JP3061251B2 - テーピング装置 - Google Patents

テーピング装置

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JP3061251B2
JP3061251B2 JP7060464A JP6046495A JP3061251B2 JP 3061251 B2 JP3061251 B2 JP 3061251B2 JP 7060464 A JP7060464 A JP 7060464A JP 6046495 A JP6046495 A JP 6046495A JP 3061251 B2 JP3061251 B2 JP 3061251B2
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taping
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネス等の電
線束の外周に絶縁保護や束ねをするために粘着テープ、
アルミテープその他のテープを巻き付けるテーピング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭59−36076号には、基板上
にテーピングリングを備えた移動体を走行自在に設ける
と共に、テーピングリングの回転および移動体の走行を
行う駆動モータを設け、さらに移動体の走行速度を調整
する可逆変速モータを設け、テープの巻きピッチを変更
できるようにした装置が開示されている。しかし、この
装置はテープ巻きすべき電線束をテーピングリングの孔
に側面から引き通し、その両端部分を作業者が手で持ち
ながら行う構造であるために作業がやり難い。また、テ
ープ巻きできる電線束の長さが移動体の走行距離に限定
されるため、長いものの巻付けには不適当であり、駆動
源として二つのモータを使用しなければならず、装置が
大型化しやすいなどの問題があった。
【0003】一方、特開昭57−102476号には、
図12に示すように、テーピングリングとしてC字状リ
ング61を用いた装置が提案されている。これは、駆動
モータ60によりギア62が回転し、ギア63および6
4を介してギア65に伝達され、該ギア65と一体のC
字状リング61が回転する。これにより、リング61に
取付けたテープホルダ66内のテープ67が電線束(ワ
ーク)Wの周囲を回転しながテープを巻き付けて行く。
なお、68はC字状リング61の回転ガイド、69はそ
の支持フレームである。図12の装置では、C字状リン
グ61が入出路61aすなわちワークWを出し入れする
ための開口部を有するから、テープ巻き作業が容易にな
る。しかし、テープ巻き中に上記入出路61aからワー
クWが飛び出したり、ギア65と回転ガイド68や支持
フレーム69との間に挟まるなどのおそれがあった。
【0004】また、ワークに対するテープの供給は、図
13に示すように、テーピングリング70に対してその
回転中心から離れた位置にテープホルダ71を取付け
て、テープ67をワークWに交叉する方向から供給する
のが一般的である。しかし、テープホルダ71とワーク
W間にある程度の遊び距離Lが存在するためにテープ6
7にのびが生じ、巻いたときにシワが出る傾向がある。
とくに、電線直径が1〜1.5mm程度のものを2〜3本
束ねたような束径の細い電線束では、連続したテープ巻
きを行うと、著しくシワ67aが生じ、仕上がり状態が
悪く、商品価値を損なう。
【0005】さらに、テープとしてアルミシールドテー
プ67′のような粘着剤なしのノイズ対策用テープを用
いると、図14(A),(B)に示すように、テープ巻
き工程中にたるみ67bが生じるために作業性が悪くな
るだけでなく、巻付製品に上記と同様にたるみやシワが
生じ、見映えが悪くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みて成されたものであり、作業性がよく、長い電線
束でも自動的にテープ巻きができ、しかも小型、低コス
トで作製できるテーピング装置を提供することを課題と
する。本発明の他の課題は、テープ巻き中に電線束がテ
ーピングリングから飛び出したり、噛み込まれたりせ
ず、安全確実にテープ巻きのできるテーピング装置を提
供するにある。本発明の別の課題は、テープにシワやた
るみがなく、仕上がり状態が良好なテープ巻き製品が得
られるテーピング装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明の電線巻取装置は、請求項1に記載のよう
に、基板上に立設されて一端部にワーク入出路およびワ
ーク貫通孔より成るワーク貫通部を開口した支持枠体、
該支持枠体の前記ワーク貫通孔に回転自在に装着されて
一端にテープホルダを設けたテーピングリング、該テー
ピングリンクをクラッチ機構を介して回転駆動するモー
タ、および前記テーピングリングに挿入されるワークの
送り手段を備え、該送り手段は相対向する一対の駆動ロ
ールと送りロールとから成り、該駆動ロールは前記クラ
ッチ機構のクラッチ軸と同軸に装着した電磁クラッチに
接続されて、送り速度が変換される構成を採用した。
【0008】また、前記支持枠体には前記クラッチ機構
のクラッチを入・切するソレノイドを設け(請求項
2)、前記支持枠体のワーク貫通孔には前記ソレノイド
によるクラッチの入・切に連動して閉・開するシャッタ
ー機構を設ける(請求項3)。さらに、前記テーピング
リングの一端に前記ワーク貫通孔を通るワークに交叉し
てのびるステーを設け、該ステーに前記テープホルダを
取り付け(請求項4)、前記テープホルダが外周にテー
プ引出し用の開口を設けたテープガイドを有し、前記ワ
ークに対するテープガイドの開口の位置がワークに供給
されるテープに適宜のテンションがかかるように選択さ
れる構造(請求項5)とするのが好ましい。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、一つの駆動源(モー
タ)でテーピングリングの回転およびワーク送り手段の
作動、即ちテープ巻きとワーク送りの二つの動作を行う
ことができ、装置をコンパクトに形成することができ
る。さらに、ワークの送り手段により、どんなに長い電
線でも連続的にテープ巻きが可能であり、初心者でも安
定したワーク送りができる。しかも、ワークの送り手段
は電磁クラッチにより送り速度が変換されるので、ワン
タッチで2種類の巻き方が可能である。
【0010】請求項2の発明によれば、前記モータの回
転とテーピングリングの回転をソレノイドで入・切する
クチッチ機構で分離したので、テープ巻きを安全に行う
ことができる。また、クラッチの入・切に連動して閉・
開するシャッター機構の採用により、テープ巻き中にワ
ークが外れたり、支持枠体とテーピングリングとの間に
噛み込まれるようなトラブルが生じない(請求項3)。
【0011】さらに、請求項4または5の発明によれ
ば、テープ巻きに際して、テープの供給姿勢を調整し、
または適度のテンションをかけた状態で供給されるの
で、テープ(アルミテープ)の緩みやシワの発生を防止
することができる。
【0012】
【実施例】図1〜図6に示すテーピング装置Aにおい
て、1は基板であり、その一側にテーピングリング5を
回転自在に装着した支持枠体2が立設され、他側には後
方から順にテーピングリング5をクラッチ機構18を介
して回転駆動させるギヤードモータ13、クラッチ機構
18のクラッチ軸20に装着された電磁クラッチ23,
23′および電磁クラッチ23,23′によりウォーム
機構25を介して選択的に変速するワーク送り手段30
が設けられている。
【0013】支持枠体2は長円形であって、その前半部
にはワーク入出路3aとワーク貫通孔3bとから成るワ
ーク貫通部3が開設され、支持枠体2の内面(前記ギヤ
ードモータ13側)側において、ワーク貫通部3のワー
ク貫通孔3bには大歯車4と同軸に形成されたホルダ
5′を介してテーピングリング5が回転自在に取付けら
れている。大歯車4とテーピングリング5は前記ワーク
貫通部3とほぼ同形の開口部分(符号省略)を有し、ま
た、テーピングリング5の一端にはテープホルダ6が取
付けられ、該ホルダ6にはスプリング7およびノブ8に
よって粘着ビニルテープ9が着脱自在に装着されてい
る。
【0014】更に、支持枠体2の内面側には、上記ワー
ク入出路3aの先端部を挟む上下両側に従動側スプロケ
ット10,10′が回転自在に設けられ、該スプロケッ
ト10,10′とテーピングリング5の大歯車4間にか
け渡した伝動チェーン11は支持枠体2の後半部に設け
た駆動側スプロケット12に接続されている。この駆動
側スプロケット12はクラッチ機構18を介してギヤー
ドモータ13と接続されている。 即ち、ギヤードモー
タ13の出力軸13aに装着されたプーリ14はVベル
ト15により支持枠体2の後半部に枢着したプーリ16
に接続され、そのプーリ軸17にはクラッチ機構18の
クラッチ19が接離自在に軸装されている。クラッチ軸
20の一端側には、前記駆動側スプロケット12が装着
され、他端側は基板1に固定した軸受21,21′に軸
支されると共に、変速用の大スプロケット22と小スプ
ロケット22′を備えた電磁クラッチ23,23′が装
着されている。
【0015】電磁クラッチ23,23′の大スプロケッ
ト22と小スプロケット22′はそれぞれ変速用の伝動
チェーン24,24′を介してウォーム機構25のウォ
ーム26に接続されている。ウォーム機構25はウォー
ム26とこれに噛合するウォームホイール27とから成
る。ウォーム26の軸26aの両端は基板1に設けた軸
受28,28′に軸支され、両側に上記変速用の大スプ
ロケット22と小スプロケット22′に対応する従動側
スプロケット29,29′が装着され、ウォームホイー
ル27にはワーク送り手段30の駆動ロール31が同軸
に設けられている。
【0016】ワーク送り手段30は上記駆動ロール31
と対をなす送りロール32とから成る。送りロール32
は浮動ロールハンド33の一端に枢着され、該ハンド3
3の中間部は基板1に設けたスタンド34に回動自在に
取り付けられると共に、該ハンド33の先端部には図示
しないスプリングを設けて、送りロール32が常時駆動
ロール31側に付勢されて弾性的に接触するように構成
されている。35はギヤードモータ13のスイッチ、3
6は後述するソレノイド38の入・切用のスイッチ、3
7は電磁クラッチ23,23′の切換スイッチである。
【0017】一方、支持枠体2の外面側には、スイッチ
36によりオン−オフするソレノイド38が固定されて
いる。ソレノイド軸38aは第1リンク391 を介して
トリップレバー40の一端側40aに枢着されている。
トリップレバー40は中間部がピン41によって支持枠
体2に枢着され、他端側は前記クラッチ19に対する係
合部40bとして形成されている。
【0018】更に、図5に示すように、第1リンク39
1 とトリップレバー40の枢着部には第2リンク392
の一端が枢着され、他端は第3リンク393 の中間に枢
着されている。この第3リンク393 は下端がピン4
1′により支持枠体2に枢着され、上端が二股状のプッ
シャー42の基端に枢着されている。このプッシャー4
2は前記ワーク貫通部3のワーク貫通孔3bに対して図
示しないガイドにより進退自在に設けられ、各脚片42
aの先端部付近には、一対のシャッター片43,43が
ピン44,44により枢着されている。シャッター片4
3,43は常時は引張スプリング45により開放され、
プッシャー42の前進により脚片42aの先端がシャッ
ター片43の係合部43aをスプリング45に抗して押
し上げるので、閉鎖する構造となっている。即ち、ソレ
ノイド38により進退するプッシャー42および引張ス
プリング45により常閉のシャッター片43,43はワ
ーク貫通部3のシャッター機構46を構成している。
【0019】上記構成において、先ず、浮動ロールハン
ドル33を下方に押し下げて送りロール32を上方に浮
かし、テープ巻きを行おうとするワーク(電線束)Wを
図2のようにセットする。即ち、ワークWの中間部をワ
ーク貫通部3におけるワーク入出路3aからワーク貫通
孔3bに挿入し、端部を駆動ロール31の上に載せて、
浮動ロールハンドル33を元の位置に戻す。これによ
り、前記スプリングの作用で送りロール32は常にワー
クWに押しつけられ、ワークWは駆動ロール31との間
に挟持された状態となる。
【0020】次に、テープ9の端をワークWに貼りつけ
る。スイッチ35を押すと、モータ13が回転し、その
動力はモータプーリ14、Vベルト15およびプーリ1
6に伝達される。そこで、(フット)スイッチ36と連
動するソレノイド38の作用によりクラッチ19を入・
切する。クラッチ19が入ると、クラッチ軸20から動
力は伝動チェーン11に伝達され、テーピングリング5
を回転させ、該テーピングリングに取付けてあるテープ
ホルダ6とテープ9がワークWの周囲を回転して、テー
プ9を巻き付けて行く。即ち、スイッチ36を“オン”
すると、図5のように、ソレノイド38が作動して第1
リンク391 が矢線Pのように引き込まれ、トリップレ
バー40がピン41を支点に矢線Qの方向に回動し、係
合片40bがクラッチ19から外れ、該クラッチは入の
状態となる。これにより、モータ13と共にクラッチ軸
20が回転し、駆動側スプロケット12、伝動チェーン
11および大歯車4によりテーピングリング5が回転す
る。
【0021】ワークWはテープ巻きされながら駆動ロー
ル31と送りロール32により右方向に送られる。駆動
ロール31の動力源は前記モータ13である。即ち、ク
ラッチ19が入ると、テーピングリング5と同様にクラ
ッチ軸20から動力が図2,図4のように、送り変速チ
ェーン24,24′に伝達され、さらにウォーム機構2
5のウォーム26とウォームホイール27を回して駆動
ロール31を回転させる。駆動ロール31の回転速度
は、電磁クラッチ23,23′により2本の送り変速チ
ェーン24,24′が大小のスプロケット22,22′
の一方を選択することで二段階に切り替えられる。速度
選択は切換スイッチ37によりワンタッチで行うことが
できる。
【0022】図7は、切換スイッチ37により電磁クラ
ッチ23′を作動させ、ワークWを低速送りして、1/
2のラップ巻きを行った状態を示す。同様に、図8は、
電磁クラッチ23を作動させ、ワークWを高速送りし
て、テープ間に隙間を設けて荒巻きした状態を示す。
【0023】さらに、テープ巻きおよびワーク送りの
間、ワークWは前記シャッター機構46によりワーク貫
通部3から飛び出して外れたり、支持枠体2とテーピン
グリング5との間に噛み込まれるおそれがない。すなわ
ち、前記ソレノイド38によるクラッチ19の入と同時
に、第2リンク392 を介して第3リンク393 がピン
41′を支点として矢線R方向に回動するので、プッシ
ャー42が矢線Sの如くに前進する。これにより、前述
したように、一対のシャッター片43,43が閉じ、ワ
ークWの退路を断つ。従って、テープ巻き中にワークW
が飛び出したり、テーピングリング5に噛み込まれるお
それがなく、安全確実に作業ができる。
【0024】(フット)スイッチ36を“オフ”する
と、上記と逆の作用で、クラッチ19が切れてテーピン
グリング5の回転およびワークWの送りが停止すると共
に、シャッター機構46のシャッター片43,43が開
く。これによりテープ巻きしたワークWをワーク貫通部
3のワーク入出路3aから取り出すことができる。
【0025】図9(A),(B)は本発明の他の実施例
を示し、テーピングリング5にステー47を介してテー
プホルダ6を取り付けたものである。即ち、テーピング
リング5は、前記ワーク貫通部3と同様ににワーク入出
路5aとワーク貫通孔5bを有し、該入出路5aと直交
する方向は延設されて大歯車4側に傾斜した耳片5c,
5cとして形成されている。そして、一方の耳片5cに
ステー47の一端部がアジャストねじ48によりスライ
ド可能に固定され、他端部の折曲片47aにテープホル
ダ6が取付けられている。テープホルダ6はワークWと
できるだけ接近した位置で、かつテープ9とワークWと
のなす交角Θが鋭角、好ましくは15〜45°となるよ
うに取付けられる。
【0026】図9の実施例によれば、ステー47により
テープ9のワークWに対する供給姿勢を整え、テープホ
ルダ6とワークWとの間隔、即ち遊び間隔L′を小さく
することができるから、テープ9ののびが防止され、巻
付け時にシワが生じ難く、仕上がりのよい製品が得ら
れ、また、テープ9とワークWとの交角Θが小さいので
ワークWの振れが小さくなり、作業性が向上するという
効果が得られる。
【0027】図10は本発明の別の実施例を示し、テー
プホルダ6にテープガイド49を組み合わせて、テープ
の引出し位置を規制できるようにしたものである。即
ち、テープガイド49は、浅底の筒体49aの周壁にテ
ープ引出し用のスリット状の開口49bを設けると共
に、底壁の中心にボルト49cを貫通して設けたもので
ある。このテープガイド49のボルト49cをテーピン
グリング5の一方の耳片5cの孔5dに差込み、ナット
50で固定する。このテープガイド49にアルミテープ
9′を収納し、前記と同様にテープネルダ6で固定す
る。
【0028】図11(A)〜(D)は、ワークWに対す
るテープガイド49の開口49bとの位置関係を示した
ものである。(B)のように、アルミテープ9′の引出
し方向がテープ9′の巻き方向と逆行する方向、(C)
のように引出し方向が巻き方向と同じでも開口49bが
図中左下側にあるものでは、適度のテンションがかけら
れ、ワークWに対して強く巻付けられ、ゆるみ防止と共
にシワのない製品が得られる。しかし、(D)のよう
に、開口49bが左上にあるものでは、アルミテープ
9′の引出し方向と巻き方向が一致するので、たるみが
生じ、巻付け時にシワがでる。以上のように、テープガ
イド49の開口49bの位置を調整することにより、即
ち、(A)のように、開口49bの位置をワークWの中
心Oとテープガイド49の中心Mを通る線分OMと、上
記中心Oとテープガイド49との接線ONとで囲まれる
領域から外すことにより、たるみやシワを防止すること
ができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一つの駆動源
(モータ)でテープ巻きとワーク送りの二つの動作を行
うことができ、装置をコンパクトに形成することができ
る。また、ワークの自動送り手段によりどんなに長い電
線でも連続的にテープ巻きが可能であり、初心者でも安
定したワーク送りができる。しかも、ワークの送り手段
は電磁クラッチにより送り速度が変換されるので、ワン
タッチで2種類の巻き方が可能である。
【0030】請求項2の発明によれば、上記モータの回
転とテーピングリングの回転をソレノイドで入・切する
クチッチ機構で分離したので、テープ巻きを安全に行う
ことができる。また、請求項3の発明によれば、クラッ
チの入・切に連動して閉・開するシャッター機構の採用
により、テープ巻き中にワークが外れたり、支持枠体と
テーピングリングとの間に噛み込まれるようなトラブル
が生じない。
【0031】さらに、請求項4または5の発明によれ
ば、テープ巻きに際して、テープの供給姿勢を調整し、
または適度のテンションをかけた状態で供給されるの
で、テープ(アルミテープ)の緩みやシワの発生を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すテーピング装置の概観
斜視図である。
【図2】図1のX線方向の矢視図である。
【図3】図2に相当する正面図である。
【図4】図3における電磁クラッチとウォーム機構を示
す正面図である。
【図5】図1に相当する側面図である。
【図6】図5の背面図であり、テーピングリング5など
の駆動機構を示す。
【図7】本発明装置によるテープ巻きの態様を示す説明
図である。
【図8】本発明装置によるテープ巻きの他の態様を示す
説明図である。
【図9】(A)は本発明の他の実施例を示すテーピング
リングの部分の正面図、(B)はその取付、作用状態の
説明図である。
【図10】本発明の別の実施例を示すテーピングリング
およびテープホルダの分解斜視図である。
【図11】(A)〜(D)はそれぞれ図10のテープホ
ルダの作用状態の説明図である。
【図12】従来のテーピング装置におけるテーピングリ
ングの部分の説明図である。
【図13】従来のテープホルダを用いたテープ送り方法
の説明図である。
【図14】(A)は従来のテープホルダを用いたアルミ
テープの送り方法の説明図、(B)は(A)で得られる
テープ巻き状態の説明図である。
【符号の説明】
1 基板 2 支持枠体 3 ワーク貫通部 3a ワーク入出路 3b ワーク貫通孔 5 テーピングリング 6 テープホルダ 13 モータ 18 クラッチ機構 19 クラッチ 20 クチッチ軸 23,23′ 電磁クラッチ 30 ワーク送り手段 W ワーク 31 駆動ロール 32 送りロール 38 ソレノイド 46 シャッター機構 47 ステー 49 テープガイド 49a 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−183414(JP,A) 特開 平6−183413(JP,A) 特開 平6−32317(JP,A) 特開 平4−57717(JP,A) 特開 平3−266315(JP,A) 特開 昭59−36076(JP,A) 特開 昭57−102476(JP,A) 特開 昭54−121983(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 13/00 513 H01B 13/08 H01B 13/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に立設されて一端部にワーク入出
    路およびワーク貫通孔より成るワーク貫通部を開口した
    支持枠体、該支持枠体の前記ワーク貫通孔に回転自在に
    装着されて一端にテープホルダを設けたテーピングリン
    グ、該テーピングリンクをクラッチ機構を介して回転駆
    動するモータ、および前記テーピングリングに挿入され
    るワークの送り手段を備え、 該送り手段は相対向する一対の駆動ロールと送りロール
    とから成り、該駆動ロールは前記クラッチ機構のクラッ
    チ軸と同軸に装着した電磁クラッチに接続されて、送り
    速度が変換される、ことを特徴とするテーピング装置。
  2. 【請求項2】 前記支持枠体に前記クラッチ機構のクラ
    ッチを入・切するソレノイドが設けられている請求項1
    に記載のテーピング装置。
  3. 【請求項3】 前記支持枠体のワーク貫通孔には前記ソ
    レノイドによるクラッチの入・切に連動して閉・開する
    シャッター機構が設けられている請求項2に記載のテー
    ピング装置。
  4. 【請求項4】 前記テーピングリングの一端に前記ワー
    ク貫通部を通るワークに交叉してのびるステーを設け、
    該ステーに前記テープホルダを取り付けて成る請求項
    1,2または3に記載のテーピング装置。
  5. 【請求項5】 前記テープホルダが外周にテープ引出し
    用の開口を設けたテープガイドを有し、前記ワークに対
    するテープガイドの開口の位置がワークに供給されるテ
    ープに適宜のテンションがかかるように選択される請求
    項1,2,3または4に記載のテーピング装置。
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