JP3061576B2 - 収納棚 - Google Patents

収納棚

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JP3061576B2
JP3061576B2 JP8280605A JP28060596A JP3061576B2 JP 3061576 B2 JP3061576 B2 JP 3061576B2 JP 8280605 A JP8280605 A JP 8280605A JP 28060596 A JP28060596 A JP 28060596A JP 3061576 B2 JP3061576 B2 JP 3061576B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾物(例えばかん
ぴょう、海苔、昆布、干し魚等)、線香、陶器、塗装
品、着色建材や瓦等の原材料又は成形品を、乾燥又は保
管のために多数収納でき、しかも全ての回収作業が簡単
である収納棚に関する。
【0002】
【従来の技術】乾物、とりわけ海苔、昆布やアジのひら
き等の海産物が、漁港沿岸で天日に干され、又は日影に
おいて自然乾燥される光景はよく見受けられる。こうし
た乾物の品質は、原材料の品質だけでなく、乾燥場所、
この乾燥場所の環境等によっても左右される。原材料に
よっては、重なり合った状態では乾燥できない又は十分
な乾燥が望めず、品質も低下する虞があるため、原材料
は広範囲に拡げた状態で乾燥させることが多い。こうし
たことから、従来は、通気性のよいシート(例えば簀の
子)上に拡げられて、又は長尺の竹ざおから吊り下げら
れた恰好で原材料を乾燥させていた。原材料をシート上
に拡げたり竹ざおに掛ける作業は、ほとんど手作業であ
り、当然にできた乾物の回収も手作業であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の乾物製造におけ
る問題は、原材料を拡げ、できた乾物を回収するために
多くの人手を要し、また手間と労力が大変掛かる点にあ
る。機械化されていない要因としては、乾物が割合とデ
リケートな食品であること、原材料の乾燥に供する場所
が一定せず、機械の移動や設置場所の確保が困難なこと
のほか、機械の導入コストが高くつくことが挙げられ
る。そこで、第一に、機械化に頼るのではなく、従来通
りの手作業でありながら、大量の原材料の展開及び回収
に際しての手間と労力を削減することにした。
【0004】こうした自然乾燥に掛かる問題は乾物だけ
に限らず、例えば線香や瓦の製造における乾燥作業にも
見受けられる。線香の製造においては、乾燥前の生線香
を盆切板と呼ばれる板に載せた状態で、間隔を開けた積
層状態にして予備乾燥(強制的な乾燥作業前の自然乾燥)
に供するが、乾燥室に搬入すべき盆切り板の数が膨大で
あるため、人手による作業は手間と労力を要していた。
また、瓦の場合も扱う数が膨大であり、人手による作業
はやはり手間と労力が掛かることになる。更に、こうし
た成形品(前述の生線香や瓦)は、製造場所から乾燥場所
へと成形品を運ぶ手間と労力も乾燥作業に係る大きな負
担となっていた。そこで、先の乾燥作業に見られた原材
料又は成形品の展開、回収の作業負担を軽減させるた
め、特に回収作業性に着目して、多くの原材料又は成形
品の収納が可能な収納棚について検討することにした。
【0005】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、原材料又は成形品を載せた棚板を多数収納する移動
可能な収納棚で、ベースに一対のフレームを立設し、略
水平状態で内向きに突出し、かつ上向きに略水平状態か
ら略直立状態へと回動する支持片又は支持棒を前記フレ
ームそれぞれへ多段に配してなり、各段の支持片又は支
持棒は共に略水平状態にあるときに間隔が棚板よりも狭
幅で、棚板にそれぞれ支持片又は支持棒が下方より当接
して支持することができ、複数段の支持片又は支持棒に
それぞれ棚板を支持させた状態で、持ち上げた下段の棚
板により上段の支持片又は支持棒を下方から押圧して略
水平状態から略垂直状態へと回動させて上段の支持片又
は支持棒の間隔を棚板よりも広幅にし、上段の棚板の支
持を解除すると共に下段の棚板で上段の棚板を押し上げ
て積層でき、前記棚板の積層を繰り返して全ての棚板を
積層した状態で上方に向けて回収できるようにした収納
棚である。
【0006】この収納棚において、略直立状態にある支
持片又は支持棒すべてに押接して、この支持片又は支持
棒を略直立状態から略水平状態へと回動させる復元手段
をフレームに設けたり、支持片又は支持棒に、この支持
片又は支持棒が略水平状態にあるときに棚板の側縁に摺
接する挿入ガイドを設けたり、支持片又は支持棒の重心
がフレームとの軸着位置よりも内側かつ上方にあるよう
にするとよい。また、棚板が通気性,通水性又は光透過
性を有していたり、棚板に支持脚を設け、回収の際に積
層する上段の棚板と下段の棚板との間に支持脚を介在さ
せることにより上下段の間隔を開けるとよい。
【0007】本発明の収納棚は、複数の棚板を下段のも
のから上方へ持ち上げて積層し、一括して回収できる点
に特徴がある。対向する支持片又は支持棒は、略水平状
態で棚板より狭幅で棚板の両縁に下方から当接して支持
でき、略直立状態で棚板より広幅になって棚板を解放す
ることにより、棚板は支持片又は支持棒を越えて上昇さ
せることができる。復元手段は、略直立状態となった支
持片又は支持棒を再び略水平状態に戻し、新たに棚板を
支持できる状態へと復帰させる。
【0008】支持片又は支持棒の上面に設けた摺接ガイ
ドは、各段の支持片又は支持棒に対する棚板の載置位置
を案内する役割と、垂直方向における各段の棚板の位置
合せを担い、回収時に積層する複数の棚板相互のずれを
防止する。支持片又は支持棒の重心をフレームとの軸着
位置よりも内側かつ上方にあるようにすると、重心と軸
着位置とを結ぶ直線が垂直になる支持片又は支持棒の角
度、すなわち所定角度を境に、略水平状態から所定角度
までは支持片又は支持棒は内向きに回動して必ず略水平
状態になり、所定角度から略直立状態では支持片又は支
持棒は外向きに回動して必ず略直立状態になる。これに
より、支持片又は支持棒は択一的な作動を実現し、状態
相互の確実な移行を実現する。支持片又は支持棒に摺接
ガイドを設けることは、支持片又は支持棒の重心をフレ
ームとの軸着位置よりも内側かつ上方に変位させること
にもつながる。
【0009】フレームに設けた復元手段、例えば上下動
可能なレバーは、支持片又は支持棒の一部に接触して外
力を加え、略直立状態にある支持片又は支持棒を所定角
度まで回動させることで、前記作用を利用して支持片又
は支持棒を略水平状態にまで復帰させる。このため、前
記レバーは、常態では下方位置にあり、必要に応じて上
方へ移動させることができればよく、支持片又は支持棒
に外力を加えた後は下方位置へ復帰してもよい。
【0010】なお、棚板は水平に保つのが通例であり、
この場合各フレームへ多段に配された支持片又は支持棒
は、水平面で対となる一組毎に棚板を支持することにな
る。また、原材料又は成形品が乾燥作業を要するものに
おいては、水気を切ったり、天日に向けたりする必要か
ら、棚板を傾斜させた方がよいために、支持片又は支持
棒は傾斜面で対となる一組毎に棚板を支持することにな
る。例えば、一対となるフレームが枠体で、前後に分割
配置した2体の支持片又は支持棒を各フレームへ多段に
配した場合、棚板を支持すべき支持片又は支持棒は各フ
レームの前後2体、左右のフレームで計4体必要になる
が、各フレームの同じ高さにある支持片又は支持棒4体
により棚板を支持すればこの棚板は水平となり、各フレ
ームの前後で異なる高さの支持片又は支持棒(前が低
く、後ろが高いなど)4体により棚板を支持すればこの
棚板を傾斜させることができる。
【0011】通気性、通水性又は光透過性のある棚板
は、上下方向に一定の空間しか開けることのできない多
層の各棚板に載せた原材料又は成形品の乾燥を促進させ
る。通気性は、換気による乾燥の促進、通水性は水切り
に適し、光透過性は下段の棚板に載せた原材料又は成形
品へ陽光を導き、複数段全ての棚板上における天日乾燥
を可能にする。光透過性のある棚板による天日乾燥に際
しては、各段の棚板を傾斜させるのが好ましい。棚板に
設けた支持脚は、回収の際に積層する上限段の棚板の間
に間隔を確保し、棚板に挟まれない状態での原材料や成
形品の回収を実現する。乾物等は積層する棚板に挟まれ
て回収されても問題ないが、例えば瓦のように衝撃を与
えない方が好ましい成形品の乾燥については、支持脚を
設けた棚板を使用するとよい。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明の収納棚の実施例につ
いて図を参照しながら説明する。図1は本発明に基づく
ちりめんじゃこ製造における白子の乾燥作業に用いる収
納棚18の斜視図、図2は通気性、通水性及び光透過性を
備えたメッシュ状の棚板1の斜視図であり、図3は略水
平状態の支持片2に棚板1を支持させたときの正面図
(手前になるフレームを省略)である。本例の収納棚18
は、対称に立設したフレーム3,3に設けた支持片2に
より、間隔を開けて棚板1を5層に積むことができる。
また、ベース25下面に車輪4を設け、棚板1を載せた状
態で収納棚18単位での移動を可能としている。なお、棚
板の積層数、車輪の数や仕様等は任意でよい。
【0013】まず、支持片2に関わる構造を説明する。
図1及び図3に見られるように、長尺な支持片2は、下
面の短尺方向中間から下方に向けて形成した軸受6,6
をフレーム3に割ピン7で固定した回動軸8へ挿入し、
回動自在としている。また、前記回動軸8の後方には、
規制部材である位置決め具9をフレーム3から突出して
いる。この位置決め具9は、回動軸8より後方で支持片
2の上面に当接して支持片2を略水平状態に維持し、支
持片2が回動すると今度は回動軸8より前方の支持片2
の上面に当接して支持片2の略直立状態を維持する。
【0014】支持片2の上面には、棚板1の側縁を摺接
させる挿入ガイド5を取付け、フレーム3には棚板1の
前縁を当接させるコーナーガイド20を設けている。これ
により、支持片2に載置した棚板1は、左右、前後の位
置規制が施され、回収時の棚板1相互の位置ずれを解消
している。また、支持片2は、挿入ガイド5を取りつけ
たことにより、重心が若干上方へずれた位置に変位して
いる。そのため、前記重心と回動軸8とを結ぶ直線が垂
直になる所定角度を境に、支持片2は略水平状態と略直
立状態とを択一的に状態移行することになる。
【0015】図4は、図3におけるベース25に添設した
ハンドリフト14のリフタ15で木製のパレット16を持ち上
げて、下段の支持片2から順に略直立状態へ移行させな
がら棚板1を回収している状態を表した側面図(手前に
位置するフレームを省略)である。本例では、乾燥させ
るべき白子24を図2に見られるように棚板1上に拡げ、
フレーム3,3に対して水平に積層している(図1参
照)。この状態から、図4に見られるように、ベース25
下面に設けたリフトガイド17へ挿入することでハンドリ
フト14を定位置に添設し、リフタ15に載せたパレット16
により最下段の棚板1を下方から持ち上げて、上段の棚
板下面が下段の棚板上面に拡げた白子24に密接する状態
で順に棚板1を積み重ねながら回収する。なお、ハンド
リフトに代えてフォークリフト等を用いる場合にリフト
ガイドが邪魔になるようであれば、リフトガイドは省略
してもよい。
【0016】支持片2は、前述のように、所定角度を境
に略水平状態と略直立状態とを択一的に状態移行する。
そのため、支持片2は、後端を下方からパレット16又は
下段の棚板1に押し上げられると外向きに回動するが、
所定角度を越えると、前記パレット16又は下段の棚板1
の押し上げに拘らず当然に外向きへ回動し、棚板1を支
持できない略直立状態に至る。この略直立状態では、支
持片2の位置を越えてパレット16は上昇でき、このパレ
ット16は支持片2と入れ替わるように棚板1を支持しな
がら、最下段の棚板1から順に積み重ね、回収できるの
である。なお、棚板1を安定して持ち上げられるよう
に、パレット16は、フレーム3に設けたコーナーガイド
20に摺接させる。
【0017】図5は、図4におけるベース25から、5層
の棚板1をすべて回収した状態を表した側面図(ハンド
リフト及び手前のフレームを省略)である。図5に見ら
れるように、回収した棚板1は白子24を介在させた積層
状態で回収される。従来は、白子を簀の子上に拡げるの
も、また回収するのもすべて手作業によっていたため、
白子の量に比例して労力が増大する傾向にあった。本発
明の収納棚18は、この回収作業に係る労力を大幅に軽減
する効果を有するのである。
【0018】図6は、棚板1の回収後に支持片2を略直
立状態から略水平状態へと復帰させた状態を表わした側
面図(但し、手前のフレームを省略)である。フレーム3
に設けた復元手段であるレバー10は、支持片2と等間隔
で押圧板11を有し、レバー軸受12に支持され、上下に変
位可能である。本実施例では、このレバー10の上下動を
手作業で行なっているが、例えば電動モータ等を用い
て、動力による上下動をさせるようにしてもよい。
【0019】略直立状態にある支持片2の外側端に押圧
板11を当ててレバー10を持ち上げると、支持片2は内向
きに回動させられる。支持片2の重心は、摺接ガイド5
を設けたことにより、回動軸8よりも内側かつ上方に変
位しているから、水平方向において、重心が回動軸8を
越えて内側へ移ると、支持片2は内向きに位置決め具9
で規制されるまで回動し、略水平状態に復帰する。な
お、本実施例では、レバー10が持ち上げた状態から自動
的かつ円滑に下降するように、下方には錘13を取付けて
いる。
【0020】図7は天日に向けて白子24の乾燥作業に用
いる収納棚19の斜視図であり、図8は同収納棚19に傾斜
して支持させることのできる棚板21の斜視図である。基
本的な構造は、先に示した収納棚18と同様である(図1
参照)が、支持板2に代えて棚板21の両縁を端部で支持
する支持棒22を用い、通気性、通水性及び光透過性を備
えたメッシュ状の棚板21には掛止板23を設けてあり(図
8参照)、高さの異なる支持棒22のうち高い方の支持棒2
2に前記掛止板23を掛止させ、傾斜して支持できるよう
なっている。本例では4枚の棚板21を前方に傾斜させて
支持させているが、逆に後方に傾斜させたり、段数に余
裕のある場合には傾斜方向を互い違いにしてもよい。
【0021】本例の収納棚19では、棚板21を傾斜して支
持できるようにし、特に天日に向けることが好ましい白
子24の乾燥作業に適している。更に、棚板21がメッシュ
状になっており、通気性、通水性はもちろん、白子24の
拡げ方によっては下段の棚板21にまで、十分天日が通る
ようにしている。本発明の収納棚は、単純な原材料又は
成形品を多数収納できるだけでなく、本例のような乾燥
作業に用いることができ、しかも多数の原材料又は成形
品の一括回収ができる利点がある。そして、棚板の仕様
や収納棚への棚板の支持の仕方を工夫することにより、
更に幅広い適用範囲を得ることができるのである。
【0022】
【発明の効果】本発明の収納棚は、上述のちりめんじゃ
こ製造の例でいえば、乾燥のための展開、乾燥、そして
回収に掛る時間を大幅に削減することで、作業効率の向
上を図ることができる。しかも、棚板の回収にハンドリ
フトを用いれば、回収に携わる作業者の違いを問わず、
作業時間及び作業程度を均一かつ安定してできるように
なり、棚板の回収の作業性も改善させることができるの
である。こうして棚板を簡単に回収できることは、本発
明の収納棚を単なる原材料又は成形品(乾物(例えばかん
ぴょう、海苔、昆布、干し魚等)、線香、陶器、塗装
品、着色建材や瓦等)を保管するの収納棚として用いた
場合にも、原材料又は成形品の回収が便利であることを
意味する。
【0023】また、ちりめんじゃこだけでなく、他の乾
物(例えば、かんぴょう、海苔、昆布、干し魚等)や生線
香、瓦等を含む様々な乾燥物の製造においても、上記同
様の効果を得ることができる。これまでは、乾燥のため
に原材料又は成形品を拡げておき、乾燥後に回収する作
業をすべて人手に頼っていたが、本発明の収納棚によれ
ば、同じ人手による作業といえども労力や手間が大幅に
削減され、結果として生産性を向上させることができる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ちりめんじゃこ製造のための乾燥作業に用いる
収納棚の斜視図である。
【図2】同収納棚に用いる棚板の斜視図である。
【図3】棚板を支持片に載置したときの正面図である。
【図4】ハンドリフトで棚板を回収している状態を表し
た側面図である。
【図5】棚板をすべて回収した状態を表した正面図であ
る。
【図6】支持片を略直立状態から略水平状態へ復帰させ
た状態を表す側面図である。
【図7】白子の乾燥作業に用いる収納棚の斜視図であ
る。
【図8】傾斜して支持可能な棚板の斜視図である。
【符号の説明】
1 棚板 2 支持片又は支持棒 3 フレーム 5 挿入ガイド 8 回動軸 9 位置決め具 10 レバー 11 押圧板 14 ハンドリフト 15 リフタ 20 コーナーガイド

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原材料又は成形品を載せた棚板を多数収
    納する収納棚であって、ベースに一対のフレームを立設
    し、略水平状態で内向きに突出し、かつ上向きに略水平
    状態から略直立状態へと回動する支持片又は支持棒を前
    記フレームそれぞれへ多段に配してなり、各段の支持片
    又は支持棒は共に略水平状態にあるときに間隔が棚板よ
    りも狭幅で、棚板にそれぞれ支持片又は支持棒が下方よ
    り当接して支持することができ、複数段の支持片又は支
    持棒にそれぞれ棚板を支持させた状態で、持ち上げた下
    段の棚板により上段の支持片又は支持棒を下方から押圧
    して略水平状態から略垂直状態へと回動させて該上段の
    支持片又は支持棒の間隔を棚板よりも広幅にし、上段の
    棚板の支持を解除すると共に下段の棚板で上段の棚板を
    押し上げて積層することができ、前記棚板の積層を繰り
    返して全ての棚板を積層した状態で上方に向けて回収で
    きるようにしたことを特徴とする収納棚。
  2. 【請求項2】 略直立状態にある支持片又は支持棒すべ
    てに押接して、該支持片又は支持棒を略直立状態から略
    水平状態へと回動させる復元手段をフレームに設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の収納棚。
  3. 【請求項3】 支持片又は支持棒に、該支持片又は支持
    棒が略水平状態にあるときに棚板の側縁に摺接する挿入
    ガイドを設けたことを特徴とする請求項1記載の収納
    棚。
  4. 【請求項4】 支持片又は支持棒の重心がフレームとの
    軸着位置よりも内側かつ上方にあることを特徴とする請
    求項1記載の収納棚。
  5. 【請求項5】 棚板が通気性,通水性又は光透過性を有
    することを特徴とする請求項1記載の収納棚。
  6. 【請求項6】 棚板に支持脚を設け、回収の際に積層す
    る上段の棚板と下段の棚板との間に支持脚を介在させる
    ことにより上下段の間隔を開けることを特徴とする請求
    項1記載の収納棚。
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