JP3057566U

JP3057566U - 電飾看板一体型カードボックス

Info

Publication number: JP3057566U
Application number: JP1998007425U
Authority: JP
Inventors: 恒森川
Original assignee: 恒森川
Priority date: 1998-09-07
Filing date: 1998-09-07
Publication date: 1999-06-02
Anticipated expiration: 2004-09-07

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】各店舗のカラーコルトン部３の下部には情報
カード６（名刺サイズ）を入れるカードボックス７を一
体に形成しておくものである。【解決手段】内部に照明具を有する電飾看板におい
て、郷土料理店、飲食店、ホテル、お土産店などの店舗
のカラーコルトン部３を一区画に多数個並べて、各店舗
のカラーコルトン部３の下部には地図、営業時間、定休
日、交通手段、おすすめ料理、値段等を記載した情報カ
ード６を入れるカードボックス７を一体に形成したもの
である。さらに、上部に観光案内ガイドのタイトル表示
部２を設け。その下方には、多数個に区画されたカラー
コルトン部３が設けられ、店舗の外観、店内、料理など
を撮影したカラー写真陽画を透明アクリル板に貼り付
け、このカラー写真陽画を貼り付けた透明アクリル板の
カラーコルトン４をコルトンガイド５の溝に沿って挿入
したものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の実施の形態】

本考案は、駅の連絡通路や地下街などに設置されている内部に照明具を有する電飾看板（コルトン）で、宣伝広告のために店舗の案内・紹介を兼ねた電飾看板一体型カードボックスに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、主要駅には旅行者のためにその都市の観光案内地図を設置して、地図下欄に設けた郷土料理店、飲食店、ホテル、お土産店などの店舗名を書いているボタンを押すことによって観光案内地図にランプを点灯させることや音声による案内などで店舗の案内・紹介を行うものがあるが、気に入った店舗が見つかってもその地図を見て自分で書き写すか、又は記憶して置かなければならなく、特に初めての土地の場合には道に迷うこともあり、また店舗の雰囲気など知ることもできず、かなりの不便を感じていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記に鑑み、駅の連絡通路や地下街などに、その土地の観光案内ガイドを兼用した内部に照明具を有する電飾看板（コルトン）１に多数の店舗を業種分けして設け、例えば観光旅行者が必要とされる郷土料理店、飲食店、ホテル、お土産店などの店舗のカラーコルトン部３を一区画に並べて設け、各店舗のカラーコルトン部３の下部には地図、営業時間、定休日、交通手段、おすすめ料理、値段等を記載した情報カード６（名刺サイズ）を入れるカードボックス７を一体に形成しておくことにより、観光旅行者がカードボックス７かに自由に情報カード６（名刺サイズ）を持ち帰ることができるようにした電飾看板一体型カードボックスを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記のような課題を解決するために、本考案の電飾看板一体型カードボックスは、駅の連絡通路や地下街などに設置される内部に照明具を有する電飾看板において、郷土料理店、飲食店、ホテル、お土産店などの店舗のカラーコルトン部３を一区画に多数個並べて、各店舗のカラーコルトン部３の下部には地図、営業時間、定休日、交通手段、おすすめ料理、値段等を記載した情報カード６を入れるカードボックス７を一体に形成したものである。さらに、上記電飾看板は、正面から見た形状が四角形の電飾看板であり、上部に観光案内ガイドのタイトル表示部２を設け。その下方には、多数個に区画されたカラーコルトン部３が設けられ、該カラーコルトン部３は、店舗の外観、店内、料理などを撮影したカラー写真陽画を透明アクリル板に貼り付け、このカラー写真陽画を貼り付けた透明アクリル板のカラーコルトン４をコルトンガイド５の溝に沿って挿入したものである。また、前記カードボックス７は、各カラーコルトン部３の下部に透明アクリル板を加工した断面Ｌ字形とし、コルトンガイド５間に跨って接着固定されて、断面Ｌ字形の左右両端部分を側板１２で塞いでボックスを形成し、中間部のコルトンガイド５には隣接するカードボックス７の仕切りとなる仕切り板１３を接着固定したものである。

【０００５】

【作用】

本考案の電飾看板一体型カードボックスは、駅の連絡通路や地下街などに設置され、郷土料理店、飲食店、ホテル、お土産店などの店舗のカラーコルトン部３を一区画に多数個並べて、各店舗のカラーコルトン部３の下部には地図、営業時間、定休日、交通手段、おすすめ料理、値段等を記載した情報カード６を入れるカードボックス７を一体に形成しておくことにより、カードボックス７から自由に情報カード６を持ち帰ることができるようにしたので、必要に応じてカードボックス７から情報カード６を持ち帰り、情報カード６を案内地図として利用することができると共に、電飾看板（コルトン）１により店舗の外観、店内、おすすめ料理などの写真情報を得ることができ、しかも情報カード６により地図、営業時間、定休日、交通手段、あすすめ料理、値段等の多くの情報を得ることができる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。本考案の電飾看板一体型カードボックスは、図１の正面図に示すように、正面から見た形状が略正方形の電飾看板（コルトン）１であり、上部に観光案内ガイドのタイトル表示部２を設け、その下方には、縦方向に４個、横方向に４個、合計４×４＝１６個に区画されたカラーコルトン部３が設けられている。該カラーコルトン部３は、図３のＡ−Ａ矢視拡大断面図に示すように、店舗の外観、店内、料理などを撮影したカラー写真陽画を透明アクリル板に貼り付け、このカラー写真陽画を貼り付けた透明アクリル板のカラーコルトン４をコルトンガイド５の溝に沿って挿入するものである。そして、各カラーコルトン部３の下部には、図４のＢ−Ｂ矢視拡大断面図に示すように、地図、営業時間、定休日、交通手段、おすすめ料理、値段等を記載した情報カード６を入れる透明アクリル板を加工した箱形のカードボックス７が形成されている。なお、図１では電飾看板（コルトン）１を略正方形としたが、これに限らず電飾看板（コルトン）１を長方形とし、縦方向に４個、横方向に７個、合計４×７＝２８個に区画されたカラーコルトン部３等、カラーコルトン部３の個数ｙはｙ＝４×ｘ（ｘは適当な整数である。）で適宜設計変更可能である。

【０００７】また、図２の縦断面図および図４のＢ−Ｂ矢視拡大断面図に示すように、電飾看板（コルトン）１の背面側には、すなわち駅の連絡通路や地下街などの壁に固定される側にはアルミ複合板からなる背面板８を設け、該背面板８の４周辺には開口が内側を向くようにして断面コ字形の額縁９を固着し、図３のＡ−Ａ矢視拡大断面図に示すように、前記背面板８及び額縁９を連結すると共に壁に固定するネジ２５を設けている。さらに、該額縁９の前面にはアクリル乳半透明板からなるベース板１０を設けて、該ベース板１０を額縁９及び固定部材１１とにより挟持固定する。そして、前記ベース板１０には多数区画されたカラーコルトン部３が配置されて多数のカラーコルトン４が配列できるようになっており、該カラーコルトン部３の両側にはコルトンガイド５が配置固定されており、アクリル板を加工してカラーコルトン４が挿入できる溝を形成したコルトンガイド５を設けて、上方向からコルトンガイド５に沿ってカラーコルトン４を挿入できるようになっている。また、各カラーコルトン部３の下部には透明アクリル板を加工した断面Ｌ字形のカードボックス７がコルトンガイド５間に跨って接着固定されており、断面Ｌ字形の左右両端部分を側板１２で塞いでボックスを形成し、中間部のコルトンガイド５には隣接するカードボックス７の仕切りとなる仕切り板１３を接着固定する。さらに、各カードボックス７の前面の左端部には、郷土料理店、飲食店、ホテル、お土産店などの業種別名を表示するシートシルクプロセスからなるキャプション１４を設けている。

【０００８】次に、図２の縦断面図および図４のＢ−Ｂ矢視拡大断面図に示すように、背面板８、額縁９、ベース板１０に囲まれた空間には、上下方向に蛍光灯からなる照明具１５が配置され、該照明具１５は、背面板８に固定された取付部材１６のソケット部１７が挿入されて、各カラーコルトン部３にベース板１０裏側からバックライトを当てるように合計４個設けて電飾照明を形成している。また、図３のＡ−Ａ矢視拡大断面図に示すように、照明具１５の前面には、各カラーコルトン部３に均等に光が拡散するように照明拡散スクリーン１８を設けてあり、該拡散スクリーン１８の上下端は、図２の縦断面図および図４のＢ−Ｂ矢視拡大断面図に示すように、前記取付部材１６に引張スプリング１９を介して固定されている。そして、夜間などの電飾看板（コルトン）１を使用しない時には、いたずら防止のために電飾看板（コルトン）１全体をカバー２０で覆い、該カバー２０の上端部には額縁９の上面に設けたカバー用ダボ２１に嵌合する穴を形成し、カバー２０の下端部には孔２４を形成したフランジ２２を設けて留めネジ２３によってカバー２０を壁に固定し、電飾看板（コルトン）１をいたずらから保護することが出来るようになっている。

【０００９】

【考案の効果】

以上の如く、本考案の電飾看板一体型カードボックスは、郷土料理店、飲食店、ホテル、お土産店など、旅行者の観光案内ガイドとなると共に、必要に応じてカードボックスから情報カードを持ち帰り、情報カードを案内地図として利用することができる。更に、本考案の電飾看板一体型カードボックスは、電飾看板（コルトン）により店舗の外観、店内、おすすめ料理などの写真情報を得ることができ、しかも情報カードにより地図、営業時間、定休日、交通手段、あすすめ料理、値段等の多くの情報を得ることができる。また、本考案の電飾看板一体型カードボックスは、季節毎に電飾看板（コルトン）を見直すことも可能で、新しい店舗を配置する場合には、カラーコルトンを差し換えるだけで簡単に対応することができる。そして、本考案の電飾看板一体型カードボックスは、夜間など電飾看板（コルトン）を利用しない時には、カバーで全体を覆うため、いたずら等を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】電飾看板一体型カードボックスの正面図であ
る。

【図２】電飾看板一体型カードボックスの縦断面図であ
る。

【図３】電飾看板一体型カードボックスの図１のＡ−Ａ
矢視拡大断面図である。

【図４】電飾看板一体型カードボックスの図１のＢ−Ｂ
矢視拡大断面図である。

【符号の説明】

１電飾看板（コルトン）２タイトル表示部３カラーコルトン部４カラーコルトン５コルトンガイド６情報カード７カードボックス８背面板９額縁１０ベース部１１固定部材１２側板１３仕切り板１４キャプション１５照明具１６取付部材１７ソケット部１８拡散スクリーン１９引張スプリング２０カバー２１カバー用ダボ２２フランジ２３留めネジ２４孔２５ネジ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】駅の連絡通路や地下街などに設置される
内部に照明具を有する電飾看板において、郷土料理店、
飲食店、ホテル、お土産店などの店舗のカラーコルトン
部３を一区画に多数個並べて、各店舗のカラーコルトン
部３の下部には地図、営業時間、定休日、交通手段、お
すすめ料理、値段等を記載した情報カード６を入れるカ
ードボックス７を一体に形成しておくことにより、カー
ドボックス７から自由に情報カード６を持ち帰ることが
できるようにしたことを特徴とする電飾一体型カードボ
ックス。
【請求項２】上記電飾看板は、正面から見た形状が四
角形の電飾看板であり、上部に観光案内ガイドのタイト
ル表示部２を設け。その下方には、多数個に区画された
カラーコルトン部３が設けられ、該カラーコルトン部３
は、店舗の外観、店内、料理などを撮影したカラー写真
陽画を透明アクリル板に貼り付け、このカラー写真陽画
を貼り付けた透明アクリル板のカラーコルトン４をコル
トンガイド５の溝に沿って挿入したことを特徴とする請
求項１記載の電飾看板一体型カードボックス。
【請求項３】前記カードボックス７は、各カラーコル
トン部３の下部に透明アクリル板を加工した断面Ｌ字形
とし、コルトンガイド５間に跨って接着固定されて、断
面Ｌ字形の左右両端部分を側板１２で塞いでボックスを
形成し、中間部のコルトンガイド５には隣接するカード
ボックス７の仕切りとなる仕切り板１３を接着固定した
ことを特徴とする請求項１または２記載の電飾看板一体
型カードボックス。