JPH0760593A - テレスコピックカバー - Google Patents

テレスコピックカバー

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JPH0760593A
JPH0760593A JP20968493A JP20968493A JPH0760593A JP H0760593 A JPH0760593 A JP H0760593A JP 20968493 A JP20968493 A JP 20968493A JP 20968493 A JP20968493 A JP 20968493A JP H0760593 A JPH0760593 A JP H0760593A
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
wiper
elastic
cover unit
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP20968493A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Matsuoka
信之 松岡
Osamu Tanigawa
修 谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0760593A publication Critical patent/JPH0760593A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、より効果的に衝撃力を吸収
し、衝撃音の発生を防止することができるテレスコピッ
クカバーを提供すること。 【構成】 移動側カバー体7aの開放端部には、弾性を
有するワイパー9aが設けられ、中間カバー体7bとの
重合部は、このワイパー9aによってシールされてい
る。同様にして、中間カバー体7bと中間カバー体7c
との重合部は、中間カバー体7bの開放端部に設けられ
たワイパー9bによって、中間カバー体7cと固定側カ
バー体7dとの重合部は、中間カバー体7cの開放端部
に設けられたワイパー9cによってそれぞれシールされ
ている。また、各々のカバー体には、隣合うカバー体と
の当接部である各仕切り部10a〜10dに弾性体11
a、11b、11d、11e、11f、11hが固着さ
れており、ワイパー9a、9b、9cとの当接部に弾性
体11c、11g、11iが固着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伸縮可能な複数のカバ
ー体で構成されるテレスコピックカバーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテレスコピックカバー
は、複数のカバー体から成るため、案内面上で伸縮する
際に、隣接するカバー体同志が接触し、衝撃音を発生し
ていた。この衝撃音の発生を防止するために、例えば実
公昭61−35393号公報に開示されているような技
術があり、この技術内容を図6、図7に示す。
【0003】図6に示すように、各仕切り部100の移
動体105側の上端に弾性体101を設け、保護カバー
107の開放端部に弾性体103を設けている。これに
より、テレスコピックカバーの収縮時には、弾性体10
1と隣接するカバー体の仕切り部100とが衝接し、弾
性体101により衝撃力が緩和され、伸張時には、弾性
体103と隣接するカバー体の仕切り部100とが衝接
し、同様に弾性体103により衝撃力が緩和され、隣接
するカバー体同志の衝接による衝撃音の発生を防止して
いる。
【0004】また、図7に示すように、上記の弾性体1
01及び103による効果を一つの弾性体104により
実現可能になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
工作機械等においては、効率的に稼働させるために、機
械各部の動作を高速にする傾向にある。従って、案内面
上の移動体の移動速度の高速化にともない、保護カバー
107の仕切り部100同志が従来より高速で衝突し合
うため、弾性体101及び103によって衝撃力が十分
に緩和されず、衝突激化による衝撃音が大きくなり、作
業環境を害する等の問題が生じてきた。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、簡単な構成で、より効果的に衝
撃力を吸収し、衝撃音の発生を防止することができるテ
レスコピックカバーを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のテレスコピックカバーは、最大のカバー体か
ら最小のカバー体まで大きさを順次段階的に変化させ、
各々のカバー体が隣合う大きい方のカバー体内に収納さ
れるよう構成されたテレスコピックカバーにおいて、前
記各カバー体の開放端部に、隣接するカバー体の上面と
接触し、かつ弾性を有するワイパーを装着し、隣接する
前記各カバー体のそれぞれの当接箇所に弾性体を対向装
着すると共に、前記ワイパーとの当接箇所にも弾性体を
対向装着し、前記テレスコピックカバーの収縮時には、
前記前者の弾性体同志が当接し、伸張時には、前記ワイ
パーと前記後者の弾性体が当接するように構成する。
【0008】尚、前記弾性体は単一の部材で構成しても
よい。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明のテレスコピックカ
バーにおいては、各カバー体の開放端部に、隣接するカ
バー体の上面と接触し、かつ弾性を有するワイパーが装
着され、また、隣接する各カバー体のそれぞれの当接箇
所に、弾性体が対向装着されるとと共に、ワイパーとの
当接箇所にも弾性体が対向装着され、テレスコピックカ
バーの収縮時には、前者の弾性体同志が当接し、伸張時
には、ワイパーと後者の弾性体が当接する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化したテレスコピックカ
バーの実施例を図1〜図5を参照して説明する。
【0011】まず、第一の実施例を図1に基づいて説明
する。ベッド1の案内面3上を移動する移動体5の側面
には、移動側カバー体7aが固着されている。前記移動
側カバー体7aには、大きさを順次段階的に変化させ、
各々のカバー体が隣合う大きい方のカバー体内に各々収
納されるように中間カバー体7b、中間カバー体7c、
固定側カバー体7dが設けられ、固定側カバー体7dは
ベッド1に固着されている。そして、移動側カバー体7
aの開放端部には、弾性を有するワイパー9aが設けら
れ、中間カバー体7bとの重合部は、このワイパー9a
によってシールされている。同様にして、中間カバー体
7bと中間カバー体7cとの重合部は、中間カバー体7
bの開放端部に設けられたワイパー9bによって、中間
カバー体7cと固定側カバー体7dとの重合部は、中間
カバー体7cの開放端部に設けられたワイパー9cによ
ってそれぞれシールされている。
【0012】さらに、各々のカバー体には、隣合うカバ
ー体との当接部である各仕切り部10a〜10dに弾性
体11a、11b、11d、11e、11f、11hが
固着されており、ワイパー9a、9b、9cとの当接部
に弾性体11c、11g、11iが固着されている。
【0013】そして、移動体5が伸張方向へ移動すると
きは、ワイパー9aと弾性体11c、ワイパー9bと弾
性体11g、ワイパー9cと弾性体11iとがそれぞれ
が当接する。また、移動体5が収縮方向へ移動するとき
は、弾性体11aと11b、11dと11e、11fと
11hとがそれぞれ当接する。
【0014】従って、移動体5の移動方向に関係なく、
常に各々のカバー体同志は弾性を有する部材同志で当接
することとなり、これによってカバー体同志の当接によ
る衝撃力は大幅に緩和され、衝撃音の発生を防止するこ
とができる。
【0015】また、図2に示す第二の実施例は、前述し
た複数の弾性体(例えば11b、11c、11d)を図
3に示すような一部材の弾性体13により一体形成する
ことにより、簡素化したものであり、移動体5が伸張方
向へ移動するときは、ワイパー9aと弾性体13a、ワ
イパー9bと弾性体13b、ワイパー9cと弾性体13
cとがそれぞれ当接する。また、前記移動体5が収縮方
向へ移動するときは、前記弾性体11aと13a、13
aと13b、13bと13cがそれぞれ当接する。この
ように、上記の特性を有する弾性体を一つの部品で構成
できることから、カバー体の構成を簡素化し、衝撃によ
る弾性体の脱落などに対する強度面での信頼性を向上さ
せることができる。
【0016】図4に示す第三の実施例は、図1に示す第
一の実施例中の弾性を有するワイパー9a、9b、9c
をワイパー17a、17b、17cと弾性体15a、1
5b、15cの二つの部材で構成したものである。
【0017】図5に示す第四の実施例は、図2に示す第
二の実施例中において一体形成した弾性体13a、13
b、13cを使用し、さらに、図4に示す第三の実施例
と同様に弾性を有するワイパー9a、9b、9cをワイ
パー17a、17b、17cと弾性体15a、15b、
15cの二つの部材で構成したものである。
【0018】このように、本実施例のテレスコピックカ
バーよれば、仕切り部同志が直接接触したり、仕切り部
と弾性体とが接触することがないので、従来のテレスコ
ピックカバーに比較し、隣接するカバー体同志が衝接す
る際の衝撃力が大幅に緩和され、確実に衝撃音の発生を
防止することができる。
【0019】以上に述べた如く、本発明は実施例に示さ
れた構成に限定されるものではなく、本発明の技術思想
を逸脱しない範囲内での種々の変更が可能である。例え
ば本実施例においては4個のカバー体により構成してい
るが、このカバー体の数は移動長さの長短に応じて増減
可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のテレスコピックカバーによれば、簡単な構成で、
より効果的に、カバー体同志の衝接による衝撃力を吸収
することができ、確実に衝撃音の発生を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例のテレスコピックカバーの断面図
である。
【図2】第二の実施例のテレスコピックカバーの断面図
である。
【図3】第二の実施例の弾性体の斜視図である。
【図4】第三の実施例のテレスコピックカバーの断面図
である。
【図5】第四の実施例のテレスコピックカバーの断面図
である。
【図6】従来のテレスコピックカバーの断面図である。
【図7】従来のテレスコピックカバーの変形例の部分図
である。
【符号の説明】
5 移動体 7a 移動体側カバー 7b 中間カバー 7c 中間カバー 7d 固定側カバー 9a〜9c ワイパー 11a〜11i 弾性体 13 弾性体 17a〜17c ワイパー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最大のカバー体から最小のカバー体まで
    大きさを順次段階的に変化させ、各々のカバー体が隣合
    う大きい方のカバー体内に収納されるよう構成されたテ
    レスコピックカバーにおいて、 前記各カバー体の開放端部に、隣接するカバー体の上面
    と接触し、かつ弾性を有するワイパーを装着し、 隣接する前記各カバー体のそれぞれの当接箇所に弾性体
    を対向装着すると共に、前記ワイパーとの当接箇所にも
    弾性体を対向装着し、 前記テレスコピックカバーの収縮時には、前記前者の弾
    性体同志が当接し、伸張時には、前記ワイパーと前記後
    者の弾性体が当接するように構成したことを特徴とする
    テレスコピックカバー。
  2. 【請求項2】 前記弾性体を単一の部材で構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載のテレスコピックカバー。
JP20968493A 1993-08-24 1993-08-24 テレスコピックカバー Pending JPH0760593A (ja)

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