JP3061265U - バケツ - Google Patents

バケツ

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JP3061265U
JP3061265U JP1999000493U JP49399U JP3061265U JP 3061265 U JP3061265 U JP 3061265U JP 1999000493 U JP1999000493 U JP 1999000493U JP 49399 U JP49399 U JP 49399U JP 3061265 U JP3061265 U JP 3061265U
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pivot
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将広 佐藤
豊 中根
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バケツ本体の内容物を放出する際におけるバ
ケツ本体の底部外周縁を手で接触する必要がなくなるた
め、手の汚れを確実に回避できる。 【解決手段】 有底筒状のバケツ本体1と、該バケツ本
体1に設けられた枢支部に回動自在に取り付けられた取
手部2とを備えている。前記バケツ本体の前記枢支部1
0,11と90°位置にある他側壁6の底部側の中央位
置に把持機構16を設けた。この把持機構16は、他側
壁の底部に形成された凹溝17と、該凹溝17の上端部
に他側壁と同一平面上に一体に設けられた把持片18と
から構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば洗車などに用いられるバケツ、とりわけバケツ本体を取手部 を枢支点として容易に回動可能なバケツに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に家庭などで用いられるバケツは、ほぼ逆截頭円錐状のバケツ本体と、こ のバケツ本体の上端部の対称位置に設けられた一対の枢支部を介して回動自在に 取り付けられた取手部とから構成されている。
【0003】 そして、例えばバケツを所定の場所に運んでバケツ本体内の水などを外に放出 する場合には、取手部を持ってバケツ本体を持ち上げた状態でバケツ本体の底部 外周縁に手を掛けて持ち上げることにより、枢支点を介してバケツを徐々に回動 させながら傾けて水を外部に放出するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のバケツにあっては、前述のように、バケツ本体内の 水などを放出する場合には、バケツ本体の底部周縁を手で持ち上げながらバケツ 本体を回動させるようになっているため、底部外周縁が泥水などで汚れている場 合には、そこを持つ手に泥水などが付着して汚れたり、あるいは手の汚れを防止 するために、そこに雑巾などを当てたり、手袋をするなど煩雑な作業が余儀なく されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記従来のバケツの実情に鑑みて案出されたもので、請求項1記載 の考案は、有底筒状のバケツ本体と、該バケツ本体に設けられた枢支部に回動自 在に取り付けられた取手部とを備えたバケツにおいて、前記バケツ本体の前記枢 支部から周方向のほぼ90°位置に、バケツ本体を下方から把持して取手部の枢 支点を介して回動させる把持機構を設けたことを特徴としている。
【0006】 請求項2記載の考案は、前記把持機構は、バケツ本体の周壁外面に形成された 凹部と、該凹部の上端部に形成された把持片とから構成したことを特徴としてい る。
【0007】 請求項3記載の考案は、前記把持機構を、バケツ本体の底部付近に設けたこと を特徴としている。
【0008】 したがって、この考案によれば、バケツ本体を取手部を持って回動させる場合 には、手を把持機構の凹部内へ差し込みながら把持片を内側から当てて、そのま ま持ち上げれば、バケツ本体を回動させることができる。したがって、底部外周 縁に手を接触させる必要がなくなり、泥水などによる手の汚れを確実に回避でき る。
【0009】 請求項4記載の考案は、前記枢支部の外面に係止部を設ける一方、取手部の前 記枢支部に回動支持される基部の内面に、前記係止部に係止して取手部の回動位 置を規制する係合部を設けたことを特徴としている。 したがって、係止部と係合部とによって取手部を所望の回動位置に規制できるた め、該取手部を例えば雑巾掛けなどの有効利用が図れる。
【0010】 請求項5記載の考案は、前記バケツ本体の上端部所定位置に嵌合溝を形成する 一方、前記取手部に、前記嵌合溝と共働してホースを嵌合状態に挾持する湾曲状 に突出した挾持部を設けたことを特徴としている。
【0011】 したがって、ホースの先端部を嵌合溝に嵌合した後に、取手部を回動させてホ ースの上端部を挾持用突起を嵌合挾持することにより、ホースの安定かつ容易な 支持が可能になる。
【0012】 請求項6記載の考案は、前記バケツ本体の枢支部の上端部に、上側に積み重ね られた他のバケツ本体の凸状枢支部の下部が嵌合するスタッキング用凹部を形成 したことを特徴としている。
【0013】 したがって、複数のバケツを積み重ねる際に、下側のバケツ本体の凹部に上側 のバケツ本体の枢支部を嵌合させることにより、周方向の位置決めがなされて、 安定した積み重ねができると共に、凹部内に枢支部が嵌合して入り込むため、上 方への嵩りが少なくなる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、図1〜図4に基づいて本考案に係るバケツの実施形態を説明する。
【0015】 すなわち、本実施形態のバケツは、合成樹脂材からなるバケツ本体1と、該バ ケツ本体1の上部の対向する位置に両端部2a,2bが回動自在に取り付けられ た合成樹脂材の湾曲状の取手部2とから主として構成されている。
【0016】 前記バケツ本体1は、図1に示すようにほぼ四角錐状を呈し、4方の各側壁3 〜6上の環状の上端部7が強度を確保するために外側へ折り返し状に折曲形成さ れている一方、底壁8が図2A,B及び図4A,Bに示すように、各側壁3〜6 の下端部9から上げ底状態に設けられている。また、対向する両側壁3,4の上 部、つまり上端部7の直下位置に前記取手部2の両端部2a,2bが枢支される 枢支部10,10が一体に設けられている。また、前記両側壁3,4側の上端部 7には、それぞれホースの下部を嵌合支持する嵌合溝14a,14aが形成され ている。
【0017】 前記各枢支部10は、図3A,Bに示すように、上下方向へ延びたボックス状 の支持部11と、該支持部11の外壁のほぼ中央に穿設された固定用孔12とか ら形成されている。さらに、この枢支部10,10の上方に位置する上端部7に は、バケツを積み重ねた際に、上側のバケツ本体1の支持部11の下部が嵌合す るスタッキング用凹部13,13が形成されている。
【0018】 また、バケツ本体1は、対向する前記両側壁3,4から90°位置にある一側 壁5の上部に図1に示すようにバケツ本体1内の例えば水などを外部に放出する 際のガイドとなる凹状のガイド溝15が上下方向に沿ってテーパ状に形成されて いる。
【0019】 一方、前記一側壁5と対向する他側壁6の下部には、把持機構16が設けられ ている。この把持機構16は、図2A,Bに示すように他側壁6の下端部9中央 に形成された凹部である凹溝17と、該凹溝17の開口端上部に他側壁6と一体 に設けられた把持片18とから構成されている。前記凹溝17は、ほぼ長方形状 を呈し、他側壁6の下端部9とその上部を連続的に抉られて形成され、その巾及 び深さは人の手先が入り込める大きさに設定されている。また、把持片18は、 横に細長い長方形状を呈し、その両端部18a,18bが凹溝17の両側縁、つ まり他側壁6に一体に結合されていると共に、上端縁18cも凹溝17の上端縁 、つまり他側壁6に同一平面状に一体に結合されている。また、その上下方向の 巾は、人の手先が十分に引掛かる程度の長さに設定されている。
【0020】 また、バケツ本体1の底壁8は、図4A,Bに示すように、その四隅部それぞ れにリブ群19が設けられている。この各リブ群19は、バケツ本体1の各角部 1aから底壁8の中心側へ一定巾の隙間を介して波紋状に拡がった4重のリブ2 0a〜20dから形成されている。このリブ20a〜20dは、各角部1aを要 中心としたそれぞれが扇形円弧状に形成され、上端部が底壁8の下面に一体に結 合されていると共に、各両端縁が各側壁3〜6の下端部9内面に一体に結合され ている。
【0021】 前記取手部2は、図1に示すようにほぼコ字形状に折曲形成されていると共に 、横断面ほぼH形状に形成されて、中央の垂直片2cで結合された外片2dと内 片2eが手で把持し易いように平坦状に形成されている。また、両端部2a,2 bには、図3A,Bに示すように前記各枢支部10の固定用孔12に挿通され支 持された支持軸21が形成されており、両支持軸21,21を枢支点として回動 自在に支持されている。また、両端部2a,2bの内面には、前記枢支部10, 10の支持部11,11外面の所定位置に突設された係止部22に回動方向から 係止して取手部2の回動位置を規制する係合突部23が一体に設けられている。 また、前記上端部7に形成された嵌合溝14aと対応した内片2eの外端縁に湾 曲状に突出した挾持用突起14b,14bが一体に形成されている。
【0022】 したがって、このバケツを用いてバケツ本体1内の水や砂等の内容物を所定の 場所に放出する際には、まず取手部2を持ってバケツ本体1を持ち上げたまま凹 溝17内に手を差し込んで手先で把持片18を内側から持ち上げれば、バケツ本 体1を各枢支部10,10を中心に容易に回動させることができる。したがって 、バケツ本体1の底部外周縁に手を接触させる必要がなくなり、泥水などによる 手の汚れを確実に回避できる。
【0023】 また、把持機構16は、底部付近に設けたため、バケツ本体1の回動がさらに 容易になる。しかも、凹溝17と把持片18だけであるから構造が簡単であり、 アンダカット部が生じないため、バケツ本体1と一緒に型成形が可能になり、製 造作業性も良好になる。
【0024】 さらに、取手部2の回動位置を、係止部22と係合突部23とによって所望の 位置に規制できるため、取手部2を例えば雑巾掛けなどに利用することができる 。
【0025】 さらに、ホースの先端部を嵌合溝14aに嵌合した後に、取手部2を回動させ てホースの上端部を挾持部14bを嵌合させることにより、ホース先端部を安定 かつ容易に支持することができる。特に、取手部2の重量によってホースを上か ら押さえ付ける形になるため、確実な支持が得られると共に、取手部2を持ち上 げるだけで支持を簡単に解除できるので、使い勝手が良好になる。
【0026】 さらに、複数のバケツ本体1を積み重ねる際に、下側のバケツ本体1のスタッ キング用凹部13,13に、上側のバケツ本体1の支持部10,10を嵌合させ ることにより、周方向の位置決めがなされて、安定した積み重ねが可能になると 共に、スタッキング用凹部13,13内に支持部10,10が入り込むため、上 方への嵩りが少なくなる。
【0027】 しかも、バケツ本体1の底部四隅に、四重のリブ20a〜20dが設けられて いるため、各角部1aを十分に補強することができる。特に、この各リブ20a 〜20dは扇形円弧状に形成されているため、角部1aの先端に硬い物が当たっ た場合などは、図4Aに示すように、その衝突力Fで瞬間的に角部先端が凹み変 形して両側部が矢印方向へ拡開変形しようとするが、前記各リブ20a〜20d の突っ張り力でその拡開変形を規制するため、角部1aの亀裂や破損などを防止 できる。
【0028】 本考案は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば、バケツ本 体1が従来例のような逆円錐状のものにも適用できる。
【0029】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案に係るバケツによれば、把持機構によっ てバケツ本体を取手部を持って回動する際に、バケツ本体の底部外周縁ではなく 、把持機構を持って回動させることができるため、手の汚れを確実に回避できる 。
【0030】 請求項3記載の考案によれば、把持機構をバケツ本体の底部側に設けたため、 バケツ本体の回動を容易に行うことが可能になる。
【0031】 請求項4記載の考案によれば、取手部を所望の回動位置に自由に設定すること ができるため、該取手部を例えば雑巾掛け用などに使用することが可能になる。
【0032】 請求項5記載の考案によれば、バケツ本体にホースの先端部を簡単かつ確実に 支持させることが可能になる。
【0033】 請求項6記載の考案によれば、積み重ねられたバケツ本体の位置決めが可能に なり、安定した積み重ね状態が得られると共に、上下方向の嵩りが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバケツの一実施形態を示す斜視図。
【図2】Aは図2BのA−A線断面図、Bは把持機構を
示す要部正面図。
【図3】Aは図3BのB−B線断面図、Bは枢支部を示
す要部拡大図。
【図4】Aはバケツ本体の底面図、Bは図4AのC−C
線断面図。
【符号の説明】
1…バケツ本体 2…取手部 3,4,5,6…側壁 7…上端部 8…底壁 9…下端部 10,10…枢支部 13,13…スタッキング用凹部 14a…嵌合溝 14b…挾持用突起 16…把持機構 17…凹溝 18…把持片 19…リブ群 20a〜20d…リブ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状のバケツ本体と、該バケツ本体
    に設けられた枢支部に回動自在に取り付けられた取手部
    とを備えたバケツにおいて、 前記バケツ本体の前記枢支部から周方向のほぼ90°位
    置に、バケツ本体を下方から把持して該バケツ本体を取
    手部の枢支点を介して回動させる把持機構を設けたこと
    を特徴とするバケツ。
  2. 【請求項2】 前記把持機構は、バケツ本体の周壁外面
    に形成された凹部と、該凹部の上端部に形成された把持
    片とから構成したことを特徴とする請求項1記載のバケ
    ツ。
  3. 【請求項3】 前記把持機構を、バケツ本体の底部付近
    に設けたことを特徴とする請求項1または2記載のバケ
    ツ。
  4. 【請求項4】 前記枢支部の外面に係止部を設ける一
    方、取手部の前記枢支部に回動支持される基部の内面
    に、前記係止部に係止して取手部の回動位置を規制する
    係合部を設けたことを特徴とする前記1〜3のいずれか
    に記載のバケツ。
  5. 【請求項5】 前記バケツ本体の上端部所定位置に嵌合
    溝を形成する一方、前記取手部に、前記嵌合溝と共働し
    てホースを嵌合状態に挾持する湾曲状に突出した挾持部
    を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載のバケツ。
  6. 【請求項6】 前記バケツ本体の枢支部の上端部に、上
    側に積み重ねられた他のバケツ本体の凸状枢支部の下部
    が嵌合するスタッキング用凹部を形成したことを特徴と
    すると請求項1〜5のいずれかに記載のバケツ。
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