JP3059933B2 - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JP3059933B2
JP3059933B2 JP8141231A JP14123196A JP3059933B2 JP 3059933 B2 JP3059933 B2 JP 3059933B2 JP 8141231 A JP8141231 A JP 8141231A JP 14123196 A JP14123196 A JP 14123196A JP 3059933 B2 JP3059933 B2 JP 3059933B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方の面に酸素極
を備え且つ他方の面に燃料極を備えた電解質層と、前記
酸素極に臨む側又は前記燃料極に臨む側のいずれか一方
にセル内流路を形成すべく配置される流路形成部材とか
ら矩形板状の燃料電池のセルが構成され、そのセルは、
前記流路形成部材によって、前記セルにおける一方の向
かい合う一対の端面が、前記セル内流路が開いた開口端
面となり、他方の向かい合う一対の端面が、前記セル内
流路が閉じた閉塞端面となるように構成され、前記セル
の複数が、隣接セル間にセル間流路を形成すべく、隣接
セル間において前記一対の開口端面側に各別に設けられ
る一対の間隔保持部材にて間隔を隔てられた状態で、積
層状態に並置され、前記セル間流路が、前記一対の開口
端面側において前記一対の間隔保持部材にて閉じられ、
且つ、前記一対の閉塞端面側において開けられるように
構成され、前記セル内流路夫々又は前記セル間流路夫々
に連通するガス通路が設けられた燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる燃料電池において、セルの複数が
積層状態に並置されて形成されたセル積層体において
は、セル積層方向に沿う方向の4個の面部のうち、一方
の向かい合う一対の面部はセル内流路が開き、他方の向
かい合う一対の面部はセル間流路が開いた状態となり、
セル積層方向視において隣接する面部夫々に、互いに仕
切りした状態でガス通路を設けるようにしてある。
【0003】従来は、図14に示すように、間隔保持部
材Gを、セルCの厚さと同一又は略同一の深さで、セル
Cにおけるセル内流路xが開いた開口端縁を入れる凹部
31aが形成されるとともに、その凹部31aに、その
凹部31aに入れられるセルCの開口端縁の両端夫々に
隣接する閉塞端面に夫々密着させる一対の当て付け面3
1bが備えられたブロック状体31にて構成していた。
そして、複数のセルCを、夫々の開口端縁をブロック状
体31の凹部31aに入れた状態で積層状態に並置する
ことにより、ブロック状体31において、凹部31aが
形成された部分の厚さが薄い薄肉部分31cにより隣接
セル間の間隔を保持し、且つ、凹部31aの外側の厚さ
が厚い厚肉部分31dをセル積層方向に一連に連ならせ
て隔壁部を形成し、その隔壁部によって、セル内流路x
の開口部とセル間流路yの開口部とを仕切るようにして
いた。そして、ガス通路を形成するガス通路形成部材を
前記隔壁部に連なる状態で設けることにより、セル積層
方向視において隣接する面部夫々に、互いに仕切りした
状態でガス通路を設けるようにしていた(例えば、本出
願人が先に提案した特願平7−231067号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来では、ブロック状
体31に、一対の当て付け面31bを備えた凹部31a
を形成していたので、ブロック状体31の形状が複雑に
なるとともに、一対の当て付け面31bをセルCの閉塞
端面に夫々密着させる必要があるために、ブロック状体
31を高精度に形成する必要があった。従って、間隔保
持部材のコストが高くなり、それが、燃料電池におい
て、コストアップの要因となっていた。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、合理的な改良により、燃料電池
のコストダウンを図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、矩形状の当て付け部材を、その一端面をセ
ルの閉塞端面に当て付けた状態で、間隔保持部材におい
てセルの閉塞端面の外方側に突出した一対の矩形状の突
出部夫々に重ねる作業を、セル積層方向に積層状態で並
置する複数の間隔保持部材夫々に対して、繰り返し行
う。すると、複数の突出部及び複数の当て付け部材が、
突出部と当て付け部材が交互になる状態で、セル積層方
向に一連に連なった状態となり、セル積層方向に隣接す
る突出部及び当て付け部材により、セル内流路の開口部
とセル間流路の開口部とを仕切ることができる。この場
合、当て付け部材は、間隔保持部材とは別体となってい
るので、セルに寸法誤差があっても、当て付け部を確実
にセルの閉塞端面に当て付けることができるので、セル
内流路の開口部とセル間流路の開口部とを確実に仕切る
ことができる。そして、ガス通路を形成するガス通路形
成部材を、セル積層方向に隣接する突出部及び当て付け
部材に連なる状態で設けることにより、ガス通路を仕切
りした状態で設けることができる。
【0007】間隔保持部材の形状は、厚さが均一な板状
であり、極めて単純であるので、間隔保持部材のコスト
を従来に比べて大幅に低減することができる。一方、新
たに当て付け部材を追加する必要があるものの、その当
て付け部材の形状は矩形状で極めて単純であるため、当
て付け部材の追加のためのコストアップを可及的に抑え
ることができる。従って、間隔保持部材の形状単純化に
よるコストダウンは、当て付け部材の追加によるコスト
アップを吸収しても余りがあり、結果として、燃料電池
のコストダウンを図ることができるようになった。
【0008】ところで、セルとして、厚み方向視の大き
さを異ならせることにより、種々のサイズのものを用意
する場合がある。しかしながら、従来では、各サイズの
セル毎に、寸法が適応した間隔保持部材を用意する必要
がある。これに対して、本発明によれば、セルのサイズ
が異なっても、少なくとも当て付け部材は共用すること
ができる。従って、サイズが異なるセルを想定した場合
は、従来に比べて、更にコストダウンを図ることができ
る。
【0009】請求項2に記載の特徴構成によれば、複数
の間隔保持部材の突出部及び複数の当て付け部材が積層
状態となって形成される隔壁部には、突出部及び当て付
け部材夫々の凹溝によって、セル積層方向にわたって一
連に連なる連続溝が形成される。そして、連続溝の全長
にわたる長さを有する隔壁部材を、その端縁部を連続溝
に嵌め込んだ状態で設けることにより、ガス通路を仕切
りした状態で設けることができる。従って、多数のセル
を積層するにしても、隔壁部材は、セル積層方向に対し
て1個だけ設けるだけでよいので、ガス通路を形成する
ための作業を簡略化することができるようになった。そ
の結果、更にコストダウンを図ることができるようにな
った。
【0010】請求項3に記載の特徴構成によれば、複数
の枠形成部材を、一個ずつその両端部と突出部及び当て
付け部材との間を確実に気密状態を確保しながら設け
て、セル積層方向に並置することにより、ガス通路を形
成することができる。従って、枠形成部材と突出部及び
当て付け部材との間を確実に気密状態に封止することが
できるので、ガス通路からのガス漏洩に対する信頼性を
一層向上することができるようになった。
【0011】請求項4に記載の特徴構成によれば、枠形
成部材に、間隔保持部材の突出部を嵌め込むための凹部
を形成して、枠形成部材を、その凹部に突出部を嵌め込
んだ状態で設けることにより、その凹部の内面を突出部
に密着させ、且つ、その先端面をセルの閉塞端面に密着
させることができる。つまり、枠形成部材において、凹
部が形成された部分に対応する薄肉部分を、当て付け部
材として機能させることができるのである。従って、部
品点数を減らすことができるとともに、当て付け部材の
設置作業を省略することができるので、請求項3に記載
の特徴構成により得られる効果に加えて、ガス通路形成
作業の簡略化という効果を奏することができる。
【0012】請求項5に記載の特徴構成によれば、枠形
成部材が、間隔保持部材に密着接合される一対の接続部
分と、それら一対の接続部分を連結する連結部分とを分
離状態で備える状態で構成されている。従って、ガス通
路形成部材を構成する部品点数が多くなるにしても、夫
々の形状を単純化することができ、しかも、セルのサイ
ズが異なっても、少なくとも一対の接続部分は共用化す
ることができるので、それらの相乗効果により、部品点
数が多くなることによるコストアップを吸収しても余り
あり、コストダウンを更に図ることができるようになっ
た。
【0013】請求項6に記載の特徴構成によれば、流路
形成部材が、酸素極に臨む側に配置されて、セル内流路
を酸素含有ガス流路として、セル間流路を燃料ガス流路
として夫々機能させるように構成され、枠形成部材が、
セルの閉塞端面の両端側の突出部及び当て付け部材に連
ねる状態で設けられることにより、ガス通路が燃料ガス
流路夫々に連通するように形成される。つまり、請求項
3〜5に記載の特徴構成を、特に燃料ガス供給用のガス
通路を対象にして実施することにより、燃料ガス漏洩に
対する信頼性を更に向上することができるようになっ
た。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、図1ないし図6に基づいて、本
発明の第1の実施の形態を説明する。一方の面に酸素極
2を備え且つ他方の面に燃料極3を備えた電解質層1
と、酸素極2にセル内流路xとしての酸素含有ガス流路
sを形成すべく配置される流路形成部材としての導電性
セパレータ4とから矩形板状の燃料電池のセルCを構成
してある。そのセルCは、導電性セパレータ4によっ
て、セルCにおける一方の向かい合う一対の端面が、酸
素含有ガス流路sが開いた開口端面となり、他方の向か
い合う一対の端面が、酸素含有ガス流路sが閉じた閉塞
端面となるように構成してある。そして、セルCの複数
を、隣接セル間にセル間流路yとしての燃料ガス流路f
を形成すべく、隣接セル間において一対の開口端面側に
各別に設けられる一対の間隔保持部材Gにて間隔を隔て
た状態で、積層状態に並置して、セル積層体NCを形成
してある。燃料ガス流路fは、セルの一対の開口端面側
において一対の間隔保持部材Gにて閉じられ、且つ、セ
ルの一対の閉塞端面側において開けられるように構成し
てある。そして、酸素含有ガス流路s夫々に連通する酸
素側ガス通路Si,So、及び、燃料ガス流路f夫々に
連通する燃料側ガス通路Fi,Foを設けてある。
【0015】間隔保持部材Gは、セル積層方向視におい
て、セルCにおける一対の閉塞端面夫々の外方側に矩形
状に突出する突出部6aを備え、且つ、セル積層方向に
おける厚さが均一な板状に形成し、セル積層方向視にお
ける形状が矩形状で、且つ、セルCの厚さと同一又は略
同一の厚さを有した一対の当て付け部材P夫々を、一対
の突出部6a夫々に重ね、且つ、一端面がセルCの閉塞
端面に当て付ける状態で設けてある。酸素側ガス通路S
i,Soを形成する酸素側ガス通路形成部材Msを、セ
ルCの開口端面の両側に位置する突出部6a及び当て付
け部材Pに連なる状態で設け、燃料側ガス通路Fiを形
成する燃料側ガス通路形成部材Mfを、セルCの閉塞端
面の両側に位置する突出部6a及び当て付け部材Pに連
なる状態で設けてある。
【0016】尚、隣接するセルC間夫々には、気体の通
流を許容する状態に形成した柔軟性導電材5を充填し
て、隣接するC同士を導電状態に接続してある。
【0017】先ず、図1に基づいて、燃料電池のセルC
について説明を加える。平面形状が矩形板状の固体電解
質層1の一方の面に、固体電解質層1における向かい合
う一対の側縁夫々に側縁全長にわたる電解質層露出部1
aを形成する状態で、膜状又は板状の酸素極2を一体的
に付設し、且つ、他方の面に膜状又は板状の燃料極3
を、全面又はほぼ全面にわたって一体的に付設して、酸
素極2と燃料極3とから起電力を得るための矩形状の三
層板状体を形成してある。
【0018】導電性セパレータ4は、板状部4aと、そ
の板状部4aの両端に夫々位置する一対の帯状突起部4
bと、それら一対の帯状突起部4bの間に位置する複数
の凸条部4cを備える状態で導電性材料にて一体形成し
てある。そして、その導電性セパレータ4を、複数の凸
条部4c夫々が三層板状体の酸素極2と接触する状態
で、一対の帯状突起部4b夫々を両電解質層露出部1a
夫々に貼り付けることにより、セルCを構成してある。
【0019】酸素極2と導電性セパレータ4とを導電状
態に接続するとともに、酸素極2と導電性セパレータ4
との間に、セルCにおける一方の向かい合う一対の端面
において開いた酸素含有ガス流路sを形成してある。つ
まり、セルCは、導電性セパレータ4によって、一方の
向かい合う一対の端面が酸素含有ガス流路sが開いた開
口端面となり、他方の向かい合う一対の端面が酸素含有
ガス流路sが閉じた閉塞端面となるように構成してあ
る。尚、以下の説明においては、セルCにおいて、酸素
含有ガス流路sが開いた端縁を開口端縁、酸素含有ガス
流路sが開いた端面を開口端面、及び、酸素含有ガス流
路sが閉じた端面を閉塞端面と夫々略記する。
【0020】固体電解質層1は、3モル%程度のYtを
固溶させた正方晶のZrO2 、その他適当なものから成
り、酸素極2はLaMnO3 、その他適当なものから成
り、、燃料極3はNiとZrO2 のサーメット、その他
適当なものから成る。又、導電性セパレータ4は、酸化
と還元とに対する耐性に優れたLaCrO3、その他適
当なものから成る。又、柔軟性導電材5は、耐熱性、耐
還元性に優れたNiのフェルト状材、その他適当なもの
から成り、気体の通流を許容する状態に形成してある。
【0021】次に、図2ないし図6に基づいて、燃料電
池の全体構成について説明する。間隔保持部材Gは、突
出部6aを備えることができるように、セルCの開口端
縁の長さよりも長い長さを有し、且つ、セル積層方向に
おける厚さが均一で、セル積層方向視における形状が矩
形状の間隔保持用板状体6にて構成してある。当て付け
部材Pは、積層方向視における形状が突出部6aと同一
形状で、セルCの厚さと同一又は略同一の厚さの当て付
け用板状体7にて構成してある。突出部6aにおけるセ
ルCの閉塞端面側の端面には、一対の凹溝6mを形成し
てあり、当て付け用板状体7におけるセルCの閉塞端面
側の端面にも、セル積層方向視において、突出部6aの
一対の凹溝6mに重なる状態で、一対の凹溝7mを形成
してある。
【0022】そして、複数のセルCを、一対の間隔保持
用板状体6を用いて積層状態に並置するとともに、当て
付け用板状体7を、その一端面をセルCの閉塞端面に当
て付けた状態で、間隔保持用板状体6の突出部6a夫々
に重ねて、セル積層体NCを形成する。
【0023】更に、セル積層方向の両端部夫々には、一
対の集電板保持部材8を設けるとともに、一対の集電板
保持部材8の間に、集電板9を、セルCとの間に柔軟性
導電材5を介在させた状態で設ける。集電板保持部材8
におけるセルCの閉塞端面側の端面にも、セル積層方向
視において、突出部6aの一対の凹溝6mに重なる状態
で、一対の凹溝8mを形成してある。そして、突出部6
a夫々の凹溝6m、当て付け用板状体7夫々の凹溝7
m、及び、集電板保持部材8の凹溝8mをセル積層方向
に一連に連ならせることにより、連続溝D1をセル積層
体NCの4つの角部夫々に一対ずつ形成してある。
【0024】酸素側ガス通路形成部材Msを、連続溝D
1の全長にわたる長さを有し、一側面部及び底面部に相
当する部分が開口した箱形状の隔壁部材10にて構成
し、その隔壁部材10を、その開口側面の側縁部を、セ
ルCの開口端面の両側に位置する連続溝D1に嵌め込ん
だ状態で設けることにより、隔壁部材10の内部に酸素
側ガス通路Si,Soを形成してある。又、燃料側ガス
通路形成部材Mfを、連続溝D1の全長にわたる長さを
有し、一側面部及び底面部に相当する部分が開口した箱
形状の隔壁部材11にて構成し、その隔壁部材11を、
その開口側面の側縁部を、セルCの閉塞端面の両側に位
置する連続溝D1に嵌め込んだ状態で設けることによ
り、隔壁部材11の内部に供給用の燃料側ガス通路Fi
を形成してある。
【0025】尚、セルC、間隔保持用板状体6、及び、
当て付け用板状体7を積層していく際には、各部材間の
接合部分、例えば、セルCと間隔保持用板状体6との
間、当て付け用板状体7と間隔保持用板状体6及びセル
Cの閉塞端面夫々との間等の接合部分には、その接合部
分を気密状態に封止するシール部材を充填する。又、隔
壁部材10,11の側端縁と連続溝D1との間にも、同
様にシール部材を充填する。
【0026】間隔保持用板状体6及び当て付け用板状体
7は、耐熱性及び電気絶縁性を備えたセラミック材から
成る。又、前記シール部材は、ガラス材あるいはセラミ
ック材を主成分として成り、耐熱性及び電気絶縁性を備
え、加熱処理することにより、接着作用するとともに気
密性を備えるように構成してある。又、隔壁部材10,
11は、耐熱性を備えた金属から成る。
【0027】上述のように形成したセル積層体NCを基
台12上に載置し、更に、有底角筒状体13を開口部を
下向きにして、セル積層体NCを内装する状態で、基台
12上に載置してある。つまり、基台12と有底角筒状
体13により箱状体Bを形成し、セル積層体NCを箱状
体Bの内部に設けてある。燃料ガス流路f夫々の一方の
開口部は、箱状体Bの内部に臨む状態であり、換言すれ
ば、燃料ガス流路fは箱状体Bの内部空間に対して開い
た状態となっている。そして、箱状体Bの内部空間を排
出用の燃料側ガス通路Foとして使用するように構成し
てある。
【0028】供給用の酸素側ガス通路Siに酸素含有ガ
ス供給管14を、排出用の酸素側ガス通路Soに酸素含
有ガス排出管15を、供給用の燃料側ガス通路Fiに燃
料ガス供給管16を、及び、排出用の燃料側ガス通路F
oに燃料ガス供給管17を夫々基台12を介して連通接
続してある。
【0029】〔第2実施形態〕以下、図7ないし図10
に基づいて、本発明の第2の実施の形態を説明する。セ
ルCは、上述の第1実施形態と同様に形成してある。そ
して、第1実施形態同様に、セルCの複数を、隣接セル
間に燃料ガス流路fを形成すべく、隣接セル間において
一対の開口端面側に各別に設けられる一対の間隔保持部
材Gにて間隔を隔てた状態で、積層状態に並置して、セ
ル積層体NCを形成してある。尚、隣接するセルC間夫
々には、第1実施形態と同様に、柔軟性導電材5を充填
してある。
【0030】間隔保持部材Gは、第1実施形態と同様の
間隔保持用板状体6にて構成し、セル積層方向視におけ
る形状が矩形状で、且つ、セルCの厚さと同一又は略同
一の厚さを有した一対の当て付け部材P夫々を、一対の
突出部6a夫々に重ね、且つ、一端面がセルCの閉塞端
面に当て付ける状態で設けてある。酸素側ガス通路S
i,Soを形成する酸素側ガス通路形成部材Msを、セ
ルCの開口端面の両側に位置する突出部6a及び当て付
け部材Pに連なる状態で設け、燃料側ガス通路Fiを形
成する燃料側ガス通路形成部材Mfを、セルCの閉塞端
面の両側に位置する突出部6a及び当て付け部材Pに連
なる状態で設けてある。
【0031】燃料側ガス通路形成部材Mfは、夫々の両
端部が、セルCの閉塞端面の両側に位置する突出部6a
及び当て付け部材Pに連なる状態で、セル積層方向に積
層状態で並置され、且つ、セル積層方向における厚さが
突出部6a及び当て付け部材P夫々の厚さを加えた厚さ
と同一又は略同一の厚さを有する複数の枠形成部材Wに
て構成してある。
【0032】枠形成部材Wの端部に、突出部6aが嵌め
込まれる凹部21aを形成し、枠形成部材Wにおける凹
部21aが形成された部分に対応する薄肉部分を当て付
け部材Pとして機能させることにより、当て付け部材P
と枠形成部材Wとを一体的に形成してある。
【0033】更に、枠形成部材Wを、突出部6a及び当
て付け部材Pに連なる一対の接続部分としての接続用角
棒状体21と、それら一対の接続用角棒状体21を連結
する連結部分としての連結用角棒状体22とを分離状態
で備える状態に構成してある。連結用角棒状体22は、
両端部夫々が接続用角棒状体21夫々から突出する状態
で、一対の接続用角棒状体21を連結するように、一対
の接続用角棒状体21の設置幅よりも長い長さを有する
ように形成してある。
【0034】接続用角棒状体21の一端部には、間隔保
持用板状体6の突出部6aを嵌め込むための凹部21a
を形成してある。そして、接続用角棒状体21を、その
凹部21aを突出部6aに嵌め込んだ状態で設けること
により、接続用角棒状体21の段々状の端面が、突出部
6a及びセルCの閉塞端面に密着されるように構成して
ある。
【0035】更に、接続用角棒状体21の他端部及び連
結用角棒状体22夫々には、互いに噛み合う状態で凹部
21b及び凹部22aを形成してある。尚、連結用角棒
状体22には、一対の接続用角棒状体21夫々の凹部2
1bに夫々噛み合わせるように、一対の凹部22aを形
成してある。
【0036】酸素側ガス通路形成部材Msは、セルCの
開口端面の一端側の突出部6a及び当て付け部材Pに連
なる状態で、セル積層方向に積層状態で並置され、且
つ、セル積層方向における厚さが突出部6a及び当て付
け部材P夫々の厚さを加えた厚さと同一又は略同一の厚
さを有する複数の連結用角棒状体22と、セルCの開口
端面の他端側の突出部6a及び当て付け部材Pに連なる
状態で、セル積層方向に積層状態で並置され、且つ、セ
ル積層方向における厚さが突出部6a及び当て付け部材
P夫々の厚さを加えた厚さと同一又は略同一の厚さを有
する複数のガス通路形成用角棒状体23と、両側端縁夫
々が、積層状態の複数の連結用角棒状体22及び積層状
態の複数のガス通路形成用角棒状体23夫々に接続され
る隔壁板24とから構成してある。
【0037】ガス通路形成用角棒状体23の先端部に
は、間隔保持用板状体6の突出部6aを嵌め込むための
凹部23aを形成し、ガス通路形成用角棒状体23にお
ける凹部23aが形成された部分に対応する薄肉部分を
当て付け部材Pとして機能させることにより、当て付け
部材Pとガス通路形成用角棒状体23とを一体的に形成
してある。更に、連結用角棒状体22及びガス通路形成
用角棒状体23夫々には、互いに対向する端面夫々に、
互いに対向する位置に位置させて、凹溝22m及び23
m夫々を形成してある。
【0038】そして、複数のセルCを、一対の板状体6
を用いて積層状態に並置して、セル積層体NCを形成す
る。セル積層体NCを形成するのと並行して、セルCを
1個設ける毎に、一対の接続用角棒状体21及び連結用
角棒状22を設けて、供給用の燃料側ガス通路Fiを区
画形成する。又、セル積層体NCを形成するのと並行し
て、セルCを1個設ける毎に、一対のガス通路形成用角
棒状体23を設ける。
【0039】複数の連結用角棒状体22をセル積層方向
に並置することにより、凹溝22mによって、セル積層
方向に一連に連なる連続溝D2が形成される。又、複数
のガス通路形成用角棒状体23をセル積層方向に並置す
ることにより、凹溝23mによって、セル積層方向に一
連に連なる状態で、且つ、連続溝D2に対向する状態で
連続溝D3が形成される。そして、セル積層体NCにお
けるセル積層方向の全長にわたる長さを有する隔壁板2
4を、その両側端縁夫々を、連続溝D2,D3夫々に嵌
め込んだ状態で設けて、供給用及び排出用の酸素側ガス
通路Si,Soを形成する。
【0040】尚、セルC、一対の間隔保持用板状体6、
一対の接続用角棒状体21、連結用角棒状体22、及
び、一対のガス通路形成用角棒状体23を積層していく
際には、各部材間の接合部分、例えば、セルCと間隔保
持用板状体6との間、接続用角棒状体21の段々状の端
面と間隔保持用板状体6の突出部6a及びセルCの閉塞
端面夫々との間、接続用角棒状体21の凹部21bと連
結用角棒状体22の凹部22aとの間、ガス通路形成用
角棒状体23の凹部23aと間隔保持用板状体6の突出
部6aとの間、ガス通路形成用角棒状体23の端面とセ
ルCの閉塞端面との間、隣接する接続用角棒状体21
間、隣接する連結用角棒状体22間、及び、隣接するガ
ス通路形成用角棒状体23間等の接合部分には、その接
合部分を気密状態に封止するシール部材を充填する。
又、隔壁板24の側端縁と連続溝D2,D3夫々との間
にも、同様にシール部材を充填する。
【0041】接続用角棒状体21、連結用角棒状体22
及びガス通路形成用角棒状体23は、耐熱性及び電気絶
縁性を備えたセラミック材から成る。又、前記シール部
材は、ガラス材あるいはセラミック材を主成分として成
り、耐熱性及び電気絶縁性を備え、加熱処理することに
より、接着作用するとともに気密性を備えるように構成
してある。又、隔壁板24は、耐熱性を備えた金属から
成る。
【0042】続いて、上述のようにして形成したセル積
層体NCを、箱状体Bの内部に設ける。燃料ガス流路f
夫々の一方の開口部は、箱状体Bの内部に臨む状態であ
り、換言すれば、燃料ガス流路fは箱状体Bの内部空間
に対して開いた状態となっている。そして、箱状体Bの
内部空間を排出用の燃料側ガス通路Foとして使用する
ように構成してある。
【0043】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。 (イ) 上記の第2実施形態においては、枠形成部材W
を、突出部6a及び当て付け部材Pに連なる一対の接続
部分としての接続用角棒状体21と、それら一対の接続
用角棒状体21を連結する連結部分としての連結用角棒
状体22とを分離状態で備える状態に構成する場合につ
いて例示した。これに代えて、図11に示すように、枠
形成部材Wとして、前記接続部分と前記連結部分とを一
体的に備えた状態の枠部材25にて構成してもよい。
【0044】枠部材25には、当て付け部材Pを一体的
に備えさせるべく、突出部6aを嵌め込むための凹部2
5aを形成してある。更に、枠部材25を、セルCの開
口端面の外方側にも延びる形状に形成して、枠部材25
には、連続溝D2形成用の凹溝25mを形成してある。
この場合、枠部材23は、前記接続部分及び前記連結部
分を一体的に備えるように構成してあるので、燃料側ガ
ス通路Fi,Foを形成するための作業を一層簡略化す
ることができる。
【0045】(ロ) 上記の第2実施形態においては、
燃料側ガス通路形成部材Mfを、枠形成部材Wにて構成
する場合について例示した。これに代えて、図12に示
すように、燃料側ガス通路形成部材Mfを、セルCの閉
塞端面の両端側夫々の突出部6a及び当て付け部材Pに
夫々連なる状態で、セル積層方向に積層状態で並置さ
れ、且つ、セル積層方向における厚さが突出部6a及び
当て付け部材P夫々の厚さを加えた厚さと同一又は略同
一の厚さを有する複数のガス通路形成用板状体26と、
両側端縁夫々が、両側の積層状態の複数のガス通路形成
用板状体26夫々に接続される隔壁板27とから構成し
てもよい。
【0046】ガス通路形成用板状体26には、当て付け
部材Pを一体的に備えさせるべく、突出部6aを嵌め込
むための凹部26aを形成してある。又、一対のガス通
路形成用板状体26夫々のガス通路形成用角棒状体23
に対向する端面には、連続溝D2形成用の凹溝26mを
形成するとともに、一対のガス通路形成用板状体26の
互いに対向する端面夫々には、セル積層方向にわたって
一連に連なる連続溝D4を形成すべく凹溝26nを形成
してある。そして、隔壁板27を、その両側端縁夫々
を、一対の連続溝D4夫々に嵌め込んだ状態で設けて、
供給用の燃料側ガス通路Fiを形成する。
【0047】(ハ) 上記の第2実施形態においては、
燃料側ガス通路形成部材Mfにて、供給用の燃料側ガス
通路Fiのみを形成する場合について例示したが、これ
に代えて、図13に示すように、燃料側ガス通路形成部
材Mfにて、供給用及び排出用の両方の燃料側ガス通路
Fi,Foを形成してもよい。又、上記の第1実施形
態、図11及び図12夫々にて示す各別実施形態におい
て、燃料側ガス通路形成部材Mfにて、供給用の燃料側
ガス通路Fiのみを形成する場合について例示したが、
これに代えて、燃料側ガス通路形成部材Mfにて、供給
用及び排出用の両方の燃料側ガス通路Fi,Foを形成
してもよい。
【0048】(ニ) 上記の第1実施形態においては、
一対の凹溝6mを、突出部6aにおけるセルCの閉塞端
面側の端面に形成する場合について例示したが、突出部
6aにおいて、一対の凹溝6mを形成する端面は適宜変
更可能である。例えば、一対の凹溝6mを、突出部6a
におけるセルCの開口端面側の端面に形成してもよい。
又、突出部6aにおけるセルCの閉塞端面側の端面、及
び、セルCの開口端面側の端面夫々に、凹溝6mを1個
ずつ形成してもよい。
【0049】(ホ) 上記の第1実施形態においては、
連続溝D1を、酸素側ガス通路形成部材Ms用、及び、
燃料側ガス通路形成部材Mf用として各別に形成する場
合について例示したが、1個の連続溝D1にて、酸素側
ガス通路形成部材Ms用、及び、燃料側ガス通路形成部
材Mf用として共用するようにしてもよい。 (ヘ) 上記の第1及び第2の各実施形態において、セ
ル積層体NCをセル積層方向が上下方向に向くように設
置する場合について例示したが、セル積層体NCを設置
する際のセル積層方向の向きは不問であり、例えば、セ
ル積層方向が横方向を向くように設置してもよい。
【0050】(ト) 上記の第1及び第2の各実施形態
においては、導電性セパレータ4を三層板状体における
酸素極2に臨む側にセル内流路xとしての酸素含有ガス
流路sを区画形成すべく付設する場合について例示した
が、これに代えて、三層板状体におけるにおける燃料極
3に臨む側にセル内流路xとしての燃料ガス流路fを区
画形成すべく付設してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるセルの構成を示す斜視図
【図2】第1実施形態における燃料電池の要部の構成を
示す分解斜視図
【図3】第1実施形態における燃料電池の構成を示す斜
視図
【図4】第1実施形態における燃料電池の構成を示す横
断平面図
【図5】図4におけるイ−イ矢視図
【図6】図4におけるロ−ロ矢視図
【図7】第2実施形態における燃料電池の要部の構成を
示す分解斜視図
【図8】第2実施形態における燃料電池の構成を示す横
断平面図
【図9】図8におけるハ−ハ矢視図
【図10】図8におけるニ−ニ矢視図
【図11】別実施形態における燃料電池の構成を示す横
断平面図
【図12】別実施形態における燃料電池の構成を示す横
断平面図
【図13】別実施形態における燃料電池の構成を示す横
断平面図
【図14】従来の燃料電池の要部の構成を示す分解斜視
【符号の説明】
1 電解質層 2 酸素極 3 燃料極 4 流路形成部材 6a 突出部 6m,7m 凹溝 10,11 隔壁部材 21 接続部分 21a,25a 凹部 22 連結部分 f 燃料ガス流路 s 酸素含有ガス流路 x セル内流路 y セル間流路 C セル D1 連続溝 Fi,Fo,Si,So ガス通路 G 間隔保持部材 Mf,Ms ガス通路形成部材 P 当て付け部材 W 枠形成部材

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に酸素極を備え且つ他方の面に
    燃料極を備えた電解質層と、前記酸素極に臨む側又は前
    記燃料極に臨む側のいずれか一方にセル内流路を形成す
    べく配置される流路形成部材とから矩形板状の燃料電池
    のセルが構成され、 そのセルは、前記流路形成部材によって、前記セルにお
    ける一方の向かい合う一対の端面が、前記セル内流路が
    開いた開口端面となり、他方の向かい合う一対の端面
    が、前記セル内流路が閉じた閉塞端面となるように構成
    され、 前記セルの複数が、隣接セル間にセル間流路を形成すべ
    く、隣接セル間において前記一対の開口端面側に各別に
    設けられる一対の間隔保持部材にて間隔を隔てられた状
    態で、積層状態に並置され、 前記セル間流路が、前記一対の開口端面側において前記
    一対の間隔保持部材にて閉じられ、且つ、前記一対の閉
    塞端面側において開けられるように構成され、 前記セル内流路夫々又は前記セル間流路夫々に連通する
    ガス通路が設けられた燃料電池であって、 前記間隔保持部材は、前記セル積層方向視において、前
    記セルにおける一対の閉塞端面夫々の外方側に矩形状に
    突出する突出部を備え、且つ、セル積層方向における厚
    さが均一な板状に形成され、 前記セル積層方向視における形状が矩形状で、且つ、前
    記セルの厚さと同一又は略同一の厚さを有した一対の当
    て付け部材夫々が、前記一対の突出部夫々に重ねられ、
    且つ、一端面が前記閉塞端面に当て付けられる状態で設
    けられ、 前記ガス通路を形成するガス通路形成部材が、前記間隔
    保持部材の前記突出部及び前記当て付け部材に連なる状
    態で設けられている燃料電池。
  2. 【請求項2】 前記セル積層方向に積層状態となる複数
    の前記突出部夫々及び前記当て付け部材夫々に、前記セ
    ル積層方向にわたって一連に連なる連続溝を形成すべ
    く、凹溝が備えられ、 前記ガス通路形成部材が、前記連続溝の全長にわたる長
    さを有し、且つ、端縁部を前記連続溝に嵌め込んだ状態
    で設けられる隔壁部材にて構成されている請求項1記載
    の燃料電池。
  3. 【請求項3】 前記ガス通路形成部材は、夫々の両端部
    が、前記閉塞端面の両端側又は前記開口端面の両端側の
    前記突出部及び前記当て付け部材に連なる状態で、前記
    セル積層方向に積層状態に並置され、且つ、前記セル積
    層方向における厚さが前記突出部及び前記当て付け部材
    夫々の厚さを加えた厚さと同一又は略同一の厚さを有す
    る複数の枠形成部材にて構成されている請求項1記載の
    燃料電池。
  4. 【請求項4】 前記枠形成部材の端部に、前記突出部が
    嵌め込まれる凹部が形成され、 前記枠形成部材における前記凹部が形成された部分に対
    応する薄肉部分を前記当て付け部材として機能させるこ
    とにより、前記当て付け部材と前記枠形成部材とが一体
    的に形成されている請求項3記載の燃料電池。
  5. 【請求項5】 前記枠形成部材が、前記突出部及び前記
    当て付け部材に連なる一対の接続部分と、それら一対の
    接続部分を連結する連結部分とを分離状態で備える状態
    で構成されている請求項3又は4記載の燃料電池。
  6. 【請求項6】 前記流路形成部材が前記酸素極に臨む側
    に付設されて、前記セル内流路を酸素含有ガス流路とし
    て、前記セル間流路を燃料ガス流路として夫々機能させ
    るように構成され、 前記枠形成部材が、前記閉塞端面の両端側の前記突出部
    及び前記当て付け部材に連なる状態で設けられることに
    より、前記ガス通路が前記燃料ガス流路夫々に連通する
    ように形成される請求項3〜5のいずれか1項に記載の
    燃料電池。
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