JP3060531B2 - 多値直交振幅変調方法およびその装置 - Google Patents
多値直交振幅変調方法およびその装置Info
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- JP3060531B2 JP3060531B2 JP2327954A JP32795490A JP3060531B2 JP 3060531 B2 JP3060531 B2 JP 3060531B2 JP 2327954 A JP2327954 A JP 2327954A JP 32795490 A JP32795490 A JP 32795490A JP 3060531 B2 JP3060531 B2 JP 3060531B2
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- Japan
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- signal
- quadrature amplitude
- amplitude modulation
- level
- data sequence
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタルマイクロ波通信方式において周
波数有効利用の観点から用いられる多値直交振幅変調方
法およびその装置に関する。
波数有効利用の観点から用いられる多値直交振幅変調方
法およびその装置に関する。
従来のこの種の多値直交振幅変調方式の、Ｐ＝7,N＝
２の場合の変調装置の一例を第３図に示す。７列のデー
タ列に変換された送信データ列201はデータ列数／並直
列変換回路20に入力され、２組の各々４列の並列送信デ
ータ列に変換された後、１組の４列の送信直列データ列
202に変換される。多値変調回路21は、入力した直列デ
ータ列202に対して（２7/2≒）12QAMの多値直交振幅変
調を行い、変調信号203を出力する。
２の場合の変調装置の一例を第３図に示す。７列のデー
タ列に変換された送信データ列201はデータ列数／並直
列変換回路20に入力され、２組の各々４列の並列送信デ
ータ列に変換された後、１組の４列の送信直列データ列
202に変換される。多値変調回路21は、入力した直列デ
ータ列202に対して（２7/2≒）12QAMの多値直交振幅変
調を行い、変調信号203を出力する。
第４図はこの従来例による位相面の信号点の組み合せ
を示した図である。
を示した図である。
多値直交振幅変調時の連続する独立な２つの時刻ta,t
bにおける位相面をそれぞれA,Bとする。A,B各位相面上
の信号点の配置を第４図（ａ）に示す。27値の多値信号
はA,B各位相面上の信号点の組み合せとして第４図
（ｂ）の様に書き表わされる。ここでｍは位相面A,Bの
信号点の組み合せの順である。
bにおける位相面をそれぞれA,Bとする。A,B各位相面上
の信号点の配置を第４図（ａ）に示す。27値の多値信号
はA,B各位相面上の信号点の組み合せとして第４図
（ｂ）の様に書き表わされる。ここでｍは位相面A,Bの
信号点の組み合せの順である。
前述した従来の多値直交振幅変調方式では、2P値の多
値信号をＮ個の位相面上で構成するときに、１つの位相
面上での約２P/N個のシンボル配置が回転対称形になっ
ていない為、また、2P値の多値信号と各位相面の信号点
の組み合せとの対応が的確でない為、2P値の信号が１つ
の位相面上で見たときに４つの位相象限上で、かつ、位
相原点より等距離の信号点に均等に配分されていないた
め、変調器入力のベースバンド信号にDCレベルのオフセ
ットが生じて復調時の同期引込み時に障害が発生すると
いう問題点があった。
値信号をＮ個の位相面上で構成するときに、１つの位相
面上での約２P/N個のシンボル配置が回転対称形になっ
ていない為、また、2P値の多値信号と各位相面の信号点
の組み合せとの対応が的確でない為、2P値の信号が１つ
の位相面上で見たときに４つの位相象限上で、かつ、位
相原点より等距離の信号点に均等に配分されていないた
め、変調器入力のベースバンド信号にDCレベルのオフセ
ットが生じて復調時の同期引込み時に障害が発生すると
いう問題点があった。
本発明の多値直交振幅変調方法は、Ｐを３に等しいか
または３より大きく整数とし、Ｎを２に等しいかまた２
より大きくＰとは互いに素でありＰ未満の整数とし、お
よそ２P/N個の信号点をそれぞれ有するＮ個の位相面の
組み合わせで2P値の多値信号を表現する多値直交振幅変
調方法において、前記Ｎ個の位相面のいずれにおいても
前記信号点の配置を90度毎に回転対称とする。
または３より大きく整数とし、Ｎを２に等しいかまた２
より大きくＰとは互いに素でありＰ未満の整数とし、お
よそ２P/N個の信号点をそれぞれ有するＮ個の位相面の
組み合わせで2P値の多値信号を表現する多値直交振幅変
調方法において、前記Ｎ個の位相面のいずれにおいても
前記信号点の配置を90度毎に回転対称とする。
本発明の多値直交振幅変調装置は、2P値（Ｐは３に等
しいかまたは３より大きい整数）の多値信号をＮ個（Ｎ
は２に等しいかまたは２より大きくＰは互いに素であり
Ｐ未満の整数）の位相面の組み合わせで表現するために
Ｐ列の送信データ列をおよそP/N列のデータ列に変換す
る列変換回路と、出力するデータ列によって多値直交振
幅変調した変調信号の信号点の配置が前記Ｎ個の位相面
のいずれにおいても90度毎に回転対称になるように前記
列変換回路からのデータ列を変換する信号点組み合わせ
変換回路と、この信号点組み合わせ変換回路からのデー
タ列で多値直交振幅変調した変調信号を出力する変調回
路とを備えている。
しいかまたは３より大きい整数）の多値信号をＮ個（Ｎ
は２に等しいかまたは２より大きくＰは互いに素であり
Ｐ未満の整数）の位相面の組み合わせで表現するために
Ｐ列の送信データ列をおよそP/N列のデータ列に変換す
る列変換回路と、出力するデータ列によって多値直交振
幅変調した変調信号の信号点の配置が前記Ｎ個の位相面
のいずれにおいても90度毎に回転対称になるように前記
列変換回路からのデータ列を変換する信号点組み合わせ
変換回路と、この信号点組み合わせ変換回路からのデー
タ列で多値直交振幅変調した変調信号を出力する変調回
路とを備えている。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の多値直交振幅変調装置の一実施例の
ブロック図であり、Ｐ＝7,N＝２とした場合について示
している。
ブロック図であり、Ｐ＝7,N＝２とした場合について示
している。
７列のデータ列に変換された送信データ列101はデー
タ列数／並直列変換回路10に入力され、２組の各々４列
の並列送信データ列に変換された後、１組の４列の送信
直列データ列102に変換される。信号点組み合わせ変換
回路11では入力された信号点のシンボル配置に対して変
換を施し、４列の変調回路入力直列データ列103を出力
する。多値変調回路12は４列の変調回路入力直列データ
列103に対して12QAMの多値直交振幅変調を行い、変調信
号104を出力する。
タ列数／並直列変換回路10に入力され、２組の各々４列
の並列送信データ列に変換された後、１組の４列の送信
直列データ列102に変換される。信号点組み合わせ変換
回路11では入力された信号点のシンボル配置に対して変
換を施し、４列の変調回路入力直列データ列103を出力
する。多値変調回路12は４列の変調回路入力直列データ
列103に対して12QAMの多値直交振幅変調を行い、変調信
号104を出力する。
第２図は信号点組み合わせ変換回路11による変換後の
変調信号の位相面と信号点の組み合わせを示した図であ
る。連続する独立な２つの時刻ta,tbにおける位相面を
それぞれA,Bとする。A,B各位相面上では、第２図（ａ）
に示すように、回転対称配置の４個の信号点を３組（１
〜4,5〜8,9〜12）設ける。
変調信号の位相面と信号点の組み合わせを示した図であ
る。連続する独立な２つの時刻ta,tbにおける位相面を
それぞれA,Bとする。A,B各位相面上では、第２図（ａ）
に示すように、回転対称配置の４個の信号点を３組（１
〜4,5〜8,9〜12）設ける。
27値の多値信号を伝送する場合、（２7/2≒）12QAMを
用いる位相面上では（12×12＝）144通りの信号点の組
み合わせが可能である。そこで、第２図（ｂ）に示す様
に、位相面Ａから４の倍数個（１〜８迄の８個又は９〜
12迄の４個）の信号点と位相面Ｂから４の倍数個（１〜
12迄の12個又は１〜８迄の８個）の信号点をそれぞれ組
合わせ、合計27個の信号点を組み合せとする。なお、ｍ
は位相面A,Bの信号点の組み合わせの順である。
用いる位相面上では（12×12＝）144通りの信号点の組
み合わせが可能である。そこで、第２図（ｂ）に示す様
に、位相面Ａから４の倍数個（１〜８迄の８個又は９〜
12迄の４個）の信号点と位相面Ｂから４の倍数個（１〜
12迄の12個又は１〜８迄の８個）の信号点をそれぞれ組
合わせ、合計27個の信号点を組み合せとする。なお、ｍ
は位相面A,Bの信号点の組み合わせの順である。
以上Ｐ＝7,N＝２の場合について実施例を説明した
が、Ｐが３以上、Ｎが２以上の整数であり、ＮがＰより
小さくＰとは素である任意のP,Nの組合せの場合に本発
明を適用をして同じ効果を得ることができる。
が、Ｐが３以上、Ｎが２以上の整数であり、ＮがＰより
小さくＰとは素である任意のP,Nの組合せの場合に本発
明を適用をして同じ効果を得ることができる。
以上説明した様に本発明は、複数の位相面の信号点の
組合せとして１つの信号を伝送する多値直交振幅変調方
式において、位相面上でのシンボル配置を変換し、各位
相面上で90度毎に回転対称である信号点の組み合せを用
いて信号を伝送することにより、各位相面において各象
限での信号点密度が均一でないことにより発生する変調
器入力のベースバンド信号におけるDCレベルのオフセッ
トを防止し、復調器側での同期引き込みを容易にすると
いう効果を有する。
組合せとして１つの信号を伝送する多値直交振幅変調方
式において、位相面上でのシンボル配置を変換し、各位
相面上で90度毎に回転対称である信号点の組み合せを用
いて信号を伝送することにより、各位相面において各象
限での信号点密度が均一でないことにより発生する変調
器入力のベースバンド信号におけるDCレベルのオフセッ
トを防止し、復調器側での同期引き込みを容易にすると
いう効果を有する。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図
（ａ）及び（ｂ）は第１図に示す実施例における変調信
号の位相面及び信号点の組み合わせを示した図、第３図
は従来の多値直交振幅変調装置の一例を示すブロック
図、第４図（ａ）及び（ｂ）は第３図に示す従来例によ
る位相面及び信号点の組み合わせを示した図である。 10……データ列数／並直列変換回路、11……信号点組み
合わせ変換回路、12……多値変調回路、101……送信デ
ータ列、102……送信直列データ列、103……変調回路入
力直列データ列、104……変調信号。
（ａ）及び（ｂ）は第１図に示す実施例における変調信
号の位相面及び信号点の組み合わせを示した図、第３図
は従来の多値直交振幅変調装置の一例を示すブロック
図、第４図（ａ）及び（ｂ）は第３図に示す従来例によ
る位相面及び信号点の組み合わせを示した図である。 10……データ列数／並直列変換回路、11……信号点組み
合わせ変換回路、12……多値変調回路、101……送信デ
ータ列、102……送信直列データ列、103……変調回路入
力直列データ列、104……変調信号。
Claims (2)
- 【請求項１】Ｐを３に等しいかまたは３より大きい整数
とし、Ｎを２に等しいかまた２より大きくＰとは互いに
素でありＰ未満の整数とし、およそ２P/N個の信号点を
それぞれ有するＮ個の位相面の組み合わせで2P値の多値
信号を表現する多値直交振幅変調方法において、前記Ｎ
個の位相面のいずれにおいても前記信号点の配置を90度
毎に回転対称としたことを特徴とする多値直交振幅変調
方法。 - 【請求項２】2P値（Ｐは３に等しいかまたは３より大き
い整数）の多値信号をＮ個（Ｎは２に等しいかまたは２
より大きくＰは互いに素でありＰ未満の整数）の位相面
の組み合わせで表現するためにＰ列の送信データ列をお
よそP/N列のデータ列に変換する列変換回路と、出力す
るデータ列によって多値直交振幅変調した変調信号の信
号点の配置が前記Ｎ個の位相面のいずれにおいても90度
毎に回転対称になるように前記列変換回路からのデータ
列を変換する信号点組み合わせ変換回路と、この信号点
組み合わせ変換回路からのデータ列で多値直交振幅変調
した変調信号を出力する変調回路とを備えたことを特徴
とする多値直交振幅変調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2327954A JP3060531B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 多値直交振幅変調方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2327954A JP3060531B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 多値直交振幅変調方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04196946A JPH04196946A (ja) | 1992-07-16 |
| JP3060531B2 true JP3060531B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=18204871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2327954A Expired - Lifetime JP3060531B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 多値直交振幅変調方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3060531B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3582650B2 (ja) | 2001-08-16 | 2004-10-27 | 日本電気株式会社 | 位相変調装置とその位相変調方法、及び位相変調プログラム |
| JP4360235B2 (ja) | 2004-03-12 | 2009-11-11 | 日本電気株式会社 | 多値変調方法とシステム |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP2327954A patent/JP3060531B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04196946A (ja) | 1992-07-16 |
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Legal Events
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