JP3058873B1 - 食材着氷装置 - Google Patents

食材着氷装置

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JP3058873B1
JP3058873B1 JP12918799A JP12918799A JP3058873B1 JP 3058873 B1 JP3058873 B1 JP 3058873B1 JP 12918799 A JP12918799 A JP 12918799A JP 12918799 A JP12918799 A JP 12918799A JP 3058873 B1 JP3058873 B1 JP 3058873B1
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Abstract

【要約】 【課題】 食材の全表面に均一な厚みを有する薄い氷の
被膜を形成する食材着氷装置を提供する。 【解決手段】 食材が投入される浸漬バケット4は、複
数の排水孔12が形成され、反転手段9によって水平位
置47と反転位置48とにわたって反転される。浸漬バ
ケット4内の食材は、水平位置47において貯留槽15
内の水に浸漬されるとともに、水流によって撹拌されて
反転位置48から撹拌手段16を備える撹拌バケット5
内に投入される。浸漬された食材は撹拌バケット5内
で、撹拌手段16によって相互に分離され、その全表面
には均一な厚みを有する薄い氷の被膜が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エビ、イカ、およ
びアサリなどの魚介類ならびにニンジンおよびコーンな
どの野菜といった食材の全表面に薄い氷の被膜を形成す
る食材着氷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エビの冷凍加工において、エビ1匹ずつ
に対して、その全表面に薄い氷の被膜を形成させること
によってエビの身を保護するとともに、その鮮度を保つ
ことができる。また、複数匹のエビを塊として冷凍させ
るのではなく、エビ一匹ずつにこのような加工をするこ
とによって、消費者は必要な量だけ解凍して調理し、残
りのエビを凍結した状態で保存することができ、使い勝
手も良好となる。
【0003】このようにエビの表面に薄い氷の被膜を形
成する方法としては、たとえば−30℃に凍結されたエ
ビの表面に水を噴霧させる方法があり、他の方法として
は、−30℃に凍結されたエビが入ったざるを水に浸漬
させ、水から引き上げた直後に、このざるを手で揺すっ
て着氷させる方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した手作業でエビ
の表面に着氷させる方法では、作業効率が悪く大量にエ
ビを処理するためには人件費がかかり、またこのように
手作業で処理を行うことは重労働であり、作業者にかか
る負担が大きい。
【0005】水を噴霧させる方法では、エビの表面に付
着する水滴が氷となって被膜を形成するので、均一な厚
みの氷の被膜を形成することは困難であり、氷の被膜の
形態にばらつきが生じ、着氷されない部分が存在する場
合もある。
【0006】氷の被膜にばらつきが生じたり、被膜が形
成されない場合では、たとえば流通過程での振動などに
よってエビの身が損傷したり、ドリップが流出したりし
て、その商品価値が低下する。特に、冷凍エビの場合に
は尾が欠けたりして、著しく商品価値が低下する場合も
ある。
【0007】本発明の目的は、食材の全表面に均一な厚
みの薄い氷の被膜を形成させて、その食材が傷むことを
防止し、かつ着氷作業効率を向上させることができる食
材着氷装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、水が貯留される貯留槽と、凍結された複数の食材が
投入され、投入される食材よりも小さい直径を有する排
水孔が複数形成され、貯留槽内と貯留槽外とにわたって
変位駆動されるバケットと、食材を撹拌する撹拌手段と
を備え、凍結された複数の食材を貯留槽内に貯留される
水に浸漬し、水流によって撹拌し、食材とともにバケッ
トを貯留槽内から貯留槽外に変位させて浸漬した食材を
貯留槽から引き上げた直後に、食材の表面に付着してい
る水分が氷結する前に、撹拌手段で食材を撹拌して、個
々の食材を相互に付着させることなく食材表面に薄い氷
の被膜を形成させることを特徴とする食材着氷装置であ
る。
【0009】本発明に従えば、まず水が貯留された貯留
槽内に位置するバケット内で、凍結された食材が水に浸
漬され、水流によって撹拌される。このように、凍結さ
れた食材を水に浸漬することによって、凍結されていた
食材の全表面で氷が形成され始めるとともに、水流によ
って撹拌されているので、バケット内で食材同士が相互
に引っ付いて塊となることはない。バケットには、投入
された食材よりも小さい直径を有する排水孔が複数形成
されており、浸漬された食材とともにバケットを貯留槽
内から貯留槽外に変位させると、食材は貯留槽から引き
上げられ、バケット内の水は排水孔から貯留槽内に排出
される。このとき浸漬されていた食材の全表面には、氷
が均一に形成されているとともに氷の上に未だ氷となっ
ていない水分が付着している。
【0010】この食材を貯留槽から引き上げた直後に、
撹拌手段で撹拌することによって、個々の食材が相互に
分離され、食材の表面に付着している水分が氷となると
きに、食材が互いに引っ付いて塊となることを防止す
る。このようにして食材の全表面に均一な厚みを有する
薄い氷の被膜を形成することができる。
【0011】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
構成において前記撹拌手段は、軸線まわりに回転駆動す
る回転軸と、回転軸に前記軸線を中心軸として一方側に
取付けられる複数枚の第1撹拌羽根と、回転軸に、前記
第1撹拌羽根に前記軸線に対して180°ずれて取付け
られる複数枚の第2撹拌羽根とから構成され、前記複数
枚の第1撹拌羽根は、相互に平行となるように配置さ
れ、回転軸の回転方向下流側になるにつれて、回転軸の
軸線方向一方側に傾斜し、前記複数枚の第2撹拌羽根
は、相互に平行となるように配置され、回転軸の回転方
向下流側になるにつれて、回転軸の軸線方向他方側に傾
斜することを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、前記撹拌手段は、軸線ま
わりに回転駆動する回転軸と、回転軸に取付けられる第
1および第2撹拌羽根とで構成され、水に浸漬されてい
た食材は、回転軸の軸線まわりに回転する第1および第
2撹拌羽根によって撹拌される。
【0013】前記第1および第2撹拌羽根は、それぞれ
軸線に対して180°ずれて回転軸に取付けられる。第
1撹拌羽根は、回転軸の回転方向下流側になるにつれ
て、回転軸の軸線方向一方側に傾斜し、第2撹拌羽根
は、回転軸の回転方向上流側になるにつれて、回転軸の
軸線方向他方側に傾斜して取付けられているので、回転
軸とともに第1および第2撹拌羽根が回転すると、第1
および第2撹拌羽根の下に配置される食材は傾斜した第
1および第2撹拌羽根の一表面によって、撹拌軸の軸線
方向一方側に案内される。第1および第2撹拌羽根は、
相互に平行になるように撹転軸に複数枚が取付けられて
おり、全ての食材は同時に回転軸の軸線方向一方側のみ
に案内され、互いに衝突して食材を損傷させることな
く、効率よく各食材を個々に分離させることができる。
このようにして、食材の全表面に均一な厚みを有する薄
い氷の被膜を形成することができ、かつ食材が相互に引
っ付くことが防がれる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある食材着氷装置1の構造を簡略化して示す断面図であ
り、図2はその正面図であり、図3はその平面図であ
り、図4はその左側面図であり、図5はその右側面図で
ある。図1〜図5では図解を容易にするために、部分的
に厚みを省略して示す。
【0015】食材着氷装置1は床面74上に載置される
フレーム2と、このフレーム2に並置される3つのバケ
ット3,4,5とを有し、各バケット3,4,5は図1
に仮想線36,48,91示される反転位置に反転手段
9によって反転可能に設けられる。食材着氷装置1に
は、食材としてたとえば−30℃に凍結された冷凍エビ
(以下、凍結エビと略記する)が供給され、凍結エビの
全表面に均一な薄い氷の被膜を形成して排出する。また
各バケット3〜5には、供給される凍結エビよりも小さ
い直径を有する排水孔12が複数形成される。図1の左
側に配置されるバケット3は、ストックバケットであ
り、凍結エビが投入されると、反転手段9によって反転
され、中央のバケット4に凍結エビを投入する。
【0016】中央に配置されるバケット4は浸漬バケッ
トであり、水を貯留する貯留槽15内に浸漬されてお
り、反転手段9によって貯留槽15内から貯留槽15外
にわたって反転変位する。また貯留槽15内ではポンプ
52から水が噴射しており、浸漬バケット4内で水流を
形成している。したがって、ストックバケット3から投
入され、貯留槽15内の水に浸漬された凍結エビは、水
流によって撹拌される。そして浸漬バケット4が反転す
ることによって、浸漬バケット4とともに貯留槽15内
の水から引き上げられて次のバケット5に投入される。
凍結エビは水に浸漬し、水流によって撹拌されることに
よって、その表面全体に氷の被膜が形成され始める。
【0017】図1の右側に配置されるバケット5は、撹
拌手段16が設けられた撹拌バケットであり、撹拌バケ
ット5内で水に浸漬された凍結エビを撹拌手段16よっ
て撹拌して、エビ同士が互いに引っ付いて塊となること
を防ぐ。撹拌後、この撹拌バケット5は反転手段9によ
って反転され、着氷されたエビは食材排出シュート12
6に排出される。
【0018】ストックバケット3の側方(図5の左側)
には、凍結エビを一時的に保持するためのプールシュー
ト18がフレーム2に取付けられる。プールシュート1
8は、図5の紙面に垂直な軸線L1まわりに開閉自在に
連結される第1食材受け部材19と、第2食材受け部材
20とを有し、第1食材受け部材19を空気圧複動シリ
ンダ26で軸線L1まわりに角変位させることによっ
て、開閉することができる。このプールシュート18は
通常開いている。
【0019】このプールシュート18には、プールシュ
ート18内に凍結エビを供給する食材供給シュート22
が接続され、図3に示すように食材供給シュート22の
出口部23が、第2食材受け部材20に接続され、凍結
エビは、食材供給シュート22を滑ってプールシュート
18からストックバケット3に投入される。また、図
3,5に示すように食材供給シュート22を滑り落ちる
凍結エビに対向して可撓性を有する合成樹脂製の緩衝板
25が設けられるので、食材供給シュート22を滑る凍
結エビはこの緩衝板25にあたって、滑る勢いが弱めら
れ、供給された凍結エビは、プールシュート18外に飛
び出すことが防がれ、確実にストックバケット3に投入
される。また緩衝板25によって勢いが弱められるの
で、供給された凍結エビは、第1食材受け部材19の一
端面24に勢いよくあたることがなく、凍結エビが損傷
することが防がれる。
【0020】ストックバケット3が反転するとき、プー
ルシュート18は閉じて供給される凍結エビを保持して
エビが外に落ちることを防ぐ。プールシュート18を閉
じるには、空気圧複動シリンダ26をA2方向に縮退さ
せる。すると第1食材受け部材19が図5で実線で示さ
れる位置に角変位し、プールシュート18が閉じる。
【0021】ストックバケット3が水平位置35に戻る
と、ケーシング85内に収納される空気圧複動シリンダ
26のピストン棒27をA1方向に伸長させ、ピストン
棒27に連結されている角変位アーム28が軸線L1ま
わりに仮想線29に示される位置に角変位させる。する
とこれに連動して第1食材受け部材19は仮想線30で
示される位置に角変位してプールシュート18が開き、
再びプールシュート18を介して凍結エビがストックバ
ケット3内に投入される。
【0022】ストックバケット31はたとえばステンレ
ス鋼から成り、上方が開放する四角箱状である。図1の
左方の正面壁31から底面壁32、図1の右方の背面壁
33にわたって、投入される凍結エビよりも小さい直径
を有する排水孔12が形成され、図1の紙面の手前側と
なる右側壁と図1の紙面の奥側となる左側壁とには排水
孔12は形成されない。
【0023】ストックバケット13は、図1の紙面に垂
直な角変位軸34に固定されて図1に実線で示す水平位
置35と仮想線で示す反転位置36とにわたって、水平
な軸線L2まわりに角変位自在に設けられ、反転手段9
によって、水平位置35から反転位置36に向かう排出
方向B1に角変位する。反転位置36にストックバケッ
ト3が位置するときに、ストックバケット3内の凍結エ
ビは、背面壁33が形成する傾斜によって貯留槽15内
に浸漬されている浸漬バケット4内に投入される。その
後、ストックバケット3は反転位置36から水平位置3
5に向かう復帰方向B2に角変位し、水平位置35にお
いてプールシュート18から投入される凍結エビを受取
り可能となる。ストックバケット3の水平位置35と反
転位置36とにわたる角変位角度は、たとえば115°
に選ばれる。
【0024】図6に示すように、反転手段9はハウジン
グ37と、空気圧複動シリンダ21と、角変位アーム4
2とを有する。空気圧複動シリンダ21は、ハウジング
37の底部にクレビス39によって傾動自在に支持さ
れ、ストックバケット13が固定される角変位軸34
は、一端部がハウジング37内に挿入されており、ハウ
ジング37に固定された軸受41によって軸支されてい
る。この角変位軸34の一端部に角変位アーム42の一
端部が固定され、角変位アーム42の他端部がピストン
棒38の先端に角変位自在に連結されている。
【0025】空気圧複動シリンダ21が縮退していると
き、すなわち図6の実線で示されるとき、ストックバケ
ット3は水平位置35に位置し、切換弁133を一方
(図6の上方)に切換えると、空気圧ポンプ131から
作動空気が供給されて、空気圧複動シリンダ21は伸長
して、角変位アーム42が図6の仮想線で示される位置
に変位し、これによって角変位軸34が図6において時
計まわりに角変位し、ストックバケット3は反転位置3
6に反転する。次に切換弁130を他方(図6の下方)
に切換えると、空気圧ポンプ131から作動空気が供給
されて、空気圧複動シリンダ21は縮退し、角変位アー
ム42が図6の実線で示される位置に角変位し、これに
よって角変位軸34が図6において反時計まわりに角変
位し、ストックバケット3は水平位置35に反転する。
本実施形態では反転に要する時間は、たとえば約2秒に
選ばれる。
【0026】浸漬バケット4は、ストックバケット3と
同様にステンレス鋼から成り、ストックバケット3より
も深い食材収納空間を有するように形成される。
【0027】浸漬バケット4は、ストックバケット3と
同様に図1の紙面に垂直な角変位軸46に固定されて、
図1で実線で示す水平位置47と仮想線で示す反転位置
48とにわたって、反転手段9によって反転される。
【0028】浸漬バケット4は、水平位置47にあると
き貯留槽15内に位置する。また、浸漬バケット4はス
トックバケット3よりも深い食材収納空間を有するの
で、浸漬バケット4内の凍結エビは確実に貯留槽15内
の水に浸漬される。
【0029】貯留槽5は、たとえばステンレス鋼から成
り、上方に臨んで開放され、大略的に直方体状の貯留空
間50を有し、この貯留空間50内に水が貯留される。
この水は凍結エビの全表面に薄い均一な氷の被膜を形成
するために使用され、低温の水道水が用いられる。
【0030】貯留槽15内の水は、水循環手段51によ
って循環される。この循環手段51はポンプ52と、分
配管53と、噴射ノズル54と、循環水タンク55と、
ストレーナ56,57,58とを有する。貯留槽15か
らオーバフローした水は、ストレーナ56,57を介し
て、循環水タンク55に溜まり、循環水タンク55内の
水はポンプ52に汲上げられて噴射ノズル54から貯留
槽15内に噴出される。
【0031】貯留槽15には、水を噴出するための5つ
の噴射ノズル54が相互に水平な方向(図1の紙面に対
して垂直方向)に間隔をあけて設けられ、各噴射ノズル
54は、その噴射口60が浸漬バケット4の正面壁43
に臨み、貯留槽15の半分程度の位置にくるように配置
される。
【0032】浸漬バケット4には、正面壁43から背面
壁45にわたって排出孔12が形成されているので、噴
射口60から図1の右方に噴射された水は、正面壁43
の排水孔12を通過して浸漬バケット4内に噴射され、
上方側に傾斜する背面壁45にあたって上方から正面壁
43(図1の左方)側に反転し矢符62で示す水流が浸
漬バケット4内で形成される。この水流62によって浸
漬バケット4に浸漬される凍結エビは、浸漬バケット4
内で図1の紙面で反時計まわりに回転して撹拌される。
水に凍結エビが浸漬されるとその表面に氷が形成されて
互いに引っ付いて塊になりやすいが、上述したように水
流を形成することによって凍結エビは水中で効果的に撹
拌され、塊になることなく、表面に均一に氷の膜が形成
される。また、このように水を循環することによって水
温も一定となる。また、水流62によって、貯留槽15
内の異物は貯留槽15の貯留空間50の上方に運ばれ、
オーバフローした水とともに、貯留槽15内から排出さ
れ、貯留槽15内の水は清浄度が保たれる。
【0033】このようにして浸漬バケット4内で凍結エ
ビを浸漬処理した後、浸漬バケット14は、反転手段9
によって水平位置47から反転位置48に反転し、浸漬
処理された凍結エビが撹拌バケット5内に投入される。
【0034】凍結エビが貯留槽15内の水に浸漬してい
る間に、凍結エビの全表面に適度な厚さの薄い氷の被膜
が形成されるように、凍結エビの浸漬時間は選ばれる。
【0035】前述したように図1の左方に反転し、正面
壁43の排水孔12を通過した水は、貯留槽15の図1
の左方の一側壁59の上部からストレーナ56に流込
み、さらにストレーナ57を通過して循環水タンク55
内に流れ込む。循環水タンク55は、貯留槽15に隣接
して設けられ、その上方が開放され、循環水タンク55
の上方には、傾斜したストレーナ56が掛けわたされ、
さらにこのストレーナ56の下方には、循環水タンク5
5の開放部を覆って、ストレーナ57が取付けられる。
【0036】貯留層15の一側壁59をオーバフローし
た水は傾斜したストレーナ56に沿って、流れるととも
にストレーナ56を通過して下方のストレーナ57をさ
らに通過して循環水タンク55に運ばれる。このとき
に、オーバフローした水とともに、貯留槽15外へ排出
された異物は、ストレーナ56,57によって除去され
る。
【0037】ポンプ52は、ストレーナ58を介して循
環水タンク55内の水を吸引し、噴射ノズル54から噴
射する。ストレーナ58は、循環水タンク55の下部に
取付けられ、ポンプ52は、ストレーナ58によって、
濾過された循環水タンク55の底部の清浄な水を吸引し
て、貯留槽55内に噴射するので、貯留槽15内の水の
清浄度は保たれる。
【0038】図2に示すように、循環水タンク55の正
面壁80側には溢流とい81が取付けられ、循環水タン
ク55をオーバフローした水は、溢流とい81の排水孔
82を通過して食材着氷装置1外に排出される。
【0039】凍結エビが供給されることにより貯留層1
5内の水は0.1℃〜0.3℃となり、この水が循環し
て貯留槽15内に再供給されて冷熱の再利用が行われ、
食材着氷装置1は低ランニングコストで運転される。
【0040】また、循環水タンク55には給水管83が
取付けられ、この給水管83から水道水が適宜補給され
る。このようにして貯留槽15内の水は常時高い清浄度
に保たれ、かつ低温に保持されるので凍結エビの表面に
は清浄度の高い氷の被膜を形成することができる。
【0041】図7は、撹拌バケット5の平面図であり、
図8は撹拌バケット5の内部構成を示す断面図であり、
図9は撹拌バケット5の左側面図である。
【0042】撹拌バケット5は、ストックバケット3と
同様に、ステンレス鋼から成り、また底面壁86は鉛直
方向下向きに湾曲するように形成される。これによって
撹拌バケット5に投入されたエビは、撹拌バケット5内
で鉛直方向最深部に集められるので、後述する撹拌手段
16によって効率よく撹拌される。また正面壁87と、
底面壁86と、背面壁88とには投入される凍結エビよ
りも小さい直径を有する排水孔12が複数形成される。
【0043】撹拌バケット5は、ストックバケット3と
同様に図1の紙面に垂直な角変位軸89に固定されて反
転手段9によって水平位置90と仮想線で示される反転
位置91とにわたって反転駆動される。
【0044】撹拌手段16は、軸線L3まわりに回転駆
動する回転軸93と、回転軸93に軸線L3を中心軸と
して一方側(図8の下方)に取付けられる5枚の第1撹
拌羽根である撹拌羽根94と、回転軸93に軸線L3を
中心軸として他方側(図8の上方)に取付けられる5枚
の第2撹拌羽根である撹拌羽根95と、回転軸93の一
方端部に固定される歯車96とで構成される。
【0045】回転軸93は、撹拌バケット5の内部空間
に撹拌バケット5の右側壁104と左側壁105とを貫
通するように設けられ、回転軸93の両端部は軸受によ
って軸線L3まわりに回転自在に撹拌バケット5に軸支
される。
【0046】撹拌羽根94,95は硬質の合成樹脂製の
板状の羽根本体99を有し、この羽根本体99は棒状の
取付部材100を介して回転軸93に取付けられる。羽
根本体99と取付部材100とは羽根本体99に取付部
材100の軸線L5,L6が平行となるように取付けら
れ、羽根本体99は軸線L5,L6まわりに角変位調整
可能に設けられる。
【0047】図8に示すように撹拌羽根94は、撹拌羽
根94の軸線L5が回転軸93の軸線L3に対して垂直
となり、5枚の各撹拌羽根94の軸線L5は互いに平行
となるように回転軸93に取付けられる。同様に、撹拌
羽根95は、撹拌羽根95の軸線L6が回転軸93の軸
線に対して垂直に設けられ、各軸線L6が互いに平行に
設けられる。また、撹拌羽根94の軸線L5と撹拌羽根
95の軸線L6とは回転軸93の軸線L3に関して周方
向にずれて配置され、本実施形態では180°ずれて取
付けられる。また、撹拌羽根94と撹拌羽根95とは回
転軸93の長手方向にそれぞれ交互になるように配置さ
れ、隣接する撹拌羽根94と撹拌羽根95との間隔は等
間隔にあけられる。
【0048】軸線L3を中心軸として、一方側に取付け
られる5枚の撹拌羽根94は、図7に示すように軸線L
3に垂直な平面S1に対して所定の角度θをなすように
傾斜して設けられる。回転軸93の回転方向を図7の左
側から見て時計まわりとしたとき傾斜方向は、撹拌羽根
94の一表面において、回転軸93の回転方向下流側に
なるにつれて、回転軸93の軸線方向一方側(図7の左
方)になるように傾斜して取付けられる。
【0049】逆に、他方側に取付けられる5枚の撹拌羽
根95は、軸線L3に垂直な平面S1に対して、撹拌羽
根95の一表面において回転軸93の回転方向下流側に
なるにつれて、回転軸93の軸線方向他方側(図7の右
方)になるように傾斜して取付けられる。本実施形態で
は撹拌羽根94と撹拌羽根95とは回転軸93に関して
180°ずれて設けられるので、図7に示すように各撹
拌羽根94,95はすべて平行となる。前記所定の角度
θは、0°〜50°に選ばれ、本実施形態では30°で
ある。この角度θが30°のときに最も効率よく、凍結
エビを撹拌してばらすことができる。また角度θが0°
のときは、羽根本体99が軸線L3に垂直に取付けられ
ていることであり、このとき凍結エビの損傷を最小限に
してばらすことができる。
【0050】図9に示すように、撹拌バケット17の底
面壁86は、回転軸93の軸線L3を中心とする円弧状
に湾曲して形成され、撹拌羽根94,95の先端が撹拌
バケット5の底面壁86に最も近接するとき、撹拌羽根
94,95と底面壁86との間隔は、たとえば凍結エビ
1匹の厚み以下になるように選ばれる。
【0051】撹拌バケット5の底面壁86は、回転軸9
3の軸線L3を中心として湾曲しているので、撹拌バケ
ット5に投入された凍結エビは、底部で回転軸93に平
行に撹拌バケット5の全幅にわたって溜まる。回転軸9
3を、軸線L3まわりに矢符134方向(図7の左側か
ら見て時計まわり)に回転駆動すると、底部に溜まる凍
結エビは撹拌羽根94,95によって撹拌される。
【0052】撹拌羽根94は、前述したように、その表
面が回転方向下流側に向かうにつれて、軸線L3方向一
方側に傾斜するので、この撹拌羽根94が軸線L3まわ
りに回転して撹拌バケット5の底部を通過するとき、底
部に溜まる凍結エビは撹拌羽根94の表面(軸線L3方
向他方側の面)94aによって回転方向逆方向に案内さ
れる。すなわち凍結エビは軸線L3に関しては他方側に
移動する。各撹拌羽根94は、その軸線L5が平行な状
態で、撹拌バケット5内において回転軸93の全長にわ
たって等間隔に設けられるので、撹拌バケット5の底部
で回転軸93に平行に溜まる凍結エビは、各撹拌羽根9
4によって同時に軸線L3の他方側に案内される。
【0053】回転軸93がさらに回転し、撹拌羽根95
が撹拌バケット5の底部を通過するとき、上述した撹拌
羽根94のときとは逆に、底部に溜まる凍結エビは同時
に軸線L3の一方側に案内される。
【0054】このように傾斜する向きが逆方向となる撹
拌羽根94と撹拌羽根95とが、回転軸93に間隔をあ
けて取付けられているので、回転軸93を回転すること
によって、凍結エビが交互に逆方向に移動されて効率よ
く撹拌される。また、撹拌バケット5内の凍結エビを撹
拌するとき、同時に全部の凍結エビが同一方向に移動す
るように撹拌されるので、エビ同士が衝突して凍結エビ
が損傷することが防がれる。
【0055】また隣接する撹拌羽根94と撹拌羽根95
との間隔は、エビ一尾の長さ程度に選ばれるので、凍結
エビの表面に付着する水分が氷となって互いに引っ付こ
うとする凍結エビは、撹拌羽根94,95で互いに分割
されて、効率良くばらされる。
【0056】このように構成された撹拌手段16によっ
て撹拌バケット5内の凍結エビは撹拌され、このとき回
転軸93の回転速度はたとえば20rpmに選ばれる。
【0057】回転軸93は駆動手段116によって回転
駆動され、駆動手段116は、モータ114と、モータ
114に接続される減速機115と、減速機115の回
転軸117に取付けられる歯車97とで構成される。
【0058】モータ114は、撹拌バケット17の左側
壁105に対向するフレーム2に据え付けられ、減速機
115はモータ114の出力軸の回転を減速し、本実施
形態では20rpmまで減速する。撹拌手段16を回転
させる回転動力は、撹拌手段16の歯車96に駆動手段
116の歯車97が下方から噛合することによって伝え
られる。
【0059】氷の被膜が形成された凍結エビは、質量比
で60〜75%が凍結エビの質量、残りの40〜25%
が氷の被膜の質量となる。
【0060】撹拌バケット17内で、凍結エビを撹拌処
理した後、撹拌バケット5は反転手段9によって、水平
位置90から図1の仮想線で示す反転位置91に反転
し、氷の被膜が形成された凍結エビは、食材排出シュー
ト126に排出される。
【0061】図9に示すように、撹拌バケット5が反転
位置91に反転するとき、撹拌手段16の歯車96と駆
動手段116の歯車97とは離反し、回転動力が遮断さ
れる。凍結エビが食材排出シュート126に排出された
後、撹拌バケット5は反転手段9によって反転位置91
から水平位置90に戻り、撹拌手段16の歯車96と反
転手段116の歯車97とが噛合して撹拌手段16に再
び回転動力が伝達される。
【0062】食材排出シュート126に排出された氷の
被膜が形成された凍結エビは、食材排出シュート126
を滑落ちてコンベア127に供給され、コンベア127
によって次の処理工程に搬出される。
【0063】次に、本実施形態の食材着氷装置1の制御
方法を説明する。制御手段130は、図2に示すように
空気圧複動シリンダ26の切換弁135および各反転手
段9の空気圧複動シリンダ21の切換弁133を制御
し、時間を計時するタイマを内蔵する。
【0064】制御手段130は通常プールシュート18
を開いており、所定量の凍結エビがストックバケット3
に投入されたとき、制御手段130は、まずプールシュ
ート18を閉じて供給される凍結エビを一時的にプール
シュート18に保持する。次に制御手段130は、スト
ックバケット3を反転位置36に反転させて、凍結エビ
を浸漬バケット4に投入し、投入後、制御手段130は
ストックバケット3を水平位置35に戻し、再びプール
シュート18を開けて保持していた凍結エビをストック
バケット3に投入する。また、浸漬バケット4が水平位
置49にあり、凍結エビがないときのみに限って、スト
ックバケット3が反転するようにストックバケット3は
制御される。
【0065】制御手段130は、ストックバケット3を
水平位置35に戻したときからタイマで予め定める浸漬
時間を計時し始める。この浸漬時間が経過すると、制御
手段130は浸漬バケット4を反転位置48に反転さ
せ、凍結エビを撹拌バケット5に投入し、その後浸漬バ
ケット4を水平位置49に戻す。このとき撹拌バケット
5が水平位置90にあり、凍結エビがないときのみに限
って浸漬バケット4が反転するように制御される。
【0066】制御手段130は、浸漬バケット4を水平
位置49に戻したときから、タイマで予め定める撹拌時
間を計時し始める。この撹拌時間が経過すると、制御手
段130は、撹拌バケット5を反転位置91に反転さ
せ、着氷処理された凍結エビを食材排出シュート126
に排出する。その後、撹拌バケット5を水平位置90に
反転して、撹拌手段16は再び回転駆動を開始する。な
お、撹拌バケット5が水平位置90にあるときは、撹拌
手段16は常に回転している状態にあり、このときに氷
の被膜が形成され始めた凍結エビが投入される。
【0067】また、浸漬バケット4内に凍結エビがある
ときに、ストックバケット3から次の凍結エビが浸漬バ
ケット4内に投入されないように制御されている。また
浸漬時間は常に一定に保たれ、氷の被膜の厚さが不均一
になることが防がれ品質のばらつきが防止される。
【0068】このように、本実施形態の食材着氷装置1
1に食材供給シュート22から順次所定量のエビを供給
することによって、連続的に着氷処理が行われる。
【0069】このように、本実施形態の食材着氷装置1
を使用すれば、凍結エビの全表面への均一な薄い氷の被
膜形成は連続操作で行われるので、従来法に比べて作業
効率が向上し、かつ衛生的に処理を行うことができる。
【0070】また本実施形態では、撹拌手段16の回転
速度は20rpmとしたが、着氷処理される食材に合わ
せて回転速度を変化させることができる。
【0071】また本実施形態では、食材着氷装置1を凍
結エビに対して適用したが、イカ、アサリなどの他の魚
介類、コーン、ニンジンなどの野菜、あるいは豚肉、鶏
肉またはハム、ソーセージなどの肉類など、食品全般に
わたって適用することができる。
【0072】また食材着氷装置1は、着氷処理される食
材に応じて浸漬時間、撹拌時間および反転時間の設定が
可能であるので、着氷処理される食材に最適な厚みの氷
の被膜を形成することができる。
【0073】また、本実施形態では食材を浸漬する液体
に水を用いたが、水に代えてだしなどを使用すれば、食
材に下味を付けることができる。
【0074】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、水が貯
留された貯留槽内に位置するバケット内で、凍結された
食材が投入され水に浸漬され、水流によって撹拌され
る。このように、凍結された食材を水に浸漬することに
よって、食材の全表面で氷が形成されるとともに、水流
によって撹拌されているので、バケット内で食材同士が
相互に引っ付いて大きな塊となることがない。バケット
には、投入された食材よりも小さい直径を有する排水孔
が複数形成されており、浸漬された食材とともにバケッ
トを貯留槽内から貯留槽外に変位させると、食材は貯留
槽から引き上げられ、バケット内の水は排水孔から貯留
槽内に排出される。このとき浸漬された食材の全表面に
は、氷が均一に形成されるとともに氷の上に未だ氷とな
っていない水分が付着している。
【0075】この食材を貯留槽から引き上げた直後に、
撹拌手段で撹拌することによって、個々の食材が相互に
分離され、食材の表面に付着している水分が氷となると
きに、食材が互いに引っ付いて塊となることを防止す
る。このようにして食材の全表面に均一な厚みを有する
薄い氷の被膜を形成することができる。
【0076】請求項2記載の本発明によれば、撹拌手段
は軸線まわりに回転駆動する回転軸と、回転軸に取付け
られる撹拌羽根とで構成され、水に浸漬されていた食材
は回転軸の軸線まわりに回転する撹拌羽根によって撹拌
される。
【0077】撹拌羽根は、回転軸に垂直な平面に所定の
角度で傾斜して取付けられているので、回転軸とともに
撹拌羽根が回転すると、撹拌羽根の下に配置される食材
は、傾斜した撹拌羽根の表面側によって、回転軸の軸線
方向一方側に案内される。
【0078】撹拌羽根は、相互に平行となるように回転
軸に複数枚が取付けられており、全ての食材は同時に回
転軸の軸線方向一方側のみに案内され、互いに衝突して
食材は損傷させることなく、効率よく各食材を個々に分
離させることができる。このようにして、食材の全表面
に均一な厚みを有する薄い氷の被膜を形成することがで
き、かつ食材が相互に引っ付くことが防がれる。また、
人手を要しないので作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である食材着氷装置1の
内部構造を示す断面図である。
【図2】食材着氷装置1の正面図である。
【図3】食材着氷装置1の平面図である。
【図4】食材着氷装置1の左側面図である。
【図5】食材着氷装置1の右側面図である。
【図6】反転手段9を示す断面図である。
【図7】撹拌バケット5の平面図である。
【図8】撹拌バケット5の内部構成を示す断面図であ
る。
【図9】撹拌バケット5の背面図である。
【符号の説明】
1 食材着氷装置 3 ストックバケット 4 浸漬バケット 5 撹拌バケット 9 反転手段 12 排水孔 15 貯留槽 16 撹拌手段 93 回転軸 94,95 撹拌羽根 114 モータ 116 駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 3/36 - 3/54 A23B 4/00 - 5/22 A23B 7/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水が貯留される貯留槽と、 凍結された複数の食材が投入され、投入される食材より
    も小さい直径を有する排水孔が複数形成され、貯留槽内
    と貯留槽外とにわたって変位駆動されるバケットと、 食材を撹拌する撹拌手段とを備え、 凍結された複数の食材を貯留槽内に貯留される水に浸漬
    し、水流によって撹拌し、食材とともにバケットを貯留
    槽内から貯留槽外に変位させて浸漬した食材を貯留槽か
    ら引き上げた直後に、食材の表面に付着している水分が
    氷結する前に、撹拌手段で食材を撹拌して、個々の食材
    を相互に付着させることなく食材表面に薄い氷の被膜を
    形成させることを特徴とする食材着氷装置。
  2. 【請求項2】 前記撹拌手段は、 軸線まわりに回転駆動する回転軸と、 回転軸に前記軸線を中心軸として一方側に取付けられる
    複数枚の第1撹拌羽根と、 回転軸に、前記第1撹拌羽根に前記軸線に対して180
    °ずれて取付けられる複数枚の第2撹拌羽根とから構成
    され、 前記複数枚の第1撹拌羽根は、相互に平行となるように
    配置され、回転軸の回転方向下流側になるにつれて、回
    転軸の軸線方向一方側に傾斜し、 前記複数枚の第2撹拌羽根は、相互に平行となるように
    配置され、回転軸の回転方向下流側になるにつれて、回
    転軸の軸線方向他方側に傾斜することを特徴とする請求
    項1記載の食材着氷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN109997899A (zh) * 2019-04-26 2019-07-12 柳子豪 一种淡水小龙虾虾尾保鲜加工工艺及设备

Cited By (3)

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CN106839597A (zh) * 2017-02-08 2017-06-13 顺祥食品有限公司 水产刨冰设备
CN106839597B (zh) * 2017-02-08 2022-05-13 顺祥食品有限公司 水产刨冰设备
CN109997899A (zh) * 2019-04-26 2019-07-12 柳子豪 一种淡水小龙虾虾尾保鲜加工工艺及设备

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