JP3060809U - 球技用具 - Google Patents

球技用具

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JP3060809U
JP3060809U JP1999000106U JP10699U JP3060809U JP 3060809 U JP3060809 U JP 3060809U JP 1999000106 U JP1999000106 U JP 1999000106U JP 10699 U JP10699 U JP 10699U JP 3060809 U JP3060809 U JP 3060809U
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ball game
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景三 尤
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景三 尤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動を減らす優れた効果を有し、かつパイプ
形状のバットを使用するいろいろな球技用具に適用でき
る衝撃吸収装置を備えた球技用具を提供する。 【解決手段】 球技用具の衝撃吸収装置10は、弾性を
もつ柔らかい材質のパイプ本体20と、パイプ本体20
の中に設けられてパイプ本体20と連結するおもり30
とを有する。パイプ本体20およびおもり30の接続箇
所以外において、おもり30の外周とパイプ本体20の
内壁表面との間にギャップがあるので、おもり30はパ
イプ本体20の中で振れる。球技用具の衝撃を吸収する
ために、衝撃吸収装置10のパイプ本体20は球技用具
本体としてのバット60の中に設置される。また、振動
のときにおもり30が球技用具の振動波を相殺する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、球技用具に関し、特にパイプ形状のバットを球技用具本体に使う球 技用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、多数の運動用具の中で、テニスラケット、バドミントンラケッ ト、ハイアライラケットおよびゴルフクラブなど球技用具の共通現象は、ボール を打つ作動である。ボールを打っているとき、逆の作用力が球技用具に施されて 振動波になるので、手に不快を招くばかりでなく、打球は緻密、正確にならない 。それゆえ、製造者は長い間、振動を減らすことに工夫を施し、打球の快適性、 正確性を向上させてきた。
【0003】 従来より、衝撃吸収装置を球技用具の把手に設けるのは比較的有効であって、 その設置方法は二種類に分けられる。一つは固定した設置方法であって、振動を 吸収する柔らかい材質を球技用具に設け、該物質で振動波を吸収する。もう一つ の方法は振り動くようにした設置方法であって、球技用具に自分で振り動く物体 を設け、該物体の振動で球技用具の振動波を相殺する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した二つの方法にはそれぞれ欠点がある。つまり、従来か らの衝撃吸収装置は振動波を直接吸収したり、あるいは振り動くことで振動波を 除いたりするという構造だけであって、両方の機能を併合することがないので、 振動を減らす効果には限りがある。 また、前述したように、球技用具にはいろいろな種類がある。製造者の開発し た衝撃吸収装置は特定の種別に応じて設計されるものであるから、単一の球技用 具にしか適用できず、その他の球技用具に合わない。
【0005】 したがって、本考案の目的は、振動を減らす優れた効果をもつ衝撃吸収装置を 備える球技用具を提供することにある。 本考案のもう一つの目的は、いろいろな球技用具に適用できるような衝撃吸収 装置を備える球技用具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するための本考案の球技用具の衝撃吸収装置は主に、弾性を もつ柔らかい材質のパイプ本体と、パイプ本体の中に設けられてパイプ本体と連 結したおもりとから形成される。両者の接続箇所以外に、該おもりには外周と内 壁表面との間にギャップがあるので、パイプの中で振れる。 以上の構造により、衝撃吸収装置は、パイプ本体が球技用具本体としてのバッ トの内壁に設置され、球技用具の衝撃を吸収する。また、振動したときに、おも りが球技用具の振動波を相殺する。つまり、振動を減らす優れた効果を有すると ともに、いろいろな球技用具に適用できる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 まず、図1および図2に示すのは、本考案の一実施例による衝撃吸収装置10 であって、主にパイプ本体20およびおもり30を含む。 パイプ本体20は、振動を吸収するためにゴムまたは発泡材質など柔らかい材 質から製造される。パイプ本体20の内壁には、連結構造22が設けられる。本 実施例の連結構造22は、四つの柱状の接続部24を含む。該接続部24はパイ プ本体20の内周壁に沿って、内へ突出して等間隔に配置される。また、接続リ ング26の外周面は接続部24の自由端に連結される。
【0008】 おもり30は長い中実体であって、その比重はパイプ本体20の比重より大き い。接合部32には、環状溝がおもり30の周面に沿って凹んで形成される。お もり30はパイプ本体20の中に設けられ、連結構造22における接続リング2 6を通過して配置される。接続リング26を接合部32にはめるので、おもり3 0を位置決めすることができる。パイプ本体20およびおもり30の接続箇所以 外は、該おもり30はパイプ本体20の内法径より小さく、パイプ本体20との 間にギャップがあり、パイプの中で振れる空間がある。接続部24が可撓性をも つばかりでなく、おもりの比重が大きいので、衝撃吸収装置10が振れると、お もりがパイプ本体20の中で振れ動く。
【0009】 図3に本考案の別の実施例による衝撃吸収装置40を示す。衝撃吸収装置10 との差異は、パイプ本体42の連結構造における接続部45の自由端にそれぞれ 翼部46が接続される点である。それら翼部46は相互に接続されない。パイプ 本体42は翼部46を利用しておもりの周縁にはめられる。 図4は、本考案のさらに別の実施例による衝撃吸収装置のパイプ本体52の断 面斜視図である。パイプ本体20との差異は、パイプ本体52の内壁に環状の接 続部54が配置される点である。接続部54の内縁に接続リング56が接続され 、おもりにはめられる。
【0010】 なお、上述の三つの実施例において、接続部24、45、54はおもりに直接 接続してもよい。つまり、接続リング26、56または翼部46がいらない。 使用する場合、衝撃吸収装置10を例に説明すると、該衝撃吸収装置10は図 1の仮想線に示すように球技用具本体としてのバット60に取付けられる。つま り、膠または他の方法で、パイプ本体20をバット60の内壁に設ける。
【0011】 衝撃吸収装置10は主に球技用具本体の把手に取付けられ、図5から図10に 示すのは、衝撃吸収装置10を備えた球技用具の例である。図5に示すのはテニ スラケット70である。図6に示すのはバドミントンラケット72である。図7 および図8に示すのは、ハイアライラケット74、76である。図9に示すのは ゴルフクラブ78である。図10に示すのは、野球またはソフトボールなどのバ ット80である。
【0012】 通常、テニスラケット、バドミントンラケットおよびハイアライラケットの把 手内壁の断面は八角形等の多辺形であるから、衝撃吸収装置も対応させて多辺形 にし、必ずしも図2の断面に制限されない。 球技用具でボールを打っているときに形成された振動波が把手まで伝送される が、パイプ本体20が振動波を吸収するばかりでなく、パイプ本体20における おもり30を動かすこともできる。おもり30が振れると、その周波数が球技用 具の周波数と異なることにより、球技用具の振動波を相殺する。
【0013】 つまり、使用するときに、パイプ本体が振動波を直接吸収し、おもりが振れ動 くことにより振動波を相殺するので、吸収および相殺という二重の効果を有し、 振動を減らす優れた機能がある。 また、図5から図10までに示したように、上述の実施例による衝撃吸収装置 はいろいろな球技用具に適用できるので、応用範囲が広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による衝撃吸収装置を示す縦
断面図である。
【図2】本考案の一実施例による衝撃吸収装置を示す横
断面図である。
【図3】本考案の別の実施例による衝撃吸収装置を示す
断面図である。
【図4】本考案の別の実施例によるパイプ本体を示す断
面斜視図である。
【図5】本考案の一実施例によるテニスラケットを示す
図である。
【図6】本考案の一実施例によるバドミントンラケット
を示す図である。
【図7】本考案の一実施例によるハイアライラケットを
示す図である。
【図8】本考案の一実施例によるハイアライラケットを
示す図である。
【図9】本考案の一実施例によるゴルフクラブを示す図
である。
【図10】本考案の一実施例によるバットを示す図であ
る。
【符号の説明】
10、40 衝撃吸収装置 20、42、52 パイプ本体 30、48 おもり 60 パイプ状バット 70 テニスラケット 72 バトミントンラケット 74、76 ハイアライラケット 78 ゴルフクラブ 80 バット

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球技用具本体と、衝撃吸収装置とを備
    え、 前記衝撃吸収装置は、パイプ本体およびおもりを有し、 前記パイプ本体は、柔らかい材質から作られ、前記球技
    用具本体の内壁に取付けられ、 前記おもりは、前記パイプ本体の中に設けられて前記パ
    イプ本体と連結し、前記おもりと前記パイプ本体との接
    続箇所以外の部分において、前記おもりの外周と前記パ
    イプ本体の内壁表面との間にギャップが形成され、前記
    おもりは前記パイプ本体の中で振れ動くことを特徴とす
    る球技用具。
  2. 【請求項2】 前記おもりは、比重が前記パイプ本体よ
    り大きいことを特徴とする請求項1記載の球技用具。
  3. 【請求項3】 前記パイプ本体は、内壁に連結構造を有
    し、その連結構造に前記おもりが連結されることを特徴
    とする請求項1記載の球技用具。
  4. 【請求項4】 前記連結構造は、複数の柱状の接続部を
    有し、その接続部は等間隔に前記パイプ本体の内壁に配
    置されることを特徴とする請求項3記載の球技用具。
  5. 【請求項5】 前記連結構造は、中空の接続部を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の球技用具。
  6. 【請求項6】 前記おもりは、周縁面に接合部が設けら
    れ、その接合部は前記連結構造に接続されることを特徴
    とする請求項3記載の球技用具。
  7. 【請求項7】 前記接続部の自由端に接続リングの外周
    面が連結され、その接続リングに前記おもりがはめられ
    ることを特徴とする請求項4記載の球技用具。
  8. 【請求項8】 前記連結構造は、前記接続部と同数の翼
    部を有し、その翼部は前記接続部の自由端にそれぞれ接
    続され、前記おもりの周縁にはめられることを特徴とす
    る請求項4記載の球技用具。
  9. 【請求項9】 前記連結構造は、接続リングを有し、そ
    の接続リングの外周は前記接続部の内周縁に接続され、
    前記接続リングは前記おもりにはめられることを特徴と
    する請求項5記載の球技用具。
  10. 【請求項10】 前記接合部は、内へ凹んだ環状溝であ
    ることを特徴とする請求項6記載の球技用具。
JP1999000106U 1999-01-13 1999-01-13 球技用具 Expired - Lifetime JP3060809U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09103009A (ja) * 1995-10-04 1997-04-15 Chubu Electric Power Co Inc 無停電バイパス接続装置
CN103338662A (zh) * 2011-03-02 2013-10-02 清水和彦 烟嘴

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