JP3058865B2 - 高設栽培用の栽培容器の保持具および高設栽培装置 - Google Patents

高設栽培用の栽培容器の保持具および高設栽培装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜や果物及び草
花等を栽培する際の高設栽培における栽培容器の保持
具、およびこの保持具を用いた高設栽培装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば苺などの農作物の栽培において
は、高設栽培が近来になって広く利用されるようになっ
た。この高設栽培では、地面から浮かした所に苺の栽培
容器を配列して作業者が立ったまま簡単に手入れしたり
散水や収穫ができるので、土耕栽培のように腰を屈めて
の作業と比較すると作業負担が大幅に軽減される。この
ような高設栽培のための栽培装置の例として、実公平6
−16495号公報に記載されたものがある。
【0003】この公報に記載の高設栽培装置は、栽培作
業が楽な姿勢でできるような高さのフレームと、このフ
レームの上に搭載され栽培容器を差し込んで保持するた
めの補助具とから構成されたものである。補助具は上記
公報の第3図に示されているように、その中央に差し込
む栽培容器に速やかに散水が流れ込むようにすり鉢状に
傾斜させたトレイ状のもので、合成樹脂を素材として型
製作によって成形されたものである。この補助具は一つ
ずつの単品としてもよいが、同公報の第6図、第7図及
び第9図に示されるように大判のパネルに複数の補助具
を配列して一体化したものも、補助具の生産性及びフレ
ームへの搭載の簡便さの面からは特に好ましい。
【0004】このような高設栽培装置においては、土耕
栽培では灌水が自然に根に周り込むのに対して、補助具
に散水した水を栽培容器の中に速やかに流し込めるよう
にすることが重要である。このため、先の公報の第1図
〜第3図に示されているように、補助具はその中央に栽
培容器を差し込むための開口を設けることと、この開口
の周りにすり鉢状の傾斜面を設けることの二点が設計上
の重要項目となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のすり
鉢状に凹ませたトレイ状の補助具では、材料が金属板や
合成樹脂のいずれの場合でも型製作またはプレスによる
打ち抜き成形に頼ることになる。一方、栽培容器には栽
培する野菜や花などの種類に対してそれぞれ最適な寸法
形状があるので、種類毎に対応した複数の多仕様とする
ことが好ましく、実際にその需要も多い。したがって、
このような栽培容器の多仕様に対応するためには、補助
具の成形用の型やダイスを多数準備しておく必要があ
り、製造段階での管理面が煩雑になるほかコストへの影
響も無視できない。
【0006】また、補助具に開ける開口の形状とこれに
差し込む栽培容器とはほぼ一致した関係でなければなら
ない。すなわち、栽培容器はその上端にフランジを設け
てこれを保持具の開口縁に引っ掛けて保持するという簡
単な構造なので、栽培容器の大きさが変わると開口への
取付けはできない。このため、たとえば大判の1枚のパ
ネルに同じ径の開口を多数開けたものでは、同じ仕様の
栽培容器しか使えないことになる。したがって、さまざ
まな大きさの栽培容器を使用しての多品種の栽培に対応
できない。
【0007】本発明において解決すべき課題は、栽培容
器をセットするだけでその安定保持と灌水の導入路が整
えられるとともに栽培容器の寸法形状が或る程度変わっ
ても支障なく使える栽培容器の保持具を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の高設栽培用の栽
培容器の保持具は、10μm〜300μmの厚さのフィ
ルムまたはシートの複数箇所に、栽培容器を上から差し
込んで保持するための開口を形成し、前記開口の外側に
周方向スリットを間欠的に形成したことを特徴とする。
【0009】また、10μm〜300μmの厚さのフィ
ルムまたはシートの複数箇所に、前記栽培容器の嵌入に
よって拡開する複数の半径方向スリットを中心から放射
状に形成し、更に前記半径方向スリットの外側に、周方
向スリットを間欠的に形成した高設栽培用の栽培容器の
保持具としてもよい
【0010】このように栽培容器を差し込み可能とした
フィルムまたはシートを、前記の開口またはスリットを
形成した範囲を避けた位置でフィルムまたはシートを下
方から支持する支持部材、または、フィルムまたはシー
トの側端部を係止してフィルムまたはシートを緊張した
状態で支持する支持部材を介して支持することにより、
フィルムまたはシートをたるむことなく支持することが
でき、従来の型製作による硬質合成樹脂製の保持具を用
いた高設栽培装置に比して安価に高設栽培装置を製作す
ることができる。
【0011】フィルムまたはシートに形成する開口また
はスリットは、従来の保持具の場合と同様に、隣接する
栽培容器同士の間隔が同一となるように配列することに
より、各々の栽培容器で栽培される植物苗の生育方向
は、その周囲に隣接する他の植物苗との関係において全
方向に渡って均等となって、生育方向の偏りが発生しな
くなり、生育状態が向上し、収穫量増大を図ることがで
きる。
【0012】ここで、前記開口は、栽培容器の外形に合
わせた形状とすればよく、たとえば栽培容器本体が断面
円形の筒状体であれば、円形の開口を形成するだけでよ
い。また、前記半径方向のスリットは、スリットの数が
少な過ぎると栽培容器の保持が不安定になりやすく、多
過ぎると加工コストが高くなるので、スリットの数は3
〜16程度、実用的には4〜12程度とするのが望まし
い。また、スリットの始端が裂けるのを防止するため
に、始端部に小さな円形の孔を設けても良い。
【0013】前記開口または半径方向スリットの外側に
間欠的に形成する周方向スリットは、開口または半径方
向スリットに栽培容器を差し込んだときに、周方向スリ
ットが広がり、フィルムの栽培容器周辺部に凹部が形成
される。これによって、灌水や散水時の栽培容器への水
の流れ込みが良くなる。周方向スリットの大きさや数は
とくに限定されるものではないが、広がったスリットか
らの水漏れが大きくなり過ぎないように適当なスリット
長さと数を設定する。
【0014】保持具の主体となるフィルムまたはシート
としては、合成樹脂製のもの、紙製のもの、および合成
樹脂と紙を組み合わせたものを使用することができる。
【0015】フィルムまたはシートは、単層または積層
したものを使用することができる。積層したものとして
は、たとえばポリエチレンテレフタレートフィルムと低
密度ポリエチレンフィルムをラミネーチしたもの、ポリ
エチレンテレフタレートフィルムとポリプロピレンフィ
ルムをラミネートしたもの、紙製のシートに合成樹脂製
のフィルムをラミネートしたものなどを用いることがで
きる。
【0016】また、フィルムまたはシートの表面にワッ
クス組成物を塗布するなどして撥水加工を施し、灌水や
散水時の水の流れを良くするようにすることもできる。
【0017】フィルムまたはシートの厚さは、単層、積
層いずれの場合でも10〜300μm程度が好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図1は本発明の栽培容器の保持具を備えた
高設栽培装置の分解斜視図、図2は組立て後の高設栽培
装置の斜視図である。なお、図示の例は栽培用容器とし
て苺の育苗用容器を用いたものである。
【0020】図において、作業者が立ったままで作業し
やすい高さとしたフレーム10と、このフレーム10上
に載置する保持具1と、この保持具1をフレーム10に
固定するためのホルダ11とによって高設栽培装置が構
成され、保持具1に栽培用容器としての育苗用容器2を
保持する構成としている。
【0021】フレーム10は4本の脚10aとこれらの
上端に固定したステー10bと、このステー10bに載
置した金網10cを備えたものである。金網10cは、
フェンス用等として用いられている一般建材用のものを
利用でき、たとえば図示のように菱形状に網目のもので
あれば、育苗用容器2を網目の中に通して千鳥状に配列
した状態で保持することができる。また、ホルダ11は
保持具1の外周縁の上面に被せるとともにステー10b
にたとえばビス(図示せず)等によって固定できるよう
にしたものである。
【0022】育苗用容器2は、従来例で挙げた実公平6
−16495号公報の第3図に記載されたものとほぼ同
様の構造であり、下端側を先細りさせた本体部2aとそ
の上端に設けたフランジ2bとを備えた筒状容器であ
る。そして、本体部2aの底面には内部に充填した培土
の抜け落ちを抑えて水だけが通り抜ける程度の大きさの
スリット2cを設けている。
【0023】保持具1は、ポリエチレンテレフタレート
フィルムとポリプロピレンフィルムの積層体であり、厚
さは約100μmで、表面にワックス組成物を塗布し
て、灌水や散水時の水の流れを良くするようにしてい
る。
【0024】保持具1には、図1に示すように円形の開
口1aが千鳥状に多数形成されており、この開口1aに
図2に示すように育苗用容器2を差し込んで保持する。
【0025】図3および図4は、図1の開口1aに代え
てスリットを形成した保持具1の別の実施態様を示す図
で、図3は保持具1の部分平面図、図4は育苗用容器2
が差し込まれるときに生じるスリット部分の形状変化を
示す斜視図である。
【0026】図3に示すように、育苗用容器2を保持す
る位置の中心から放射状に複数の半径方向スリット1b
を切開するとともに、その外側に径の大きさが異なる周
方向スリット1c,1d,1eを間欠的に切開してい
る。半径方向スリット1bの長さは育苗用容器2の本体
部2aの上端の半径にほぼ等しい。また、周方向スリッ
ト1c,1d,1eは同心円の円周上に一定のピッチで
同じ切開長さとして形成したもので、半径方向に見たと
き最も内側と外側の周方向スリット1c,1eはほぼオ
ーバラップし、中間の周方向スリット1dはこのオーバ
ラップ部分から位置をずらしている。
【0027】このような半径方向スリット1bと周方向
スリット1c,1d,1eは、表面側から押すと図4に
示すように変形する。すなわち、半径方向スリット1b
を設けている部分では、これらの半径方向スリット1b
どうしが広がって保持具1の積層フィルムによる三角形
状の舌片1fとして裏面側に突き出る。また、周方向ス
リット1c〜1eを形成した部分では、これらのスリッ
ト1c〜1eが表裏方向に少し開くようになり、すり鉢
状に凹むように変形する。このように、スリット形成部
分に表面側から押す力が加わると、半径方向スリット1
bで挟まれた部分が舌片1fとして裏面側に折れ曲がっ
て開く変形と、周方向スリット1d〜1e部分がすり鉢
状に凹む変形とが同時に起きる。
【0028】したがって、育苗用容器2の下端を半径方
向スリット1bの中心に向けて差し込むことによって、
図5に示すように育苗用容器2が安定状態に保持され
る。
【0029】この差し込みのときには、育苗用容器2の
本体部2aの下端部を半径方向スリット1bの中心に合
わせながら押し下げていけば、半径方向スリット1b部
分が押されて広がり、舌片1fが本体部2aの外周面に
突き当たってこれを拘束保持する。一方、半径方向スリ
ット1b長さは本体部2aの半径にほぼ等しいので、こ
れよりも外径が大きなフランジ2bの舌片1fの中への
入り込みは阻止される。このため、舌片1fが全て広が
った状態の後にさらに育苗用容器2を押し下げていく
と、周方向スリット1c,1d,1eによって凹み変形
しやすくなっている部分が下に押され、最終的には図5
のようにすり鉢状の凹みがフランジ2b部分に連なって
形成される。
【0030】このように育苗用容器2を半径方向スリッ
ト1bに差し込んでしまえば、舌片1fによる本体部2
a周りの拘束と、周囲がすり鉢状に凹んだ部分の底への
フランジ2bの着座とが得られる。また、フランジ2b
部分を押し込むことで、保持具1の上面とフランジ2b
との間に落差を持つすり鉢状の凹みができ、この凹みを
灌水の導入路として活かすことができる。すなわち、保
持具1には従来構造のように凹みを設けていなくても、
育苗用容器2の組込みによって同時に凹みが形成され、
育苗用容器2への灌水の流入が促される。
【0031】図6はサイズが少し大きな育苗用容器の保
持状態を示す縦断面図である。育苗用容器3はその本体
部3a及びフランジ3bともに図5の例の育苗用容器2
のそれよりも大きいが、最も外側の周方向スリット1e
が形成する円よりもフランジ3bが小さければ、育苗用
容器3は半径方向スリット1bに嵌め込まれて保持され
る。すなわち、半径方向スリット1bによって広がる舌
片1fの上端がつくる内径にほぼ等しい部分まで本体部
3aが嵌まり込めば、舌片1fによって育苗用容器3は
保持される。そして、育苗用容器3を押し下げることで
周方向スリット1c〜1eを形成した部分がすり鉢状に
凹み、この凹みの中にフランジ3bが含まれるようにす
れば、灌水の導入も同様に速やかに行われる。
【0032】図7は育苗用容器の姿勢を変えて保持した
状態を示す縦断面図である。この例は図5で説明した大
きさの育苗用容器2としたもので、半径方向スリット1
bに差し込んだときに本体部2aの外周が舌片1fによ
って拘束されるので、保持具1に対して育苗用容器2が
傾斜した状態でも保持が可能である。すなわち、従来構
造では育苗用容器2は保持具1に対してほぼ垂直となる
姿勢でしかセットできないが、本実施形態の保持具1で
は育苗用容器2を自由な向きにした栽培ができる。した
がって、フレーム10の上面を斜めに傾斜させるように
した場合でも、陽光を浴びるのに適切な姿勢となるよう
に育苗用容器2の姿勢を自由に選択できる。
【0033】なお上記の実施形態においては、保持具1
の半径方向スリット1bの数を12個としているが、こ
のスリットの数は3〜16程度の範囲内で任意に設定す
ることができる。また、育苗用容器2の形状も図示の形
状に限定されるものではなく、筒状部分の断面形状は楕
円形や多角形でもよく、フランジ部分の形状も、たとえ
ばフランジ部分を周方向に間欠的に切り欠いたり、波形
形状としたりすることができる。
【0034】ここで、図1の例では、1枚のシート状の
保持具1を金網10cの上に載せて設置してフレーム1
0側にビス等を用いてホルダ11によって保持する構成
としたが、これに代えて図8及び図9に示すような構成
としてもよい。
【0035】図8の例は、脚20aとパイプ状ステー2
0bとからなるフレーム20に支持桟21を縦横配列
し、ステー20bに保持具1の両端を引っ掛けて固定具
22で固定するようにしたものである。固定具22は、
ステー20bの外周面に嵌合可能な円弧状の断面形状を
持つ合成樹脂材を用いたもので、その弾性変形を利用し
て保持具1をステー20bの外周面との間に挟み込んで
拘束する。
【0036】このような固定具22を用いると、保持具
1の長さをきちんとフレーム20の大きさに揃えていな
くても、固定具22で保持できるほか、固定具22の着
脱も簡単なので保持具1の交換作業も短時間で済む。な
お、保持具1をセットしたときの安定性を向上させるた
め、各支持桟21の表面にスプレー糊を吹きつけたり、
支持桟21に載る部分の保持具1の下面に接着材を塗る
ようにすることが好ましい。ここでステー20bを断面
四角形のものとすれば、固定具22を使用しなくても接
着材のみで保持具1を固定することもできる。
【0037】図9は図8と同様なフレーム20を用いる
場合に固定具22を必要としない保持具1の設置構造の
例を示す概略図であり、保持具1の長手方向の両端には
袋状に巻いた筒部1gを予め形成しておき、これを長手
方向の両端のステー20bに外挿する。この場合、両端
のステー20bはフレーム20から一端が一時的に外せ
る片持ち構造を持たせることによって、筒部1gをステ
ー20bに取り付けることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明では、栽培容器を上から差し込ん
で保持するための開口またはスリットを複数箇所に形成
したフィルムまたはシートからなる栽培容器保持具を、
フィルムまたはシートがたるむことなく支持部材を介し
て支持して高設栽培装置とすることにより、従来の型製
作による硬質合成樹脂製の保持具を用いた高設栽培装置
に比して安価に高設栽培装置を製作することができる。
【0039】また、開口または半径方向スリットの外側
に周方向スリットを形成したフィルムまたはシートを保
持具とすれば、栽培容器を開口または半径方向スリット
形成部分に差し込むだけでその栽培容器の保持と同時に
灌水や散水を栽培容器に導くための凹みを持たせること
ができる。また、保持具の弾性変形を利用することでサ
イズの異なる栽培容器にも対応できるほか、栽培容器を
保持するときでもその姿勢を自由に設定できるので高設
栽培装置の搭載面の姿勢に対しても最適化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の栽培容器の保持具を備えた高設栽培
装置の分解斜視図である。
【図2】 組立て後の高設栽培装置の斜視図である。
【図3】 保持具の別の実施態様を示す部分平面図であ
る。
【図4】 図3の保持具のスリット部分の形状変化を示
す斜視図である。
【図5】 育苗用容器の保持状態を示す縦断面図であ
る。
【図6】 大径の育苗容器の保持状態を示す縦断面図で
ある。
【図7】 育苗用容器の姿勢を変えて保持した状態を示
す縦断面図である。
【図8】 保持具のフレームへの設置構造の別の例を示
す概略図である。
【図9】 保持具のフレームへの設置構造のさらに別の
例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 保持具 1a 開口 1b 半径方向スリット 1c,1d,1e 周方向スリット 1f 舌片 1g 筒部 2 育苗用容器 2a 本体部 2b フランジ 2c スリット 3 育苗用容器 3a 本体部 3b フランジ 10 フレーム 10a 脚 10b ステー 10c 金網 11 ホルダ 20 フレーム 20a 脚 20b ステー 21 支持桟 22 固定具

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 10μm〜300μmの厚さのフィルム
    またはシートの複数箇所に、栽培容器を上から差し込ん
    で保持するための開口を形成し、前記開口の外側に周方
    向スリットを間欠的に形成した高設栽培用の栽培容器の
    保持具。
  2. 【請求項2】 10μm〜300μmの厚さのフィルム
    またはシートの複数箇所に、栽培容器の嵌入によって拡
    開する複数の半径方向スリットを中心から放射状に形成
    し、更に前記半径方向スリットの外側に、周方向スリッ
    トを間欠的に形成した高設栽培用の栽培容器の保持具。
  3. 【請求項3】 前記フィルムまたはシートの表面に撥水
    加工を施した請求項1または2に記載の栽培容器の保持
    具。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の栽培
    容器の保持具の前記フィルムまたはシートの開口または
    スリットを形成した範囲を避けた位置で前記フィルムま
    たはシートを下方から支持する支持部材を介して前記栽
    培容器の保持具を支持した高設栽培装置
  5. 【請求項5】 請求項1からのいずれかに記載の栽培
    容器の保持具の前記フィルムまたはシートの側端部を係
    止して前記フィルムまたはシートを緊張した状態で支持
    する支持部材を介して前記栽培容器の保持具を支持した
    高設栽培装置。
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