JP3062207U - 駒連結バンドにおける外ピンの抜出し防止構造 - Google Patents

駒連結バンドにおける外ピンの抜出し防止構造

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JP3062207U
JP3062207U JP1999001581U JP158199U JP3062207U JP 3062207 U JP3062207 U JP 3062207U JP 1999001581 U JP1999001581 U JP 1999001581U JP 158199 U JP158199 U JP 158199U JP 3062207 U JP3062207 U JP 3062207U
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piece
pin
connecting band
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press
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JP1999001581U
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聡 中川
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株式会社バンビ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は１８金の飾り駒を外駒の外側また
は内側、中駒としてまたはその両側部に連結し得るステ
ンレススチールなどにてなる金属駒の連結バンドにおけ
る外ピンの抜出し防止構造を新規に提供することを目的
とするものである。 【構成】 本考案は中駒を挟む両側の外駒間に横断挿着
する連結用ピンの両側に設ける溝環にピン固定駒を被せ
嵌めして固定する駒連結バンドにおいて、該各外駒の内
側より外ピンを圧入して該外ピンの外半を外駒外に突出
させるとともに熱処理により溶体化し柔らかくして該外
駒の外側に通し嵌めする飾り駒に設ける段拡孔に該外ピ
ンの突出部を圧縮圧入して該ピンの抜出しを防止するよ
うにしたことを特徴とする駒連結バンドにおける外ピン
の抜出し防止構造にある。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
この考案は駒連結バンドにおける外ピンの抜出し防止構造に関するものである 。
【０００２】
【従来の技術】
この種の抜出し防止構造としては登録第３０３３８７３号公報がある。該公報 は飾り駒を外側からネジ止めして抜出しを防止するようにしており、またネジに かえて外側からやや径の大きいピンを圧入して抜出しを防止するようにしている 。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらネジは使用の反複によって回転弛み出しから抜出すという課題が あり、またピンの圧入は孔径の精度の誤差や汗などの付着による劣化などにて抜 出すという課題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は中駒を挟む両側の外駒間に横断挿着する連結用ピンの両側に設ける溝 環にピン固定駒を被せ嵌めして固定する駒連結バンドにおいて、該各外駒の内側 より外ピンを圧入して該外ピンの外半を外駒外に突出させるとともに溶体化処理 により柔らかくして該外駒の外側に通し嵌めする飾り駒に設ける段拡孔に該外ピ ンの突出部を圧縮圧入して該ピンの抜出しを防止するように構成して、かかる課 題を解決するようにしたのである。
【０００５】
【考案の実施の形態】
外駒１,１の中間部に内側から外ピン２を圧入止めして外側半分を外駒１外に 突出させるとともに熱処理により溶体化して外ピン２の外側突出部を柔らかくす る。該外駒１,１は中駒３,３の両側に跨ぎ挟んで並列し、連結用ピン４ａ，４ｂ の横断挿着にて連結し、連結用ピン４ａ，４ｂの表出する両側端部に周設する凹 環５ａ，５ｂに下向き溝６ａ，６ｂを設けた固定駒７ａ，７ｂを被せ嵌めして固 定する。次いで中ぐりした飾り駒８ａ，８ｂを外ピン２に通して外駒１，１の外 側に並列させ、該飾り駒８ａ，８ｂの外側に突出する外ピン２の外端部を飾り駒 ８ａ，８ｂに設ける段拡孔９ａ，９ｂ内に圧縮し圧入して平滑にするのである。 外ピン２の飾り駒８ａ，８ｂより突出する部分は溶体化により柔らかくされてい るので、容易に段拡孔９ａ，９ｂ内に圧入することとなる。
【０００６】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、使用を反複しても、また段拡孔の精度が 多少狂っていても外ピンの抜出しと飾り駒の脱落が防止されるという効果を生ず る。
【０００７】 外ピンの抜出しが防止されることにより、この種のバンドを長期間使用し得る ものとするという効果を生ずる。
【０００８】 外ピンを外駒に内側から圧入止めする過程で熱処理して柔らかくしているので 、ステンレススチールなどとする外駒の外側に融点の低い１８金製の飾り駒を並 列させて取付けることができるほか、溶体化する外ピン以外の部分、例えば中駒 やまたは中駒の両側部、外駒の内側などにも１８金の飾り駒を配置するコンビネ ーションバンドを構成することができるという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 各部材を組付け前の状態にて示す斜視図
【図２】 外駒の外側に飾り駒を並列した状態を示す部
分拡大断面図
【図３】 同、外ピンの突出していた部分を段拡孔内に
圧縮し圧入した状態を示す断面図
【符号の説明】
１は外駒 ２は外ピン ３は中駒 ４ａ，４ｂは連結用ピン ５ａ，５ｂは凹環 ６ａ，６ｂは下向き溝 ７ａ，７ｂは固定駒 ８ａ，８ｂは飾り駒 ９ａ，９ｂは段拡孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 中駒を挟む両側の外駒間に横断挿着する
    連結用ピンの両側に設ける溝環にピン固定駒を被せ嵌め
    して固定する駒連結バンドにおいて、該各外駒の内側よ
    り外ピンを圧入して該外ピンの外半を外駒外に突出させ
    るとともに溶体化処理により柔らかくして該外駒の外側
    に通し嵌めする飾り駒に設ける段拡孔に該外ピンの突出
    部を圧縮圧入して該ピンの抜出しを防止するようにした
    ことを特徴とする駒連結バンドにおける外ピンの抜出し
    防止構造。
JP1999001581U 1999-03-17 1999-03-17 駒連結バンドにおける外ピンの抜出し防止構造 Expired - Lifetime JP3062207U (ja)

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