JP3062214B2 - オートフォーカスカメラ - Google Patents

オートフォーカスカメラ

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JP3062214B2
JP3062214B2 JP2078346A JP7834690A JP3062214B2 JP 3062214 B2 JP3062214 B2 JP 3062214B2 JP 2078346 A JP2078346 A JP 2078346A JP 7834690 A JP7834690 A JP 7834690A JP 3062214 B2 JP3062214 B2 JP 3062214B2
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誠司 高田
繁謙 後藤
竜夫 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロコンピュータで撮影シーケンスを管
制するようにしたオートフォーカスカメラに関するもの
である。
〔従来の技術〕
コンパクトカメラの多くにはアクティブタイプの測距
装置が利用されている。アクティブタイプの測距装置は
被写体に向けて近赤外光を投光し、被写体からの反射光
を受光素子で受光する。受光素子上での前記反射光の入
射位置は被写体距離に対応しているから、反射光の入射
位置を電気的に検出することによって、被写体距離に対
応した測距信号を得ることができる。
また、最近のカメラにはマイクロコンピュータが内蔵
されているものが多い。このようなカメラでは、例えば
シャッタボタンの操作によってマイクロコンピュータが
撮影シーケンスを実行すると、測距,測光,露出制御,
撮影後のフイルム給送までが一連のシーケンスにしたが
って自動的に行われる。これらの処理を行う際には、マ
イクロコンピュータは測距装置,測光装置,フィルム給
送装置等の各部から各々データを取り込んでゆく。すな
わち、測距装置からは被写体までの距離に対応した測距
データを得、測光装置からは被写体輝度データを得、さ
らにフイルム給送装置からはフイルムの給送長を監視す
るためのデータを取り込む。そして、マイクロコンピュ
ータはこれらのデータをもとにして測距演算,露光演算
を行って撮影レンズのセット位置を算出し、また絞り径
及びシャッタ速度の組み合わせを決定する。さらに、撮
影完了後にはフイルム給送装置を駆動してフイルム給送
を開始させ、その給送長が丁度1コマ分に達したときに
給送を停止させる。
このようにマイクロコンピュータで撮影シーケンスを
管制する場合、測光装置やフイルム給送装置等の各部か
らのデータは安定に取り出すことができるのに対し、特
に前述したアクティブタイプの測距装置から得られる測
距データに関しては、例え主要被写体までの距離が同じ
であっても、主要被写体の反射率が異なったり、主要被
写体の周囲の状況が違ったりすると、異なった測距デー
タが得られることも少なくない。
このような事情を考慮し、従来のアクティブタイプの
測距装置については、被写体に投光する近赤外光を適切
な強度に調節する機能、あるいは受光素子からの出力を
ゲインコントロールアンプで適切なレベルに増幅する機
能等が付加され、さらには撮影画面の複数個所を測距し
て最も適切な測距個所からの測距データを優先させる等
の機能が付加されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、正確な測距データを得るためにアクテ
ィブタイプの測距装置には種々の機能が付加され、制御
回路もかなり複雑なものになっている。しかも従来の測
距装置は、マイクロコンピュータから測距開始のコマン
ドを受けた後は、近赤外光の強度調節処理やゲインコン
トロールアンプのゲイン調節処理、さらには複数の測距
データの評価処理等の全ての内部処理する構成となって
いる。したがって、測距装置からは最終的な測距データ
がパラレルデータとして出力され、マイクロコンピュー
タでは即座に撮影レンズのセット位置に対応づけること
ができる反面、測距装置内にはフィードバック制御機能
をもったオートゲインコントロール回路の他、A/Dコン
バータ,レジスタ,測距演算用の論理回路等も必要にな
り、回路規模が大型化してコストアップを避けることが
できない。
〔発明の目的〕
本発明は以上のような従来技術の問題点を解決するた
めになされたもので、カメラに内蔵されているマイクロ
コンピュータに測距装置の機能の一部を負担させ、測距
装置の回路規模を縮小してローコスト化できるようにし
たオートフォーカスカメラを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、測距装置にコマ
ンドデータ格納用のシフトレジスタを設けておき、この
シフトレジスタにマイクロコンピュータからのコマンド
データをシリアルI/Oポートを介して書き込み可能に構
成している。そして、測距装置はシフトレジスタの所定
ビット位置のコマンドコードに対応した測距を行い、こ
れにより得られた測距データはマイクロコンピュータに
入力され、最終的な測距演算はマイクロコンピュータで
行われるようになっている。
〔作用〕
測距装置はマイクロコンピュータからのコマンドデー
タに対応した測距を行うから、マイクロコンピュータか
らのコマンドデータを変更するだけで測距装置を制御す
ることができる。測距装置から得られた測距データはマ
イクロコンピュータに供給され、マイクロコンピュータ
によって測距演算や測距データの評価を行うことが可能
となるから、この情報をもとにして再びコマンドデータ
を変更することもでき、測距装置自体の回路構成を複雑
化させずに測距装置の機能を向上させることができる。
以下、添付した図面にしたがって本発明について説明
する。
〔実施例〕
本発明に用いられるアクティブオートフォーカス装置
を概略的に示した第2図において、投光部2は光源部3
と投光レンズ4とから構成され、投光レンズ4の光軸4a
は撮影レンズ5の光軸5aと平行となっている。光源部3
は、それぞれ近赤外光を発する3個のLED(発光ダイオ
ード)3a,3b,3cからなる。これらのLED3a,3b,3cは水平
に配列され、中央のLED3aは光軸4a上に、またLED3b,3c
はその左右にそれぞれ位置しており、撮影画面内の3個
所に向けて各々ビーム状の測距光を順次に投光する。
受光部7は受光レンズ8とPSD9とから構成され、受光
レンズ8の光軸8aも撮影レンズ光軸5aと平行になってい
る。PSD9は、入射光の光量及び入射位置に応じた光電信
号を各々の出力端子9a,9bから出力する。図から明らか
なように、被写体距離が近いほど被写体からの反射光は
PSD9の下側に入射することになるから、出力端子9a,9b
からの光電信号をもとにして反射光の入射位置を知るこ
とができる。また、被写体が近い程、反射光の強度が大
きくなり、出力端子9a,9bからの光電信号の絶対値も大
きくなるが、これらの光電信号の比をとることによっ
て、反射光の強度に依存せずにその入射位置に対応した
出力信号を得ることができる。なお、PSD9は水平方向に
関しては識別作用をもっておらず、垂直方向での入射高
さが同じであれば、水平方向での入射位置が異なっても
出力端子9a,9bからの光電信号の比は等価なものとな
る。
LED3a〜3cはオートフォーカスIC12からの信号によ
り、LEDドライバ11を介して発光制御される。オートフ
ォーカスIC12は、マイクロコンピュータ14からのコマン
ドにしたがって予め決められた測距シーケンスを実行
し、LEDドライバ11を作動させる他に、PSD9の出力端子9
a,9bからのそれぞれの信号を増幅したりサンプルホール
ド処理してマイクロコンピュータ14に出力する。マイク
ロコンピュータ14は、こうして出力端子9a,9bから得ら
れる第1,第2チャンネルの出力信号をもとに演算を行
い、被写体距離と相関をもった測距信号を算出する。そ
して、マイクロコンピュータ14によって算出された測距
信号に対応して撮影レンズ5のセット位置が決定され
る。
マイクロコンピュータ14には汎用型のものが利用さ
れ、前記オートフォーカスIC12の他にレンズ移動回路1
5,露出制御IC16,フイルム給送制御IC17,ストロボ制御IC
18の各ICユニットの作動も管制する。レンズ移動回路15
は、測距によって得られた測距信号に対応した数の駆動
パルスをマイクロコンピュータ14から受け、ステッピン
グモータ15aを駆動して撮影レンズ5を合焦位置に移動
させる。露出制御IC16は、測光素子16aで検出された被
写体輝度とフイルム感度情報とから、適正露光となる露
出時間及び絞り値を算出し、ステッピングモータ16bを
駆動してプログラムシャッタ20の作動を制御する。
また、露光完了後にマイクロコンピュータ14からフイ
ルム給送制御IC17にコマンドが送られると、給送モータ
17aを介してフイルム給送機構21が駆動され、フイルム
の給送が開始される。そして、その給送量がパーフォレ
ーションの通過個数の計数により監視され、給送量が1
コマ分になったときにフイルム給送制御IC18に停止コマ
ンドが出力され、フイルム給送が停止する。また、スト
ロボ制御IC18は、露出制御IC16で算出された露光時間が
長くなり過ぎるときにストロボ装置22を作動させ、プロ
グラムシャッタ20の開閉に同期してストロボ23を発光さ
せる。なお、ストロボ制御IC18はカメラの電源スイッチ
が投入されている状態では、常にストロボ用メインコン
デンサの充電レベルを監視しており、それが所定レベル
以下であるときには自動的に充電を行わせる。
第1図に示したように、汎用型のマイクロコンピュー
タ14は、マイクロプロセッサユニット(MPU)24,ROM25,
RAM26の他、バスライン27,シリアルI/Oポート28,A/Dコ
ンバータ29からなる。MPU24は周知のように各種のレジ
スタ及び論理演算回路を内蔵しており、ROM25に書き込
まれたシーケンスプログラムやデータにしたがって撮影
シーケンスを実行する。RAM26は、撮影シーケンスを実
行する過程で、前述したオートフォーカスIC12,露出制
御IC16,フイルム給送制御IC17,ストロボ制御IC18から得
られたデータの他、シーケンスプログラムの実行過程で
出力されてくるアドレスデータその他を一時的に格納す
る。バスライン27は、アドレスバス,データバスからな
り、MPU24とROM25,RAM26との間でアドレスデータを含む
各種のデータを転送する。
シリアルI/Oポート28は並/直変換回路を内蔵し、MPU
24からパラレルデータとして出力されてくるコマンドデ
ータをシリアルデータに変換して各ICに出力する。ま
た、各々のICから出力されてくるアナログデータは、A/
Dコンバータ29によってデジタル化され、所定ビット数
のパラレルデータとしてシリアルI/Oポート28に供給さ
れた後、バスライン27へと送り出される。なお外部デー
タ入力部30は、電源スイッチの投入操作やシャッタレリ
ーズ操作等、撮影者の操作による各種の信号をバスライ
ン27に入力する。
オートフォーカスIC12の概略を示す第3図において、
オートフォーカスIC12は1チップのICからなり、ロジッ
ク回路32,ゲインコントローラ33の他、PSD9の出力端子9
a,9bから出力されてくる第1,第2チャンネルの信号電流
を電圧に変換するプリアンプ34a,34b、ゲインコントロ
ールアンプ35a,35b、サンプルホールド回路36a,36b、バ
ッファアンプ37a,37b等からなっている。
ゲインコントロールアンプ35a,35bは、被写体距離が
遠距離の場合、PSD9に入射してくる反射光の光量が低下
して出力端子9a,9bからの信号電流の絶対値が小さくな
ることを考慮して設けられたもので、後述するゲインコ
ントロール処理によって適切な増幅率が与えられる。サ
ンプルホールド回路36a,36bは、ロジック回路32からの
サンプリングパルスを受けてゲインコントロールアンプ
35a,35bで増幅された信号をサンプルホールドし、これ
らの信号をバッファアンプ37a,37bを介してマイクロコ
ンピュータ14のA/Dコンバータ29に出力する。なお、前
記ロジック回路32は基本的にシリアルイン−パラレルア
ウトのシフトレジスタからなり、ゲインコントローラ33
はそのシフトレジスタの所定ビット位置に設定されたゲ
インコントロールデータを読み出し、これに基づいてゲ
インコントロールアンプ35a,35bのゲインを可変する。
シリアルI/Oポート28は、前述したようにMPU24からの
パラレルコマンドデータをシリアルデータパルス(AFS
D)に変換してロジック回路32に供給するとともに、こ
のシリアルデータの転送パルス(AFSCK),シリアルデ
ータのラッチやLED3a〜3cの発光タイミングを決定する
制御パルス(AFLCK)を出力する。また、オートフォー
カスIC12から出力されるアナログ信号は、A/Dコンバー
タ29によってその信号電圧レベルに対応した7ビットの
デジタル値(十進数で0〜127を表す)に変換される。
第4図は、ロジック回路32に用いられている8ビット
のシリアルイン−パラレルアウトのシフトレジスタ39を
概念的に示している。「D0〜D4」の5ビットにはゲイン
コントロールデータ(GAIN)が、「D5〜D6」の2ビット
にはLED発光データ(LED)が、また「D7」の1ビットに
はLEDの発光/リセットの切替えデータ(SET)が設定さ
れている。5ビットのゲインコントロールデータは、
「0」レベルから「31」レベルまでのゲインレベルを表
すことができる。また、2ビットのLED発光データは十
進数で「0」,「1」,「2」,「3」の4状態を表す
ことができ、「0」のときにはLED3a〜3cの全てをオ
フ、「1」のときにはLED3aのみ点灯、「2」,「3」
のときにはそれぞれLED3b,LED3cを点灯させることを表
している。
第5図は基本的な測距シーケンスの手順を示すフロー
チャートで、オートフォーカスIC12のアンプ系のオフセ
ット値を検出する処理、LED3a〜3cを1個ずつ点灯させ
ながら、そのときに得られる出力信号をLED3a〜3cごと
に測距データとして取り込む測距処理、得られた測距デ
ータに基づいて演算を行って、撮影レンズ5のセット位
置を求める処理が順次に実行される。なお、測距処理が
行われる前には、ゲインコントロールアンプ35a,35bの
ゲインを最適値に設定するゲイン設定処理が行われる。
以下、上記構成による作用について第6図のフローチ
ャートにしたがって説明する。
カメラの電源スイッチが投入されると、RAM26内の各
データ格納エリアが初期状態にリセットされ、外部デー
タ入力部30からのデータ読み込みが行われる。そして、
フイルムの装填完了,レンズバリアの開放等、撮影待機
状態になったことが確認されると、マイクロコンピュー
タ14はROM25内に予め用意されているストロボチェック
コマンドをバスライン27,シリアルI/Oポート28を介し、
シリアルコマンドデータとしてストロボ制御IC18に供給
する。ストロボ制御IC18はこのコマンドデータを読み込
み、ストロボ用メインコンデンサの充電レベルを監視
し、未充電であれば充電処理を行い、充電が完了すると
完了信号をA/Dコンバータ29,シリアルI/Oポート28を介
してMPU24に送る。
ストロボ用メインコンデンサの充電完了によってシャ
ッタボタンのロックが解除された後、シャッタボタンが
半押し操作されたことが外部データ入力部30からMPU24
に与えられると、MPU24はオートフォーカスIC12に測距
コマンドを出力する。この測距コマンドはシリアルI/O
ポート28でシリアルコマンドデータに変換され、第4図
に示したシフトレジスタ39の「D0〜D7」の各ビット位置
に「01000000」(2進数)が設定される。これにより、
「GAIN=8」,「LED=0」,「SET=0」の各コマンド
データが設定される。このコマンドデータの設定は、第
7図のタイミングチャートに示したP1の時点、すなわち
転送パルスAFSCKが8個のパルスを送出した後、制御パ
ルスAFLCKがローレベルになったときにラッチされる。
なお、シリアルデータパルスの転送は、転送パルスAFSC
Kの立ち上がりによってシフトレジスタ30に順次に転送
される。さらに上記コマンドデータの転送後には、MPU2
4内の所定レジスタに「COUNT=8」がセットされる。
シフトレジスタ39にセットされたコマンドデータの
内、「GAIN=8」のデータはゲインコントローラ33を介
してゲインコントロールアンプ35a,35bに供給され、ゲ
インコントロールアンプ35a,35bのゲインは各々「8」
に設定される。なお、「GAIN=31」が最大増幅率、「GA
IN=0」が最小増幅率に対応している。
こうして測距シーケンス用のコマンドデータが転送さ
れた後、第1,第2チャンネルからの出力信号がサンプル
ホールドされ、これをA/D変換した測距データAFD1,AFD2
がマイクロコンピュータ14に読み込まれる。この読み込
み処理の手順は、第8図のフローチャートに示したよう
に、まず制御パルスAFLCKがΔT1の期間中ローレベルに
される。
この期間中にシリアルデータパルスAFSDが変化すると、
そのタイミングでLED3a〜3c、サンプルホールド回路20
a,20b等の制御が行われる。まず、AFSDがローレベルに
なったP2の時点はLED3a〜3cの点灯タイミングに利用さ
れる。ただし、オフセット値検出処理時においては、
「LED=0」のコマンドになっているため、いずれのLED
3a〜3cも点灯されない。
P2の時点からΔT2経過するとAFSDがハイレベルにな
り、このタイミングでサンプルホールド回路36a,36bが
ゲインコントロールアンプ35a,35bそれぞれからの出力
信号をホールドする。なお、これらの出力信号はゲイン
コントロールアンプ35a,35bによりそれぞれ「GAIN8」で
増幅された値となっている。さらにΔT3経過後、AFSDは
ロールレベルとなりLED3a〜3cの発光停止信号として用
いられ、ΔT4後にはハイレベルに復帰する。AFLCKは、
ΔT1のローレベル期間経過後に再びハイレベルになり、
このハイレベル期間ΔT5が経過して1サイクルの完了と
なる。
AFSDがローレベルとなったP3の時点からΔT6経過する
と、サンプルホールド回路36a,36bにホールドされてい
た出力信号は、バッファアンプ37a,37bを介してアナロ
グデータとしてA/Dコンバータ29に供給される。A/Dコン
バータ29は、このアナログデータを7ビットのパラレル
なデジタルデータに変換し、これらが、第1,第2チャン
ネルの測距データAFD1,AFD2としてシリアルI/Oポート2
8,バスライン27を介してMPU24に取り込まれ、そしてRAM
26内の所アドレス位置に格納される。
上記測距データAFD1,AFD2の取り込み処理は8回繰り
返される。そして、これらの8個の測距データはチャン
ネルごとに平均され、これらの平均値がチャンネルごと
のオフセット値として決定される。このオフセット値検
出処理は、LED3a〜3cを消灯させたままで実行されるこ
とから、これらの平均値はPSD9に入射している周囲光に
よるノイズや、プリアンプ17a,17b以降のアンプ,信号
処理系によって生じるノイズ等による値を意味してい
る。そして、後述する測距処理の結果得られた測距デー
タは、これらのオフセット値により補正されることにな
る。
オフセット値検出の後は、ゲイン決定処理及び測距処
理が行われる。これらの処理はLED3a〜3cについて個別
に実行される。このゲイン設定処理は、測距対象となる
被写体の遠近,測距用の近赤外光に介する反射率の高低
に係わらず、オートフォーカスIC12から所定範囲内の大
きさをもったアナログ信号を得て、A/Dコンバータ29で
のデジタル変換時の誤差を小さく抑えるために行われ
る。このゲイン設定処理が行われるときには、RAM26の
所定のフラグセット処理が行われた後、シリアルI/Oポ
ート28を介し、MPU24から新たなコマンドデータがロジ
ック回路32に転送される。そして、シフトレジスタ39の
各ビット位置には「01000011」の2進データがセットさ
れる。これにより、「GAIN=8」,「LED=1」,「SET
=1」のコマンドとなる。したがって、LED3aのみが点
灯可能状態となる。
上記コマンド設定の後、オフセット値検出処理と同様
に測距データAFD1,AFD2の読み込み処理が実行される
が、この場合にはLED3aが第7図のタイムチャートから
明らかなように、「ΔT2+ΔT3」の期間点灯される。し
たがって、第2図の状態ではLED3aからの測距光が主要
被写体S1に照射され、その反射光が受光レンズ8を通っ
てPSD9に入射する。そして、このときにPSD9の両端子9
a,9bから出力される信号は、PSD9に入射した光の強度及
び入射位置の情報を含んでいる。
これらの信号は「GAIN=8」のゲインコントロールア
ンプ35a,35bで増幅され、A/Dコンバータ29で各々デジタ
ル変換された後、測距データAFD1,AFD2として取り込ま
れる。MPU24は、これらの測距データAFD1,AFD2のいずれ
かが十進数で「127」に達しているか否かを判定する。
測距データAFD1,AFD2の値が「127」に達していること
は、そのいずれかがオーバーフローしていることを意味
している。しかも、「GAIN=8」とかなり低いゲインで
も反射光が強すぎることから、この場合には被写体が極
めて近距離にあると判断され、後述する測距処理を行う
ことなく、LED3aによる測距に関しては、撮影レンズ5
を至近撮影位置にセットすべき測距信号「127」がRAM26
に格納される。なお、「GAIN」の値を「8」以下に設定
し直すことも可能であるが、「7」以下のゲインでは、
ゲインコントロールアンプ35a,35bの増幅特性が非線型
になる等の不都合が生じやすいため、本実施例ではこの
ようなゲイン設定は避けるようにしている。
ゲイン決定処理で得られた測距データAFD1,AFD2にオ
ーバーフローが認められない場合には、各々の測距デー
タAFD1,AFD2の値が加算され、その和が「136」以上であ
るか否かが判定される。この和の値が「136」未満であ
るときには、測距データAFD1,AFD2の値が小さすぎる場
合であるから、ゲインコントロールアンプ35a,35bのゲ
インを大きくすべく、MPU24からは前述のコマンドデー
タの転送と同様の処理によって新たなコマンドがロジッ
ク回路32に出力される。この新たなコマンドは、シフト
レジスタ39の「D0」〜「D4」のビット位置、すなわちゲ
インコントロールデータだけが変更される。こうして再
び測距データAFD1,AFD2の読み込みが行われ、これらの
和の値が「136」以上に達したときには、測距データAFD
1,AFD2の各々の絶対値が以後の測距演算を実行するのに
適切な範囲にあると判定され、ゲインコントロールアン
プ35a,35bのゲインはそのときの「GAIN」の値として決
定され、引続きLED3aによる測距処理が実行されること
になる。
「GAIN」の値が最大ゲインである「31」に達しても測
距データAFD1,AFD2の和が「136」に達しないときには、
被写体からの反射光が極めて微弱、あるいはPSD9に戻っ
てきていない状態である。この場合には被写体距離が極
めて遠距離であることに対応しているから、後述する測
距を行ってもあまり意味がない。したがって、この場合
には測距処理を行うことなく撮影レンズ5を無限遠に調
節すべき測距信号「0」が決定される。
上述の処理によって「GAIN」の値が決定されると、ゲ
インコントロールアンプ35a,35bのゲインがその値に設
定された状態で引続きLED3aによる測距処理が実行され
る。この測距処理は、LED3aを18回点灯させ、その都
度、測距信号AFD1,AFD2を読み込む。こうして順次に得
られた測距データAFD1,AFD2はRAM26に格納されてゆき、
各々18個に達した時点でその平均値が算出される。そし
て、前述のオフセット値検出処理によって得られたオフ
セット値による補正の後、各チャンネルの最終的な測距
データAFD1,AFD2が決定される。その後、この両者から
加算測距データAFADD(=AFD1+AFD2)と減算測距デー
タADFDIF(=AFD1−AFD2)が算出される。そして、さら
にこれらの比(AFDIF/AFADD)の値に「128」を乗じてLE
D3aによる測距信号が決定される。
引続き、LED3bを点灯させながらのゲイン決定処理−
測距処理、LED3cを点灯させながらのゲイン決定処理−
測距処理が全く同様に繰り返される。もちろん、LED3b,
LED3cを点灯させながらの処理を行うときには、シフト
レジスタ39の「D5〜D6」のビット位置には、MPU24によ
って各々「10」,「11」がセットされることになる。
このようにしてLED3a〜3cの各々について得られた測
距信号は、LED3a〜3cでの測距ごとに得られた被写体距
離に対応した値となっている。第2図に示した被写体配
置では、LED3aによる測距信号が主要被写体S1までの距
離、LED3bによる測距信号が背景被写体S2までの距離に
対応した値を示し、さらにLED3cによる測距信号は測距
光が反射されてきていないことから「0」となってい
る。このような場合マイクロコンピュータ14は、ROM25
に格納してあるプログラムに従い、これらの中で最も近
い被写体距離に対応した値を最終的な測距信号として決
定し、測距シーケンスが完了する。なお、測距データAF
D1,AFD2がオーバーフローした状態では最終的な測距信
号の値が「127」となり、これが最も近い被写体距離に
対応することになるが、この特異値は最終的な測距信号
を決定するときには無視される。
こうして測距・測距演算処理が完了し、最終的に測距
信号が得られた後には、MPU24は露出制御IC15に測光・
露光演算処理コマンドデータを送る。この測光・露光演
算処理コマンドデータ中には、外部データ入力部30で得
られたフイルム感度情報も含まれ、複数ビットのパラレ
ルコマンドデータとなっているが、上述したオートフォ
ーカスIC12にコマンド転送を行ったときと同様に、シリ
アルI/Oポート28を通すことによって、シリアルコマン
ドデータとして露光制御IC16に転送される。
露出制御IC16は、測光素子16で検出された被写体輝度
信号と、MPU24から転送されてきたフイルム感度情報と
に基づいて露光演算を行い、適正露光が得られる露出時
間を算出する。算出された露光時間データはアナログ量
であるが、A/Dコンバータ29によってデジタル量に変換
された後、シリアルポート28,バスライン27を経てMPU24
に送られ、そしてRAM26に格納される。
測光・露光演算処理の後、PU24は、すでにRAM26に格
納されている測距信号に対応した個数のクロックパルス
をレンズ移動回路15に送出する。これによりステッピン
グモータ15aが駆動され、撮影レンズ5は測距信号に応
じたピント位置に繰り出される。引続きシャッタボタン
の全押し信号が外部データ入力部30からMPU24に入力さ
れると、測光・露光演算処理で得られた露光時間によっ
てプログラムシャッタ20が開閉して撮影が行われる。RA
M26から読み出された露光時間データは、MPU24によって
クロックパルスの個数に変換された後、シリアルI/Oポ
ート28から露光時間データに応じた個数のシリアルなク
ロックパルスとして露光制御IC16に供給され、これによ
りステッピングモータ16bがプログラムシャッタ20を算
出された露光時間で開閉させる。
撮影が完了すると、MPU24はフイルム給送制御IC17に
フイルム給送コマンドを送り、これにより給送モータ17
aが駆動され、フイルム給送機構21が作動してフイルム
の1コマ送りが行われる。このフイルム送りの間には、
フイルム給送制御IC17からフィードバックされる信号に
基づいて、MPU24はパーフォレーションの移動個数を監
視しており、その個数が丁度1コマ分に達したときにフ
イルム給送制御IC17に停止コマンドを送ってフイルム給
送を停止させる。なお、フイルム給送IC17からは、給送
モータ17aに流れる電流の大きさを表すデータもA/Dコン
バータ29を介してMPU24に送られている。したがって、
給送途中でフイルムの給送ができなくなり、給送モータ
17aの負荷電流の値が一定値を越えたときには自動的に
フイルムの巻き戻し処理に移行させることができる。
フイルム給送が完了すると、MPU24はレンズ移動回路1
5にリセット信号を送り、撮影レンズ5は初期位置に戻
され、1回の撮影シーケンスが完了する。
以上のように、汎用型のマイクロコンピュータ14を用
いて露出制御IC16,フイルム給送制御IC17の作動を管制
するようにしたカメラでは、オートフォーカスIC12シリ
アルデータコマンドで制御できるようにしておくことに
よって、オートフォーカスに必要な処理の一部をマイク
ロコンピュータ14側に負担させることが可能となる。し
かも、オートフォーカスIC12とマイクロコンピュータ14
との間のインターフェースには、マイクロコンピュータ
14と露出制御IC16,フイルム給送制御IC17とを接続して
いるシリアルI/Oポート28をそのまま兼用することがで
きる。また、オートフォーカスIC12から得られる測距デ
ータも、露出制御IC16やフイルム給送制御IC17から得ら
れるデータと同じようにマイクロコンピュータ14で扱う
ことができるようになるから、例えば測距演算を改良,
変更する場合等には、オートフォーカスIC12を何ら変更
することなく、マイクロコンピュータ14側の処理プログ
ラムを書き換えるだけで対応することができる。
以上、3個のLED3a,3b,3cを用い、撮影画面内の3個
所を順次に測距してゆく実施例について説明したが、本
発明はLEDを1個あるいは2個、さらには4個以上用い
て被写体に測距光を投光するものについても同様に適用
することができる。また、撮影シーケンスや測距シーケ
ンスの処理手順についても適宜変更可能であることはも
ちろんである。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明のオートフォーカスカメラで
は、カメラ本体に内蔵されているマイクロコンピュータ
からのパラレルコマンドデータをシリアルI/Oポートを
介して測距装置内のシフトレジスタに取り込み、測距装
置はシフトレジスタの所定ビット位置のコマンドデータ
に対応して測距を行うように構成するとともに、測距装
置から得られた測距データをマイクロコンピュータ側に
転送してマイクロコンピュータで測距演算を行わせるよ
うに構成してある。したがって、従来の測距装置では大
きな負担となっていたゲインコントロール処理や測距演
算処理を測距装置内で処理せずに済み、測距装置の簡略
化,コンパクト化が可能となる。しかもカメラ本体に内
蔵されたマイクロコンピュータについては単に処理プロ
グラムの書き換えだけで済むから、製造コストも確実に
節約することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回路構成の概略を示すブロック図であ
る。 第2図は本発明に用いられるアクティブオートフォーカ
ス装置の概略図である。 第3図はオートフォーカスICの構成を示すブロック図で
ある。 第4図はロジック回路に用いられているシフトレジスタ
の概念図である。 第5図は測距シーケンスを表すフローチャートである。 第6図は撮影シーケンス全体の処理手順を示すフローチ
ャートである。 第7図は測距データの読み込みタイミングを説明するタ
イムチャートである。 第8図は測距データの読み込み手順を示すフローチャー
トである。 2……投光部 3a〜3c……LED 7……受光部 9……PSD 12……オートフォーカスIC 14……マイクロコンピュータ 16……露出制御IC 17……フイルム給送制御IC 28……シリアルI/Oポート 29……A/Dコンバータ 32……ロジック回路 33……ゲインコントローラ 39……シフトレジスタ。
フロントページの続き (72)発明者 小谷 高秋 東京都港区西麻布2―26―30 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 高田 誠司 東京都港区西麻布2―26―30 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 後藤 繁謙 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富 士写真光機株式会社内 (72)発明者 斉藤 竜夫 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富 士写真光機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−219278(JP,A) 特開 昭62−210436(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影シーケンスを実行するマイクロコンピ
    ュータと、マイクロコンピュータからのパラレルなコマ
    ンドデータをシリアルなコマンドデータに変換して出力
    するシリアルI/Oポートと、このシリアルI/Oポートから
    のコマンドデータに基づいて測距を行う測距装置とを備
    えたオートフォーカスカメラにおいて、 前記測距装置は、被写体に向けて測距光を投光する投光
    部と、被写体から反射されてきた測距光を受光する受光
    部と、前記投光部の駆動制御用データ及び前記受光部か
    らの出力信号を増幅するゲインコントロールアンプのゲ
    イン調節用データを格納するシフトレジスタと、ゲイン
    コントロールアンプから出力される測距データを前記マ
    イクロコンピュータに入力する信号端子とを有し、前記
    シリアルI/Oポートから前記シフトレジスタに転送され
    たコマンドデータのうち、所定ビット位置に格納された
    データを前記投光部の駆動制御用データ及びゲインコン
    トロールアンプのゲイン調節用データに用いて測距を行
    うとともに、前記マイクロコンピュータは前記信号端子
    から入力された測距データに基づいて演算を行って被写
    体までの距離に対応した測距信号を算出することを特徴
    とするオートフォーカスカメラ。
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