JP3059564B2 - アルコール濃度検出装置 - Google Patents
アルコール濃度検出装置Info
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- JP3059564B2 JP3059564B2 JP4016297A JP1629792A JP3059564B2 JP 3059564 B2 JP3059564 B2 JP 3059564B2 JP 4016297 A JP4016297 A JP 4016297A JP 1629792 A JP1629792 A JP 1629792A JP 3059564 B2 JP3059564 B2 JP 3059564B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルコール濃度検出装
置、更に詳しくは細かい不純物と共に、アルコール、例
えばエチルアルコール、イソプロピルアルコール等を含
んだ検体中のアルコール濃度を測定するための装置であ
って、ガスセンサの感度調整を容易にかつ正確に行える
ようにしたアルコール濃度検出装置に関するものであ
る。
置、更に詳しくは細かい不純物と共に、アルコール、例
えばエチルアルコール、イソプロピルアルコール等を含
んだ検体中のアルコール濃度を測定するための装置であ
って、ガスセンサの感度調整を容易にかつ正確に行える
ようにしたアルコール濃度検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、湿し水等に含まれるアルコール濃
度を検出する装置として、同一出願人による特願昭63
−267825号に示す様なアルコール濃度検出装置が
開示されている(図2)。上記アルコール濃度検出装置
において使用されるガスセンサは、環境状況或いは経時
変化等によって狂いが生じる。そのために、通常は適当
な間隔をおいて感度調整を行うことが必要とされてい
る。しかしながら、このような感度調整作業は、ガスセ
ンサで、アルコールを全く含まない空気を測定して、零
点調整を行わなければならず、その都度、検体から測定
パイプ及び温度センサを取外し、該測定パイプ及び温度
センサを予め用意された校正液に入れ換える、という作
業を行わなければならなかった。そのような作業を簡略
化するために、やはり同一出願人による特願平2−95
362号に示す様なアルコール濃度検出装置が開示され
ている(図3)。上記明細書に記載したアルコール濃度
検出装置は、特願昭63−267825号に示した装置
に洗浄管を設けたものであり、送気管からの送気を停止
し、該洗浄管を介して測定パイプ中に空気を送り、この
空気をガスセンサで測定することにより、気化アルコー
ルを含まない空気の測定が可能になるというものであ
る。これにより、測定パイプ及び温度センサを検体中に
位置させた状態のままで、零点調整が行えるようにな
り、ガスセンサの特性を一定に維持すると共に、零点調
整のための煩雑な作業を解消したアルコール濃度検出装
置が開示されるに至った。
度を検出する装置として、同一出願人による特願昭63
−267825号に示す様なアルコール濃度検出装置が
開示されている(図2)。上記アルコール濃度検出装置
において使用されるガスセンサは、環境状況或いは経時
変化等によって狂いが生じる。そのために、通常は適当
な間隔をおいて感度調整を行うことが必要とされてい
る。しかしながら、このような感度調整作業は、ガスセ
ンサで、アルコールを全く含まない空気を測定して、零
点調整を行わなければならず、その都度、検体から測定
パイプ及び温度センサを取外し、該測定パイプ及び温度
センサを予め用意された校正液に入れ換える、という作
業を行わなければならなかった。そのような作業を簡略
化するために、やはり同一出願人による特願平2−95
362号に示す様なアルコール濃度検出装置が開示され
ている(図3)。上記明細書に記載したアルコール濃度
検出装置は、特願昭63−267825号に示した装置
に洗浄管を設けたものであり、送気管からの送気を停止
し、該洗浄管を介して測定パイプ中に空気を送り、この
空気をガスセンサで測定することにより、気化アルコー
ルを含まない空気の測定が可能になるというものであ
る。これにより、測定パイプ及び温度センサを検体中に
位置させた状態のままで、零点調整が行えるようにな
り、ガスセンサの特性を一定に維持すると共に、零点調
整のための煩雑な作業を解消したアルコール濃度検出装
置が開示されるに至った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの特願
平2−95362号記載のアルコール濃度測定装置にお
いては、感度調整時に測定パイプは検体に浸っており、
検体のアルコール濃度は依然として比重計を用いて測定
し濃度校正を行うか、濃度検出部をアルコール濃度が既
知の溶液に浸して濃度校正を行わなければならなかっ
た。そこで本発明は、上記に示したアルコール濃度検出
装置を改良し、測定パイプ及び温度センサを検体中に位
置させた状態のまま(計測状態)にし、感度調整の都
度、検体から測定パイプ及び温度センサ部を取外すこと
なく、正確な感度調整が行えるようにしたアルコール濃
度検出装置を提供することを目的とする。
平2−95362号記載のアルコール濃度測定装置にお
いては、感度調整時に測定パイプは検体に浸っており、
検体のアルコール濃度は依然として比重計を用いて測定
し濃度校正を行うか、濃度検出部をアルコール濃度が既
知の溶液に浸して濃度校正を行わなければならなかっ
た。そこで本発明は、上記に示したアルコール濃度検出
装置を改良し、測定パイプ及び温度センサを検体中に位
置させた状態のまま(計測状態)にし、感度調整の都
度、検体から測定パイプ及び温度センサ部を取外すこと
なく、正確な感度調整が行えるようにしたアルコール濃
度検出装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載のアルコール濃度検出装置は、アルコ
ールを含有した検体を蓄える水槽と、気化アルコール量
を検出するガスセンサを有し該ガスセンサにより気化ア
ルコール量を測定して検体内のアルコール濃度を検出す
るアルコール濃度検出手段と、校正液貯蔵タンクと、を
具備して成るアルコール濃度検出装置において、水槽
は、水槽に設けられた検体流入口、検体流出口を介して
吸水パイプ、排水パイプが接続され、それぞれのパイプ
には吸水パイプ開閉弁、排水パイプ開閉弁が設けられ、
水槽内にはそれぞれ制御部に接続されている水位レベル
検出センサと水槽内空確認センサとを有し、また吸水パ
イプ開閉弁と検体流入口との間の吸水パイプには校正液
貯蔵タンクから延出したパイプが接続され、該パイプに
は校正液供給パイプ開閉弁が設けられており、ガスセン
サの感度調整を行う際、一旦検体を排出して水槽内を空
にし、次いで水槽内に校正液を満たすよう吸水パイプ開
閉弁、排水パイプ開閉弁、校正液貯蔵タンク開閉弁の開
閉を制御することを特徴とする。
に、請求項1記載のアルコール濃度検出装置は、アルコ
ールを含有した検体を蓄える水槽と、気化アルコール量
を検出するガスセンサを有し該ガスセンサにより気化ア
ルコール量を測定して検体内のアルコール濃度を検出す
るアルコール濃度検出手段と、校正液貯蔵タンクと、を
具備して成るアルコール濃度検出装置において、水槽
は、水槽に設けられた検体流入口、検体流出口を介して
吸水パイプ、排水パイプが接続され、それぞれのパイプ
には吸水パイプ開閉弁、排水パイプ開閉弁が設けられ、
水槽内にはそれぞれ制御部に接続されている水位レベル
検出センサと水槽内空確認センサとを有し、また吸水パ
イプ開閉弁と検体流入口との間の吸水パイプには校正液
貯蔵タンクから延出したパイプが接続され、該パイプに
は校正液供給パイプ開閉弁が設けられており、ガスセン
サの感度調整を行う際、一旦検体を排出して水槽内を空
にし、次いで水槽内に校正液を満たすよう吸水パイプ開
閉弁、排水パイプ開閉弁、校正液貯蔵タンク開閉弁の開
閉を制御することを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明のアルコール濃度検出装置は、アルコー
ルを含有した検体を蓄える水槽と、気化アルコール量を
検出するガスセンサを有し該ガスセンサにより気化アル
コール量を測定して検体内のアルコール濃度を検出する
アルコール濃度検出手段と、校正液貯蔵タンクと、を具
備し、水槽は、検体の水位を一定に保つための構造を有
し、水槽に設けられた検体流入口、検体流出口を介して
吸水パイプ、排水パイプが接続され、それぞれのパイプ
には吸水パイプ開閉弁、排水パイプ開閉弁が設けられ、
水槽内にはそれぞれ制御部に接続されている水位レベル
検出センサと水槽内空確認センサとを有し、また吸水パ
イプ開閉弁と検体流入口との間の吸水パイプには校正液
貯蔵タンクから延出したパイプが接続され、該パイプに
は校正液供給パイプ開閉弁が設けられた構成である。ガ
スセンサの感度調整を行う際は、先ず水槽へ向かう湿し
水供給パイプに設けられている吸水パイプ開閉弁を閉じ
て、検体が水槽へ入ってくるのを防ぐ。つぎに、水槽内
に残っている検体をすべて排出するために、水槽底部に
ある排水パイプ開閉弁を開けて排出し、水槽内空確認セ
ンサからの信号を制御部に入力して、水槽内が空である
ことを確認する。水槽内が空になったら、排水パイプ開
閉弁を閉じて、校正液供給パイプ開閉弁を開いて校正液
貯蔵タンク内の校正液を水槽へ注入する。この時、水位
レベル検出センサからの信号を制御部に入力して、予め
設定した水位レベルに水面が来ていることを確認する。
水槽が校正液で満たされたら、校正液供給パイプ開閉弁
を閉じ、濃度検出部が気化アルコールが安定した状態で
濃度を測定する。
ルを含有した検体を蓄える水槽と、気化アルコール量を
検出するガスセンサを有し該ガスセンサにより気化アル
コール量を測定して検体内のアルコール濃度を検出する
アルコール濃度検出手段と、校正液貯蔵タンクと、を具
備し、水槽は、検体の水位を一定に保つための構造を有
し、水槽に設けられた検体流入口、検体流出口を介して
吸水パイプ、排水パイプが接続され、それぞれのパイプ
には吸水パイプ開閉弁、排水パイプ開閉弁が設けられ、
水槽内にはそれぞれ制御部に接続されている水位レベル
検出センサと水槽内空確認センサとを有し、また吸水パ
イプ開閉弁と検体流入口との間の吸水パイプには校正液
貯蔵タンクから延出したパイプが接続され、該パイプに
は校正液供給パイプ開閉弁が設けられた構成である。ガ
スセンサの感度調整を行う際は、先ず水槽へ向かう湿し
水供給パイプに設けられている吸水パイプ開閉弁を閉じ
て、検体が水槽へ入ってくるのを防ぐ。つぎに、水槽内
に残っている検体をすべて排出するために、水槽底部に
ある排水パイプ開閉弁を開けて排出し、水槽内空確認セ
ンサからの信号を制御部に入力して、水槽内が空である
ことを確認する。水槽内が空になったら、排水パイプ開
閉弁を閉じて、校正液供給パイプ開閉弁を開いて校正液
貯蔵タンク内の校正液を水槽へ注入する。この時、水位
レベル検出センサからの信号を制御部に入力して、予め
設定した水位レベルに水面が来ていることを確認する。
水槽が校正液で満たされたら、校正液供給パイプ開閉弁
を閉じ、濃度検出部が気化アルコールが安定した状態で
濃度を測定する。
【0006】
【実施例】以下、本発明について具体的に一実施例によ
り、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、湿し
水タンクから送られてくる湿し水を、水位安定水槽(1
0)に一時蓄え、その湿し水中のアルコール濃度を濃度
検出部(40)で測定すると共に、センサ感度調整を自
動で行う装置における一実施例を示している。本発明の
アルコール濃度検出装置は、アルコールを含有した検体
(20)を蓄える水槽(10)と、気化アルコール量を
検出するガスセンサ(46)を有し該ガスセンサ(4
4)により気化アルコール量を測定して検体内のアルコ
ール濃度を検出するアルコール濃度検出手段(1)と、
校正液貯蔵タンク(30)と、を具備して成るアルコー
ル濃度検出装置において、水槽(10)は、水槽(1
0)に設けられた検体流入口(21)、検体流出口(2
2)を介して吸水パイプ(100)、排水パイプ(10
1)が接続され、それぞれのパイプ(100)、(10
1)には吸水パイプ開閉弁(60)、排水パイプ開閉弁
(70)が設けられ、水槽(10)内にはそれぞれ制御
部(90)に接続されている水位レベル検出センサ(8
0)と水槽内空確認センサ(81)とを有し、また吸水
パイプ開閉弁(60)と検体流入口(21)との間の吸
水パイプ(100)には校正液貯蔵タンク(30)から
延出した校正液供給パイプ(102)が接続され、該校
正液供給パイプ(102)には校正液供給パイプ開閉弁
(50)が設けられた構成を有するものである。
り、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、湿し
水タンクから送られてくる湿し水を、水位安定水槽(1
0)に一時蓄え、その湿し水中のアルコール濃度を濃度
検出部(40)で測定すると共に、センサ感度調整を自
動で行う装置における一実施例を示している。本発明の
アルコール濃度検出装置は、アルコールを含有した検体
(20)を蓄える水槽(10)と、気化アルコール量を
検出するガスセンサ(46)を有し該ガスセンサ(4
4)により気化アルコール量を測定して検体内のアルコ
ール濃度を検出するアルコール濃度検出手段(1)と、
校正液貯蔵タンク(30)と、を具備して成るアルコー
ル濃度検出装置において、水槽(10)は、水槽(1
0)に設けられた検体流入口(21)、検体流出口(2
2)を介して吸水パイプ(100)、排水パイプ(10
1)が接続され、それぞれのパイプ(100)、(10
1)には吸水パイプ開閉弁(60)、排水パイプ開閉弁
(70)が設けられ、水槽(10)内にはそれぞれ制御
部(90)に接続されている水位レベル検出センサ(8
0)と水槽内空確認センサ(81)とを有し、また吸水
パイプ開閉弁(60)と検体流入口(21)との間の吸
水パイプ(100)には校正液貯蔵タンク(30)から
延出した校正液供給パイプ(102)が接続され、該校
正液供給パイプ(102)には校正液供給パイプ開閉弁
(50)が設けられた構成を有するものである。
【0007】アルコールを含む検体を蓄える水槽(1
0)は、内部に検体(20)の水位を一定に保つための
仕切り板(23)が設けられている。これにより、水槽
(10)内部の検体は、水位が一定に保たれ、アルコー
ル濃度検出手段(1)を固定しても、送気管(41)が
浸漬する検体(20)の深さを一定に保つことができ
る。また水槽(10)には、側面に検体流入口(2
1)、底部に検体流出口(22)が設けられ、それぞれ
には吸水パイプ(100)、排水パイプ(101)が接
続されている。ここで、吸水パイプ(100)には吸水
パイプ開閉弁(60)が、排水パイプ(101)には排
水パイプ開閉弁(70)が設けられている。さらに、水
槽(10)底部には水槽内空確認センサ(81)が、検
体流入口(21)を覆う様に水槽(10)側面に形成さ
れた仕切り板(24)には水位レベル検出センサ(8
0)が設けられており、これらセンサ(80)、(8
1)は制御部(90)に接続され、制御部(90)から
吸水パイプ開閉弁(60)、排水パイプ開閉弁(70)
に接続され、各センサ(80)、(81)が検知した信
号に基づいて、制御部(90)が各弁(60)、(7
0)の開閉を制御する。水槽(10)は、全体を箱状に
形成しても構わない。そうすることにより、水槽(1
0)天板にアルコール濃度検出手段(1)を固定するこ
とができる。
0)は、内部に検体(20)の水位を一定に保つための
仕切り板(23)が設けられている。これにより、水槽
(10)内部の検体は、水位が一定に保たれ、アルコー
ル濃度検出手段(1)を固定しても、送気管(41)が
浸漬する検体(20)の深さを一定に保つことができ
る。また水槽(10)には、側面に検体流入口(2
1)、底部に検体流出口(22)が設けられ、それぞれ
には吸水パイプ(100)、排水パイプ(101)が接
続されている。ここで、吸水パイプ(100)には吸水
パイプ開閉弁(60)が、排水パイプ(101)には排
水パイプ開閉弁(70)が設けられている。さらに、水
槽(10)底部には水槽内空確認センサ(81)が、検
体流入口(21)を覆う様に水槽(10)側面に形成さ
れた仕切り板(24)には水位レベル検出センサ(8
0)が設けられており、これらセンサ(80)、(8
1)は制御部(90)に接続され、制御部(90)から
吸水パイプ開閉弁(60)、排水パイプ開閉弁(70)
に接続され、各センサ(80)、(81)が検知した信
号に基づいて、制御部(90)が各弁(60)、(7
0)の開閉を制御する。水槽(10)は、全体を箱状に
形成しても構わない。そうすることにより、水槽(1
0)天板にアルコール濃度検出手段(1)を固定するこ
とができる。
【0008】アルコール濃度検出手段(1)は、アルコ
ールを含んだ検体中に位置させる測定パイプ(46)と
温度センサ(45)とを有している。測定パイプ(4
6)には、この測定パイプ(46)の上方から、測定パ
イプ(46)の下端よりもやや内側に至る送気管(4
1)が内装させてあると共に、測定パイプ(46)内部
に空気を送りこむための洗浄管(42)が付設してあ
る。ここで、送気管(41)は、測定パイプ(46)を
アルコールを含んだ検体(20)中に位置させた時に、
同時に検体中(20)に位置するものである。また、洗
浄管(42)にはその送り出した空気が、測定パイプ
(46)をアルコールを含んだ検体中(20)に位置さ
せた時に、検体(20)に達しないように設けてある。
更にこの送気管(41)及び洗浄管(42)には、切替
用の電磁弁(43)を介して送風ポンプ(48)が付設
してあり、この送風ポンプ(48)の作動によって、送
気管(41)あるいは洗浄管(42)に空気を送り出せ
るようになっている。
ールを含んだ検体中に位置させる測定パイプ(46)と
温度センサ(45)とを有している。測定パイプ(4
6)には、この測定パイプ(46)の上方から、測定パ
イプ(46)の下端よりもやや内側に至る送気管(4
1)が内装させてあると共に、測定パイプ(46)内部
に空気を送りこむための洗浄管(42)が付設してあ
る。ここで、送気管(41)は、測定パイプ(46)を
アルコールを含んだ検体(20)中に位置させた時に、
同時に検体中(20)に位置するものである。また、洗
浄管(42)にはその送り出した空気が、測定パイプ
(46)をアルコールを含んだ検体中(20)に位置さ
せた時に、検体(20)に達しないように設けてある。
更にこの送気管(41)及び洗浄管(42)には、切替
用の電磁弁(43)を介して送風ポンプ(48)が付設
してあり、この送風ポンプ(48)の作動によって、送
気管(41)あるいは洗浄管(42)に空気を送り出せ
るようになっている。
【0009】また、この測定パイプ(46)には、その
上部に、ガスセンサ(44)の保護材としてのフィルタ
を介してガスセンサ(44)が設けてある。またこのフ
ィルタの周囲には、閉塞材(47)が設けられ、測定パ
イプ(46)の内部を上昇してきた空気は、必ずガスセ
ンサ(46)を介して大気中に放出されるようになって
いる。なおここで測定パイプ(46)及び送気管(4
1)は、パイプ状のものであるならばその形状は問わな
い。また材質としては、錆びにくく、かつアルコールに
よって劣化しないものであることが必要とされる。また
この測定パイプ(46)と送気管(41)との長さの関
係は、検体中に位置した送気管(41)からの気体が、
検体中(20)で気泡となって測定パイプ(46)中を
上昇するような長さであれば良い。
上部に、ガスセンサ(44)の保護材としてのフィルタ
を介してガスセンサ(44)が設けてある。またこのフ
ィルタの周囲には、閉塞材(47)が設けられ、測定パ
イプ(46)の内部を上昇してきた空気は、必ずガスセ
ンサ(46)を介して大気中に放出されるようになって
いる。なおここで測定パイプ(46)及び送気管(4
1)は、パイプ状のものであるならばその形状は問わな
い。また材質としては、錆びにくく、かつアルコールに
よって劣化しないものであることが必要とされる。また
この測定パイプ(46)と送気管(41)との長さの関
係は、検体中に位置した送気管(41)からの気体が、
検体中(20)で気泡となって測定パイプ(46)中を
上昇するような長さであれば良い。
【0010】ガスセンサ(44)としては、接触燃焼式
ガスセンサあるいは半導体式ガスセンサ等を使用するも
のである。また温度センサ(45)は、検体(20)で
あるアルコールを含んだ水溶液の温度を検出できるもの
であれば、半導体を用いるか否かに関わらず使用するこ
とができる。
ガスセンサあるいは半導体式ガスセンサ等を使用するも
のである。また温度センサ(45)は、検体(20)で
あるアルコールを含んだ水溶液の温度を検出できるもの
であれば、半導体を用いるか否かに関わらず使用するこ
とができる。
【0011】校正液貯蔵タンク(30)について説明す
る。校正液貯蔵タンク(30)は、校正液(31)を蓄
えておくタンク(30)であり、校正液(31)は、ガ
スセンサ(44)の感度調整をする際に用いられるもの
である。校正液貯蔵タンク(30)は、校正液供給パイ
プ(102)を介して吸水パイプ(100)に接続され
ており、校正液供給パイプ(102)には校正液供給パ
イプ開閉弁(50)が設けられている。校正液供給パイ
プ開閉弁(50)の開閉は、制御部(90)により制御
される。ガスセンサ(44)の感度調整を行うには、校
正液(31)をアルコールを含む検体(20)の代わり
に水槽(10)に満たし、それの濃度をガスセンサ(4
4)で測定し、その測定値を予め登録されている校正液
の濃度値のデータと比較し、ズレ量を補正することによ
り感度調整を行う。
る。校正液貯蔵タンク(30)は、校正液(31)を蓄
えておくタンク(30)であり、校正液(31)は、ガ
スセンサ(44)の感度調整をする際に用いられるもの
である。校正液貯蔵タンク(30)は、校正液供給パイ
プ(102)を介して吸水パイプ(100)に接続され
ており、校正液供給パイプ(102)には校正液供給パ
イプ開閉弁(50)が設けられている。校正液供給パイ
プ開閉弁(50)の開閉は、制御部(90)により制御
される。ガスセンサ(44)の感度調整を行うには、校
正液(31)をアルコールを含む検体(20)の代わり
に水槽(10)に満たし、それの濃度をガスセンサ(4
4)で測定し、その測定値を予め登録されている校正液
の濃度値のデータと比較し、ズレ量を補正することによ
り感度調整を行う。
【0012】図1は、印刷機の水舟と湿し水タンクを循
環している湿し水の一部を、湿し水タンクと水位安定水
槽(10)を結ぶパイプ(100)を通して水位安定水
槽(10)に供給し、その湿し水(20)は水位安定水
槽(10)によって安定した水面を形成し、その水面
に、濃度検出部(40)の先端を浸して、湿し水内のア
ルコール濃度を測定する様子を示している。この水槽
(10)内の湿し水は、常に流れているので現在の濃度
状態に最も近い湿し水の濃度を連続して測定する様にな
っている。この湿し水測定状態の時は、濃度検出部(4
0)内の送気管(41)からエアーを湿し水中に供給
し、強制的にアルコールを気化させガスセンサ(44)
によって検出し、その濃度に比例した電圧値を制御部
(90)に取込み、信号処理した後、表示部に濃度値を
出力するようになっている。
環している湿し水の一部を、湿し水タンクと水位安定水
槽(10)を結ぶパイプ(100)を通して水位安定水
槽(10)に供給し、その湿し水(20)は水位安定水
槽(10)によって安定した水面を形成し、その水面
に、濃度検出部(40)の先端を浸して、湿し水内のア
ルコール濃度を測定する様子を示している。この水槽
(10)内の湿し水は、常に流れているので現在の濃度
状態に最も近い湿し水の濃度を連続して測定する様にな
っている。この湿し水測定状態の時は、濃度検出部(4
0)内の送気管(41)からエアーを湿し水中に供給
し、強制的にアルコールを気化させガスセンサ(44)
によって検出し、その濃度に比例した電圧値を制御部
(90)に取込み、信号処理した後、表示部に濃度値を
出力するようになっている。
【0013】センサ感度は、経時と共に不規則な感度劣
化を起こすため、定期的に調整する必要がある。そこで
上記の様に感度測定状態から、制御部(90)の命令に
より、測定状態を一時停止状態にし、その後、水位安定
水槽(10)へ向かう湿し水供給パイプ(100)に付
いている吸水パイプ開閉弁(60)を閉じて、湿し水が
水槽(10)へ入ってくるのを防ぎ、つぎに水位安定水
槽(10)内に残っている湿し水(20)をすべて排出
するために、水槽(10)底部にある排水パイプ開閉弁
(70)を開けて排出し、水槽内空確認センサ(81)
からの信号を制御部(90)に入力して、水槽内が空で
あることを確認する。
化を起こすため、定期的に調整する必要がある。そこで
上記の様に感度測定状態から、制御部(90)の命令に
より、測定状態を一時停止状態にし、その後、水位安定
水槽(10)へ向かう湿し水供給パイプ(100)に付
いている吸水パイプ開閉弁(60)を閉じて、湿し水が
水槽(10)へ入ってくるのを防ぎ、つぎに水位安定水
槽(10)内に残っている湿し水(20)をすべて排出
するために、水槽(10)底部にある排水パイプ開閉弁
(70)を開けて排出し、水槽内空確認センサ(81)
からの信号を制御部(90)に入力して、水槽内が空で
あることを確認する。
【0014】水槽(10)内が空になったら、排水パイ
プ開閉弁(70)を閉じてから、校正液供給パイプ開閉
弁(50)を開いて校正液貯蔵タンク(30)内の校正
液を水槽(10)へ注入する。この時、水位レベル検出
センサからの信号を制御部(90)に入力して、予め設
定した水位レベルに水面が来ていることを確認する。水
槽(10)が校正液で満たされたら、校正液供給パイプ
開閉弁(50)を閉じた後、アルコール濃度検出手段
(1)に制御部(90)から感度調整のための測定状態
になるように信号を出力し測定する。測定した値を、制
御部(90)に取込み、予め登録されている校正液の濃
度値のデータとのズレ量を補正して、感度調整を行う。
感度調整が終了すると補正値を制御部内に登録する。そ
の後測定状態を一時停止状態に戻し、水位安定水槽(1
0)内に残っている校正液(20)をすべて排出するた
めに、水槽(10)底部にある排水パイプ開閉弁(7
0)を開けて排出し、水槽内空確認センサ(81)から
の信号を制御部(90)に入力して、水槽内が空である
ことを確認する。
プ開閉弁(70)を閉じてから、校正液供給パイプ開閉
弁(50)を開いて校正液貯蔵タンク(30)内の校正
液を水槽(10)へ注入する。この時、水位レベル検出
センサからの信号を制御部(90)に入力して、予め設
定した水位レベルに水面が来ていることを確認する。水
槽(10)が校正液で満たされたら、校正液供給パイプ
開閉弁(50)を閉じた後、アルコール濃度検出手段
(1)に制御部(90)から感度調整のための測定状態
になるように信号を出力し測定する。測定した値を、制
御部(90)に取込み、予め登録されている校正液の濃
度値のデータとのズレ量を補正して、感度調整を行う。
感度調整が終了すると補正値を制御部内に登録する。そ
の後測定状態を一時停止状態に戻し、水位安定水槽(1
0)内に残っている校正液(20)をすべて排出するた
めに、水槽(10)底部にある排水パイプ開閉弁(7
0)を開けて排出し、水槽内空確認センサ(81)から
の信号を制御部(90)に入力して、水槽内が空である
ことを確認する。
【0015】水槽(10)内が空になったら、排水パイ
プ開閉弁(70)を閉じてから、吸水パイプ開閉弁(6
0)を開いて水位安定水槽(10)へ湿し水タンクから
の湿し水を供給し、水位レベル検出センサ(80)から
の信号を制御部(90)に入力して、予め設定した水位
レベルに水面がきていることを確認する。水槽(10)
が湿し水で満たされたら、一時停止状態になっている測
定状態を解除して、通常の濃度測定状態に戻り測定を続
ける。この通常の測定状態のセンサ感度は補正されたも
ので行う。これらの感度調整動作は、制御部(90)内
にあるタイマによって管理される。つまり、このタイマ
は、装置が稼働している時間の合計時間を管理してい
て、この合計時間を設定することにより、決められた時
間間隔で上記の感度調整モードに自動的になるように制
御部で管理している。
プ開閉弁(70)を閉じてから、吸水パイプ開閉弁(6
0)を開いて水位安定水槽(10)へ湿し水タンクから
の湿し水を供給し、水位レベル検出センサ(80)から
の信号を制御部(90)に入力して、予め設定した水位
レベルに水面がきていることを確認する。水槽(10)
が湿し水で満たされたら、一時停止状態になっている測
定状態を解除して、通常の濃度測定状態に戻り測定を続
ける。この通常の測定状態のセンサ感度は補正されたも
ので行う。これらの感度調整動作は、制御部(90)内
にあるタイマによって管理される。つまり、このタイマ
は、装置が稼働している時間の合計時間を管理してい
て、この合計時間を設定することにより、決められた時
間間隔で上記の感度調整モードに自動的になるように制
御部で管理している。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の如くであり、測定パイプ
及び温度センサを検体中に位置させた状態のままで、セ
ンサ感度調整を行えるようにし、ガスセンサの測定精度
を一定に維持すると共に、感度調整作業の都度に要する
時間を短縮して、煩雑な作業をなくしたものである。
及び温度センサを検体中に位置させた状態のままで、セ
ンサ感度調整を行えるようにし、ガスセンサの測定精度
を一定に維持すると共に、感度調整作業の都度に要する
時間を短縮して、煩雑な作業をなくしたものである。
【0017】
【図1】本発明のアルコール濃度検出装置の概略を説明
する説明図である。
する説明図である。
【図2】従来のアルコール濃度検出装置の概略を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図3】従来のアルコール濃度検出装置の概略を説明す
る説明図である。
る説明図である。
10…水槽 20…検体 21…検体流入口 22…検
体流出口 23…仕切り板 24…仕切り板 30…校
正液貯蔵タンク 40…濃度検出部 41…送気管 4
2…洗浄管 43…電磁弁 44…ガスセンサ 45…
温度センサ 46…測定パイプ 47…閉塞材 48…
送風ポンプ 50…校正液供給パイプ開閉弁 60…吸
水パイプ開閉弁 70…排出パイプ開閉弁 80…水位
レベル検出センサ 81…水槽内空確認センサ 90…
制御部 91…入力手段 92…出力手段 93…RO
Mメモリ 94…RAMメモリ 95…演算手段 96
…表示手段 100…吸水パイプ 101…排水パイプ
102…校正液吸水パイプ
体流出口 23…仕切り板 24…仕切り板 30…校
正液貯蔵タンク 40…濃度検出部 41…送気管 4
2…洗浄管 43…電磁弁 44…ガスセンサ 45…
温度センサ 46…測定パイプ 47…閉塞材 48…
送風ポンプ 50…校正液供給パイプ開閉弁 60…吸
水パイプ開閉弁 70…排出パイプ開閉弁 80…水位
レベル検出センサ 81…水槽内空確認センサ 90…
制御部 91…入力手段 92…出力手段 93…RO
Mメモリ 94…RAMメモリ 95…演算手段 96
…表示手段 100…吸水パイプ 101…排水パイプ
102…校正液吸水パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松沢 隆嗣 東京都杉並区上荻一丁目15番1号丸三ビ ル 根本特殊化学株式会社内 (72)発明者 永江 啓夫 東京都杉並区上荻一丁目15番1号丸三ビ ル 根本特殊化学株式会社内 審査官 鈴木 俊光 (56)参考文献 特開 平3−293550(JP,A) 特開 平2−114145(JP,A) 特開 平3−61846(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/00 - 27/24
Claims (1)
- 【請求項1】アルコールを含有した検体を蓄える水槽
と、気化アルコール量を検出するガスセンサを有し該ガ
スセンサにより気化アルコール量を測定して検体内のア
ルコール濃度を検出するアルコール濃度検出手段と、校
正液貯蔵タンクと、を具備して成るアルコール濃度検出
装置において、水槽は、水槽に設けられた検体流入口、
検体流出口を介して吸水パイプ、排水パイプが接続さ
れ、それぞれのパイプには吸水パイプ開閉弁、排水パイ
プ開閉弁が設けられ、水槽内にはそれぞれ制御部に接続
されている水位レベル検出センサと水槽内空確認センサ
とを有し、また吸水パイプ開閉弁と検体流入口との間の
吸水パイプには校正液貯蔵タンクから延出したパイプが
接続され、該パイプには校正液供給パイプ開閉弁が設け
られており、ガスセンサの感度調整を行う際、一旦検体
を排出して水槽内を空にし、次いで水槽内に校正液を満
たすよう吸水パイプ開閉弁、排水パイプ開閉弁、校正液
貯蔵タンク開閉弁の開閉を制御することを特徴とするア
ルコール濃度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016297A JP3059564B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | アルコール濃度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016297A JP3059564B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | アルコール濃度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06308066A JPH06308066A (ja) | 1994-11-04 |
JP3059564B2 true JP3059564B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=11912615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4016297A Expired - Fee Related JP3059564B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | アルコール濃度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3059564B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106526153A (zh) * | 2015-12-15 | 2017-03-22 | 深圳安维森实业有限公司 | 酒精气体浓度校对装置 |
CN108180397B (zh) * | 2017-11-28 | 2023-04-25 | 上海原能细胞生物低温设备有限公司 | 一种液氮检测装置的操作方法 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4016297A patent/JP3059564B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06308066A (ja) | 1994-11-04 |
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