が、ほぼ多角形状に形成されている。
【0012】 この表示板では、パイプ部材に多角形の各辺で接し、ここに荷重が集中するか ら、摩擦力が充分に発揮され、嵌合力が更に増す。
【0013】 請求項5の表示板は、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の表示板におい て、少なくとも1つの嵌合孔が、鉛直面を形成する面状部材に対して上方から嵌 合するようにほぼI字状に形成され、その内縁部が波形に形成されている。
【0014】 この表示板では、面状部材に波形内縁部の凸部で接し、ここに荷重が集中する から、摩擦力が充分に発揮され、嵌合力が更に増す。
【0015】 請求項6の表示板は、紙又は樹脂のシートから裁断された表示板であって、内 容が表示された表示板本体と、この表示板本体の両側に表示板本体の背面側へ折 曲げられるように連設された取付片とを備え、各取付片には、ほぼ多角形状に形 成された嵌合孔と、鉛直面を形成する面状部材に対して上方から嵌合するように ほぼI字状に形成され且つ内縁部が波形に形成された嵌合孔とが、当該取付片の 外周に連通するようにそれぞれ形成されている。
【0016】 この表示板では、各取付片を表示板本体の背面側へ折曲げ、各取付片の嵌合孔 を取付片外周への連通部から商品のパイプ部材又は面状部材などに嵌合すれば、 表示板が商品に取り付けられる。その場合、2つの取付片が折れ曲がり部の弾性 復元力によりハの字状に拡開しようとするので、これにより嵌合孔のパイプ部材 又は面状部材などへの嵌合力が強化される。また、2つの取付片は表示板本体に 連設されているから、表示板全体を型による打ち抜き作業などにより紙又は樹脂 のシートから一気に裁断できる。
【0017】 また、パイプ部材には多角形状の嵌合孔で嵌合でき、面状部材にはI字状の嵌 合孔で嵌合できるから、嵌合先を選択できる。その場合、パイプ部材に対しては 多角形の各辺で接し、面状部材に対しては波形内縁部の凸部で接して、これらに 荷重が集中するから、摩擦力が充分に発揮され、嵌合力が更に増す。
【0018】 請求項7の表示板は、請求項6の表示板において、取付片に補強片が、この補 強片を折り返すと取付片に重なるように連設されていると共に、補強片に嵌合孔 が取付片との接続線を介して取付片の嵌合孔と対称になるように形成され、取付 片及び補強片の嵌合孔の連通部が接続線まで形成されている。
【0019】 この表示板では、補強片を折り返すと取付片に重なって取付片が補強されるか ら、表示板の取り付け強度が大となる。その場合、嵌合孔の連通部が接続線まで 形成されているから、嵌合孔を連通部からパイプ部材又は面状部材などに嵌合す る作業が容易となる。
【0020】 請求項8の表示板は、紙又は樹脂のシートから裁断された表示板であって、内 容が表示された表示板本体と、この表示板本体の両側に連設された取付片とを備 え、表示板本体の央部に主表示部が設けられ、この主表示部の各取付片側が周囲 の表示板本体から切り離されていると共に、上記表示板本体を湾曲させると上記 各取付片が表示板本体の背面側へ向くように構成されており、各取付片には1つ の嵌合孔が、当該取付片の外周に連通するように形成され、各嵌合孔が、ほぼ多 角形状に形成されている。
【0021】 この表示板では、表示板本体を湾曲させて各取付片を表示板本体の背面側へ向 かせ、各取付片の嵌合孔を取付片外周への連通部から商品のパイプ部材又は面状 部材などに嵌合すれば、表示板が商品に取り付けられる。その場合、2つの取付 片が表示板本体の弾性復元力によりハの字状に拡開しようとするので、これによ り嵌合孔のパイプ部材又は面状部材などへの嵌合力が強化される。また、2つの 取付片は表示板本体に連設されているから、表示板全体を型による打ち抜き作業 などにより紙又は樹脂のシートから一気に裁断できる。
【0022】 また、表示板本体を湾曲させても、主表示部の各取付片側は周囲の表示板本体 に追従して湾曲しないので、主表示部がほぼ平面のままとなり、正面視で目立つ ことになる。
【0023】 さらに、嵌合孔が、ほぼ多角形状に形成されているので、パイプ部材に多角形 の各辺で接し、ここに荷重が集中するから、摩擦力が充分に発揮され、嵌合力が 更に増す。
【0024】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の表示板の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は第 1実施形態を示す。図2において、1は紙又は樹脂のシートから裁断された表示 板であって、内容が表示された表示板本体2と、この表示板本体2の両側にそれ ぞれ表示板本体2の背面側(図2の紙面裏側)へ折曲げられるように連設された 取付片3、3とを備えている。表示板本体2の形状は任意である。また表示内容 としては、例えばキャッチフレーズなどの文字列や図形、記号などから構成した 広告・宣伝の内容が例示される。各取付片3の折曲げを容易にするために、予め 各取付片3との間に折曲げ線4を設けておくことが望ましいが、これも任意であ る。
【0025】 上記各取付片3には、ほぼ多角形状に形成された嵌合孔5と、鉛直面を形成す る面状部材に対して上方から嵌合するようにほぼI字状に形成され且つ内縁部が 波形に形成された嵌合孔6とが、当該取付片3の外周に、連通部5a、6aをも って連通するようにそれぞれ形成されている。
【0026】 上記取付片3、3には補強片7が、この補強片7を折り返すと取付片3、3に 重なるように連設されている。そして、補強片7にも嵌合孔5、6が、取付片3 との接続線8を介して取付片3の嵌合孔5、6と対称になるようにそれぞれ形成 されていて、取付片3及び補強片7の嵌合孔5、6の連通部5a、6aが接続線 8に至るまで形成されている。
【0027】 従って、この第1実施形態では、図1に示すように、補強片7、7を折り返し て取付片3、3に重ね、各取付片3及び補強片7を重ねたまま表示板本体2の背 面側へ折曲げ、各取付片3及び補強片7の嵌合孔5、5を連通部5a、5aから 自転車のハンドルPに嵌合すれば、表示板1が自転車に取り付けられる。その場 合、2つの取付片3、3及びこれに重なる補強片7、7が折れ曲がり部の弾性復 元力によりハの字状に拡開しようとするので、これにより嵌合孔5、5のハンド ルPへの嵌合力が強化され、回転や位置ずれを防止し、表示板本体2により必要 な情報を表示することができる。さらに、ハンドルPに対しては多角形の各辺で 接して、これらに荷重が集中するから、摩擦力が充分に発揮される。このため、 各取付片3及び補強片7がハンドルPに強く嵌合し、更に回転や位置ずれを起こ しにくくなり、表示板本体2により必要な情報を確実に表示することができる。 また、2つの取付片3、3及び補強片7、7は表示板本体2に連設されているか ら、表示板全体を型による打ち抜き作業などにより紙又は樹脂のシートから一気 に裁断できる。このため、表示板1を廉価に製造でき、しかもコンパクト化して 店舗へ配送する際の取扱い性を容易にすることができる。
【0028】 また、この表示板1では、補強片7が取付片3、3に重なって取付片3、3が 補強されるから、表示板1の取り付け強度が大となる。その場合、嵌合孔5の連 通部5aが接続線8まで形成されているから、嵌合孔5を連通部5aからハンド ルPに嵌合する作業が容易となる。
【0029】 図1では取付片3及び補強片7の嵌合孔5、5を自転車のハンドルPに嵌合し たが、自転車のフレームチューブに嵌合してもよく、要はパイプでできた部材で あれば嵌合できる。従って、自転車以外に例えばパイプハンガーなどの商品にも 使用できる。
【0030】 図3は、上記第1実施形態の表示板1の取付片3、3及び補強片7の嵌合孔6 、6を、自転車に備え付けのバスケットBなどで例示される面状部材に嵌合した 使用状態を示す。この場合、嵌合孔6はバスケットBに対して波形内縁部の凸部 で接してこれらに荷重が集中するから、摩擦力が充分に発揮されて位置ずれし難 い。従って、上記と同様の作用及び効果が得られる。このように、ハンドルPな どのパイプ部材には多角形状の嵌合孔5、5で嵌合でき、バスケットBなどの面 状部材にはI字状の嵌合孔6、6で嵌合できるから、嵌合先を選択でき、便利で ある。
【0031】 図4は第2の実施形態を示す。この表示板11も紙又は樹脂のシートから裁断 され、その構成は、内容が表示された表示板本体12と、この表示板本体12の 両側に連設された2つの取付片13、13とを備え、表示板本体12の央部に主 表示部14が設けられ、この主表示部14の各取付片側14a、14aが周囲の 表示板本体12から切り離されている。そして、図5に示すように、上記表示板 本体12を弓なりに湾曲させると、上記2つの取付片13、13がそれぞれ表示 板本体12の背面側へ向くように構成されている。上記各取付片13には1つの 嵌合孔15が、当該取付片13の外周に連通するようにそれぞれ形成され、各嵌 合孔15が、ほぼ多角形状に形成されている。
【0032】 従って、この第2実施形態では、図5に示すように、表示板本体12を湾曲さ せて各取付片13、13を表示板本体12の背面側へ向かせ、各取付片13の嵌 合孔15を取付片外周への連通部15aから自転車のハンドルPに嵌合すれば、 表示板11が自転車に取り付けられる。その場合、2つの取付片13、13が表 示板本体12の弾性復元力によりハの字状に拡開しようとするので、これにより 嵌合孔15のハンドルPへの嵌合力が強化され、回転や位置ずれを防止し、表示 板本体12により必要な情報を表示することができる。さらに、嵌合孔15が、 ほぼ多角形状に形成されているので、ハンドルPに対しては多角形の各辺で接し て、これらに荷重が集中するから、摩擦力が充分に発揮される。このため、各取 付片13がハンドルPに強く嵌合し、更に回転や位置ずれを起こしにくくなり、 表示板本体12により必要な情報を確実に表示することができる。また、2つの 取付片13、13は表示板本体12に連設されているから、表示板全体を型によ る打ち抜き作業などにより紙又は樹脂のシートから一気に裁断できる。このため 、表示板11を廉価に製造でき、しかもコンパクト化して店舗へ配送する際の取 扱い性を容易にすることができる。
【0033】 また、表示板本体12を湾曲させても、主表示部14の各取付片側14a、1 4aは周囲の表示板本体12に追従して湾曲しないので、主表示部14がほぼ平 面のままとなり、正面視で目立つことになり、主表示部の表示内容を強く印象づ けることができる。
【0034】 第2実施形態の場合も、嵌合孔15、15の嵌合先はハンドルPに限定される ものではなく、自転車のフレームチューブ、パイプハンガーなど、パイプででき た部材に取り付けることができる。
【0035】 図6は第3の実施形態を示す。この実施形態は、上記第1実施形態の変形例で あるので、第1実施形態と同一の機能を発揮する部材には、同一の符号を付して その説明を省略する。第1実施形態との相違点は、各取付片3及び補強片7に、 ほぼ多角形状の嵌合孔5は形成せず、ほぼI字状の嵌合孔6のみを形成したこと である。従って、この実施形態はパイプ部材よりも面状部材に嵌合して使用され るものであり、その点を除けば第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることが できる。
【0036】 本考案は、上記実施形態により限定されるものではない。本考案は、例えば、 第1実施形態において補強片7が中途で左右に分割され、この分割された補強片 7が各取付片3にそれぞれ連設している実施形態、補強片が無い実施形態、第2 実施形態において主表示部が設けられていない実施形態を含むものである。また 、いずれの実施形態においても、各取付片の嵌合孔の数は1又2に限定されるも のではなく、その数は任意であり、このことは補強片の有無に拘らずにいえるこ とである。その場合に2つの取付片の間で嵌合孔の形状が一致しなくてもよい。 さらに、いずれの実施形態においても、嵌合孔の形状は上に例示した多角形状や I字状に限定されるものではなく、例えば円形や楕円形であってもよいし、U字 形であってもよく、要はパイプ部材又は面状部材に嵌合できる形状であればよい 。
【0037】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の表示板は、表示板本体の両側に背面側へ折曲 げる取付片を連設し、ここに嵌合孔を形成したので、折れ曲がり部の弾性復元力 によりパイプ部材又は面状部材に強く嵌合して回転や位置ずれを防止し、表示板 本体により必要な情報を表示することができると共に、表示板全体を型による打 ち抜き作業などによりシートから一気に裁断できるので、表示板を廉価に製造で き、しかもコンパクト化して店舗へ配送する際の取扱い性を容易にすることがで きる。従って、自転車のハンドルもしくはフレームチューブ、又は自転車に備え 付けのバスケットなどに取り付ける表示板として好適である。
【0038】 請求項2の表示板は、表示板本体の両側に、表示板本体を湾曲させると背面側 へ向くように取付片を連設し、ここに嵌合孔を形成したので、表示板本体の弾性 復元力によりパイプ部材又は面状部材に強く嵌合して回転や位置ずれを防止し、 表示板本体により必要な情報を表示することができると共に、表示板全体を型に よる打ち抜き作業などによりシートから一気に裁断できるので、表示板を廉価に 製造でき、しかもコンパクト化して店舗へ配送する際の取扱い性を容易にするこ とができる。従って、自転車のハンドルもしくはフレームチューブ、又は自転車 に備え付けのバスケットなどに取り付ける表示板として好適である。
【0039】 請求項3のようにすれば、主表示部の各取付片側は周囲の表示板本体に追従し て湾曲しないので、主表示部がほぼ平面のままとなり、正面視で目立つことにな り、主表示部の表示内容を強く印象づけることができる。
【0040】 請求項4のようにすれば、パイプ部材に更に強く嵌合して取付片の回転や位置 ずれを一層確実に防止することができる。
【0041】 請求項5のようにすれば、面状部材に更に強く嵌合して取付片の位置ずれを一 層確実に防止することができる。
【0042】 請求項6の表示板は、表示板本体の両側に背面側へ折曲げる取付片を連設し、 ここに嵌合孔を形成したので、折れ曲がり部の弾性復元力によりパイプ部材又は 面状部材に対して強く嵌合して回転や位置ずれを防止し、表示板本体により必要 な情報を表示することができると共に、表示板全体を型による打ち抜き作業など によりシートから一気に裁断できるので、表示板を廉価に製造でき、しかもコン パクト化して店舗へ配送する際の取扱い性を容易にすることができる。従って、 自転車のハンドルもしくはフレームチューブ、又は自転車に備え付けのバスケッ トなどに取り付ける表示板として好適である。また、嵌合孔の嵌合先をパイプ部 材又は面状部材から選択することができ、いずれの場合にも、取付片の回転や位 置ずれを一層確実に防止することができる。
【0043】 請求項7のようにすれば、嵌合孔を連通部からパイプ部材又は面状部材などに 嵌合する作業を容易に行えるようにしながら、表示板の取り付け強度を大にでき る。
【0044】 請求項8の表示板は、表示板本体の両側に、表示板本体を湾曲させると背面側 へ向くように取付片を連設し、ここに嵌合孔を形成したので、表示板本体の弾性 復元力によりパイプ部材又は面状部材に対して強く嵌合して回転や位置ずれを防 止し、表示板本体により必要な情報を表示することができると共に、表示板全体 を型による打ち抜き作業などによりシートから一気に裁断できるので、表示板を 廉価に製造でき、しかもコンパクト化して店舗へ配送する際の取扱い性を容易に することができる。従って、自転車のハンドルもしくはフレームチューブ、又は 自転車に備え付けのバスケットなどに取り付ける表示板として好適である。また 、主表示部の各取付片側は周囲の表示板本体に追従して湾曲しないので、主表示 部がほぼ平面のままとなり、正面視で目立つことになり、主表示部の表示内容を 強く印象づけることができる。さらに、嵌合孔が、ほぼ多角形状に形成されてい るので、パイプ部材に対する取付片の回転や位置ずれを一層確実に防止すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の表示板を使用状態で示す斜視
図であり、嵌合孔を自転車のハンドルに嵌合した状態を
示している。
【図2】第1実施形態の平面図である。
【図3】第1実施形態の表示板を使用状態で示す斜視図
であり、嵌合孔を自転車に備え付けのバスケットに嵌合
した状態を示している。
【図4】第2の実施形態の平面図である。
【図5】第2実施形態の表示板を使用状態で示す斜視図
であり、嵌合孔を自転車のハンドルに嵌合した状態を示
している。
【図6】第3の実施形態の平面図である。
【符号の説明】
1 表示板 2 表示板本体 3 取付片 5 嵌合孔 6 嵌合孔 5a 連通部 5b 連通部 7 補強片 8 接続線 11 表示板 12 表示板本体 13 取付片 14 主表示部 14a 取付片側 15 嵌合孔 15a 連通部 P ハンドル(パイプ部材) B バスケット(面状部材)

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙又は樹脂のシートから裁断された表示
    板であって、内容が表示された表示板本体と、この表示
    板本体の両側に表示板本体の背面側へ折曲げられるよう
    に連設された取付片とを備え、各取付片には嵌合孔が、
    当該取付片の外周に連通するように形成されていること
    を特徴とする表示板。
  2. 【請求項2】 紙又は樹脂のシートから裁断された表示
    板であって、内容が表示された表示板本体と、この表示
    板本体の両側に連設された取付片とを備え、上記表示板
    本体を湾曲させると上記各取付片が表示板本体の背面側
    へ向くように構成されていると共に、各取付片には嵌合
    孔が、当該取付片の外周に連通するように形成されてい
    ることを特徴とする表示板。
  3. 【請求項3】 表示板本体の央部に主表示部が設けら
    れ、この主表示部の各取付片側が周囲の表示板本体から
    切り離されている請求項2記載の表示板。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの嵌合孔が、ほぼ多角形
    状に形成されている請求項1〜3のうちいずれか1項に
    記載の表示板。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの嵌合孔が、鉛直面を形
    成する面状部材に対して上方から嵌合するようにほぼI
    字状に形成され、その内縁部が波形に形成されている請
    求項1〜3のうちいずれか1項に記載の表示板。
  6. 【請求項6】 紙又は樹脂のシートから裁断された表示
    板であって、内容が表示された表示板本体と、この表示
    板本体の両側に表示板本体の背面側へ折曲げられるよう
    に連設された取付片とを備え、各取付片には、ほぼ多角
    形状に形成された嵌合孔と、鉛直面を形成する面状部材
    に対して上方から嵌合するようにほぼI字状に形成され
    且つ内縁部が波形に形成された嵌合孔とが、当該取付片
    の外周に連通するようにそれぞれ形成されていることを
    特徴とする表示板。
  7. 【請求項7】 取付片に補強片が、この補強片を折り返
    すと取付片に重なるように連設されていると共に、補強
    片に嵌合孔が取付片との接続線を介して取付片の嵌合孔
    と対称になるように形成され、取付片及び補強片の嵌合
    孔の連通部が接続線まで形成されている請求項6項記載
    の表示板。
  8. 【請求項8】 紙又は樹脂のシートから裁断された表示
    板であって、内容が表示された表示板本体と、この表示
    板本体の両側に連設された取付片とを備え、表示板本体
    の央部に主表示部が設けられ、この主表示部の各取付片
    側が周囲の表示板本体から切り離されていると共に、上
    記表示板本体を湾曲させると上記各取付片が表示板本体
    の背面側へ向くように構成されており、各取付片には1
    つの嵌合孔が、当該取付片の外周に連通するように形成
    され、各嵌合孔が、ほぼ多角形状に形成されていること
    を特徴とする表示板。
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