JP3060049U - 納骨廟 - Google Patents

納骨廟

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JP3060049U
JP3060049U JP1998010567U JP1056798U JP3060049U JP 3060049 U JP3060049 U JP 3060049U JP 1998010567 U JP1998010567 U JP 1998010567U JP 1056798 U JP1056798 U JP 1056798U JP 3060049 U JP3060049 U JP 3060049U
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JP
Japan
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hollow body
lower half
peripheral wall
ossuary
mausoleum
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Application number
JP1998010567U
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English (en)
Inventor
吉信 高藤
Original Assignee
有限会社美津満留
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在の大都市圏では人口の集中化、核家族
化、地下の高騰などによって、墓地、噴墓、祭礼碑等は
除々に地方へと移動建立されつつあるが、建立そのもの
の立地条件、土地利用度に制限されることは必須であ
る。そこでこの様な無秩序、無制限に陥ることなく計画
に基いて集約的に土地利用をより有効に運用して行くた
めに合理性と経済性を具備推進するために不可欠で極め
て実用的な納骨廟である。 【解決手段】 上半部を円形ドーム状に、下半部は方形
状に形成した中空体を重合積層して本体とし、核、下半
部の地下埋没部を深く延長せしめて脚部とし、地下深く
延長せしめて脚部とし、地上にあっては前記、方形状の
中空体室の四囲を囲繞する外周壁と、内周壁とにより2
重空気層を介在せしめ、該、放形状の下半部中空体室よ
り昇降階段を介して、地下室の上段、下段室に通じる構
造の納骨廟。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は現在の、就仲、大都市圏での人口の集中化、核家族化、地価の高騰な どによる墓の建立は土地利用度に自ら制限が課せられるのは必須の事と思考され るのである。 因に、現在の墓地を形態の上から分類すると、墳墓形式のもの、奄美、沖縄に 見られる亀甲型などの墓室形態のもの、および都市における墓地不足から出現し たロッカー形式の納骨堂の三種に分けられる。 しかし乍ら、上記の何れの形態の属するものにあっても、墳墓は容易に他に移 動できない性質の施設で、墓石などによって表象され、土地の一部である墓地と 一体構造をもつという特徴をもつ点で、固定性が認められる。 また継承者がいる限り受け継がれていく意味において、永久性をもち、また祭 祀財産としての財産性などの性格をもっている。 通常、墓を建てる時期は、3年、7年、13年などの年忌に建てる例が多いが 、家々の事情や経済的な理由によって一定しない。また一人の死者に対して一本 を建てるものと、先祖代々の墓とがあり、また偕老同穴の意味で、夫婦で一基を 設けるものがある。 墓はこのように、日本文化の多様性を反映し、雑然としたあり方を示している から、大都市に人口が集中し、また土地利用が高度化すると、都市計画の一環と しての墓地規制が必要になる。 例えば、各地の墓地を見ると、村に1〜2個所の、一定の墓所だけに墓を建て るところもあるが、多くは家ごとに墓所を持ち、あるいは分家が本家の墓所に墓 を建てて、同族墓を形成してところが多い。 このように、各人がかってに、あちこちに墓あるいは墓地を設けることは前述 した土地利用の高度化という共同利益に反するものである。 そこで本考案はこのような事実に鑑みて、或る定量、纏めて、納骨堂内の古き 死者の納骨を遂年毎、更に、満骨に達した時に、相当数納骨量を収容可能で堅牢 強個な新規の納骨堂を建立して、土地利用の合理化を図るものである。 いわゆる、現世の苦労から離れ、安養の世界に移り、それからは何の束縛もな い自由自在な死者を永久に安住を目的とした外観荘巖で内部は見る人をして美的 感覚のすぐれた新規な納骨廟を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
以上述べた如く、従来のような納骨堂が満杯になった場合、将来の土地利用の 有効と合理性を念頭においての計画をもって新しい納骨堂、若しくは納骨廟を建 立せねばならない。但し、前記したように同族墓を所有して、しかも自分の土地 を持っている人は、そのような土地利用の制限は余り存在しないものと思考され る。しかし乍ら、将来に亘っての天変地異は予測はむづかしく、土地利用の制限 は免れない時もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は前項の
【0002】のような人は別として、将来、土地計画の 適用を受けるであろうと推察される共同墓地利用の該当者が将来に亘っての安住 の納骨廟が天変地異の現象発生以外は永久にまつられるような納骨廟を提供しよ うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は死者の霊を永久に亘って、安養の世界に移り住むために荘巖に して、合理性、経済性等の特色を有する納骨廟の実現によって吾人の仲心の益々 昂揚を隆盛ならしめるものである。
【0005】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照しながら説明すれば次のとおりである。 図1に示される納骨廟本体Aは外観、上半部1がドーム状で、下半部2は方形 状体を呈しており、上半部ドーム状1体部の先端には避雷針を装備した宝珠(ほ うしゅ)3が嵌合されている。下半部2は方形状をなし、方形状体4の外周壁5 と内周壁6との間に2重空気層7を介在せしめ、廟内の温度、湿度を一定値に維 持するための換気を目的とした自然換気、機械換気をさせるための窓とか、送風 ファンとが、排気ファンとかが設置されている。また地下にあっては基盤8をつ らぬいて脚部9が延長されている。 ただし、これら自然換気を主とする窓とか、機械換気のため送、排ファン等は 該当する建立の納骨廟の地形、年平均の気候現象によって非常に左右される点を 留意せねばならない。 また、窓とが、送排ファンに代って宝珠3に穿孔した孔に向けて吹き抜け方式 も結構であるが、長期間に亘っての降雪雨時の洩水等を考慮対策する必要がある 。 さらに自然換気の窓は、風力による換気なので窓は温度差によるので風上と風 下とに設けると有効である。
【0006】 つぎに、下半部2の方状形体4の一面には人の出入口10が開閉自在に設置さ れ、必要以外は施錠されている。
【0007】 さらに室内には昇降階段11が設けられ地下室12に通じている、該、地下室 12は上段室13と下段室14とに区画されており、上段室12には内周壁6に 沿って案内手摺り15が設けられ、該、案内手摺り15の中間は開口部16とし て、該、上段室13より下段室14が見渡せるようになっている。地下の下段室 14は散骨場として、古き死者の納骨を安置し、上段室13には下段室14に安 置されている死者よりも年数の少ない納骨が整然と納骨され、本考案による納骨 堂、或いは納骨廟に安置されている以外の納骨が満骨に達した時に遂年毎に該、 納骨廟に移され安住の安らぎを得るのである。 本考案はその性質上、永久的なものであるから、強度はもちろんのこと、耐火 、耐震、耐水、耐熱等の条件を克服し得ることを念頭において設計、建立しなけ ればならない。 また、礼拝される人々の祖先を敬う雰囲気を助長するものとして、内周壁6に 壁画を、また上半部1のドーム内面に故人を偲ぶ壁画等を展示する等を行えば尚 一層の本考案の価値向上が期待し得るものである。
【0008】
【考案の効果】
以上、述べた如く、本考案は各地に無数に建立された墓、廟を数を集約的に絞 り、土地利用を合理的に運用するためにより効果的に土地利用を運用するととも に、極めて実用性と利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の納骨廟の全体を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線を示す縦断面図である。
【図3】本考案の平面図である。
【図4】本考案の側面図である。
【符号の説明】
A 納骨廟本体 1 本体の上半部(円形ドーム状) 2 本体の下半部(方形状) 3 宝珠(ほうしゅ) 4 方形状体 5 外周壁 6 内周壁 7 2重空気層 8 基盤 9 脚部 10 出入口 11 昇降階段 12 地下室 13 上段室 14 下段室 15 案内手摺り 16 開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上半部を円形ドーム状に、下半部は方形
    状に形成した中空体を重合積層して本体とし、該、下半
    部の地下埋没部を深く延長せしめて脚部とし、地上にあ
    っては、前記方形状の中空体室の四囲を囲繞する外周壁
    と内周壁とにより2重空気層を介在せしめ、該、方形状
    の下半部室より昇降階段を介して、地下室の上段、下段
    室に通じるよう構成したことを特徴とする納骨廟。
JP1998010567U 1998-12-22 1998-12-22 納骨廟 Expired - Lifetime JP3060049U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020166269A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社港石材 画像表示システム

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