JP3061738U

JP3061738U - 包装用充填袋

Info

Publication number: JP3061738U
Application number: JP1999001026U
Authority: JP
Inventors: 賢二前原
Original assignee: 有限会社米パック
Priority date: 1999-02-26
Filing date: 1999-02-26
Publication date: 1999-09-24
Anticipated expiration: 2005-02-26

Abstract

(57)【要約】【課題】台車や棚等に積み重ねられた袋であっても、
その都度、持ち上げて手に取って見なくても、簡易・迅
速に商品の銘柄や説明を見て理解することのできる包装
用充填袋を開発することにある。【解決手段】包装用袋１において、袋の周囲四方の１
辺あるいは、２辺に余片２を設け、該余片に文字・図形
・記号等の表示体３を記載したことを特徴とする包装用
充填袋。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、包装用充填袋に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、米等の穀類は、合成樹脂製や紙製の袋に充填しており、適宜な厚みを有する略板状体等に形を整えて充填され、商品として販売されている。

【０００３】そして、この包装用充填袋は、デパート、スーパー等の販売店においては、搬入の際の便利さから、これら袋を多数積み重ねて台車に載せ、そのまま売場で販売されており、また、場合によっては棚に陳列して販売されているが、ポップ〔これら商品の広告や説明等を標記したもの〕は、天井から吊り下げられており、商品から離れた場所にあり、直接、袋本体〔商品〕に説明がされていないため、商品を購入し難い場合があった。

【０００４】そして、この袋は内容物が、かなりの重量があるため、商品の銘柄や商品の説明を見ようとしても、台車、あるいは棚から１袋を取り出して見るには、結構煩雑であった。

【０００５】即ち、商品の銘柄や商品の説明の記載は、通常、袋の表面・あるいは裏面に記載されており、この袋の表面および裏面は、当然、積み重ねにより見えないため、途中の袋を引っ張りだしても、所望の銘柄と異なっていたりすると、再度、中に押し込まなければならず面倒である。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

そこでこの考案は、上記の欠点を除去し、台車や棚等に積み重ねられた袋であっても、その都度、持ち上げて手に取って見なくても、簡易・迅速に商品の銘柄や説明を見て理解することのできる包装用充填袋を開発することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

この考案の好適な例を述べると、包装用袋において、該袋の周囲四方のうち、１辺あるには２辺に、該辺の長さより短く、適宜な幅を有する余片を設け、該余片に文字・図形・記号等の表示体を記載したことを特徴とする包装用充填袋より構成される。

【０００８】

【実施の態様】

この考案の一実施例を図面に従って説明すると、包装用袋（１）において、該袋の周囲四方（１ａ）（１ｂ）（１ｃ）（１ｄ）のうち、１辺、あるには２辺に、該辺の長さ（Ｘ）（Ｙ）より短く、適宜な幅を有する余片（２）を設け、該余片（２）に文字・図形・記号等の表示体（３）を記載したことを特徴とする包装用充填袋より構成されるものである。

【０００９】尚、包装用袋（１）の用途は、米等の粒状物や小麦粉等の粉体物を充填してもよく、さらに、非食用の粒状物や粉体物を充填してもよいものである。

【００１０】また、この余片（２）は、包装用袋（１）の１辺または、相対向する２辺に設けることにより、両側から余片（２）を見ることができ、持ち運ぶ場合にも両手でそれぞれの余片（２）（２）を持つことにより、片手で持つより楽であり、安定して持つことができ便利である。

【００１１】また、余片（２）の文字・図形・記号等の表示体（３）、ポップ等は、該余片（２）の片面（表面あるいは裏面）であってもよく、表・裏両面であってもよいものである。

【００１２】

【考案の効果】

この考案は、以上の構成よりなるものであり、この考案によれば、袋本体の周囲四辺のうち、１辺あるいは２辺に余片を設け、該余片には文字・図形・記号等の表示体を記載することにより、積み重ねて商品を展示した場合でも、袋本体より垂れ下がり突出した余片を見れは、商品の一個、一個にそれぞれ商品の銘柄や、商品の説明が記載してあるため、簡単・迅速に理解することができるものである。

【００１３】さらに、多数積み重ねられたものから、包装袋の余片を持って取り出せば、簡単・迅速にでき、また、２辺に余片を設けた場合には両手でそれぞれ余片を持てば持ち運びにも便利である。

【００１４】さらに、余片は、袋の周囲四方のそれぞれの辺の長さ（Ｘ）（Ｙ）より短く形成しているかめ、余片にシワが出来ず、また、周囲四方のいずれかに設けるため、袋を縦向きに積み重ねず、横向きに積み重ねても、余片が見えるため、便利である等極めて有益なる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す斜視図である。

【図２】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図３】本考案のさらに他の実施例を示す斜視図であ
る。

【図４】本考案の他の実施例を示す一部欠截平面図であ
る。

【符号の説明】

１包装用袋１ａ周囲辺１ｂ周囲辺１ｃ周囲辺１ｄ周囲辺２余片３文字・図形・記号等の表示体Ｘ辺の長さＹ辺の長さ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】包装用袋において、該袋の周囲四方のう
ち、１辺、あるには２辺に、該辺の長さより短く、適宜
な幅を有する余片を設け、該余片に文字・図形・記号等
の表示体を記載したことを特徴とする包装用充填袋。