JP3062103B2 - アンテナ装置及びこれを用いた一体形機器 - Google Patents
アンテナ装置及びこれを用いた一体形機器Info
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- WURBVZBTWMNKQT-UHFFFAOYSA-N 1-(4-chlorophenoxy)-3,3-dimethyl-1-(1,2,4-triazol-1-yl)butan-2-one Chemical compound C1=NC=NN1C(C(=O)C(C)(C)C)OC1=CC=C(Cl)C=C1 WURBVZBTWMNKQT-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 3
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
- H01Q1/241—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
- H01Q1/242—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
- H01Q1/243—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
- H01Q1/244—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas extendable from a housing along a given path
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/3827—Portable transceivers
- H04B1/3833—Hand-held transceivers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用一体形の機
器に用いて好適なアンテナ装置及びこれを用いた機器に
関する。
器に用いて好適なアンテナ装置及びこれを用いた機器に
関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】本出願人によってなさ
れた国際公開パンフレット第ＷＯ９４／１０７２０号の
出願明細書中には、複合的に用いられている装置本体外
部に設けられたヘリカルアンテナ及び伸長可能なロッド
アンテナ、そしてインピーダンス変成器とを含み構成さ
れた自動車用電話装置のためのアンテナ装置についての
詳述がなされている。
れた国際公開パンフレット第ＷＯ９４／１０７２０号の
出願明細書中には、複合的に用いられている装置本体外
部に設けられたヘリカルアンテナ及び伸長可能なロッド
アンテナ、そしてインピーダンス変成器とを含み構成さ
れた自動車用電話装置のためのアンテナ装置についての
詳述がなされている。
【０００３】この公開文献によれば、ロッドアンテナを
引き出すあるいは縮めて収納することに応じてアンテナ
特性の切替えが達成される。収納位置においては、ロッ
ドアンテナは動電的（電流的）にも或いは静電的にもイ
ンピーダンス変成器には結合されない。
引き出すあるいは縮めて収納することに応じてアンテナ
特性の切替えが達成される。収納位置においては、ロッ
ドアンテナは動電的（電流的）にも或いは静電的にもイ
ンピーダンス変成器には結合されない。
【０００４】このような状態においてのアンテナ機能
は、単に恒常的にインピーダンス変成器に接続されてい
るヘリカルアンテナのみによって提供される。一方、ロ
ッドアンテナ最伸長状態においては、ヘリカルアンテナ
とロッドアンテナの双方がインピーダンス変成器に並列
に接続される。ヘリカルアンテナ及びインピーダンス変
成器とロッドアンテナとの間の無線周波数信号の結合、
あるいはヘリカルアンテナ及びロッドアンテナとインピ
ーダンス変成器間の信号結合は、動電結合或いは非動電
結合のいずれによっても得ることができる。
は、単に恒常的にインピーダンス変成器に接続されてい
るヘリカルアンテナのみによって提供される。一方、ロ
ッドアンテナ最伸長状態においては、ヘリカルアンテナ
とロッドアンテナの双方がインピーダンス変成器に並列
に接続される。ヘリカルアンテナ及びインピーダンス変
成器とロッドアンテナとの間の無線周波数信号の結合、
あるいはヘリカルアンテナ及びロッドアンテナとインピ
ーダンス変成器間の信号結合は、動電結合或いは非動電
結合のいずれによっても得ることができる。
【０００５】こうして、ロッドアンテナの回路部への結
合あるいは非接合（切離し）がアンテナロッドを引き延
ばすあるいは縮退させる操作によって達成される。この
場合、引き延ばし操作は、ロッドアンテナ下部の接触部
材とスリーブに依って抑制されることで定位置で止めら
れてロッドアンテナの最伸長位置が決まる。接触部材
は、アンテナロッドを最伸長位置に留める機械的な係止
機構としても機能する。電気結合を静電的に行う他の例
にては、対向する二部材の一方に薄い絶縁層が設けられ
る。この他にも、本出願人によってなされた国際公開パ
ンフレット第ＷＯ９４／２８５９３号の出願明細書中に
も、ヘリカルアンテナ及び伸長可能なロッドアンテナと
を含み構成された携帯装置用アンテナが開示されてい
る。
合あるいは非接合（切離し）がアンテナロッドを引き延
ばすあるいは縮退させる操作によって達成される。この
場合、引き延ばし操作は、ロッドアンテナ下部の接触部
材とスリーブに依って抑制されることで定位置で止めら
れてロッドアンテナの最伸長位置が決まる。接触部材
は、アンテナロッドを最伸長位置に留める機械的な係止
機構としても機能する。電気結合を静電的に行う他の例
にては、対向する二部材の一方に薄い絶縁層が設けられ
る。この他にも、本出願人によってなされた国際公開パ
ンフレット第ＷＯ９４／２８５９３号の出願明細書中に
も、ヘリカルアンテナ及び伸長可能なロッドアンテナと
を含み構成された携帯装置用アンテナが開示されてい
る。
【０００６】ところで、例示のように相互間で相対移動
が可能な部材同士の機械的係止機構においては、協働す
る部材双方について製造時にかなりの精密加工が要求さ
れる。このように精密さを要求する点、そして構造上も
多数の部材群を組み上げなければならない点が原因とな
って、従来のアンテナ装置は、製造コストが比較的高く
なってしまうという難点を有する。
が可能な部材同士の機械的係止機構においては、協働す
る部材双方について製造時にかなりの精密加工が要求さ
れる。このように精密さを要求する点、そして構造上も
多数の部材群を組み上げなければならない点が原因とな
って、従来のアンテナ装置は、製造コストが比較的高く
なってしまうという難点を有する。
【０００７】上記難点解消のために永久磁石を用いたロ
ッドアンテナが実開平６−２６３０９号にて提案されて
いる。本発明もまた、上に述べた不都合を解消して低価
格にて製造可能であり、且つ、伸縮自在アンテナ部の引
き出し位置において優れた係止性能を持ち、繰り返し使
用されてもいつまでも変わらない係止力を有するとの利
点をも備えたアンテナ装置を提案することを目的とす
る。
ッドアンテナが実開平６−２６３０９号にて提案されて
いる。本発明もまた、上に述べた不都合を解消して低価
格にて製造可能であり、且つ、伸縮自在アンテナ部の引
き出し位置において優れた係止性能を持ち、繰り返し使
用されてもいつまでも変わらない係止力を有するとの利
点をも備えたアンテナ装置を提案することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上述し
たようなアンテナ装置を前提とした請求項１に記載され
ている如き構成、即ち、最伸長位置と縮退位置との間を
移動可能な伸縮自在な第一のアンテナ部(2) を含み構成
された、無線周波数帯域の信号を送信或いは受信する一
体形機器用のアンテナ装置であって、前記アンテナ部
(2) にはその下方部分に、ガイド手段(5) に配置された
第二の係止手段(9) と協働して前記アンテナ部(2) を固
定するための第一係止手段(10)を設けてあり、前記第一
係止手段(10)は前記第二係止手段(9) 表面の第二の当接
面(12)と互いに接触して前記最伸長位置を規定する第一
の当接面(11)を有していて、互いに磁気的に吸引し合う
部材(9,10)を有した前記第一係止手段(10)と第二係止手
段(9) によって前記アンテナ部(2) を最伸長位置にて開
放も容易に係止するようになっているアンテナ装置にお
いて、前記第一係止手段(10)及び第二係止手段(9) が前
記アンテナ部(2)を最伸長位置にて当該機器の回路部に
対し電気的に結合状態にするための手段を具備していて
前記アンテナ部(2) はその最伸長位置にある時には前記
回路部との信号結合が達成されるようになっており、前
記第二係止手段(9) は前記アンテナ部(2) を取り囲むよ
うになった環状形状を有し、前記第一の当接面(11)は、
前記第一係止手段(10)の径方向に延び前記最伸長位置に
て前記第二の当接面(12)と協働する肩部表面として形成
されており、前記第一係止手段の一部は前記アンテナ部
(2) が最伸長位置にある時には前記環状の第二係止手段
(9) の内側に位置する、ように構成することで達成され
る。
たようなアンテナ装置を前提とした請求項１に記載され
ている如き構成、即ち、最伸長位置と縮退位置との間を
移動可能な伸縮自在な第一のアンテナ部(2) を含み構成
された、無線周波数帯域の信号を送信或いは受信する一
体形機器用のアンテナ装置であって、前記アンテナ部
(2) にはその下方部分に、ガイド手段(5) に配置された
第二の係止手段(9) と協働して前記アンテナ部(2) を固
定するための第一係止手段(10)を設けてあり、前記第一
係止手段(10)は前記第二係止手段(9) 表面の第二の当接
面(12)と互いに接触して前記最伸長位置を規定する第一
の当接面(11)を有していて、互いに磁気的に吸引し合う
部材(9,10)を有した前記第一係止手段(10)と第二係止手
段(9) によって前記アンテナ部(2) を最伸長位置にて開
放も容易に係止するようになっているアンテナ装置にお
いて、前記第一係止手段(10)及び第二係止手段(9) が前
記アンテナ部(2)を最伸長位置にて当該機器の回路部に
対し電気的に結合状態にするための手段を具備していて
前記アンテナ部(2) はその最伸長位置にある時には前記
回路部との信号結合が達成されるようになっており、前
記第二係止手段(9) は前記アンテナ部(2) を取り囲むよ
うになった環状形状を有し、前記第一の当接面(11)は、
前記第一係止手段(10)の径方向に延び前記最伸長位置に
て前記第二の当接面(12)と協働する肩部表面として形成
されており、前記第一係止手段の一部は前記アンテナ部
(2) が最伸長位置にある時には前記環状の第二係止手段
(9) の内側に位置する、ように構成することで達成され
る。
【０００９】このように本発明では係止手段は磁気的に
互いに吸引し合う部材によって構成されており、こうし
て係止機能が磁気作用により得られているので、所望の
係止力を得るのにも接触部材には格別に高い精密度の加
工は必要が無い。これは相互に作用し協働する係止用部
材同士は純機械的には（寸法・形状上は）自由に動ける
状態であっても何ら不都合無いから、これに合わせて各
部材が遊びしろを取って低精度で作られていても良いか
らである。
互いに吸引し合う部材によって構成されており、こうし
て係止機能が磁気作用により得られているので、所望の
係止力を得るのにも接触部材には格別に高い精密度の加
工は必要が無い。これは相互に作用し協働する係止用部
材同士は純機械的には（寸法・形状上は）自由に動ける
状態であっても何ら不都合無いから、これに合わせて各
部材が遊びしろを取って低精度で作られていても良いか
らである。
【００１０】更には、使用者がアンテナが完全に引き出
された位置となったことが判る明瞭な係止感が得られる
ことも好都合である。これ以外にも重要な利点として、
この装置ではアンテナの軸方向に更には回転方向にも相
対的に動く部材間に引っ掛かりは一切無く、特には摩耗
現象が起こらないことが挙げられる。
された位置となったことが判る明瞭な係止感が得られる
ことも好都合である。これ以外にも重要な利点として、
この装置ではアンテナの軸方向に更には回転方向にも相
対的に動く部材間に引っ掛かりは一切無く、特には摩耗
現象が起こらないことが挙げられる。
【００１１】伸縮アンテナ部が最伸長位置にて静電的に
結合される形態の場合では、この種の結合状態の良否は
結合部材が本来の規定位置に在るか否かに大きく依存す
るから、本発明に基づく構成は引き出し可能アンテナが
その引き出し位置にある状態でのアンテナ特性を一段と
高め得る。
結合される形態の場合では、この種の結合状態の良否は
結合部材が本来の規定位置に在るか否かに大きく依存す
るから、本発明に基づく構成は引き出し可能アンテナが
その引き出し位置にある状態でのアンテナ特性を一段と
高め得る。
【００１２】請求項２に挙げた特徴的構成の場合（動電
結合）も、アンテナ装置は信頼性が高く且つ高性能のも
のが得られる。
結合）も、アンテナ装置は信頼性が高く且つ高性能のも
のが得られる。
【００１３】前述の第二係止手段を磁石、特に環状の永
久磁石としロッドアンテナ部の周りに配置した構成とす
るならば、比較的小形の磁石を用いることができこれを
アンテナ特性に与える影響が最小となるように配設する
ことで充分実用に足る係止力を簡単に得ることが可能で
ある。請求項４乃至８には、製造容易で経済的な好適構
成が例示されている。
久磁石としロッドアンテナ部の周りに配置した構成とす
るならば、比較的小形の磁石を用いることができこれを
アンテナ特性に与える影響が最小となるように配設する
ことで充分実用に足る係止力を簡単に得ることが可能で
ある。請求項４乃至８には、製造容易で経済的な好適構
成が例示されている。
【００１４】本発明は、請求項９に記載の如く第二のア
ンテナを含む構成の場合一層効果的なものとなる。特に
この構成は携帯電話機或いは同様の一体構成機器に用い
た場合に一段と有用・効果的である。
ンテナを含む構成の場合一層効果的なものとなる。特に
この構成は携帯電話機或いは同様の一体構成機器に用い
た場合に一段と有用・効果的である。
【００１５】請求項１０や、特に請求項１１に開示され
た構成によれば、小形で製作容易なアンテナ装置が提供
される。
た構成によれば、小形で製作容易なアンテナ装置が提供
される。
【００１６】本発明には、上述した如きアンテナ装置の
何れかを搭載して構成された、無線周波数信号の送信や
受信、または送受信に関連する一体形機器も含まれる。
何れかを搭載して構成された、無線周波数信号の送信や
受信、または送受信に関連する一体形機器も含まれる。
【００１７】
〔実施例〕以下、本発明を実施例に基づき添付図面を用
いて詳細に説明する。図１は、本発明の一実施例を第一
アンテナ部を最引出し位置まで延ばした状態にて示す一
部断面側面図である。また、図２は同実施例を第一アン
テナ部を本体に収納した状態で示す同じく一部断面側面
図である。
いて詳細に説明する。図１は、本発明の一実施例を第一
アンテナ部を最引出し位置まで延ばした状態にて示す一
部断面側面図である。また、図２は同実施例を第一アン
テナ部を本体に収納した状態で示す同じく一部断面側面
図である。
【００１８】二つのアンテナ部を備えた図１に示す実施
例の複合アンテナ装置(1) は、引き出された状態（最伸
長位置）で図示されている進退自在な第一のアンテナ部
(2)を有している。実施例では、この第一アンテナ部(2)
はロッドアンテナであるがこれに限らず他の引き延ば
し可能なタイプのアンテナであっても良い。第二のアン
テナ部(3) は、ケーシング(5) の内部に在って支持体
(4) にらせん状にコイル巻きされている（ヘリカルアン
テナ）。なお、支持体(4) には中心に前記第一アンテナ
部(2) より僅かに太径の貫通孔が形成されていて該貫通
孔を挿通して第一アンテナ部(2) が配設されている。
例の複合アンテナ装置(1) は、引き出された状態（最伸
長位置）で図示されている進退自在な第一のアンテナ部
(2)を有している。実施例では、この第一アンテナ部(2)
はロッドアンテナであるがこれに限らず他の引き延ば
し可能なタイプのアンテナであっても良い。第二のアン
テナ部(3) は、ケーシング(5) の内部に在って支持体
(4) にらせん状にコイル巻きされている（ヘリカルアン
テナ）。なお、支持体(4) には中心に前記第一アンテナ
部(2) より僅かに太径の貫通孔が形成されていて該貫通
孔を挿通して第一アンテナ部(2) が配設されている。
【００１９】第一アンテナ部(2) は、このように前記第
二のヘリカルアンテナ(3) の中を通って最伸長位置（図
１参照）と縮退位置（図２参照）との間でガイド機構(5
´) にガイドされて軸方向に自由に移動可能になってい
る。第一アンテナ部の上部（実施例ではほぼ上半分）は
絶縁材料を用いた先端部材(7) となっている。この構成
は、第一アンテナ部が縮退位置（収納位置）に収まった
状態にてヘリカルアンテナ部(3) に電気的影響を与える
ことを防ぐためである。第一アンテナ部(2)の最先端部
にはツマミ(6) が取付けてある。
二のヘリカルアンテナ(3) の中を通って最伸長位置（図
１参照）と縮退位置（図２参照）との間でガイド機構(5
´) にガイドされて軸方向に自由に移動可能になってい
る。第一アンテナ部の上部（実施例ではほぼ上半分）は
絶縁材料を用いた先端部材(7) となっている。この構成
は、第一アンテナ部が縮退位置（収納位置）に収まった
状態にてヘリカルアンテナ部(3) に電気的影響を与える
ことを防ぐためである。第一アンテナ部(2)の最先端部
にはツマミ(6) が取付けてある。
【００２０】第一アンテナ部(2) の最下端領域には一方
の係止手段を構成している第一係止手段(10)が取付けら
れている。第一係止手段(10)には強磁性材料を用いてお
りその下端部はヘリカルアンテナの貫通孔より太径に形
成されていて太径部の上端はテーパ面状に形成してある
（当接面：11）。ケーシング(5) は底部領域が環状磁石
(9) を固定する座部となっていてロッドアンテナを貫通
させて環状磁石(9) が配設されている。この環状磁石
(9) は、対となる他方の係止手段を構成するもので第一
アンテナ部を取り囲んで位置するようになっている。環
状磁石(9) は例えば軸方向に磁化されている。なお、該
環状磁石(9) の中心孔径もロッドアンテナの外径より僅
かだけ大きい。従って、最伸長位置においては当接面(1
1)が環状磁石(9) 中心孔の内周に当接する。環状磁石
(9) には導線(8) を収容固定するために径方向外方に開
口したスロット(9´) が形成される。導線(8) は本体機
器内部の電気回路部と２つのアンテナ部とを接続するた
めに用いられている。導線(8)は、環状磁石(9) と動電
接続が確保されるように配慮して前記スロット(9´) 内
に取付けられる。
の係止手段を構成している第一係止手段(10)が取付けら
れている。第一係止手段(10)には強磁性材料を用いてお
りその下端部はヘリカルアンテナの貫通孔より太径に形
成されていて太径部の上端はテーパ面状に形成してある
（当接面：11）。ケーシング(5) は底部領域が環状磁石
(9) を固定する座部となっていてロッドアンテナを貫通
させて環状磁石(9) が配設されている。この環状磁石
(9) は、対となる他方の係止手段を構成するもので第一
アンテナ部を取り囲んで位置するようになっている。環
状磁石(9) は例えば軸方向に磁化されている。なお、該
環状磁石(9) の中心孔径もロッドアンテナの外径より僅
かだけ大きい。従って、最伸長位置においては当接面(1
1)が環状磁石(9) 中心孔の内周に当接する。環状磁石
(9) には導線(8) を収容固定するために径方向外方に開
口したスロット(9´) が形成される。導線(8) は本体機
器内部の電気回路部と２つのアンテナ部とを接続するた
めに用いられている。導線(8)は、環状磁石(9) と動電
接続が確保されるように配慮して前記スロット(9´) 内
に取付けられる。
【００２１】図２は同じ複合アンテナ装置(1) を、第一
アンテナ部(2) が収容された状態で示したものである。
図には前述した第一の当接面(11)が、第一係止手段であ
るストッパ部材(10)表面の径方向に延びる肩部（テーパ
部）として顕れている。アンテナ部引き出し状態に於い
て前記当接面(11)は、これと対応する第二の当接面(12)
としての環状磁石(9) 表面と接触することになる。な
お、実施例では第二当接面として環状磁石自体の片側表
面部（中心孔開口部内周）をそのまま使っているが、こ
れ以外にも例えば所定の環状ワッシャを付加してその端
面を、或いはケーシングの一部分、その他を第二当接面
として使うことができる。
アンテナ部(2) が収容された状態で示したものである。
図には前述した第一の当接面(11)が、第一係止手段であ
るストッパ部材(10)表面の径方向に延びる肩部（テーパ
部）として顕れている。アンテナ部引き出し状態に於い
て前記当接面(11)は、これと対応する第二の当接面(12)
としての環状磁石(9) 表面と接触することになる。な
お、実施例では第二当接面として環状磁石自体の片側表
面部（中心孔開口部内周）をそのまま使っているが、こ
れ以外にも例えば所定の環状ワッシャを付加してその端
面を、或いはケーシングの一部分、その他を第二当接面
として使うことができる。
【００２２】第一アンテナ部を対応他部へと動電結合
（電流的結合）させる形態で用いられる場合には、２つ
の当接面間で確実に低抵抗な金属的接触を得ることが重
要であり、適切な材質を用いたワッシャを使うことで接
触性をより高めることができる。
（電流的結合）させる形態で用いられる場合には、２つ
の当接面間で確実に低抵抗な金属的接触を得ることが重
要であり、適切な材質を用いたワッシャを使うことで接
触性をより高めることができる。
【００２３】第一アンテナ部はその引き出し位置（最伸
長位置）において第一係止手段としてのストッパ部材(1
0)と第二係止手段としての環状磁石(9) の間に作用する
磁気的吸引力に依って係止される。ストッパ部材(10)と
磁石(9) の配置に関しては、磁気的吸引力が当接面(11)
と当接面(12)が互いに接触することで規定通りの係止位
置が得られ、同時に両者間の確実な動電的結合が得られ
るように配慮することが好ましい。
長位置）において第一係止手段としてのストッパ部材(1
0)と第二係止手段としての環状磁石(9) の間に作用する
磁気的吸引力に依って係止される。ストッパ部材(10)と
磁石(9) の配置に関しては、磁気的吸引力が当接面(11)
と当接面(12)が互いに接触することで規定通りの係止位
置が得られ、同時に両者間の確実な動電的結合が得られ
るように配慮することが好ましい。
【００２４】以上、特定実施例に沿って本発明を詳述し
たが、本発明は以下に挙げる如くのその他の実施形態を
も意図していることは言うまでもない。
たが、本発明は以下に挙げる如くのその他の実施形態を
も意図していることは言うまでもない。
【００２５】例えば、既述した如きアンテナ部とこれが
接続される機器内回路部間の電気結合に関しては、第一
のアンテナ部が収容位置（縮退位置）にある場合には第
二のアンテナ部としてのヘリカルアンテナのみが（或い
は、少なくとも特性を決める主要部として）後続する回
路部に結合され、また第一アンテナ部が最伸長位置にあ
る時には第一アンテナ部と第二アンテナ部が共に前記回
路部に結合されるようにしてもよい。
接続される機器内回路部間の電気結合に関しては、第一
のアンテナ部が収容位置（縮退位置）にある場合には第
二のアンテナ部としてのヘリカルアンテナのみが（或い
は、少なくとも特性を決める主要部として）後続する回
路部に結合され、また第一アンテナ部が最伸長位置にあ
る時には第一アンテナ部と第二アンテナ部が共に前記回
路部に結合されるようにしてもよい。
【００２６】また、第一アンテナ部のみで第二のアンテ
ナ部がない場合、或いは第一アンテナ部を第二のアンテ
ナ部のすぐ近くには設けない場合であれば、例示とは異
なったタイプの伸縮可能なアンテナ部を採用することも
できる。この様に、本発明の技術思想中には、単に一つ
のアンテナ部分のみでなるアンテナ装置、或いは第二の
アンテナ部とは離れて第一アンテナ部を設けたアンテナ
装置も含まれる。
ナ部がない場合、或いは第一アンテナ部を第二のアンテ
ナ部のすぐ近くには設けない場合であれば、例示とは異
なったタイプの伸縮可能なアンテナ部を採用することも
できる。この様に、本発明の技術思想中には、単に一つ
のアンテナ部分のみでなるアンテナ装置、或いは第二の
アンテナ部とは離れて第一アンテナ部を設けたアンテナ
装置も含まれる。
【００２７】前述第二のアンテナにはヘリカルアンテナ
に代えてピッチアンテナ或いはその他の適切なアンテナ
を用いても良い。
に代えてピッチアンテナ或いはその他の適切なアンテナ
を用いても良い。
【００２８】伸縮自在アンテナ部の移動経路がヘリカル
アンテナのためのケーシング或いは支持体により取り巻
かれてはいない構成の場合であれば、アンテナ部の伸縮
動作をガイドするガイド機構を別個の部材或いはケーシ
ングとして設けるようにしても良く、またアンテナ部を
取り付ける機器の外ケース表面部あるいは内部にガイド
機構を設けるように設計しても良い。
アンテナのためのケーシング或いは支持体により取り巻
かれてはいない構成の場合であれば、アンテナ部の伸縮
動作をガイドするガイド機構を別個の部材或いはケーシ
ングとして設けるようにしても良く、またアンテナ部を
取り付ける機器の外ケース表面部あるいは内部にガイド
機構を設けるように設計しても良い。
【００２９】第一係止手段と第二係止手段を素材的に逆
にしても良く、第一係止手段側が磁石を含む構成で、第
二係止手段を磁気吸着力に反応する部材とすることがで
きる。勿論、第一係止手段と第二係止手段の双方を磁石
を含む構成とすることもできる。
にしても良く、第一係止手段側が磁石を含む構成で、第
二係止手段を磁気吸着力に反応する部材とすることがで
きる。勿論、第一係止手段と第二係止手段の双方を磁石
を含む構成とすることもできる。
【００３０】磁石の形状としては、例示した環状形状
が、薄型に構成でき充分な磁界が得られるため好ましい
が、他の形状であっても無論良い。伸縮自在アンテナ部
の移動経路の周りに磁気的要素を分散させて配置する構
成も採り得る。
が、薄型に構成でき充分な磁界が得られるため好ましい
が、他の形状であっても無論良い。伸縮自在アンテナ部
の移動経路の周りに磁気的要素を分散させて配置する構
成も採り得る。
【００３１】既述した磁石と導線(8) の結合についても
幾つかの異なる方法が採れる。他の例を挙げると、磁石
は環状であるがそれ自体にはスロット(9´) を設けずに
導線はケーシング(5) の座部（磁石用収納部）と磁石の
外面との間で押圧されるように構成しても良い。
幾つかの異なる方法が採れる。他の例を挙げると、磁石
は環状であるがそれ自体にはスロット(9´) を設けずに
導線はケーシング(5) の座部（磁石用収納部）と磁石の
外面との間で押圧されるように構成しても良い。
【００３２】第一係止手段(9) と第二係止手段(10)の材
質には種々の材質が考えられるが、磁石にはネオジミウ
ムを含む金属系統素材を用いると好適である。このよう
な素材を採用すれば単位体積比でより強い磁界が得られ
るから、小形で平板状の部品で済み、アンテナ長さに対
する制限はより少なくて装置を短く構成できる。
質には種々の材質が考えられるが、磁石にはネオジミウ
ムを含む金属系統素材を用いると好適である。このよう
な素材を採用すれば単位体積比でより強い磁界が得られ
るから、小形で平板状の部品で済み、アンテナ長さに対
する制限はより少なくて装置を短く構成できる。
【００３３】その他、第一アンテナはその縮退位置に於
いても係止させることが望ましい。この機能は前掲実施
例においては図中でツマミ(6) の直下に位置して設けら
れていて前記ケーシング(5) の上部ガイド孔部の内方に
突出するフランジ部(14)と協働する係合溝(13)に依って
実現されている。
いても係止させることが望ましい。この機能は前掲実施
例においては図中でツマミ(6) の直下に位置して設けら
れていて前記ケーシング(5) の上部ガイド孔部の内方に
突出するフランジ部(14)と協働する係合溝(13)に依って
実現されている。
【００３４】本アンテナ装置の変形例として、先端部材
(7) の内部に磁力に反応する部材（磁性材）を配する形
態が採れる。この場合は当該磁性材が縮退位置に於いて
前述の磁石(9) と協働して機能する。別の解決手段とし
ては、第一係止手段が携帯電話機等の機器の外ケース内
に取付けられた他の磁石と協働（相互に作用）させるこ
とが考えられる。磁石を逆に第一係止手段側に設けるよ
うにしても同様の結果が得られる。
(7) の内部に磁力に反応する部材（磁性材）を配する形
態が採れる。この場合は当該磁性材が縮退位置に於いて
前述の磁石(9) と協働して機能する。別の解決手段とし
ては、第一係止手段が携帯電話機等の機器の外ケース内
に取付けられた他の磁石と協働（相互に作用）させるこ
とが考えられる。磁石を逆に第一係止手段側に設けるよ
うにしても同様の結果が得られる。
【００３５】先端部材(7) を対応する基部（アンテナエ
レメント）に取り付ける好適な形態として、先端部材
(7) の下端に、伸長状態では剥き出しとなる基部の自由
端部(16)と適合する孔部(15)を具備させたものが挙げら
れる。接合部を接着構造とすること、更には可能であれ
ば自由端部(16)に係合用の突出部或いはノッチを設けて
接着効果を高めることでより適切な固定が実現できる。
レメント）に取り付ける好適な形態として、先端部材
(7) の下端に、伸長状態では剥き出しとなる基部の自由
端部(16)と適合する孔部(15)を具備させたものが挙げら
れる。接合部を接着構造とすること、更には可能であれ
ば自由端部(16)に係合用の突出部或いはノッチを設けて
接着効果を高めることでより適切な固定が実現できる。
【００３６】縮退状態での装置の全体長をより短く構成
することもできる。この場合、単にツマミ(6) をアンテ
ナロッド(2) の自由端に極めて接近して設けるようにし
たのでは引き込んだ状態において少なくともアンテナエ
レメントの一部がヘリカル部の内部に位置してしまいヘ
リカルアンテナ部の特性に影響を与えてしまう（先の図
２の例ではアンテナエレメント部をヘリカル部より下方
に位置させて回避している）。しかし、より短いアンテ
ナエレメント（ロッドアンテナ基部）を用いるとともに
ロッドアンテナ特性を高性能化することによって、ヘリ
カルアンテナ部の特性に影響を与えること無く小形の構
成が実現できる。
することもできる。この場合、単にツマミ(6) をアンテ
ナロッド(2) の自由端に極めて接近して設けるようにし
たのでは引き込んだ状態において少なくともアンテナエ
レメントの一部がヘリカル部の内部に位置してしまいヘ
リカルアンテナ部の特性に影響を与えてしまう（先の図
２の例ではアンテナエレメント部をヘリカル部より下方
に位置させて回避している）。しかし、より短いアンテ
ナエレメント（ロッドアンテナ基部）を用いるとともに
ロッドアンテナ特性を高性能化することによって、ヘリ
カルアンテナ部の特性に影響を与えること無く小形の構
成が実現できる。
【００３７】その他、前述ケーシングを（必然的にアン
テナ装置を）携帯電話機や類似機器に取り付けることを
容易にするためには、ケーシング(5) を弾力性に富み下
部に環状溝(17)を形成した構造とし、対応して適用機器
の外ケースに設けられた孔部内にスナップ結合による取
付けが行えるようにすると好ましい。
テナ装置を）携帯電話機や類似機器に取り付けることを
容易にするためには、ケーシング(5) を弾力性に富み下
部に環状溝(17)を形成した構造とし、対応して適用機器
の外ケースに設けられた孔部内にスナップ結合による取
付けが行えるようにすると好ましい。
【図１】本発明の一実施例を第一アンテナ部を最引出し
位置まで延ばした状態で示す一部断面側面図である。
位置まで延ばした状態で示す一部断面側面図である。
【図２】図２は同実施例を第一アンテナ部を本体に収納
した状態で示す一部断面側面図である。
した状態で示す一部断面側面図である。
(2) …伸縮アンテナ部、 (3) …第二のアンテナ部（ヘリカルアンテナ）、 (5´) …ガイド機構、 (9) …第二係止手段（環状磁石；当接面）、 (10)…第一係止手段（当接面）。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01Q 1/24 H01Q 1/10
Claims (13)
- 【請求項１】 最伸長位置と縮退位置との間を移動可能
な伸縮自在な第一のアンテナ部(2) を含み構成された、
無線周波数帯域の信号を送信或いは受信する一体形機器
用のアンテナ装置であって、前記アンテナ部(2) にはその下方部分に、ガイド手段
(5) に配置された第二係止手段(9) と協働して前記アン
テナ部(2) を固定するための第一係止手段(10)を設けて
あり、前記第一係止手段(10)は前記第二係止手段(9) 表
面の第二の当接面(12)と互いに接触して前記最伸長位置
を規定する第一の当接面(11)を有していて、互いに磁気
的に吸引し合う部材(9,10)を有した前記第一係止手段(1
0)と第 二係止手段(9) によって前記アンテナ部(2) を最
伸長位置にて開放も容易に係止するようになっているア
ンテナ装置において、前記第一係止手段(10)及び第二係止手段(9) が前記アン
テナ部(2) を最伸長位置にて 当該機器の回路部に対し電
気的に結合状態にするための手段を具備していて前記ア
ンテナ部(2) はその最伸長位置にある時には前記回路部
との信号結合が達成されるようになっており、前記第二
係止手段(9) は前記アンテナ部(2) を取り囲むようにな
った環状形状を有し、前記第一の当接面(11)は、前記第
一係止手段(10)の径方向に延び前記最伸長位置にて前記
第二の当接面(12)と協働する肩部表面として形成されて
おり、前記第一係止手段の一部は前記アンテナ部(2) が
最伸長位置にある時には前記環状の第二係止手段(9) の
内側に位置する、ことを特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項２】 前記伸縮アンテナ部(2) が最伸長位置に
て前記回路部に動電的結合状態となるように前記第一係
止手段(10)及び第二係止手段(9) を構成したことを特徴
とする請求項１に記載のアンテナ装置。 - 【請求項３】 前記伸縮アンテナ部(2) が最伸長位置に
て前記回路部に静電的結合状態となるように前記第一係
止手段(10)及び第二係止手段(9)を構成したことを特徴
とする請求項１に記載のアンテナ装置。 - 【請求項４】 前記第一係止手段(10)を永久磁石を含み
構成したことを特徴とする請求項１〜請求項３のいずれ
か１項に記載のアンテナ装置。 - 【請求項５】 前記第二係止手段(9) を永久磁石で構成
したことを特徴とする請求項１〜請求項３のいずれか１
項に記載のアンテナ装置。 - 【請求項６】 前記第二係止手段(9) に前記伸縮アンテ
ナ部(2) が貫通する環状磁石を用いたことを特徴とする
請求項５に記載のアンテナ装置。 - 【請求項７】 前記第二係止手段としての環状磁石(9)
と前記回路部からの導線(8) との結合が、前記導線(8)
が前記環状磁石(9) とケーシング(5) との間で押圧され
ることによって提供されることを特徴とする請求項６に
記載のアンテナ装置。 - 【請求項８】 前記第二係止手段としての環状磁石(9)
と前記回路部からの導線(8) との結合が、前記環状磁石
(9) に形成された径方向外方に開口したスロット(9´)
収容固定された前記導線(8) によって提供されることを
特徴とする請求項６に記載のアンテナ装置。 - 【請求項９】 前記回路部に恒常的に電気結合された第
二のアンテナ部(3)を含み構成されたことを特徴とする
請求項１〜請求項８のいずれか１項に記載のアンテナ装
置。 - 【請求項１０】 前記第二のアンテナ部(3) がヘリカル
アンテナである請求項９に記載のアンテナ装置。 - 【請求項１１】 前記ヘリカルアンテナ(3) が前記伸縮
アンテナ部(2)の移動経路を取り巻くように巻回されて
おり、且つ前記ガイド機構(5´) がケーシング(5) 若し
くはヘリカルアンテナの支持体いずれかの表面部或いは
内部に配設されていることを特徴とする請求項１０に記
載のアンテナ装置。 - 【請求項１２】 前記第二のアンテナ部がパッチアンテ
ナ或いは他の適切な種類のアンテナである請求項９に記
載のアンテナ装置。 - 【請求項１３】 請求項１〜１２に記載のアンテナ装置
のいずれかを含み構成されたことを特徴とする無線周波
数帯域信号を送信および／または受信するための一体形
機器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE9503758-6 | 1995-10-25 | ||
| SE9503758A SE505119C2 (sv) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | Antennlåsningsanordning |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09148828A JPH09148828A (ja) | 1997-06-06 |
| JP3062103B2 true JP3062103B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=20399959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8299565A Expired - Lifetime JP3062103B2 (ja) | 1995-10-25 | 1996-10-24 | アンテナ装置及びこれを用いた一体形機器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5710567A (ja) |
| JP (1) | JP3062103B2 (ja) |
| SE (1) | SE505119C2 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE258731T1 (de) * | 1995-11-08 | 2004-02-15 | Nokia Corp | Funksendeempfänger |
| JP2000501261A (ja) * | 1995-11-28 | 2000-02-02 | モテコ アーベー | アンテナデバイス |
| FI112985B (fi) * | 1996-11-14 | 2004-02-13 | Filtronic Lk Oy | Yksinkertainen antennirakenne |
| US5907306A (en) * | 1996-12-30 | 1999-05-25 | Ericsson Inc. | Retractable radiotelephone antennas and associated radiotelephone communication methods |
| US6127979A (en) * | 1998-02-27 | 2000-10-03 | Motorola, Inc. | Antenna adapted to operate in a plurality of frequency bands |
| CN1158721C (zh) * | 1999-04-06 | 2004-07-21 | 三菱电机株式会社 | 便携无线装置以及便携无线装置用壳体的制造方法 |
| US6198443B1 (en) | 1999-07-30 | 2001-03-06 | Centurion Intl., Inc. | Dual band antenna for cellular communications |
| US6275198B1 (en) | 2000-01-11 | 2001-08-14 | Motorola, Inc. | Wide band dual mode antenna |
| US6300911B1 (en) | 2000-05-26 | 2001-10-09 | Motorola, Inc. | Antenna assembly |
| DK200200178A (da) * | 2002-02-06 | 2003-08-07 | Vestas Wind Sys As | Ophængningsmidler til vindturbinetårne |
| US6963311B1 (en) | 2003-06-13 | 2005-11-08 | Extreme Networks, Inc. | Apparatus and method for locking an antenna into position |
| US7671812B1 (en) * | 2008-08-15 | 2010-03-02 | Laird Technologies, Inc. | Wind noise reducing mounting bases for antenna assemblies |
| USD752027S1 (en) * | 2014-08-15 | 2016-03-22 | Cirocomm Technology Corp. | Antenna |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1588021A (ja) * | 1968-10-23 | 1970-04-03 | ||
| US4121218A (en) * | 1977-08-03 | 1978-10-17 | Motorola, Inc. | Adjustable antenna arrangement for a portable radio |
| US4868576A (en) * | 1988-11-02 | 1989-09-19 | Motorola, Inc. | Extendable antenna for portable cellular telephones with ground radiator |
| US5204687A (en) * | 1990-07-19 | 1993-04-20 | Galtronics Ltd. | Electrical device and electrical transmitter-receiver particularly useful in a ct2 cordless telephone |
| GB9105586D0 (en) * | 1991-03-16 | 1991-05-01 | Antenna Products Ltd | Radio antennas |
| GB2257835B (en) * | 1991-07-13 | 1995-10-11 | Technophone Ltd | Retractable antenna |
| SE501551C2 (sv) * | 1992-10-29 | 1995-03-13 | Allgon Ab | Antennanordning för bärbar utrustning |
-
1995
- 1995-10-25 SE SE9503758A patent/SE505119C2/sv not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-01-24 US US08/590,911 patent/US5710567A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-10-24 JP JP8299565A patent/JP3062103B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| SE9503758L (sv) | 1997-04-26 |
| SE505119C2 (sv) | 1997-06-30 |
| SE9503758D0 (sv) | 1995-10-25 |
| JPH09148828A (ja) | 1997-06-06 |
| US5710567A (en) | 1998-01-20 |
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