JP3061275U - 頭飾品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 顕著な独創性を表出してマンネリ化を払拭す
る新規の頭飾品を提供する。 【解決手段】 補助芯部に同芯部に沿う並び状態で多数
本の毛髪材を垂れ下げ設けた長尺の構成用部材を細い針
金製の主芯部に対して、補助芯部を螺旋状に巻き着け止
めて成るものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、頭飾品に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来知られている頭飾品は、形や色に工夫を施したり、作り方に工夫を施した り、使い方に工夫を施したりして独創性と斬新性を出すようにされてはいるが、 必ずしも充分に顕著な独創性・斬新性が表出されているとはいえないところがあ って、いずれも特異性に欠けマンネリ化を払拭するまでには至っていない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、本考案は顕著な独創性を表出してマンネリ化を払拭する新規の頭飾品 を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案に係る頭飾品は、補助芯部に同芯部に沿う並 び状態で多数本の毛髪材を垂れ下げ設けた長尺の構成用部材を細い針金製の主芯 部に対して、補助芯部を螺旋状に巻き着け止めて成るものである。

【０００５】

【実施例】

図１〜図５に示す実施例は次のようにして製造したものである。すなわち、 先ず、補助芯部１と同芯部１に沿って並び状態で垂れ下げ設けた多数本の人造 毛髪材２とから成る長尺の構成部材３を用意し、また別途、針金４の表面に化粧 被膜５を被覆した主芯部材６を用意する。

【０００６】 然るのち、構成部材３における補助芯部１を主芯部材６に対して螺旋状に巻き 着け止め、仍って主芯部材６のまわりに人造毛髪材２をその先端が散らし垂れた 長い総の状態を呈するように止着した完成品７を得る。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、上記のように補助芯部に同芯部に沿う並び状態で多数本の毛髪材を 垂れ下げ設けた長尺の構成用部材を細い針金製の主芯部に対して、補助芯部を螺 旋状に巻き着け止めて成ることを特徴とするので、主芯部材６のまわりに人造毛 髪材２をその先端が散らし垂れた長い総の状態を呈するように止着した完成品７ を容易に得ることができる著効があるは勿論であり、また本考案に係る頭飾品は 上記のように毛髪材の先端が散し垂れた長い総の状態（図２参照）を呈してボリ ュームがあって、図３に示すようにこれをその主芯部材がリング状を呈するよう にまるめてクリップ（図示せず）等で頭に装着する等したときに極めて好ましい ものであり、しかもリング状を呈するようにまるめてクリップ（図示せず）等で 頭に装着する等を行う場合には、主芯部が細い針金入りであるので、造形が容易 で使い易い利点があり、更に上記したようにボリュームがあり且つ造形が容易で あるので、これを用いて例えばメーカーがヘアーアクセサリー、ヘアーピース、 ブローチやイヤリング等身飾品等を完成してこれを商品として提供する等の場合 には、ボリュームのある美しい物を造ることが可能でその作業も行い易い等の好 ましい諸効果を奏するものであり、このように顕著な独創性を表出してマンネリ 化を払拭するという所期の目的を充分に達成するものである。

【０００８】 本考案は、たとえば毛髪材として図５に示すようにカールしたものを採用した り、主芯部に対する構成用部材の巻着を当該構成用部材の複数本もしくは色違い のものを一緒に巻き着けて多重巻きとしたり、ブローチやイヤリング等身飾品と して利用できるようにしたりして実施する等のことが可能であって、本考案の精 神を逸脱しない限りにおいて種々の改変をすることができ、そして当該改変され たものに本考案が及ぶことは当然である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す全体の斜視図である。

【図２】同じく一部分の拡大図である。

【図３】使用の状態を示す斜視図である。

【図４】構成用部材を示す斜視図である。

【図５】主芯部に対する補助芯部の巻着過程を示す説明
図である。

【図６】別異の実施例を示すものであって構成用部材の
斜視図である。

【符号の説明】

１ 補助芯部 ２ 毛髪材 ３ 構成部材 ４ 針金 ５ 化粧被膜 ６ 主芯部材 ７ 結び止め糸

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 補助芯部に同芯部に沿う並び状態で多数
   本の毛髪材を垂れ下げ設けた長尺の構成用部材を細い針
   金製の主芯部に対して、補助芯部を螺旋状に巻き着け止
   めて成ることを特徴とする頭飾品。