JP3061235U - 工作機械の摺動面保護装置。 - Google Patents

工作機械の摺動面保護装置。

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JP3061235U
JP3061235U JP1999001396U JP139699U JP3061235U JP 3061235 U JP3061235 U JP 3061235U JP 1999001396 U JP1999001396 U JP 1999001396U JP 139699 U JP139699 U JP 139699U JP 3061235 U JP3061235 U JP 3061235U
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JP
Japan
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sliding surface
protection cover
stage
cover
protection device
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Expired - Lifetime
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JP1999001396U
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English (en)
Inventor
坦 高野
雅彦 中南
裕治 前川
雄二 波部
Original Assignee
日本ジャバラ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】前段側及び後段側保護カバーの連結時における
衝撃を吸収できる工作機械の摺動面保護装置を提供する
こと。 【解決手段】少なくとも三つ以上の第1,2,3等の薄
厚鉄板製保護カバー10,20,30を、順次入れ子状
に組み合わせて、最終段の保護カバーのみ一つの天壁、
二つの側壁及び二つの肩壁を設けて伸縮自在に摺動する
如く成し、前段側保護カバーの肩壁に止着した少なくと
も2本の棒状体12A,B;22A,Bが、工作機械の
摺動面保護装置Xが広がる伸張方向に延び、それに対向
する後段側保護カバーの肩壁に設けた貫通穴15A,
B;25A,Bより突出し、その突出部にゴム状弾性材
料のクッション体13A,B;23A,Bを装着し、棒
状体の最先端部にクッション体受け座14A,B;24
A,Bを設け、前段側の保護カバーを伸張方向に移動さ
せると、前、後段側と連動してクッション体が縮じま
り、衝撃を吸収する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 本考案は産業用機械、特に工作機械の摺動面を切粉、粉塵、切削油等より保護 する為の摺動面保護装置に関するものである。
【0002】 従来の工作機械の一般的摺動面保護装置を図5の全体斜視図に示す、保護カバー 50,60,70,80に於いて、保護カバーが伸張する方向に於いて、図中保 護カバー50の背部に設けた突出部52と、保護カバー60の天壁端末部に設け たストッパー61とが連結移動する如く成している。同様の方式にて保護カバー 60と70間及び70と80間を連結している。この従来の工作機械の摺動面保 護装置(以下、従来式保護装置と言う)Yが高速で往復動する時、その高速で前 記突出部52とストッパー61が衝突し、大きな衝撃力を生じ非常に大きな振動 、騒音を生じる。それを防止するため、突出部52とストッパー61間に、衝撃 吸収を目的とした加硫ゴムによるクッション材を設けていた。それぞれの保護カ バーは一般に、鉄板にて形成され重量が大であり、高速で上記突出部52とスト ッパー61が衝突する際、有る程度のボリュームのクッション材が必要で有るが 、しかし、一般に上記のクッション材を設ける為のスペース(図中のH寸法)を 大きくする必要が有るが、そのために当然の事ながら、保護装置の大きささが過 大となり必然的に重量も重くなる等の問題点を有していた。
【0003】 本考案は、かかる問題点を解決するため鋭意研究し得られたものであり、以下 、図面に従って説明する。
【0004】 図1に本考案の工作機機械の摺動面保護装置(以下、保護装置と言う)Xの全 体斜視図を示す。図2に本考案の保護装置1を裏面部より見た時の全体斜視図を 示す。図3に本考案の保護装置1を裏面部より見た時の平面図を示す。保護装置 Xは、少なくとも三つの保護カバーにより形成されるが、図1、2、3では最小 の保護カバー数である三つの保護カバー10,20,30より成る保護装置Xを 示す。保護装置Xは図1,2,3に示す如く保護カバー10,20,30をいれ こ状に装着して成り、それぞれの保護カバーは最後段の保護カバー(図中では保 護カバー30)を除き一つの天壁、二つの側壁、一つの肩壁よりなり、最後段の 保護カバー30のみ二つの肩壁、一つの天壁、二つの側壁より成る。図2に於い て、前段側保護カバー10の肩壁11に止着した少なくとも2本の棒状体15A ,15Bが保護装置Xが広がる伸張方向に延び、それに対向する後段側保護カバ ー20の肩壁21に設けた貫通穴15A,15Bよりそれぞれ突出し、その棒状 体12A,12Bそれぞれの突出部に、ゴム状弾性材料よりなるクッション体1 3A,13Bを装着し、前記棒状体の最先端部にクッション体受け座14A,1 4Bを設け、前記前段側の保護カバー10を伸張方向に移動させるにしたがって 、前記後段側保護カバー20の肩壁面21と、前記クッション体受け座14A及 び14B間に装着したクッション体13A及び13B間が縮じまり、前記後段側 肩壁21とクッション体受け座14A,14B間が、前記クッション体13A, 13Bを介して当接し、前記前段側保護カバー10と後段側保護カバー20が伸 張方向に連動するものとする。上記、当接した状態の代表として図3のイ部拡大 図を図4に示す。図4に於いてクッション体13Bの形状の選択により、衝撃吸 収能力を左右するが、13Bに示すような、内部に空気を包含する様なクッショ ン体により衝撃を吸収効果を持つ形状が望ましい。次に前段側保護カバー10を 収縮方向に移動させるとき、前段側保護カバー10の肩壁11の、前記、収縮方 向前面と後段側保護カバー20の肩壁21の前記、収縮方向うしろ側の肩壁面と が当接して、前記、収縮方向に前段側保護カバー10と後段側保護カバー20と が連動する如くなし、同様の方式にて保護カバー20と、保護カバー30とを棒 状体22A,22Bに設けたクッション体受け座24A,24Bと肩壁31間を クッション体23A,23Bを介して連結する如く成している。尚、図中に示す 如く、棒状体12A,12Bと22A,22Bは互いに干渉しない位置の棒状体 止着部A1,B1,A2,B2を選択して止着するものとする。前記棒状体12 A,12B,22A,22Bそれぞれが貫通する貫通穴15A,15B,25A ,25B部に、図面による説明を省略するが、上記棒状体の外径に適合する内径 のブッシュを適度なクリヤランスの基で装着する事によって保護カバー間の相互 の摺動特性を高める事ができる。尚、棒状体の止着方法としては、図に示すボル ト止め、溶接、ねじ込みその他種々の方法があるが、何れでも良いが、十分な強 度を保有する事が必要である。又、詳細説明を省略するが、保護装置Xを縮めた 時、前記棒状体の先端部のクッション体受け座部が、それに対向する肩壁面に干 渉するのを防ぐため、26A,26Bの様なのぞき窓又は、そののぞき窓に相当 する切り欠き(説明図を省略する)を設けて干渉を避ける構造となす。又、図3 に示す如く保護装置Xを縮める時、前段側肩壁と後段側肩壁間にゴム状弾性体よ りなるクッション体(ボリュームの選択幅大)Mを介して当接連動する如く衝撃 を吸収する方式が望ましい。以上の本考案の保護装置Xは、保護カバーの伸張方 向の連動に於ける衝撃を、従来方式では実現できなかった、十分なボリュームの クッション体Mの装着を可能とし、もって保護装置Xの高速条件での、伸縮に於 ける、非常に優れた衝撃吸収機能を発揮する事を特徴とする、工作機械の摺動面 保護装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の工作機械の摺動面保護装置Xの
全体斜視図。
【図2】 本考案の工作機械の摺動面保護装置Xを
裏側より見た斜視図。
【図3】 本考案の工作機械の摺動面保護装置Xを
裏側より見た斜視図。
【図4】 肩壁と、クッション受け座がクッション
体を介して当接する状態を示す、図3のイ部拡大図。
【図5】 従来方式の工作機械の摺動面保護装置の
全体の斜視図。
【符号の説明】
X・・・本考案の工作機械の摺動面保護装置、X・・・
本考案の工作機械の摺動面保護装置、Y・・・従来の工
作機械の摺動面保護装置、10,20,30・・・保護
カバー、11,21,31・・・背壁、12A,12
B,22A,22B・・・棒状体、13A,13B,2
3A,23B・・・クッション体,14A,14B,2
4A,24B・・・クッション体受け座、15A,15
B,25A,25B・・・貫通穴、26A,26B・・
・逃がし穴、A1,B1,A2,B2・・・棒状体止着
部、M・・・クッション体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械の摺動面を一つの天壁、二つの側
    壁、一つの肩壁にて形成される複数の薄厚鉄板製保護カ
    バーで構成する工作機械の摺動面保護装置は、第1保護
    カバーに第2保護カバーを、第2保護カバーに第3保護
    カバーをそれぞれ装着する如く、少なくとも三つの保護
    カバーを順次いれこ状に組み合わせ、最後段の保護カバ
    ーのみ一つの天壁、二つの側壁、二つの肩壁を設けた伸
    縮自在に摺動する如く成した工作機械の摺動面保護装置
    に於いて、 前記、少なくとも三つの保護カバーの内、最終段の保護
    カバーを除き、前段側保護カバーの肩壁に止着した少な
    くとも2本の棒状体が工作機械の摺動面保護装置が広が
    る伸張方向に延び、それに対向する後段側保護カバーの
    肩壁に設けた貫通穴より突出し、その棒状体の突出部
    に、ゴム状弾性材料よりなるクッション体を装着し、前
    記棒状体の最先端部にクッション体受け座を設け、 前記前段側の保護カバーを伸張方向に移動させるにした
    がって、前記後段側保護カバーの肩壁と、前記クッショ
    ン体受け座間に装着したクッション体間が縮じまり、前
    記後段側肩壁面とクッション体受け座間が、前記クッシ
    ョン体を介して当接して、前記前段側保護カバーと伸張
    方向に連動するものとし、 前段側保護カバーを収縮方向に移動させるとき、前段側
    保護カバーの肩壁の、前記、収縮方向前面と後段側保護
    カバーの肩壁の前記、収縮方向うしろ側の肩壁面とが当
    接して、前記、収縮方向に前段側保護カバーと後段側保
    護カバーとが連動する如くなした事を特徴とする、工作
    機械の摺動面保護装置。
  2. 【請求項2】前記、前段側保護カバーを収縮方向に移動
    させるとき、後段側保護カバーの貫通穴より突出した、
    前記、棒状体の先端部に設けたクッション体及びクッシ
    ョン体受け座部が干渉するのを避けるため、上記、後段
    側保護カバーの更に後段側に位置する保護カバーの肩壁
    部に逃がし部を設ける事を特徴とする、請求項1記載
    の、工作機械の摺動面保護装置。
  3. 【請求項3】前記、少なくとも三つの保護カバーの内、
    最終段の保護カバーを除き、前段側保護カバーの肩壁に
    止着した少なくとも2本の棒状体が工作機械の摺動面保
    護装置が広がる伸張方向に延び、それに対向する後段側
    保護カバーの肩壁に、前記棒状体の突出を許容する穴を
    設けたブッシュを装着する事を特徴とする、請求項1又
    は請求項2記載の、工作機械の摺動面保護装置。
JP1999001396U 1999-02-03 1999-02-03 工作機械の摺動面保護装置。 Expired - Lifetime JP3061235U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0415444A (ja) * 1990-05-10 1992-01-20 Kubota Corp 空調システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0415444A (ja) * 1990-05-10 1992-01-20 Kubota Corp 空調システム

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