JP3060032B2 - 研磨機の研磨布交換装置 - Google Patents

研磨機の研磨布交換装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は研磨機の研磨布交換
装置に係り、特に半導体ウェーハの表面を研磨加工する
CMP(Chemical-Mechano-Polishing)マシンに適用さ
れる研磨機の研磨布交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェーハの研磨機に採用されるC
MPマシンは、ポリシング粒子(スラリ)として半導体
ウェーハよりも軟質の粒子を使用し、粒子と半導体ウェ
ーハの間に固相反応を生じさせ、両者の接触界面の反応
によって異質な物質を生成し、その部分を除去しながら
研磨を行う装置であり、鏡面度が高く加工変質が少ない
という利点がある。
【0003】このような研磨機は研磨布を吸着保持する
研磨定盤と、半導体ウェーハを吸着保持するヘッドとを
備え、前記半導体ウェーハを前記研磨布に押し付けると
共に研磨定盤とヘッドとを相対的に回転させて半導体ウ
ェーハの表面を研磨する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の研磨機は、研磨
布を交換する場合、先ず研磨機の本体ケースを取り外し
て前記研磨布を外部に露出させた後、研磨定盤による吸
着保持を解除して研磨布を研磨定盤から取り外し、そし
て未使用の研磨布を研磨定盤に取り付けて吸着保持させ
るようにしている。
【0005】このように従来の研磨機は、研磨布の交換
作業を人手によって行っているので、研磨布の交換作業
に長時間かかり研磨機の稼働効率が向上しないという欠
点がある。また、前記研磨機がクリーンルームに設置さ
れている場合には、前記研磨布の交換時にポリシング粒
子が研磨機の外部に飛散してしまうので、クリーンルー
ムのクリーン度を低下させてしまうという欠点がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、研磨機の稼働効率を向上させることができると
共に、研磨機の外部雰囲気に悪影響を与えることなく研
磨布を交換可能な研磨機の研磨布交換装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
するために、研磨布を着脱自在に保持する研磨定盤と、
研磨対象物を着脱自在に保持するヘッドとを備え、前記
研磨定盤及び/又は前記ヘッドを相対的に近づく方向に
移動させて前記研磨布に前記研磨対象物を押し付けると
共に、研磨定盤及び/又はヘッドを相対的に回転させて
該研磨対象物を研磨する研磨機に於いて、前記研磨定盤
から離脱された使用済みの研磨布を保持すると共に、未
使用の研磨布を保持して前記研磨定盤に供給する研磨布
交換ロボットと、前記研磨布交換ロボットに保持された
前記使用済みの研磨布に対して進退移動可能に配置さ
れ、進出移動されることにより使用済みの研磨布をその
内部に収容し、退出移動されることにより使用済みの研
磨布を前記研磨機から排出する排出用カセットと、前記
研磨布交換ロボットに対して進退移動可能に配置され、
進出移動されることにより、その内部に収容した未使用
の研磨布を前記研磨布交換ロボットに供給する交換用カ
セットと、を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、先ず、研磨定盤に保持さ
れている使用済みの研磨布を研磨布交換ロボットで保持
した後、研磨定盤による研磨布の保持を解除して、前記
使用済みの研磨布を研磨布交換ロボットのみで保持す
る。次に、前記使用済みの研磨布に向けて排出用カセッ
トを進出移動させ、この排出用カセットに前記使用済み
の研磨布を収容する。次いで、排出用カセットを退避移
動させて、前記使用済みの研磨布を排出用カセットごと
研磨機の外部に排出する。
【0009】次に、未使用の研磨布を収容した交換用カ
セットを、前記研磨布交換ロボットに向けて進出移動さ
せて、前記未使用の研磨布を研磨布交換ロボットに供給
し、この未使用の研磨布を研磨布交換ロボットで保持す
る。そして、空の交換用カセットを研磨機から退避移動
させた後、未使用の研磨布を研磨布交換ロボットで研磨
定盤に供給し、この未使用の研磨布を研磨定盤で保持す
る。これにより、研磨布の交換作業が終了する。
【0010】このように本発明では、研磨布交換ロボッ
ト、排出用カセット及び交換用カセットの動作によって
研磨布の交換を自動で行えるようにしたので、研磨機の
稼働効率を向上させることができる。また、本発明で
は、使用済みの研磨布を排出用カセットに収容したまま
研磨機から排出するようにしたので、研磨機の外部雰囲
気に悪影響を与えることなく研磨布を交換することがで
きる。
【0011】請求項2記載の発明は、前記研磨布交換ロ
ボットにドレッシングヘッドを設け、このドレッシング
ヘッドによって、前記研磨定盤に保持された研磨布をド
レッシング及び洗浄するようにした。これにより、本発
明では、研磨布のドレッシングと洗浄を自動化すること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る研磨機の研磨布交換装置の好ましい実施の形態につい
て詳説する。図1は、本発明の実施の形態に係る研磨機
の研磨布交換装置が、半導体ウェーハのCMPマシンに
適用された構造図である。同図に示すCMPマシン10
はクリーンルーム12に設置され、そのCMPマシン1
0の図中右側には、研磨布の排出用カセットと交換用カ
セットとが装備されたカセットボックス14が並設され
ている。
【0013】前記CMPマシン10の本体ケース15内
には、研磨定盤16、ヘッド18及び研磨布交換ロボッ
ト20が設置されている。前記研磨定盤16は図示しな
いバキューム装置に連結され、このバキューム装置を駆
動することにより、その下面で研磨布22を着脱自在に
真空吸着する。また、研磨定盤16は、その上面中央部
にモータ24の回転軸26が固着され、モータ24から
伝達される回転力によって所定の速度で回転する。更
に、研磨定盤16には図示しないスラリ供給孔が形成さ
れ、このスラリ供給孔から研磨布22にスラリが供給さ
れるようになっている。
【0014】前記ヘッド18は、その上面で半導体ウェ
ーハ28を吸着保持するもので、その下面にモータ30
の回転軸32が連結されてモータ30からの回転力によ
り所定の速度で回転する。また、前記モータ30は、モ
ータハウジング34に収容されている。モータハウジン
グ34は、その下面に油圧シリンダ36のロッド38が
固着され、ロッド38の伸縮動作によって図中実線で示
す位置と点線で示す位置との範囲内で昇降移動される。
前記モータ30の回転軸32は、前記モータハウジング
34に軸受40を介して回転自在に支持されている。
【0015】従って、前記CMPマシン10は、前記モ
ータ30でヘッド18を回転させると共に、油圧シリン
ダ36のロッド38を伸長させて半導体ウェーハ28を
回転中の研磨布22に押し付けることにより、半導体ウ
ェーハ28の表面を研磨布22で研磨することができ
る。一方、研磨布交換ロボット20は、前記研磨定盤1
6の下方で前記ヘッド18の図中右側に隣接配置されて
いる。研磨布交換ロボット20は、研磨定盤16の下面
に対して平行な水平アーム42を有し、この水平アーム
42の図中右端部にモータ44の回転軸46が片持ちで
連結されている。従って、モータ44を駆動すると前記
水平アーム42は、前記研磨定盤16の下面に対して平
行に旋回することができる。
【0016】また、水平アーム42の図中左端部には回
動ヘッド48が回動自在に取り付けられている。前記回
動ヘッド48は図示しないモータの回転力によって、水
平アーム42の軸心を中心に回動する。この回動ヘッド
48には、吸着パッド50とドレッシングヘッド52と
が回動ヘッド48を挟んで設けられている。前記吸着パ
ッド50には図示しないバキューム装置が連結され、前
記ドレッシングヘッド52にはドレッシング砥石が固着
されると共に洗浄水噴射孔が形成されている。従って、
前記回動ヘッド48を半回転させることにより、吸着パ
ッド50又はドレッシングヘッド52を選択的に研磨布
22に向けることができる。
【0017】前記モータ44はモータハウジング54に
収容されている。モータハウジング54は、その下面に
油圧シリンダ56のロッド58が固着され、ロッド58
の伸縮動作によって、図中実線で示す位置と点線で示す
位置との範囲内で昇降移動される。モータ44の回転軸
46は、前記モータハウジング34に軸受60を介して
回転自在に支持されている。
【0018】従って、前記CMPマシン10は、前記吸
着パッド50を研磨布22に向けた状態で油圧シリンダ
56のロッド58を伸長させると、吸着パッド50で前
記研磨布22を吸着保持することができ、また、前記ド
レッシングヘッド52を研磨布22に向けた状態でロッ
ド58を伸長させると、ドレッシングヘッド52のドレ
ッシング砥石で研磨布22をドレッシングすることがで
きると共に洗浄水噴射孔から洗浄水を噴射することで研
磨布22を洗浄することができる。
【0019】ところで、前記カセットボックス14は、
カセット出入口62を介して前記CMPマシン10に連
通されている。後述するカセット64は、カセットボッ
クス14内でカセット出入口62の手前に搬送されてセ
ットされ、カセット搬送部63の駆動によってカセット
ボックス14とCMPマシン10との間で出し入れ搬送
される。また、前記カセット出入口62は、研磨定盤1
6と水平アーム42との間の間隙に対向する位置に形成
される。これにより、CMPマシン10側に搬送された
カセット64は、研磨定盤16の下方で水平アーム42
の上方に位置する。
【0020】前記カセットボックス14には、複数個の
空の排出用カセットと、未使用の研磨布22が収容され
た複数個の交換用カセットとが装備されている。これら
のカセットは、研磨布22を交換する場合に使用され、
これらのカセットによる研磨布交換作業については後述
する。前記カセット(排出用カセット及び交換用カセッ
ト)64は、図2に示すように前方に扉66を有する箱
体に形成され、その内部に使用済みの研磨布22又は未
使用の研磨布22が収容される。前記扉66はヒンジ6
8、68を介して前面開放部69に開閉自在に取り付け
られると共に、図示しないクリック機構によって開位置
と閉位置とでその開閉状態が保持されるようになってい
る。また、前記扉66は、上縁部67がカセット64の
上面65Aから所定量突出して形成されている。この上
縁部67は、図1に示したカセット出入口62からCM
Pマシン10に向けて搬送される途中で、研磨定盤16
の手前に突設されたピン70に押されて開放される。そ
して、開放された前記扉66は、研磨定盤16の後段側
に設置された図5に示す押さえ部材72の動作によって
閉じられる。この押さえ部材72はシリンダ74のロッ
ド76の先端に固着され、ロッド76の伸長動作によっ
て前記扉66が押さえ部材72に押されて閉じられる。
従って、前記扉66は、CMPマシン10内で開閉され
る。
【0021】図2において、前記カセット64の下面6
5Bには図中点線で示すように溝78が形成される。こ
の溝78は、カセット64の搬送方向に沿って形成され
ると共に、前面開放部69の縁部から下面65Bの略中
央部に向けて形成される。また、溝78は、図1に示し
た研磨布交換ロボット20の吸着パッド50が所定の位
置(図5、図6参照)に位置した時に、吸着パッド50
が溝78に沿って通過できる幅に形成されている。
【0022】図2において前記溝78の上部には、遮蔽
板80が配置される。この遮蔽板80は、前記溝78を
遮蔽してカセット64を密閉状態に保持するものであ
る。また、遮蔽板80は、溝78の形成方向に沿ってス
ライド移動自在に配置されると共に、カセット64内に
配設されたスプリング82によって溝78の閉位置に保
持される。
【0023】次に、前記の如く構成された研磨機の研磨
布交換装置の作用について説明する。先ず、図1におい
て研磨定盤16に保持されている使用済みの研磨布22
を、研磨布交換ロボット20を上昇させて吸着パッド5
0により吸着保持する。そして、研磨定盤16による研
磨布22の吸着保持を解除して、研磨布22を吸着パッ
ド50のみで吸着保持する。
【0024】次に、研磨布交換ロボット20を所定量下
降移動させると共に、カセットボックス14のカセット
出入口62に排出用カセット64をセットする。そし
て、この排出用カセット64を図3に示すように、前記
使用済みの研磨布22に向けて進出搬送する。搬送中の
前記カセット64は、研磨定盤16の手前でピン70に
より扉66が開放され、そして、前面開放部69(図2
参照)が開放された状態で搬送される。これにより、前
記研磨布22が前面開放部69からカセット64に収容
されはじめる。図4は、研磨布22の略半分が前記カセ
ット64に収容された状態で、吸着パッド50がカセッ
ト64の遮蔽板80に当接した直後の状態である。
【0025】図4の状態から更にカセット64を搬送す
ると図5に示すように、遮蔽板80が吸着パッド50に
押され、そして、溝78が吸着パッド50に沿って移動
しはじめることによりカセット64の搬送が続行され
る。そして、カセット64が図6に示した位置で停止し
た時に、研磨布22全体が前記カセット64に収容され
る。
【0026】研磨布22がカセット64に収容される
と、先ず、扉66を押さえ部材72で押して閉じると共
に、吸着パッド50による研磨布22の吸着保持を解除
する。次に、研磨布交換ロボット20を下降移動させて
吸着パッド50をカセット64から退避させると、吸着
パッド50の進入で開放されていた溝78が、スプリン
グ82の付勢力で元の位置に復帰する遮蔽板80によっ
て閉じられる。これにより、使用済みの研磨布22は、
CMPマシン10内において前記カセット64に密封状
態で収容されるので、研磨布22のポリシング粒子がC
MPマシン10の外部に漏出するのを防止できる。従っ
て、スラリでクリーンルーム12のクリーン度を低下さ
せるのを防止できる。
【0027】次に、前記研磨布22を収容したカセット
64を図7に示すように、カセットボックス14に向け
て逆搬送し、カセットボックス14からクリーンルーム
12の外部にカセット64ごと排出する。これにより、
使用済みの研磨布22の取り外し作業が終了する。次
に、未使用の研磨布22の取り付け作業について説明す
る。この作業は、先に説明した研磨布22の取り外し作
業と略逆の手順で作業を行う。
【0028】先ず、未使用の研磨布22が収容された交
換用カセット64を、カセット出入口62にセットす
る。そして、この交換用カセット64を研磨布交換ロボ
ット20に向けて進出搬送する。この時、研磨布交換ロ
ボット20の吸着パッド50を、前記カセット64の遮
蔽板80に当接する位置に待機させておく。前記搬送中
の前記カセット64は、研磨定盤16の手前でピン70
により扉66が開放され、そして、前面開放部69を開
いた状態で搬送されると、前面吸着パッド50が遮蔽板
80に当接する。そして、カセット64を更に搬送する
と、遮蔽板80が吸着パッド50に押されることでカセ
ット64の搬送が続行される。そして、吸着パッド50
が前記研磨布22の中央部の下方に位置した位置でカセ
ット64を停止させた後、吸着パッド50で研磨布22
を吸着保持する。
【0029】次に、カセット64をカセットボックス1
4に向けて逆搬送すると、未使用の研磨布22は、吸着
パッド50の吸着によりカセット64から取り残されて
研磨定盤16の下方に位置する。そして、カセット64
が研磨定盤16の下方から退避移動した後、研磨布交換
ロボット20を上昇移動させて研磨布22を研磨定盤1
6に押し付ける。そして、研磨定盤16で前記研磨布2
2を吸着保持した後、吸着ヘッド50による吸着保持を
解除して研磨布交換ロボット20を研磨加工に邪魔にな
らない位置に下降移動させる。これにより、使用済みの
研磨布22の取り付け作業が終了し、よって、研磨布2
2の一連の交換作業が終了する。
【0030】このように本実施の形態では、研磨布交換
ロボット20、排出用カセット64及び交換用カセット
64の動作によって研磨布22の交換を自動で行えるよ
うにしたので、CMPマシン10の稼働効率を向上させ
ることができる。また、本実施の形態では、使用済みの
研磨布22を排出用カセット64に密封収容したままC
MPマシン10から排出するようにしたので、CMPマ
シン10の外部雰囲気(クリーンルーム12)に悪影響
を与えることなく研磨布22を交換することができる。
【0031】本実施の形態では、研磨布22の交換にか
かわらず、再生可能な研磨布22のドレッシングと洗浄
も行うことができる。即ち、ドレッシングヘッド52を
研磨布22に向けた状態で油圧シリンダ56のロッド5
8を伸長させて、ドレッシングヘッド52のドレッシン
グ砥石を研磨布22に押し付ければ、研磨布22をドレ
ッシングすることができ、また、ドレッシングヘッド5
2の洗浄水噴射孔から洗浄水を噴射すれば研磨布22を
洗浄することができる。
【0032】これにより、本実施の形態では、研磨布2
2のドレッシングと洗浄も自動化できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の研磨機の研
磨布交換装置によれば、研磨布交換ロボット、排出用カ
セット及び交換用カセットを備え、これらの動作によっ
て研磨布の交換を自動で行えるようにしたので、研磨機
の稼働効率を向上させることができ、また、使用済みの
研磨布を排出用カセットに収容したまま研磨機から排出
するようにしたので、研磨機の外部雰囲気に悪影響を与
えることなく研磨布を交換することができる。
【0034】更に、本発明では、研磨布交換ロボットに
ドレッシングヘッドを設け、このドレッシングヘッドに
よって、研磨布をドレッシング及び洗浄するようにした
ので、研磨布のドレッシングと洗浄とを自動化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る研磨機の研磨布交換装置が
適用されたCMPマシンの構造図
【図2】研磨布のカセットの一部破断を含む斜視図
【図3】カセットによる研磨布の交換動作を示す説明図
【図4】カセットによる研磨布の交換動作を示す説明図
【図5】カセットによる研磨布の交換動作を示す説明図
【図6】カセットによる研磨布の交換動作を示す説明図
【図7】カセットによる研磨布の交換動作を示す説明図
【符号の説明】
10…CMPマシン 14…カセットボックス 16…研磨定盤 18…ヘッド 20…研磨布交換ロボット 22…研磨布 28…半導体ウェーハ 42…水平アーム 50…吸着パッド 52…ドレッシングヘッド 64…カセット 66…扉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 37/00 H01L 21/304 622

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】研磨布を着脱自在に保持する研磨定盤と、
    研磨対象物を着脱自在に保持するヘッドとを備えて、前
    記研磨定盤及び/又は前記ヘッドを相対的に近づく方向
    に移動させて前記研磨布に前記研磨対象物を押し付ける
    と共に、研磨定盤及び/又はヘッドを相対的に回転させ
    て該研磨対象物を研磨する研磨機に於いて、 前記研磨定盤から離脱された使用済みの研磨布を保持す
    ると共に、未使用の研磨布を保持して前記研磨定盤に供
    給する研磨布交換ロボットと、 前記研磨布交換ロボットに保持された前記使用済みの研
    磨布に対して進退移動可能に配置され、進出移動される
    ことにより使用済みの研磨布をその内部に収容し、退出
    移動されることにより使用済みの研磨布を前記研磨機か
    ら排出する排出用カセットと、 前記研磨布交換ロボットに対して進退移動可能に配置さ
    れ、進出移動されることにより、その内部に収容した未
    使用の研磨布を前記研磨布交換ロボットに供給する交換
    用カセットと、 を備えたことを特徴とする研磨機の研磨布交換装置。
  2. 【請求項2】前記研磨布交換ロボットには、前記研磨定
    盤に保持された研磨布をドレッシングすると共に洗浄す
    るドレッシングヘッドが設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の研磨機の研磨布交換装置。
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