JP3058301B2 - 電解処理槽の電極部シール装置 - Google Patents

電解処理槽の電極部シール装置

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JP3058301B2
JP3058301B2 JP4116734A JP11673492A JP3058301B2 JP 3058301 B2 JP3058301 B2 JP 3058301B2 JP 4116734 A JP4116734 A JP 4116734A JP 11673492 A JP11673492 A JP 11673492A JP 3058301 B2 JP3058301 B2 JP 3058301B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電気亜鉛めっ
き、電気錫めっき等の各種電気めっき、電解研磨、電解
洗浄のような鋼帯の各種電解処理に使用される電解処理
槽に関し、さらに詳しくはこの電解処理槽における電極
部のシール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電解処理槽における電極部のシー
ル装置について、特開昭63-140100 号公報を引用し、横
型(水平型)電気亜鉛めっき設備の例で説明する。図8
は同公報記載の水平型めっき槽の全体図で、水平に走る
鋼帯1を挟んで下部、上部に電極板枠2、2が配置さ
れ、下部電極板枠はめっき槽本体、上部電極板枠は上部
カバーとして機能する。電極板枠2、2それぞれの中央
部分に下部および上部電極3、3が、また前後端部には
鋼帯1に接触してこれを挟む上下1対の通電ロール4計
2組が、さらに鋼帯1の両面に向けてメッキ液を噴射す
るノズル5が上下1対設けられており、電極3、3はそ
れぞれ導体32、32を介して電源に連絡されているから、
鋼帯1がめっき液に浸漬された状態で陽極である電極
3、3と陰極である通電ロール4との間に電流を流して
やることにより電気めっきが行われる。ところでこの電
極3、3はメッキ反応とともに消耗するから、頻繁に交
換が必要であるが、鋼帯1をそのつど抜き出していたの
では非能率的なので、通板したままの状態で電極の交換
が行えるよう、電極板枠2、2にはそれぞれ電極3、3
の形状に対応する形状の開口21、21を設け、電極3、3
を装着することによってこれをふさぎ、いわば電極3、
3が電極板枠2、2の一部分を構成する構造となってい
る。電極3、3はジャッキ等の電極支持手段31、31に支
持されていて、例えばジャッキが前進すれば操業状態と
なり、後退すれば電極は前記開口21、21から離れ、台
車、クレーン等によりライン外へ電極を搬出できる。操
業状態においてこの電極部分からめっき液が外部に洩れ
ないためには、開口21、21と電極3、3との間隙にシー
ル部材が必要である。
【0003】図9に示すのは、前記特開昭63-140100 号
公報においてこのような部分に好適なシール部材として
提案されている、インフレートシール(膨張・収縮する
チューブ状シール)による下部電極3周囲のシール部の
拡大図で、(a)は電極3が前進した操業状態、(b)
は電極3が後退した電極交換時の状態を表し、電極板枠
2の開口21の周囲に設けられた凹部22内にシール部材と
してこのインフレートシール6が取り付けられている。
【0004】このインフレートシール6は図9に見るよ
うに特殊な断面形状を有し、内部に空間が形成されたリ
ング形のチューブ状シールで、ゴムあるいは樹脂等の弾
性材料で構成され、その断面形状は、リングの内径およ
び外径に相当する2面は平面で、他の2面は凹状であ
り、図示しない口金より流体を注入して内部の圧力を高
めてやると凹状部が伸長して幅が大きくなり、流体を排
出すると材料の弾性によりもとの形状に復旧する。この
特性を利用して、図9(a)の操業状態ではインフレー
トシール6が膨張して電極3に強く接触してシールを行
い、図9(b)の電極交換時にはインフレートシール6
が収縮して電極3の周囲に隙間を生じ、電極の後退動作
が容易となり、しかも電極が移動する際インフレートシ
ール6を損傷することがない。
【0005】インフレートシール6を空気圧により作動
させる配管系統を図10に示す。工場空気等の圧力源より
減圧弁71、電磁弁72を経て各インフレートシール6へ空
気配管7が連結されており、電磁弁72の操作により給気
するとインフレートシール6は膨張し、排気すると収縮
する。減圧弁71はインフレートシール6の耐圧強度に適
合する空気圧力となるよう調整されている。なお、この
図ではシール効果をより確実にするため、インフレート
シール6は2段に設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
インフレートシール6に破損やピンホール等の損傷が生
じた場合、作動用の流体、たとえば空気が電極の近傍を
流動して、処理している鋼帯表面に不めっきや目付け不
良等の重大な製品欠陥を引き起こす。また、インフレー
トシールの作動自体を検出することが困難であることか
ら操作用の電磁弁の励磁信号によってシール作動の判断
をしていた結果、例えば空気配管の元バルブが閉まって
いたような場合でもシールが作動しているものと判断
し、めっき液洩れ等のトラブルを起こす原因となってい
た。本発明は、このような誤判断をなくし、シールの作
動ならびに気体の漏洩の有無を正しく判断して早急に異
常を検知して処置を講じたり、あるいは多少の作動流体
の漏洩があっても電解処理の品質に影響のないようにす
る手段を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
電極の形状に対応する形状の開口が形成された電極板枠
と、前記開口に装着される電極とからなる鋼帯の電解処
理槽の電極部シール装置であって、前記開口と前記電極
の周縁部との間隙に介装され、内部圧力の大小によって
膨張、収縮するチューブ状シール部材と、このシール部
材を膨張させるための作動気体供給配管中に作動気体の
流動を検知する検知手段を備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明の第2の態様は、電極の形状
に対応する形状の開口が形成された電極板枠と、前記開
口に装着される電極とからなる鋼帯の電解処理槽の電極
部シール装置であって、前記開口と前記電極の周縁部と
の間隙に介装され、内部圧力の大小によって膨張、収縮
するチューブ状シール部材と、このシール部材を膨張さ
せるための作動気体供給配管中に作動気体の圧力を検知
する検知手段を備えたことを特徴とする。
【0009】さらに、本発明の第3の態様は、電極の形
状に対応する形状の開口が形成された電極板枠と、前記
開口に装着される電極とからなる鋼帯の電解処理槽の電
極部シール装置であって、前記開口と前記電極の周縁部
との間隙に介装され、内部圧力の大小によって膨張、収
縮するチューブ状シール部材と、このシール部材を膨張
させるための液体供給配管中に圧力変動吸収手段を備え
たことを特徴とする。
【0010】
【作 用】本発明によれば、電磁弁とインフレートシー
ルとを結ぶ配管の中間位置にフロースイッチあるいは圧
力センサーを設け、気体の流動あるいは圧力を検出する
ことによって、シールの作動ならびに気体の漏洩の有無
を正しく判断できるようにするか、もしくは漏洩しても
品質に支障のない流体を用いてインフレートシールを作
動させるようにしたから、インフレートシールの損傷に
ともなう品質上のトラブルが一掃される。
【0011】
【実施例】
実施例1 図1〜3により本発明の第一の実施例を説明する。図1
は、1カ所のインフレートシールを代表させてその周辺
ならびにこのインフレートシール6に至る配管系統を示
したもので、工場空気等の圧力空気源より減圧弁71、電
磁弁72を経て各インフレートシール6へ空気配管7が連
結されているのは、さきの図10と同様であるが、この実
施例では、電磁弁72とインフレートシール6を結ぶ配管
の中間位置に、気体の流動を検知する検知手段としてフ
ロースイッチ9を設置した点を特徴とする。
【0012】図2は、電磁弁72ならびにフロースイッチ
9の作動および出力信号を示すグラフである。まず、
(a)では、制御信号1を出力して電磁弁を励磁すると
圧力空気が流れ、その系固有の遅れ時間Δt 後にフロー
スイッチはこの流れを検知してON(フロースイッチ信
号:1)となる。シール系統が正常な場合は、時間Tを
経過すると気体の流れは止まるから、フロースイッチ信
号は0(OFF)となるが、フロースイッチ以降の配管やシ
ールにわずかでも異常(リーク)が発生すると、漏洩に
より再び気体の流れが生じ、フロースイッチはこれを検
知して再度ONとなる。
【0013】また、フロースイッチ以降の配管やシール
に異常があると、(b)のようにインフレートシールを
伸長させるのに必要な標準最大時間Ts を経過しても伸
長が完了しないため、フロースイッチ信号はONのままで
ある。さらに、フロースイッチよりも上流側の配管や電
磁弁、元バルブ等に異常があると、(c)のように制御
信号1を出力して電磁弁を励磁しても空気が流れず、フ
ロースイッチは0FF のままである。
【0014】図3は、インフレートシールの作動の確認
を行う異常判断システムのフローダイアグラムである。
インフレートシール伸長の命令が実行されると、電磁弁
72のソレノイドAが励磁され、作動流体(この実施例で
は圧力空気)がインフレートシールに供給され、タイマ
ーT1 がリセットされる。フロースイッチが作動するま
での系固有の遅れ時間Δt 後にインフレートシールの作
動チェックが開始される。作動チェックの第1回目のル
ープでフロースイッチ信号が0であれば、図2(c)の
ケースに相当するから、シール系に作動流体が供給され
ていないという警報(シール動作異常)を発する。ま
た、第2回目以降のループでフロースイッチ信号が0に
なった場合は、その時のタイマー値を記録し、つぎのス
テップに進む。一方、シール伸長に要する標準最大時間
s 経過後もフロースイッチ信号が1のままであれば、
図2(b)のケースに相当し、フロースイッチ以後の配
管系あるいはインフレートシールでリークが発生してい
るという警報(シール系統異常A)を発する。さらに、
シール拡張に要する時間を比較することによってフロー
スイッチ以降におけるリークの増加を監視することがで
き、要点検の警報(シール系統異常B)を発することが
できる。すなわち、前回のシール拡張操作に要した時間
をTold としてホールドし、今回のシール拡張操作に要
した時間Tと比較し、時間が長くなっていれば、すなわ
ちT>Told であればリークの増加と判断する。さらに
次回の判断基準として、Told の値を今回のTの値に更
新してホールドする。
【0015】本実施例によれば、これまで人間による点
検等によってしか発見できなかったシール系統のリーク
を、速やかにかつ確実に感知して警報が発せられるよう
になったから、気体洩れによるめっき不良やめっき液も
れ等を大事に至らずに発見して処置をとることができる
ようになった。
【0016】実施例2 図4〜6により本発明の第2の実施例を説明する。図4
も図1と同様、1カ所のインフレートシールを代表させ
てその周辺ならびにこのインフレートシールに至る配管
系統を示したもので、工場空気等の圧力空気源より減圧
弁71、電磁弁72を経て各インフレートシール6へ空気配
管7が連結されているのも、さきの図1と同様である
が、この実施例では、電磁弁72とインフレートシール6
を結ぶ配管の中間位置に、気体の圧力を検知する検知手
段として差圧発信器等の圧力センサー10を設け、シール
内圧を監視するようにしたことを特徴とする。
【0017】図5は、この実施例においてインフレート
シールの作動の確認を行う判断システムの第1のフロー
ダイアグラムである。インフレートシール伸長の命令が
実行されると、電磁弁72のソレノイドAが励磁され、作
動流体(この実施例では圧力空気)がインフレートシー
ルに供給され、タイマーT1 がリセットされる。この時
インフレートシール伸長に要する標準最大時間TS
間、ソレノイドAは励磁されており、励磁が切れた後、
配管内の圧力Pが、インフレートシールの設定圧力PS
以上になっていることを確認する。もしも配管内の圧力
Pが設定圧力PSに達していないときは、インフレート
シール、配管系統あるいは減圧弁の設定のいずれかが異
常であるから、警報(シール動作異常)を発する。
【0018】図6は、この実施例においてインフレート
シールの作動の確認を行う判断システムの第2のフロー
ダイアグラムで、圧力センサーによる配管内の圧力P
が、インフレートシールの最低使用圧力(PS −ΔP)
以下となっているときに、このフローを実行し、圧力補
償を行う。まずシール圧力補償開始時間Tnew が記録さ
れ、ついで図5に示したインフレートシール伸長のフロ
ーが実行される。ソレノイドAが励磁され、切れた後も
依然として配管内の圧力Pが、インフレートシールの設
定圧力PS に達していないときは、警報(シール系統異
常A)を発する。この時点で配管内の圧力Pが、インフ
レートシールの設定圧力PS に達しているものの、この
圧力補償が実行されるサイクルが問題となる。すなわ
ち、Tnew には今回の圧力補償が開始された時刻、T
old には前回の圧力補償が開始された時刻がホールドさ
れており、両者の差、 Tnew −Told が本フロー実行のサイクルT(i) を示すことになる。こ
のT(i) が、前回のサイクルT(i-1) に比較して短くな
っていれば、電磁弁以降の配管系またはシールにおける
リークが増加傾向にあると判断できるから、警報(シー
ル系統異常B)を発する。
【0019】実施例3 本発明の第3の実施例を、図7により説明する。この実
施例では、インフレートシール6を作動させる作動流体
として、液体を使用している。液体の例としては、この
電解処理設備で使用しているめっき液自身、あるいは蒸
留水など、めっき槽に混入しても品質上問題のないもの
がよい。
【0020】図7は、図1と同様に1カ所のインフレー
トシールを代表させてその周辺ならびにこのインフレー
トシール6に至る配管系統を示したもので、作動流体は
タンク84より定量供給ポンプ83a 、減圧弁81、遮断弁82
a を経て各インフレートシール6へ配管8が連結されて
いるのは、さきの図1とほぼ同様であるが、この実施例
では、作動流体である液体は気体と異なり非圧縮性で、
シール効果を常に維持させるのに不都合なので、遮断弁
82a とインフレートシール6を結ぶ配管の中間位置に、
圧力変動吸収手段としてアキュムレータ85を設置してい
る。アキュムレータに代えて、簡易な構造のエアチャン
バーでもよい。また、液体は空気と異なりインフレート
シール収縮の際大気中に放出することができないから、
タンクへの戻り配管8'が必要であり、この部分にシール
収縮時に作動させる液体排出用定量供給ポンプ83b と、
遮断弁82b が設けられている。2つの遮断弁82a 、82b
に代えて1基の3方弁を使用してもよい。本実施例で
は、シールの拡張量、収縮量を制御するため、ポンプは
定量供給タイプとしている。操業状態においては、2つ
の遮断弁82a 、82b はいずれも閉とし、アキュムレータ
85の内圧を液体を介して伝達することによりインフレー
トシール6にシール作用を行わせる。したがって、シー
ル圧の調整はアキュムレータ85の内圧を調整することに
より行う。操業中、シール部分の距離が変化してシール
内圧が瞬間的に変動した場合にも、圧力変化をアキュム
レータが吸収し、シールを破損しない。
【0021】以上のように構成することにより、インフ
レートシール6が損傷等によりリークして、作動流体で
ある液がめっき槽内に混入してもなんら問題を生じない
し、配管等のリークにより系外に液が洩れても、図示し
ないドレーン(廃液)受け等により回収できるので容易
に処理できるから、大量のリークに至らない限り、次回
の予定休止日まで、操業を継続することができる。
【0022】さきの図10のように、インフレートシール
を2段に使用する場合には、本実施例のような液体によ
るシールを液に近い側に使用し、液に遠い側は従来のよ
うな空気によるシールとすることもできる。このよう
な、液体で作動させるインフレートシールは、めっき槽
に限らず、空気や酸素との接触を嫌う物質の容器等に使
用しても効果的である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、インフレートシールの
作動状態を気体の流動あるいは圧力により検出して速や
かに処置をとるか、もしくは漏洩しても品質に支障のな
い流体を用いてインフレートシールを作動させるように
したから、インフレートシールの損傷にともなう品質上
のトラブルが一掃され、電解処理における品質歩留りが
向上するとともに、ライン停止の回避により生産性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のインフレートシール付
近の部分断面ならびに配管系統図である。
【図2】本発明の第1の実施例における電磁弁ならびに
フロースイッチの作動および出力信号を示すグラフであ
る。
【図3】本発明の第1の実施例における異常判断システ
ムのフローダイアグラムである。
【図4】本発明の第2の実施例のインフレートシール付
近の部分断面ならびに配管系統図である。
【図5】本発明の第2の実施例における一つの異常判断
システムのフローダイアグラムである。
【図6】本発明の第2の実施例における他の異常判断シ
ステムのフローダイアグラムである。
【図7】本発明の第3の実施例のインフレートシール付
近の部分断面ならびに配管系統図である。
【図8】本発明にかかわる電解処理槽の断面図である。
【図9】本発明にかかわるインフレートシールの作動を
説明する部分拡大断面図で、(a)は膨張状態、(b)
は収縮状態である。
【図10】従来例の構成を示す配管系統図である。
【符号の説明】
1 鋼帯 2 電極板枠 21 開口 22 凹部 3 電極 6 インフレートシール 7 空気配管 71 減圧弁 72 電磁弁 8 液体配管 81 減圧弁 82 遮断弁 85 アキュムレータ 9 フロースイッチ 10 プレッシャスイッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極の形状に対応する形状の開口が形成
    された電極板枠と、前記開口に装着される電極とからな
    る鋼帯の電解処理槽の電極部シール装置であって、前記
    開口と前記電極の周縁部との間隙に介装され、内部圧力
    の大小によって膨張、収縮するチューブ状シール部材
    と、このシール部材を膨張させるための作動気体供給配
    管中に作動気体の流動を検知する検知手段を備えたこと
    を特徴とする電解処理槽の電極部シール装置。
  2. 【請求項2】 電極の形状に対応する形状の開口が形成
    された電極板枠と、前記開口に装着される電極とからな
    る鋼帯の電解処理槽の電極部シール装置であって、前記
    開口と前記電極の周縁部との間隙に介装され、内部圧力
    の大小によって膨張、収縮するチューブ状シール部材
    と、このシール部材を膨張させるための作動気体供給配
    管中に作動気体の圧力を検知する検知手段を備えたこと
    を特徴とする電解処理槽の電極部シール装置。
  3. 【請求項3】 電極の形状に対応する形状の開口が形成
    された電極板枠と、前記開口に装着される電極とからな
    る鋼帯の電解処理槽の電極部シール装置であって、前記
    開口と前記電極の周縁部との間隙に介装され、内部圧力
    の大小によって膨張、収縮するチューブ状シール部材
    と、このシール部材を膨張させるための液体供給配管中
    に圧力変動吸収手段を備えたことを特徴とする電解処理
    槽の電極部シール装置。
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