JP3061873U - 直線定規 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、カッティングや長い線を引く場合
に、動かないように確実に固定できて、正確なカッティ
ングラインや描線を得られる直線定規の提供を目的とす
る。 【構成】 端縁に平行な直線状の滑り止め１を片面に設
ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は直線定規に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の直線定規は、スムースに動かせるように、両面が滑らかな平面となって いる。このような直線定規を用いて、カッティング作業を行ったり、又は長い線 を引く場合などに、直線定規が意に反して動いてしまうことがあって、カッティ ングラインや描線が曲がってしまうという問題がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで本考案は、カッティング作業を行う場合や、長い線を引く場合に、動か ないように確実に固定できて、正確なカッティングラインや描線を得られる直線 定規の提供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案の直線定規は、端縁に平行な直線状の滑り 止め１を片面に設けたことを特徴とするものである。

【０００５】

【作用】

直線状の滑り止め１を設けた面を紙などに当ててカッティングや線引きを行え ば、その滑り止め１によって紙などの動きが抑えられるので正確なカッティング ラインや描線を得ることができる。

【０００６】

【実施例】

図は本考案の一実施例を示したものである。この直線定規は細長い長方形の薄 板状で、透明なプラスチック製であり、上面の上辺角部を面取りし、下面の上辺 部に沿って１ｍｍ間隔の目盛２を刻設し、下面の上辺部と下辺部の中間部に上辺 部及び下辺部に対し平行な複数の横線３を引き、上面の下辺部近傍に下辺部の端 縁に平行な直線状の滑り止め１を設けて成るものである。尚、滑り止め１はゴム 製で、上記の横線３より太く、上面より僅かに突出するように定規本体４の上面 に設けた溝５の内部に接着されている。又、滑り止め１は目盛２や横線３と色彩 が統一されていて、外観上、異和感が生じないようにされている。

【０００７】 この直線定規は、カッティングや長い線を引く場合に裏返して使用する。それ によって滑り止め１と接触する紙などが滑り止め１の摩擦によって動かないよう に固定される。

【０００８】

【考案の効果】

本考案は上記のように、端縁に平行な直線状の滑り止め１を片面に設けたこと を特徴とするものであり、カッティングや長い線を引く場合に、滑り止め１が紙 などを動かないように確実に固定するので、正確なカッティングラインや描線を 得られるという効果がある。また、この滑り止め１を直線状とし且つ端縁に平行 となしたことによって、平行なカッティングラインや直線を引く場合に、その滑 り止め１を目安とすることができるので、上記の横線３と同様の役割を果たして 使い勝手が向上するという効果もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】中間部を省略した斜視図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。

【符号の説明】

１ 滑り止め ２ 目盛 ３ 横線 ４ 定規本体 ５ 溝

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 端縁に平行な直線状の滑り止め１を片面
   に設けたことを特徴とする直線定規。