JP3061878U

JP3061878U - タバコの消火器

Info

Publication number: JP3061878U
Application number: JP1999002257U
Authority: JP
Inventors: 定義松倉
Original assignee: 定義松倉
Priority date: 1999-03-02
Filing date: 1999-03-02
Publication date: 1999-09-24
Anticipated expiration: 2005-03-02

Abstract

(57)【要約】【課題】この考案は、タバコを吸った後の火の付いた
タバコを孔に差込むだけで自然に火が消えるタバコの消
火器に関するものである。【解決手段】挿入部１と溝２を設けた棒３を形成する。
溝２に伸宿性のリング４をはめ込み付ける。本体５を形
成し、その中心に孔６を設け、上方に段付孔７を設け
る。上面に面部８を設けたタバコ挿入孔９を貫通して数
個本体５に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、火の付いたタバコを孔に差込むだけで自然に火が消えるタバコの消火器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、図７に示すような本体５の中心にタバコ１０の直形と同じくらいか、少し小さなタバコ挿入孔９を貫通せず底１３のあるものであった。タバコ１０の火を消す時、そのタバコ挿入孔９に無理に押し込み火を消していたが、次に火を消したい時先に消したタバコ１０は抜き取らなければならない。その場合、一方の手で本体５をつまみ、もう一方の手でタバコ１０をつまみ抜き取らなければならなかった。そのため、他人の吸ったタバコには唾液が付着しており、場合によっては黴菌が付いており衛生的によくなかった。又、掃除の際はタバコを吸わない女性の事務員が行うことが多く、直接手でタバコをつまむことはエイズ等の病気の感染も考えられ危険性が大きかった。又、タバコ挿入孔９内に灰などが残るため、本体５をひっくり返して中の灰等を取出さなければならなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本案は、その欠点を除いて火を消したタバコに手を触れなくとも取れるようにし、又、掃除の時もタバコに手を触れなくとも掃除ができるようにし、安全性を重視したタバコの消火器を開発し提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

図１、図２は本考案の第１実施例を示すもので、その解決手段を説明すると、（イ）挿入部１と溝２を設けた棒３を持ちやすい長さで形成する。（ロ）ゴム、合成ゴム、合成樹脂等の素材で伸縮性のあるリング４を形成し、溝にはめ込み付ける、（ハ）円形、三角形、四角形、楕円形、多角形等より成る本体５を形成し、その中心に孔６を設け、上方に段付孔７を設ける。（ニ）上面に面部８を設けたタバコ挿入孔９を貫通して数個、例えば、２個、３個、４個、５個、６個、７個等と適数個設ける、以上のように構成する。

【０００５】次に、図６は本考案の第２実施例を示すもので、棒３を組込んだ本体５において、タバコ挿入孔９を貫通して１個設ける。以上のように構成する。

【０００６】

【考案の実施の形態】

次に本考案の実施の形態を述べると、図２において、灰皿１１に置いた本体５に設けたタバコ挿入孔９に火の付いたタバコ１０を挿入する。タバコ１０の火は３秒から５秒で酸欠状態となり自然に消火する。タバコ挿入９の内径はタバコ１０の直径より２〜３ｍｍ程大きい方が適当である。

【０００７】図３において、タバコ挿入孔９に差込んだタバコ１０の吸殻の始末をする時は、段付孔７に挿入部１を差込みリング４で保持した棒３の上方を手１２でつまんで本体５共に上に持上げるとタバコ挿入孔９とタバコ１０には隙間があり、タバコ１０の吸殻は楽に下に落ちるのでタバコ１０自体を手でつまんで掃除をしなくともよい、したがって、衛生的によい。又、本体１の外周を手でつまんで持上げてもよい。

【０００８】自動車の灰皿に置いて使用する場合、図４に示すように、タバコ挿入孔９に挿入部１を差込みリング４で棒３を保持し、その棒は上に出して使用すれば棒３は自動車の灰皿の上の縁部分にひっかかり本体５が奥に入っていくことがなく使用できる。

【０００９】又、図５に示すように、棒３は逆にして挿入部１を上にしてつまみ側をタバコ挿入孔９に差込んで使用してもかまわない。

【００１０】タバコ挿入孔９は１０個以上などのように無数に設けてもよい。多くタバコを吸う人がいる場合に便利である。

【００１１】本体５及び棒３の材質はアルミニウムが適当である。軽量で錆ることがない。

【００１２】本体５及び棒３の材質はアルミニウム以外の金属で作ることもできる。又、陶器で作ることもできる。

【００１３】本体５及び棒３の材質はプラスチック、合成樹脂でつくることもできる。

【００１４】リング４は市販の合成ゴムの素材で作られたＯ（おう）リングを利用することができる。

【００１５】本案タバコの自動販売機で販売できるように、分解すればタバコケースに入る大きさに作られているので、自動販売機で販売できる。小型軽量で運搬に便利である。

【００１６】

【考案の効果】

したがって、タバコの火は３秒から５秒で確実に火を消すことができる。又、掃除の時はタバコの吸殻に直接手を触れることがないので衛生的によく、又、病気がうつることもなく安全である。火は確実に消えるので火災の心配もなくなる。又、組立、分解が簡単であり掃除もしやすい。又、分解するとタバコケースに入るので自動販売機で販売できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例を全体分解斜面図である。

【図２】本考案の第１実施例の組立した全体の断面図で
ある。又、使用例を想像線で示す。

【図３】本考案の第１実施例の使用例を示す全体斜面図
である。

【図４】本考案の第１実施例で図３とは異なった使用例
を示す全体の断面図である。

【図５】本考案の第１実施例で図３、図４とは異なった
使用例を示す全体の断面図である。

【図６】本考案の第２実施例を示す全体断面図である。

【図７】従来の使用例を示す全体断面図である。

【符号の説明】

１挿入部２溝３棒４リング５本体部６孔７段付孔８面部９タバコ挿入孔１０タバコ１１灰皿コ挿入孔１２手１３底

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】（イ）挿入部１と溝２を設けた棒３を形成
する。（ロ）溝２に伸縮性のリング４をはめ込み付ける。（ハ）円形、三角形、四角形、楕円形、多角形等より成
る本体５を形成し、その中心に孔６を設け、上方に段付
孔７を設ける。（ニ）上面に面部８を設けたタバコ挿入孔９貫通して数
個本体５に設ける。以上の構成から成るタバコの消火
器。
【請求項２】タバコ挿入孔９を１個設けた請求項１のタ
バコの消火器。
【請求項３】タバコ挿入孔９を無数設けた請求項１のタ
バコの消火器。
【請求項４】本体５及び棒３の材質はアルミである請求
項１のタバコの消火器。
【請求項５】本体５及び棒３の材質は金属、陶器である
請求項１のタバコの消火器。
【請求項６】本体５及び棒３の材質はプラスチック、又
は、合成樹脂である請求項１のタバコの消火器。
【請求項７】タバコ挿入孔９の内径はタバコ１０の直径
より数ミリ大きくした請求項１のタバコの消火器。