JP3060399U - 電気自動車の改造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】電気自動車が走行中に自家発電機により発電し
走行中に蓄電池を充電する。 【解決手段】車両本体に蓄電池充電用誘導発電機を設け
たことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この発明は、電気自動車と電気自動車の自家充電設備に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の電気自動車は充電した蓄電池の電池容量を走行することにより使いきると 再充電のために充電時間を必要とした。車種によると充電に８時間から急速充電 でも３０分を充電に要していた。今回、対象とするのは蓄電池駆動の完全電気自 動車である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、上記した問題点を解消する為に車両運行中に自家充電を行い蓄電池 の消耗をすこしでも軽減し一充電走行距離を稼ぐことを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、車両のドライブ・シャフトに発電機を設置し車両運行 中に蓄電池への充電を行う事を特徴とする。

【０００５】

【考案の実施の形態】

一般的な電気自動車の通常遊んでいるリァ・ドライブ・シャフト側に誘導発電機 を設置して充電器を介して蓄電池に充電する改造を施して実施する。

【実施例】

図３で現状の電気自動車のシステムを概略表示する。図３のなかで１は蓄電池、 ２はインバータ、３は誘導モータ、４はディフレンシャル、５はドライブシャフ トを表す。蓄電池からの直流はインバータを経由して誘導モータを駆動し、誘導 モータはディフレンシャルを経由してドライブシャフトを回転させるのが、従来 の電気自動車のシステム概略である。図２はフリー側のドライフへシャフトと誘 導発電機の組み合わせを表示する。 図１で課題解決形の電気自動車のシステムを概略表示する。図１のなかで、６は リアドライブ・シャフトであり７は誘導発電機であり、８は充電器である。リア ドライブ・シャフトに設置した誘導発電機で発電された電気は充電器を経由して 蓄電池に充電される。自家充電システムの概略構成を表している。

【考案の効果】

ドライブ・シャフトに設置した発電機は一定速度走行中に一定電圧、一定電流 の発電を行い、充電器を経由して蓄電池に充電される。それは蓄電池の走行によ る消耗をカバーするので蓄電池は消耗する量が少なくなり、従来の一充電走行距 離を伸ばすことになる。

【図面の簡単な説明】

【図 １】菅原式改良型電気自動車のシステム概念図を
表す、

【図 ２】菅原式電気自動車に設置する発電機の接続方
式を表す。

【図 ３】一般的な電気自動車のシステム概念図を表
す。

【図 ４】図１、図２との発電機の接続の違いを別の方
式で探る

【符号の説明】

図１について １ 蓄電池 ２ インバータ ３ 誘導モータ ４ ディフレンシャル ５ ドライブシャフト ６ リァドライブシャフト ７ 誘導発電機 ８ 充電器

【手続補正書】

【提出日】平成１１年３月２３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 電気自動車のドライブ・シャフトに発
   電機を設置して車両運行中に蓄電池へ充電を行う。