JP3060768B2 - ハンドル操舵角検出装置 - Google Patents

ハンドル操舵角検出装置

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JP3060768B2
JP3060768B2 JP5023027A JP2302793A JP3060768B2 JP 3060768 B2 JP3060768 B2 JP 3060768B2 JP 5023027 A JP5023027 A JP 5023027A JP 2302793 A JP2302793 A JP 2302793A JP 3060768 B2 JP3060768 B2 JP 3060768B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車におけるハンド
ル操舵角を検出するためのハンドル操舵角検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のハンドル操舵角検出装置を
有する自動車用制御装置のブロック図で、この図9にお
いて、10′は電子制御ユニット(ECU)であり、こ
のECU10′には、操舵角センサ8の他、各種センサ
11からの検出信号が入力されるとともに、このECU
10′からは、制御動作用アクチュエータ9へ制御信号
が出力されるようになっている。
【0003】ここで、操舵角センサ8は、車両のステア
リングシャフトに取り付けられた回転板の周縁部に多数
設けられた回転角度情報部の存在を2つの検出部で検出
するとともに、回転板の周縁部に1つ設けられた中立位
置情報部の存在を1つの検出部で検出するものである
が、この操舵角センサ8は、キースイッチ6′を介しバ
ッテリ7に接続されている。
【0004】又、各種センサ11としては、電子制御式
差動装置やトラクション制御装置の検出系として必要な
もの、例えば、ブレーキセンサ,スロットルポジション
センサ,加速度センサ,エンジン負荷センサ,エンジン
回転数センサ,車輪速センサ等が使用される。そして、
アクチュエータ9は、例えば、電子制御式差動装置やト
ラクション制御装置において制御動作を行なわせるため
のアクチュエータで、このアクチュエータ9を電子制御
式差動装置用とする場合は、アクチュエータ9として多
板クラッチを押圧解除するためのものが使用され、この
アクチュエータ9をトラクション制御装置用とする場合
は、トラクション制御用弁を開閉するためのものが使用
される。
【0005】尚、キースイッチ6′は、イグニッション
(IG)キーのオンオフに連動してオン/オフ状態とな
るスイッチであり、従って、イグニッションキーオン時
には、この操舵角センサ8へ電力が供給されて、アクテ
ィブな状態となるようになっている。更に、ECU1
0′は、ハンドル操舵角演算部1,アクチュエータ制御
部2の他、電源部5,インタフェース回路4a,4bを
そなえている。
【0006】ここで、ハンドル操舵角演算部1は、イン
タフェース回路4aを介し操舵角センサ8からの3つの
検出信号を受けて、ハンドル操舵角を演算するものであ
る。又、アクチュエータ制御部2は、このハンドル操舵
角演算部1からのハンドル操舵角の他、インタフェース
回路4bを介し、各種センサ11からの各種検出信号を
受けて、アクチュエータ9を制御するためのものであ
る。尚、電源部5は、ハンドル操舵角演算部1やアクチ
ュエータ制御部2等、このECU10′のための電源供
給部であり、この電源部5は、キースイッチ6′を介し
て外付けのバッテリ7に接続されている。
【0007】このような構成により、イグニッションキ
ーの操作でキースイッチ6′がオンとなると、操舵角セ
ンサ8がアクティブになるとともに、電源部5がオンと
なって、ECU10′の各所(ハンドル操舵角検出部1
を含む)もアクティブになる。このようにして、電力の
供給を受けてアクティブになることにより、操舵角セン
サ8は、その時点からハンドル操舵角の検出を開始する
とともに、同じく電源部5から電力の供給を受けたハン
ドル操舵角演算部1は、操舵角センサ8からの情報を元
にして、現在のハンドル操舵角を得る。そして、このハ
ンドル操舵角演算部1で求められたハンドル操舵角の
他、各種センサ11で検出された信号を元に、アクチュ
エータ制御部2がアクチュエータ制御信号をアクチュエ
ータ9へ出力するのである。尚、この制御装置は、イグ
ニッションキーのオフに連動して、オフ状態になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の手段では、電源オフと同時に、制御装置全体
がオフ状態になるので、この制御装置付設のハンドル操
舵角検出系も同様に電源オフと同時にオフとなるため、
電源オフ後にハンドルを操舵されると、再度電源をオン
された時に、ハンドルの中立位置を検出するまでの間、
不正確な値で制御を行なってしまう。又、通常ハンドル
の中立位置信号は、360°毎に出力されるので、電源
オフ時のハンドル操舵量によっては、電源オン後に中立
位置を用いて補正を行なっても360°間違って操舵角
を演算してしまう可能性があるという課題がある。
【0009】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、電源オフ後にハンドルを操舵した場合でも、
その後において電源オンした場合に、その直後から正確
な操舵角を検出できるようにしたハンドル操舵角検出装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のハンドル操舵角検出装置は、車両のステアリ
ングシャフトに取り付けられ該ステアリングシャフトと
一体に回転する回転板の回転角情報及び中立位置情報を
出力する操舵角センサと、該操舵角センサからの情報を
受けてハンドル操舵角を演算するハンドル操舵角演算手
段と、イグニッションキーの差し込み状態を検出するキ
ー差込状態センサとをそなえ、該操舵角センサおよび該
ハンドル操舵角演算手段が、該車両の動力源のオン時に
は、電源オン状態で稼働すべく構成されたものにおい
て、該車両の動力源がオフ状態にあるときに該イグニッ
ションキーが差し込まれているときは、該操舵角センサ
および該ハンドル操舵角演算手段の電源オン状態を保持
し、該イグニッションキーが抜かれているときには該操
舵角センサ及び該ハンドル操舵角演算手段の電源をオフ
にする状態判定手段が設けられたことを特徴としてい
る。
【0011】又、請求項2記載の本発明のハンドル操舵
角検出装置は、車両のステアリングシャフトに取り付け
られ該ステアリングシャフトと一体に回転する回転板の
回転角情報及び中立位置情報を出力する操舵角センサ
と、該操舵角センサからの情報を受けてハンドル操舵角
を演算するハンドル操舵角演算手段と、イグニッション
キーの差し込み状態を検出するキー差込状態センサと
そなえ、該操舵角センサおよび該ハンドル操舵角演算手
段が、該車両の動力源のオン時には、電源オン状態で稼
働すべく構成されたものにおいて、該車両の動力源のオ
フ後に、該キー差込状態センサにより該イグニッション
キーが抜かれたことが検出された場合は、該操舵角セン
サおよび該ハンドル操舵角演算手段への電源をオフ状態
にする状態判定手段が設けられるとともに、該ハンドル
操舵角演算手段に、電源オフ後に再度、該車両の動力源
をオンにしたあと、該操舵角センサによってハンドル操
舵角の演算が該ハンドル角センサの電源オフされる直前
の値として記憶されていた値より再開され、その後、該
中立位置情報が出力された場合において、そのとき該ハ
ンドル操舵角演算手段で得られる演算ハンドル操舵角が
左右180°未満のときは、該演算ハンドル操舵角を0
°に較正するとともに、該演算ハンドル操舵角が左18
0°以上のときは、該演算ハンドル操舵角を左360°
に較正し、該演算ハンドル操舵角が右180°以上のと
きは、該演算ハンドル操舵角を右360°に較正するハ
ンドル操舵角較正手段が設けられていることを特徴とし
ている。
【0012】
【作用】上述の請求項1記載の本発明のハンドル操舵角
検出装置では、ステアリングシャフトと一体に回転する
回転板の回動変位に応じて操舵角センサから上記回転板
の回転角情報及び中立位置情報が出力される。そして、
ハンドル操舵角演算手段は、該操舵角センサからの回転
角情報及び中立位置情報を受けてハンドル操舵角を演算
する。
【0013】このような、該操舵角センサおよび該ハン
ドル操舵角演算手段は、該車両の動力源のオン時には電
源オン状態で稼働する。但し、該車両の動力源のオフ後
においても、イグニッションキーが差し込まれていると
きには、ハンドル操作される可能性があるものとして
状態判定手段によって、該操舵角センサおよび該ハンド
ル操舵角演算手段の電源オン状態が保持され、該イグニ
ッションキーが抜かれているときには、ハンドル操作さ
れる可能性がないものとして該操舵角センサ及び該ハン
ドル操舵角演算手段の電源がオフにされる。又、請求項
2記載の本発明のハンドル操舵角検出装置では、ステア
リングシャフトと一体に回転する回転板の回動変位に応
じて操舵角センサから上記回転板の回転角情報及び中立
位置情報が出力される。そして、ハンドル操舵角演算手
段は、該操舵角センサからの回転角情報及び中立位置情
報を受けてハンドル操舵角を演算する。
【0014】このような、該操舵角センサおよび該ハン
ドル操舵角演算手段は、該車両の動力源のオン時には電
源オン状態で稼働する。但し、該車両の動力源のオフ後
に、キー差込状態センサにより該イグニッションキーが
抜かれたことが検出された場合は、状態判定手段によっ
て、該操舵角センサおよび該ハンドル操舵角演算手段へ
の電源がオフ状態にされる。
【0015】又、電源オフ後に再度、該車両の動力源を
オンにしたあと、該操舵角センサによって、ハンドル操
舵角の演算が該ハンドル角センサの電源オフされる直前
の値として記憶されていた値より再開され、その後、中
立位置情報が出力された場合において、そのとき該ハン
ドル操舵角演算手段で得られる演算ハンドル操舵角が左
右180°未満のときは、該ハンドル操舵角演算手段に
設けられたハンドル操舵角較正手段によって、該演算ハ
ンドル操舵角を0°に較正するとともに、該演算ハンド
ル操舵角が左180°以上のときは、該演算ハンドル操
舵角を左360°に較正し、該演算ハンドル操舵角が右
180°以上のときは、該演算ハンドル操舵角を右36
0°に較正する。
【0016】
【実施例】以下、図面により、本発明の実施例について
説明する。 (a)第1実施例の説明 図1は本発明の第1実施例としてのハンドル操舵角検出
装置を有する自動車用制御装置を示すブロック図、図2
は操舵角センサの構成を説明するための模式的斜視図、
図3は操舵角センサについての作用を説明する図、図4
は操舵角センサの出力波形を示す図、図5は本装置によ
る作用を示すフローチャートである。
【0017】さて、図1における10aは電子制御ユニ
ット(ECU)で、このECU10aは、例えば、差動
装置制御装置やトラクション制御装置として機能すると
ともに、ハンドル操舵角(θc )を演算するためのハン
ドル操舵角演算装置として機能するようになっており、
このために、CPU、ROM、RAM、インタフェイス
等をそなえて構成されている。
【0018】即ち、このECU10aは、従来例のもの
と同様に、ハンドル操舵角演算部(ハンドル操舵角演算
手段)1,アクチュエータ制御部2をそなえるととも
に、電源部5,インタフェース回路4a,4bをそなえ
ており、更に、状態判断部(状態判定手段)3が追加さ
れている。又、このECU10aは、各種センサ11,
操舵角センサ8,キー差込状態センサ12,ドアセンサ
(ドアスイッチ)13,ドアロックセンサ14,ハンド
ルロックセンサ15,シートセンサ15′が、その入力
系として接続されており、アクチュエータ9が、その出
力系として接続されている。
【0019】尚、このECU10aは、リレースイッチ
6を介してバッテリ7に接続されており、このリレース
イッチ6は、従来のキースイッチ6′の代わりに用いら
れるもので、スイッチ部6aとコイル部6bとで構成さ
れる。ところで、操舵角センサ8は、ステアリングホイ
ールの中立位置からの回転角度、即ち、ステアリング操
舵角を検出するものあり、そのため、図2に示すよう
に、スリット板(回転板)16と、フォトインタラプタ
第1〜第3の検出部)20a,20b,20cとを備
えて構成されている。
【0020】この操舵角センサ8を構成するスリット板
16は、車両のステアリングシャフトに取り付けられた
ものである。そして、このスリット板16は、図2に示
すように、ディスクの周縁部17に多数のスリット(回
転角度指標)18を有するとともに、これらのスリット
18の内側に、操舵角の中立位置に応じて配置されたニ
ュートラル検出用のスリット(中立位置指標)19を1
つ有している。
【0021】そして、このスリット板16の周縁部の一
部には、スリット板16の回転が自在になるように、3
つのフォトインタラプタ20a,20b,20cが設け
られている。この様子を模式的な断面図によって図示す
ると、図3に示すようになるが、この図に示すように、
スリット板16の一部分が、操舵角センサ8の3つのフ
ォトインタラプタ20a,20b,20cの各発光ダイ
オード21とフォトトランジスタ22とによって挟まれ
ている。
【0022】このため、スリット板16のスリット1
8,19が発光ダイオード21とフォトトランジスタ2
2間を通過する毎に、フォトトランジスタ22は発光ダ
イオード21の光(第1〜第3の信号)を検知できるの
で、スリット板16の回転角(移動)情報と中立位置情
報とをコントローラに出力することができる。尚、図4
はフォトインタラプタ20a,20b,20cの出力波
形を示したもので、それぞれのフォトインタラプタの出
力は、光が通過するとL(ロー)となり遮断されるとH
(ハイ)となる。又、図4の縦線aは、フォトインタラ
プタ20cが中立位置を示す波形を得た時に、フォトイ
ンタラプタ20a,20bが検出する波形を示すもので
ある。
【0023】又、キー差込状態センサ12は、イグニッ
ション(IG)キーの差込状態を検出するものであり、
ドアセンサ13は、ドアの開閉状態を検出するものであ
る。ドアロックセンサ14は、ドアがロックされている
かどうかを検出するものであり、ハンドルロックセンサ
15は、ハンドルがロックされているかどうかを検出す
るもので、又、シートセンサ15′は、シート上に人が
着座しているかどうかを検出するものである。
【0024】尚、各種センサ11については、従来例で
説明したものと同じであり、又、アクチュエータ制御部
2についても、従来例で説明したものと同じである。更
に、ハンドル操舵角演算部1は、操舵角センサ8の3つ
のセンサ(フォトインタラプタ20a,20b,20
c)からの3つの検出信号を受けて、ハンドル操舵角を
演算するものである。又、アクチュエータ制御部2は、
このハンドル操舵角演算部1からのハンドル操舵角の
他、インタフェース回路4bを介し、各種センサ11か
らの各種検出信号を受けて、アクチュエータ9を制御す
るためのものである。即ち、アクチュエータ制御部2
は、差動装置制御装置やトラクション制御装置等のため
の制御情報が送られて来ると、その情報と現在のハンド
ル操舵角情報を元にして、アクチュエータ9を作動制御
するものである。
【0025】状態判断部3は、イグニッションキーのオ
フ後も下記の条件が満たされるかを判断して、条件の内
の1つでも満たされる時には、リレースイッチ6のオン
状態を保持するものである。つまり、状態判断部3は、
イグニッションキーをオフ後も、下記の条件の内の1つ
でも満たされるのであれば、リレースイッチ6を制御し
て電源部5および操舵角センサ8をオン状態にし続ける
ものである。
【0026】以下に、状態判断部3が、リレースイッチ
6をオン状態とするための条件を記す。 イグニッションキーがオフ状態であるが、抜かれてい
ない。 ドアが開いている。 ドアロックがされていない。
【0027】ハンドルロックがされていない。 シート上に人が着座している。 つまり、ドアセンサ,イグニッションキーの状態,ドア
ロック状態等により、運転者の車外に出たことの認識さ
れることが条件となる。即ち、状態判断部3は、車両の
動力源のオン時に、操舵角センサ8およびハンドル操舵
角演算部1を、電源オン状態で稼働すべくリレースイッ
チ6をオン状態にすることは勿論、これとともに、車両
の動力源のオフ後においても、ハンドル操作される可能
性のあるときは、操舵角センサ8およびハンドル操舵角
演算部1の電源オン状態を保持するものである。
【0028】上述の構成により、イグニッションキーの
操作でキースイッチ6がオンとなると、操舵角センサ8
がアクティブになるとともに、電源部5がオンとなっ
て、ECU10aの各所(ハンドル操舵角検出部1を含
む)もアクティブになる。このようにして、電力の供給
を受けてアクティブになることにより、操舵角センサ8
は、その時点からハンドル操舵角の検出を開始するとと
もに、同じく電源部5から電力の供給を受けたハンドル
操舵角演算部1は、操舵角センサ8からの情報を元にし
て、現在のハンドル操舵角を得る。尚、この際に、ハン
ドル操舵角演算部1に与えられるハンドル操舵角は、仮
に、車両の動力源のオフ後にハンドル操舵されていて
も、正しいものである。そして、このハンドル操舵角演
算部1で求められたハンドル操舵角の他、各種センサ1
1で検出された信号を元に、アクチュエータ制御部2が
アクチュエータ制御信号をアクチュエータ9へ出力する
のである。
【0029】ここで、ハンドル操舵角演算部1が、電源
部5から電力の供給を打ち切られるときと、再び、電源
部5から電力の供給を受けるときの動作を詳述すること
により、車両の動力源のオフ後にハンドル操舵されてい
ても、正しいハンドル操舵角が得られることを説明す
る。即ち、車両の動力源のオフ後においても、ハンドル
操舵される可能性のあるときは(つまり、上述の条件
〜が1つでも満たされる場合)、状態判断部3によっ
て、操舵角センサ8およびハンドル操舵角演算部1の電
源オン状態が保持される。これを図5を用いて具体的に
説明する。まず、イグニッションキーの操作によりキー
スイッチ6がオフとなると(図5のステップA1参
照)、状態判断部3は、キー差込状態センサ12からの
検出信号で、イグニッションキーの差込状態を確認す
る。そして、イグニッションキーがオフ状態であるが、
抜かれていないことが認識されると、状態判断部3は、
ハンドルロックセンサ15からの検出信号で、ハンドル
ロックが行なわれたかどうかを確認する(図5のステッ
プA2参照)。ハンドルロックされたのならば、ハンド
ルの操舵される可能性が無くなるので、つまり、上述の
条件〜の全てが満たされなくなるまで、状態判断部
3は、リレースイッチ6をオフにする。これにより、操
舵角センサ8の電源がオフにされるとともに、ハンドル
操舵角演算部1への電力の供給がストップされる(図5
のステップA4参照)。又、ハンドルロックされなかっ
た場合には、上述の条件,,の確認が、ドアセン
サ13,ドアロックセンサ14,シートセンサ15′に
よってなされる(図5のステップA3参照)。その結
果、条件,,の3つの条件の全てが満たされない
なら、状態判断部3は、乗員が車内にいないと判断し
て、リレースイッチ6をオフ状態とし、ハンドル操舵角
演算部1と操舵角センサ8への電力の供給をストップす
る(図5のステップA4参照)。あるいは、上記の3つ
の条件の内の1つでも満たされるなら、状態判断部3
は、乗員が車内にいると、または、乗員が車内にいなく
ても、ハンドル操舵が行なわれる可能性があると判断し
て、リレースイッチ6をオンとする。これにより、車両
の動力源のオン時と同様に、電源部5からの電力の供給
がハンドル操舵角演算部8へ行なわれるとともに、操舵
角センサ8の電源がオンとなる(図5のステップA5参
照)。つまり、車両の動力源のオフ後においても、ハン
ドル操舵が行なわれる可能性がある場合には、ECU1
0aが作動するのである。この結果、車両の動力源のオ
フ後にハンドル操舵されても、正しいハンドル操舵角が
ハンドル操舵角演算部1によって演算される。
【0030】このように、操舵角センサ8とハンドル操
舵角演算部1とをそなえるとともに、車両の動力源のオ
フ後においても、ハンドル操作される可能性のあるとき
は、操舵角センサ8およびハンドル操舵角演算部1の電
源オン状態を保持する状態判定部3が設けられたことに
より、ハンドルが操舵される可能性のある場合のみ、電
力が供給がハンドル操舵角演算部1に行なわれる。この
結果、如何なる場合でも(車両の動力源のオン/オフ
後)、ハンドルが操舵されると、そのハンドル操舵角が
演算される。これにより、再度、電源をオンとした場合
にでも、直後から正確な操舵角を得ることができ、その
情報を所望する制御に用いることができる。又、必要性
の無い場合には、電力が供給がハンドル操舵角演算部1
に供給されないため、常時において電源をオンとしてお
く場合に比べ、電気エネルギーを節約できる。
【0031】(b)第2実施例の説明 図6は本発明の第2実施例としてのハンドル操舵角検出
装置を有する自動車用制御装置を示すブロック図、図
7,8は、本装置による作用を説明するフローチャート
であり、図6中、図1と同じ符号は同じものを示してい
る。さて、この第2実施例では、図6に示すように、E
CU10b中におけるハンドル操舵角演算部1′と状態
判断部3′とが前述の第1実施例と異なる。即ち、ハン
ドル操舵角演算部1′は、前述のECU10aのハンド
ル操舵角演算部1の機能に、ハンドル操舵角較正部(ハ
ンドル操舵角較正手段)30の機能を追加したものであ
る。このハンドル操舵角演算部1′に設けられた、ハン
ドル操舵角較正部30は、再度、車両の電源がオン状態
とされた時の補正を素早く行なうためのものである。こ
のため、ハンドル操舵角較正部30は、電源オフ後に再
度、車両の動力源をオンにしたあと、操舵角センサ8に
よって、スリット19が所定の時間内に検出された場合
において、以下の処理を行なうものである。即ち、その
ときのハンドル操舵角演算部1′で得られる演算ハンド
ル操舵角が左右180°未満のときは、演算ハンドル操
舵角を0°に較正するとともに、そのときのハンドル操
舵角演算部1′で得られる演算ハンドル操舵角が左18
0°以上のときは、演算ハンドル操舵角を左360°に
較正し、演算ハンドル操舵角が右180°以上のとき
は、演算ハンドル操舵角を右360°に較正するように
なっている。尚、電源オフ後に再度、車両の動力源をオ
ンにしたあとに、操舵角センサ8は、ハンドル操舵角の
演算を、電源オフされる直前の値として記憶されていた
値より再開するようになっている。
【0032】又、状態判断部3′は、イグニッションキ
ーをオフ後も下記の条件が満たされているかを判断し
て、この条件が満たされる時には、リレースイッチ6を
オン状態として、操舵角センサ8,ハンドル操舵角演算
部1′,ハンドル操舵角較正部30の電源をオン状態に
し続けるものである。状態判断部3′が、リレースイッ
チ6をオン状態とするための条件とは、 イグニッションキーがオフ状態であるが、抜かれてい
ない。ことである。即ち、状態判断部3′は、車両の動
力源のオフ後に、ハンドル操舵が左右180°以上変化
することがないと判断された場合に、上記の各部への電
源をオフ状態にするようになっている。
【0033】上述の構成により、イグニッションキーの
操作でキースイッチ6がオンとなると、操舵角センサ8
がアクティブになるとともに、電源部5がオンとなっ
て、ECU10bの各所(ハンドル操舵角検出部1′を
含む)もアクティブになる。このようにして、電力の供
給を受けてアクティブになることにより、操舵角センサ
8は、その時点からハンドル操舵角の検出を開始すると
ともに、同じく電源部5から電力の供給を受けたハンド
ル操舵角演算部1′は、操舵角センサ8からの情報を元
にして、現在のハンドル操舵角を得る。そして、このハ
ンドル操舵角演算部1′で求められたハンドル操舵角の
他、各種センサ11で検出された信号を元に、アクチュ
エータ制御部2がアクチュエータ制御信号をアクチュエ
ータ9へ出力するのである。
【0034】ここで、電源部5から電力の供給を打ち切
られるときと、再び、電源部5から電力の供給を受けた
際のハンドル操舵角演算部1′の動作は、詳述すると以
下のようになる。即ち、図7に示すように、エンジンオ
フ後において、図7のステップB1でイグニッションキ
ーがオフ状態かどうかを判定し、もし、キーがオフ状態
であれば、図7のステップB2でイグニッションキーが
抜かれたかどうかを判定する。そして、イグニッション
キーが抜かれていれば、図7のステップB3で電源をオ
フにする(つまり、リレースイッチ6をオフにする)。
尚、上記の各条件以外であれば、電源はオン状態を維持
する(図7のステップB4参照)。
【0035】又、上記のようにして、電源をオフにされ
た後に、再度、車両に搭載のエンジンがオンにされた場
合は、図8に示すような処理が行なわれる。即ち、操舵
角センサ8によって、中立位置が検出されると(図8の
ステップC1参照)、そのときのハンドル操舵角
(θc )が何度であるかのチェックがなされる(図8の
ステップC2参照)。この演算ハンドル操舵角が左右1
80°未満のときは、ハンドル操舵角演算部1′に設け
られたハンドル操舵角較正部30によって、演算ハンド
ル操舵角が0°に較正される(図8のステップC4参
照)。又、演算ハンドル操舵角が左180°以上とき
は、ハンドル操舵角較正部30によって、演算ハンドル
操舵角は左360°に較正され(図8のステップC5参
照)、演算ハンドル操舵角が右180°以上のときは、
演算ハンドル操舵角は右360°に較正される(図8の
ステップC6参照)。これにより、そのときのハンドル
操舵角の較正を行なうことができる。尚、中立位置を検
出しない間は、ハンドル操舵角の演算が行なわれる(図
8のステップC3参照)。
【0036】このように、ハンドル操舵角演算部1′
に、ハンドル操舵角較正部30が設けられていることに
より、180°以上のハンドル操舵角のズレを防止でき
るので、中立位置信号を通常通り検出するだけで、その
中立位置情報により、即刻正確な値にステアリング中立
位置を補正することができる。しかも、イグニッション
キーが抜かれたことを検出すれば、操舵角センサ8等の
電力の供給が止められるので、ドアロックを忘れられた
状態で乗員が自動車から離れても、この間に余計な電力
が消費されることが防止できる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のハンドル操舵角検出装置によれば、車両のステア
リングシャフトに取り付けられ該ステアリングシャフト
と一体に回転する回転板の回転角情報及び中立位置情報
を出力する操舵角センサと、該操舵角センサからの情報
を受けてハンドル操舵角を演算するハンドル操舵角演算
手段と、イグニッションキーの差し込み状態を検出する
キー差込状態センサとをそなえ、該操舵角センサおよび
該ハンドル操舵角演算手段が、該車両の動力源のオン時
には、電源オン状態で稼働すべく構成されたものにおい
て、該車両の動力源がオフ状態にあるときにイグニッシ
ョンキーが差し込まれているときは、該操舵角センサお
よび該ハンドル操舵角演算手段の電源オン状態を保持
し、イグニッションキーが抜かれているときには該操舵
角センサ及び該ハンドル操舵角演算手段の電源をオフに
する状態判定手段が設けられたことにより、再度電源オ
ンした場合に、直後から正確な操舵角を制御に用いるこ
とができる利点がある。
【0038】又、請求項2記載の本発明のハンドル操舵
角検出装置によれば、車両のステアリングシャフトに取
り付けられ該ステアリングシャフトと一体に回転する回
転板の回転角情報及び中立位置情報とを出力する操舵角
センサと、該操舵角センサからの情報を受けてハンドル
操舵角を演算するハンドル操舵角演算手段と、イグニッ
ションキーの差し込み状態を検出するキー差込状態セン
サとをそなえ、該操舵角センサおよび該ハンドル操舵角
演算手段が、該車両の動力源のオン時には、電源オン状
態で稼働すべく構成されたものにおいて、該車両の動力
源のオフ後に、該キー差込状態センサにより該イグニッ
ションキーが抜かれたことが検出された場合は、該操舵
角センサおよび該ハンドル操舵角演算手段への電源をオ
フ状態にする状態判定手段が設けられるとともに、該ハ
ンドル操舵角演算手段に、電源オフ後に再度、該車両の
動力源をオンにしたあと、該操舵角センサによって該ハ
ンドル操舵角の演算が該ハンドル角センサの電源オフさ
れる直前の値として記憶されていた値より再開され、そ
の後、該中立位置情報が出力された場合において、その
とき該ハンドル操舵角演算手段で得られる演算ハンドル
操舵角が左右180°未満のときは、該演算ハンドル操
舵角を0°に較正するとともに、該演算ハンドル操舵角
が左180°以上のときは、該演算ハンドル操舵角を左
360°に較正し、該演算ハンドル操舵角が右180°
以上のときは、該演算ハンドル操舵角を右360°に較
正するハンドル操舵角較正手段が設けられていることに
より、再度の電源オン後に、中立位置信号を検出した時
点で、即刻正確な値にステアリング中立位置を補正でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としてのハンドル操舵角検
出装置を有する自動車用制御装置を示すブロック図であ
る。
【図2】操舵角センサの構成を説明するための模式的斜
視図である。
【図3】操舵角センサについての作用を説明する図であ
る。
【図4】操舵角センサの出力波形を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例の作用を説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例としてのハンドル操舵角検
出装置を有する自動車用制御装置を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の第2実施例の作用を説明するためのフ
ローチャートである。
【図8】本発明の第2実施例の作用を説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】従来例のハンドル操舵角検出装置を有する自動
車用制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
1,1′ ハンドル操舵角演算部(ハンドル操舵角演算
手段) 2 アクチュエータ制御部 3,3′ 状態判断部(状態判定手段) 4a,4b インタフェース回路 5 電源部 6,6′ キースイッチ 6a スイッチ部 6b コイル部 7 バッテリ 8 操舵角センサ 9 アクチュエータ 10a,10b,10′ ECU 11 各種センサ 12 キー差込状態センサ 13 ドアセンサ(ドアスイッチ) 14 ドアロックセンサ 15 ハンドルロックセンサ 15′ シートセンサ 16 スリット板(回転板) 17 周縁部 1 リット(回転角度指標) 19 スリット(中立位置指標) 20a,20b,20c フォトインタラプタ(第1〜
第3の検出部) 21 発光ダイオード 22 フォトトランジスタ 30 ハンドル操舵角較正部(ハンドル操舵角較正手
段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 1/04 G01B 11/26 G01B 21/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のステアリングシャフトに取り付け
    られ該ステアリングシャフトと一体に回転する回転板の
    回転角情報及び中立位置情報を出力する操舵角センサ
    と、 該操舵角センサからの情報を受けてハンドル操舵角を演
    算するハンドル操舵角演算手段と イグニッションキーの差し込み状態を検出するキー差込
    状態センサと をそなえ、 該操舵角センサおよび該ハンドル操舵角演算手段が、該
    車両の動力源のオン時には、電源オン状態で稼働すべく
    構成されたものにおいて、 該車両の動力源がオフ状態にあるときに該イグニッショ
    ンキーが差し込まれているときは、該操舵角センサおよ
    び該ハンドル操舵角演算手段の電源オン状態を保持し、
    該イグニッションキーが抜かれているときには該操舵角
    センサ及び該ハンドル操舵角演算手段の電源をオフにす
    る状態判定手段が設けられたことを特徴とする、ハンド
    ル操舵角検出装置。
  2. 【請求項2】 車両のステアリングシャフトに取り付け
    られ該ステアリングシャフトと一体に回転する回転板の
    回転角情報及び中立位置情報とを出力する操舵角センサ
    と、 該操舵角センサからの情報を受けてハンドル操舵角を演
    算するハンドル操舵角演算手段と イグニッションキーの差し込み状態を検出するキー差込
    状態センサと をそなえ、 該操舵角センサおよび該ハンドル操舵角演算手段が、該
    車両の動力源のオン時には、電源オン状態で稼働すべく
    構成されたものにおいて、 該車両の動力源のオフ後に、該キー差込状態センサによ
    り該イグニッションキーが抜かれたことが検出された場
    合は、該操舵角センサおよび該ハンドル操舵角演算手段
    への電源をオフ状態にする状態判定手段が設けられると
    ともに、 該ハンドル操舵角演算手段に、 電源オフ後に再度、該車両の動力源をオンにしたあと、
    該操舵角センサによって該ハンドル操舵角の演算が該ハ
    ンドル角センサの電源オフされる直前の値として記憶さ
    れていた値より再開され、その後、該中立位置情報が出
    力された場合において、そのとき該ハンドル操舵角演算
    手段で得られる演算ハンドル操舵角が左右180°未満
    のときは、該演算ハンドル操舵角を0°に較正するとと
    もに、該演算ハンドル操舵角が左180°以上のとき
    は、該演算ハンドル操舵角を左360°に較正し、該演
    算ハンドル操舵角が右180°以上のときは、該演算ハ
    ンドル操舵角を右360°に較正するハンドル操舵角較
    正手段が設けられていることを特徴とするハンドル操舵
    角検出装置。
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