JP3059930U - 自動車内小物入れ - Google Patents

自動車内小物入れ

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JP3059930U
JP3059930U JP1998010774U JP1077498U JP3059930U JP 3059930 U JP3059930 U JP 3059930U JP 1998010774 U JP1998010774 U JP 1998010774U JP 1077498 U JP1077498 U JP 1077498U JP 3059930 U JP3059930 U JP 3059930U
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稔 山中
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稔 山中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の運転中、又は駐車後自動車から離れ
る際、眼鏡を外して車内の任意の位置に収納できる眼鏡
入れをを提供する。 【解決手段】 上面が開口した箱型であって容易に眼鏡
の出し入れができ、背面と底面に接合機能をもたせ、車
内のいずれの部位でも、また、車内の殆どの仕上げ材に
取付けらることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車の運転席に取付けて、主として眼鏡入れとして使用すること を目的としたものであり、また、有料道路通行券等のチケットのホルダーとして も利用できる自動車内小物入れに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本来、自動車内には自動車運転中又は駐車後自動車から離れる際、眼鏡を外し て車内に置こうとしても適当な置場所がない。車内の眼鏡を収納する場所として 考えられるのはダッシュボードの中とか運転席サイドのボックスとかがあるが、 それらには、常に何かがいっぱい詰まっていたり、空いてはいてもちょつと置く という位置ではなく、出し入れが不自由で手数がかかり不便であった。自動車内 には、従来から如何なる車種においても眼鏡置きのような配慮はなされていない のが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述のように、自動車内で眼鏡を外したときの置き場所に困ったことのある人 はすくなくない。置くときには、仕方なくもっとも身近である目の前のダッシュ ボードの上などに置くのであるが、車種によっては傾斜があるため滑り落ちてし まったり、夏期などの場合、置いておいた眼鏡をかけようとしたとき、フレーム などが異常に熱せられ、温度が下がるまでしばらくはかけられなかったりとか、 また、眼鏡を置いたまま走行し、道路の角を曲がったり、大きくハンドルをきっ たりしたときに、眼鏡がダッシュボード上を右へ左へと滑っていってしまったと か、何気なく座席に置いておいて車を離れ、車に戻ったとき思わずその上に座っ て壊してしまったとかの経験をもつ人は多い。
【0004】 自動車を運転する際に眼鏡をかける人のパターンはいろいろである。近視や遠 視等で一日中眼鏡をかけている人、通常は眼鏡をかけず、車の運転をするときだ け近視や遠視等の眼鏡をかける人、そして、それが運転免許の条件となっている 人、夏期などに車の運転するときだけサングラスをかける人、近視、遠視等の眼 鏡を度合いの異なるものにかけ変える人等である。
【0005】 そして、自動車運転中、通常、近視や遠視の眼鏡をかけないが、好んでサング ラスを愛用していてトンネルの内外や日没と夜明けなどの視界の明暗が原因で、 かけたり外したりする人、近視や遠視の眼鏡と度付きサングラスとをかけ変えた りする人もいる。
【0006】 自動車の運転をするときだけ何かの理由で眼鏡をかける人は、大抵の場合、い つも車内に眼鏡を置いており、めったに車外へ持ち出すようなことはない。その 理由は、常に眼鏡をかけている習慣がないため、持ち出しても外してもっている ので途中で紛失してしまったり、行った先で置き忘れてきてしまったりした経験 が多いからである。そのため、車内に置いておいて前述のような現象を体験する ことになる。そのようなとき、ちょっとした眼鏡入れのような物があればたいへ ん便利である。
【0007】 そのほかに、有料道路走行中や有料駐車場での料金所等における通行券、駐車 券、領収証などのチケット類も適当な保管場所がなく、ポケットなどにつっこん でしまい、小片ゆえにその都度収納場所がわからなくなり、あちこち捜しながら 取り出す煩わしさがあった。
【0008】 本考案は、従来からのこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目 的とするところは、自動車運転中若しくは駐車して車外へ出るときの眼鏡の置場 に困ることのないよう、また、チケット等のホルダーとしても活用できるよう車 内小物入れを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における小物入れは、軽量で自立し、自在 に眼鏡の出し入れができ、どのような車種にも対応可能な、また、運転者の任意 の位置に着脱できることを特徴としたものである。
【0010】 自動車の座席、特に運転席は決して広い空間ではない。小物入れといっても嵩 ばるものは邪魔になるし、視界の妨げにもなるので出来るだけコンパクトなもの でなくてはならない。しかも車種によって周囲のスペースに相違があり、取付け られる箇所もさまざまである。取り付けられる部位としてはダッシュボードの上 や、車種によってはその下部又は周辺、フロントガラス上部、ドアーサイド等が 予測される。どのような車種にも対応できるためには何処にでも取付けできるサ イズと仕様であることが望まれる。
【0011】 そして、当該小物入れは、一種のアクセサリー用品でもあり、ファッション性 や高級感がなくてはならず、また、軽量で壊れにくいもの、加工性が容易であっ て、どのようなデザインや色調にも対応できる素材であることが望まれる。しか も、連続的な大きな振動にも脱落することのない構造でなくてはならない。
【0012】 以上の観点から当該小物入れのサイズは、眼鏡の出し入れに支障のない程度の 余裕をもたせた大きさを基準とした最少寸法とし、チケット類も同スペース内に 保持せしめることを基本とする。
【0013】 本考案の自動車用小物入れに好適な素材としては、まず、プラスチック、アク リル、ポリエステル系等の硬質材が挙げられる。これらは板状のものを貼り合わ せることによる加工は勿論、一体成型も可能である。
【0014】 また、軟質系素材としては、天然皮革、合成皮革、塩化ビニール系、硬質ウレ タンフォーム系等が挙げられる。これらはソフトな感触が特徴である。
【0015】 これらの素材はすべてデザインが自在であり、色調もいろんな雰囲気に仕上げ ることが可能であるが、これらの中でもっとも高級感があり、車の内装にフィッ トする素材として天然皮革が好ましい。
【0016】 この素材は柔軟であるがため眼鏡のレンズを傷つけることはなく、また、いろ んなカラーに染色した製品ができ、車の内装にあわせた選択をすることできる。 また、熱伝導率も低く、車体の熱を眼鏡に伝えにくい。
【0017】 皮革には数多くの種類や使い方がありバラエティに富んでいる。なめらかな表 皮部分は勿論のこと、表皮を取り除いた床皮部分のみでも充分優れた素材となり える。
【0018】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 上記の素材での小物入れを水平面や垂直面に取り付けたとき、自身のみの単材 で形状を維持し、自立せしめるには、やや厚型の素材が要求される。薄い素材の 場合はなんらかの補強のための硬質材を部分的に併用すればよい。そして、加工 は素材の性質上原則的に縫合が一般的であるが、意匠的に特殊な金物とボールト で留める手法もあり、そのほかに、厚型の素材の場合は意図的にデザインした切 り込みとホゾの組み合わせの接着剤接合も考えられる。
【0019】 図1に示す小物入れ本体は縫合により成形したもので、背面板(1)、側面板 (2)、前面板(3)、底面板(4)で構成され、側面板(2)と前面板(3) のコーナーは折り曲げ加工とし、背面板(1)と側面板(2)は背面板(1)端 部を折り曲げ、それに側面板(2)を縫合する。底面板(4)は四方の端部を折 り曲げ加工とし、背面板(1)、側面板(2)、前面板(3)と縫合する。この とき、背面板(1)と側面板(2)の小口を背面板(1)より突出させ、また、 同様に底面板(4)より背面板(1)、側面板(2)及び前面板(3)の小口を 突出させる。これらは縫合するときの縫代でもあるが、この突出部分がないと当 該小物入れを被接合体に取り付ける際に、取り付け用の面ファスナー(5,6) の小片が背面板(1)及び底面板(4)より突出し、小物入れ本体の各部分が被 接合体の面から離れてしまって被接合体に定着しないからである。
【0020】 チケットホルダー(8)の材質も同一素材を用いる。しかし、これは別の素材 でもよい。例えば、アクリル板のようなもの又は伸縮のきくゴム製品でもよい。 これを背面板(1)と側面板(2)との間に差し込み、縫合又は接着剤接合す る。このときチケットホルダー(8)と背面板(1)との間には、チケット等を 挟みこみやすくするために適度の空隙を確保する。
【0021】 背面板(1)の上部には面ファスナーの厚みの分だけ補強プレート(7)を接 着剤接合する。この素材もまた、軽量で強度があれば同一素材でも他の素材でも よい。
【0022】 背面板(1)と前面板(3)は、前後に少し傾斜させ上面開口を広げる。そし て、背面板(1)は高めに設定することが重要である。それは、眼鏡を収納する ときに収納を円滑にするとともに、ダッシュボード上などに取り付ける場合、収 納時に眼鏡への直射日光を遮るためである。背面板(1)に対して前面板(3) は、出し入れを容易にするため高さを低くし、上端部を曲面カットとして眼鏡を 取り出す際、眼鏡の折りたたみのフレーム部分をつまみやすくする。
【0023】 縫合しないエッジ部分は、縫い目をいれて端部の補強をするとともに意匠効果 を高める。
【0024】 自動車内のいずれの部位にも取付けできるようにするための接合の方法は、被 接合側も多様の素材があり、ほとんどのものに接合可能なものとしては粘着テー プでの接着接合が最適である。この粘着剤を貼りつけた面ファスナーを被接合側 の任意の部位に接着し、接合物と被接合体、即ち当該小物入れと車体内部との接 合は、この面ファスナー(5,6)をもっておこなう。
【0025】 面ファスナーは一般的にマジックテープといわれている製品で、その中でもよ り強力な接着力のものを選択し装着する。これはワンタッチで着脱できるので、 状況に応じて取り外したり、取付け位置を変更したりすることができる。
【0026】 当該小物入れには面ファスナー(5,6)を底面板(4)の中央部に1ヶ所、 背面板(1)の中央上部の位置に1ヶ所の計2ヶ所に装着する。
【0027】 水平面の取り付けには底面の面ファスナー(6)で対応し、垂直面の取付けに は背面の面ファスナー(5)で対応する。いずれも傾斜面であっても曲面であっ ても支障はなく、車内のいずれの部位にでも取付け可能である。
【0028】
【考案の効果】
本考案は前述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0029】 自動車を運転するときだけ眼鏡をかけたり、外したりする人にとっては、始終 その動作を繰り返しているわけで、自動車運転中若しくは駐車して車を離れると き、または、車に戻ったとき、眼鏡を車内の身近な任意の位置で、素早く、容易 に出し入れすることができる。
【0030】 前述以外に、有料道路走行中や有料駐車場での料金所等における通行券、駐車 券、領収証などのチケット類のホルダーとして利用できるほか、眼鏡を収納して いないときは、いろんな小物入れとして活用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】車内用小物入れの斜視図である。
【図2】車内用小物入れの断面図である。
【符号の説明】
1 背面板 2 側面板 3 前面板 4 底面板 5 背面ファスナー 6 底面ファスナー 7 背面補強プレート 8 チケットホルダー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口した眼鏡ケース大の箱型であ
    って、自動車の座席内に取付けできる着脱式の小物入
    れ。
  2. 【請求項2】 背面(1)と底面(4)に面ファスナー
    (5,6)を接合したもので、車内のいずれの部位にお
    いても、また、車内の殆どの仕上材に取付けできる請求
    項1記載の小物入れ。
JP1998010774U 1998-12-16 1998-12-16 自動車内小物入れ Expired - Lifetime JP3059930U (ja)

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