JP3062288U - 水跳ね防止プロテクタ― - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】台所の流し台における水跳ね防止プロテクター
１で、合成ゴムなどの可撓性材料よりなるプロテクター
本体２と流し台４にプロテクター本体を取り付け可能と
する取り付け部３とを有してなり、プロテクター本体２
には縦方向の裂け目５を設ける等人の腕を通すことが可
能なようにしてなる。 【効果】 人に水が跳ね飛ばず、床を濡らしてしまうこ
とが防止でき、又、その裂け目で割れるので、その裂け
目から人の腕を通すことが可能となり、腕を自由に動か
すことができ、水仕事の邪魔をしてしまうことがない。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、台所の流し台における水跳ね防止プロテクターに関し、特に、台所 の流し台で、水仕事をしている時に跳ね上がった水が、人にかからないようにす ることができる水跳ね防止プロテクターに関する。

【０００２】

【従来の技術】

台所の流し台で水仕事をしている時に跳ね上がった水が人にかかることがある 。また、跳ね上がった水が、流し台から外部に出て、気がつかない内に、床を濡 らしてしまうことがある。 前掛けなどで服が濡れないようにすることもできるが、充分な対策にはなり得 ないことがある。 又、流し台に防御柵的なものを設置すれば済むのかもしれないが、通常の場合 、水仕事の邪魔をしてしまうことが多い。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、かかる従来技術の有する欠点を解消できる技術を提供することを目 的としたものである。 本考案の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添 付図面からあきらかになるであろう。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、台所の流し台における水跳ね防止プロテクターにおいて、当該水跳 ね防止プロテクターは、合成ゴムなどの可撓性材料よりなるプロテクター本体と 前記流し台に当該プロテクター本体を取り付け可能とする取り付け部を有してな り、且つ、当該プロテクター本体には縦方向の裂け目を設ける等人の腕を通すこ とが可能なようにしてなることを特徴とする水跳ね防止プロテクターに係るもの である。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の詳細を適宜その実施例を示す図面を参照しつつ説明する。 図１は本考案の実施例を示し水跳ね防止プロテクターを設置してなる流し台の 説明図、図２は本考案の実施例を示す水跳ね防止プロテクターの正面図、図３は 同水跳ね防止プロテクターの側断面図、図４は本考案の他の実施例を示す水跳ね 防止プロテクターの正面図、図５は同水跳ね防止プロテクターに使用される吸盤 装置の断面図、図６は同水跳ね防止プロテクターを設置してなる流し台の説明図 、図７は水跳ね防止プロテクターによる効果の一例説明図である。

【０００６】

【実施例】

図１、図２及び図３に示すように、水跳ね防止プロテクター１は、プロテクタ ー本体２と当該プロテクター本体２の取り付け部３とを有してなる。 当該水跳ね防止プロテクターの本体２は、合成ゴムなどの可撓性材料よりなる 。流し台４に垂設でき、一方、柔軟であることが必要である。当該水跳ね防止プ ロテクター１の本体２の上端部は、図示のように、内側に適宜角度で折れ曲がっ ているとよい。 当該水跳ね防止プロテクターの本体２には、図示のように、縦方向に適宜間隔 を開けて単数乃至複数の裂け目５を設ける。当該裂け目５により、その裂け目５ 等から人の腕を通すことが可能となる。他に、腕通し穴を設ける等であってもよ い。 前記取り付け部３は、当該水跳ね防止プロテクター１を取り付け可能とし、当 該水跳ね防止プロテクター１が倒伏せず、前面に立つ人に水がかからないように その機能を果たすことがことができれば、その構成には特に制限はないが、例え ば、図３に図示のように、流し台４の上端部にフック掛けできるような取り付け 部３を有していればよい。

【０００７】 図４は、他の実施例を示し、当該水跳ね防止プロテクター１は、図５に例を示 すような吸盤装置よりなる取り付け部３を有してなる例を示す。 図６に示すように、当該水跳ね防止プロテクター１は、図５に例を示すような 吸盤装置よりなる取り付け部３により、流し台４の内面に吸着させて取り付けれ ばよい。

【０００８】 図７に示すように、台所の流し台４で、その水道６より水を出して水仕事をし ている時に、跳ね上がった水が人にかかることがあり、また、跳ね上がった水が 、流し台４から外部に出て、気がつかない内に、床を濡らし、床面を水浸しにし てしまうことがある。 本考案によれば、水跳ね防止プロテクター１により、人に水が跳ね飛ばず、又 、床を濡らしてしまうことが防止できる。 更に、本考案によれば、その水跳ね防止プロテクター１は、その裂け目５で割 れるので、その裂け目５から人の腕を通すことが可能となり、腕を自由に動かす ことができ、水仕事の邪魔をしてしまうことがない。

【０００９】 以上本考案者によってなされた考案を実施例にもとずき具体的に説明したが、 本考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種 々変更可能であることはいうまでもない。 本考案は、流し台のみならず、洗面器、手洗器などの給排水設備における水跳 ね防止プロテクターとしても使用することもできる。

【００１０】

【考案の効果】

本願において開示される考案のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に 説明すれば、下記のとおりである。 すなわち、本考案によれば、人に水が跳ね飛ばず、又、床を濡らしてしまうこ とが防止でき、更に、腕を通すことが可能で、腕を自由に動かすことができ、水 仕事の邪魔をしてしまうことがない。 本考案のプロテクターは、天ぷらを揚げる際の油跳ね防止にもなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本考案の実施例を示し水跳ね防止プロ
テクターを設置してなる流しの説明図である。

【図２】図２は、本考案の実施例を示す水跳ね防止プロ
テクターの正面図である。

【図３】図３は、同水跳ね防止プロテクターの側断面図
である。

【図４】図４は、本考案の他の実施例を示す水跳ね防止
プロテクターの正面図である。

【図５】図５は、同水跳ね防止プロテクターに使用され
る吸盤の断面図である。

【図６】図６は、同水跳ね防止プロテクターを設置して
なる流し台の説明図である。

【図７】図７は、水跳ね防止プロテクターによる効果の
一例説明図である。

【符号の説明】

１…水跳ね防止プロテクター ２…水跳ね防止プロテクター本体 ３…取り付け部 ４…流し台 ５…裂け目 ６…水道

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 台所の流し台における水跳ね防止プロテ
   クターにおいて、当該水跳ね防止プロテクターは、合成
   ゴムなどの可撓性材料よりなるプロテクター本体と前記
   流し台に当該プロテクター本体を取り付け可能とする取
   り付け部を有してなり、且つ、当該プロテクター本体に
   は縦方向の裂け目を設ける等人の腕を通すことが可能な
   ようにしてなることを特徴とする水跳ね防止プロテクタ
   ー。